塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今年の春から客商売に就く皆さんへ

2014-01-27 23:35:01 | 日記

 まもなく1月も終わりをも告げ、学校を卒業する方にとっては寂しい時期になります。

 中には僕のように、客商売で生計を立てる学生さんだけでなく、狭き道をかいくぐってスポーツブランドやサッカークラブで働く方もいるでしょう。

 僕は学校卒業後、客商売しかしたことが無いのですが、同じ商売に就く方のために幾つか感想を述べてみます。

 まず、客商売はお客が「来店」して初めて経営が成り立つことも事実ですが、来なければ来ないで良い面も当然ありますよ。

 それは万引き犯のような犯罪者が存在しないことを意味し、客が分別すら意識する事の無いゴミを片づけ、散らかったカートや服、おもちゃの整頓をしなくても良いという形で現れます。

 サッカーの試合でも、ゴミの違法投棄、周辺への迷惑駐車、間抜けばファンの行動は全て

 「クラブのフロント」

 が責任を負わねばなりません。

 例えば昨年起きたガンバ・ファンによる「ロアッソ熊本マスコット襲撃事件」はその代表例で、補強、監督の就任指名、地域貢献に関してファンがクラブに批判を浴びせるのはまだ良しとしても、ファンの不手際を謝ることに納得はいかないでしょう。

 「俺は自分の責任は取る、だがファンのアホな行動に関してまで責任は取りたくない!」

 というのが本心ではないでしょうか。

 従業員やフロントの応対でファンの心理は良くも悪くもなりますが、ファンの行動ひとつで選手とフロントの気持ちも大きく左右されるものです。

 また、中には休日が不規則、休みそのものが物足りないと思うようになるでしょう。

 僕だって盆、暮れ、正月、クリスマスなどまとまった休みを取った例はありません。

 そんな時は

 「サッカー選手もこうして日々練習と試合に追われているんだなあ」

 としみじみ思います。

 選手の気持ちに寄り添える面が客商売にはありますし、同時にフロント業務も見えてくるようで、何だか不思議も思う事沢山ありますよ。

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キャプテン翼と80年代の小学生たち

2014-01-27 00:17:40 | 日記

 キャプテン翼の中に立花兄弟が手掛ける大技「スカイラブ・ハリケーン」が出てきます。

 でも僕たちはテレビアニメでもジャンプの連載でも、この技が荒唐無稽であるとは全く思わず、むしろ夢中になって読んだものです。

 大空翼のドライブシュートは実際プロの技として認知されていますが、地面を滑って両脚を踏み台にして飛び上がると言う発想は、さすがに高橋先生も受け入れられるか不安だったかもしれません。

 この連載が2014年の今ならば、まず無理だったでしょうね。

 でも、キャプテン翼の連載当時、日本サッカーはアマチュアであり、海外サッカーの映像と資料を取り入れることは非常に難しい上に、インターネットのような瞬間的に情報を得られる道具もありませんでした。

 つまり、僕のような当時の子供は

 「漫画と現実を区別する術」

 が無かったんですね。

 ですから

 「こんなスカイラブ・ハリケーンなんで、プロでも出来るわけないじゃないか!」

 「ツイン・シュートなんて無理無理!」

 というように、否定から入ることなく、漫画の世界ということを差し引いてもその行為を尊重することができた、ある意味牧歌的で幸福な時代だったと言えます。

 今は日本代表、J1、海外リーグと練習の手本は沢山あり、コーチも随分伝えやすくなったと思います。

 でも土のグラウンドで泥だらけになってボールを追ったあの頃の楽しさを体験できたことは、80年代の小学生にとって最高の出来事だったのかもしれません。

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持続する気持ちを抱き続ける事

2014-01-27 00:04:45 | 日記

 「好きこそものの上手なれ」

 という言葉にあるように、人間夢中になれるもの、大好きで堪らない物を見つけた際は、驚くほど貪欲になり金銭も時間も惜しむことがありません。

 プロのサッカー選手はサッカーが大好きで大好きで、無我夢中でボールを蹴って来た中で最高の舞台に立てた、本当に稀有な存在ですが、当然転んで膝小僧を擦りむいてきたこともあります。

 でも、強い持続力が、挫けた心を修繕して再度立つ力を与えてくれたのです。

 一方で人間はお仕着せ、受け身の事にかんしては貧弱です。

 僕なんて高校時代、物理、地学、微分積分、代数は落第続きでこのままいくと学校を辞めた方がよいかなあと思うくらい、貧相な点数しかとれませんでしたが、それは僕が教科書をほったらかしにしていたことが理由ですから、意味は無いのです。

 僕の中学時代、英語の担任だったK先生は

 「毎日1分でもいいから教科書を開けば、1年通じてたいそうな時間を勉強に費やせる」

 と語り、国語のY先生は漢字練習を1行でもいいから毎日行えば、それが癖になって嫌じゃなくなるよと教えてくれたものです。

 サッカー選手だって当然苦手な分野はありますね。

 例えばロナウドはセレソンのエースとして君臨しましたが、頭でゴールを奪う事は大の苦手でしたし、右サイドバックで起用されたマルディーニはただの人間でした。

 でも、プロは容赦ない痛罵の中、練習して見返さない限り、契約更新には至りません。

 僕が毎日皆さんにお話ししているのも、毎日記す事が健康のバロメーターとなり、書く事が持続すればきっと何か皆さんに、ちょっと笑ってもらえることがあるのではと思っているからです。

 サッカーも実社会でも、続けることはやはり上手いかないこともありますからね。

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