塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ベッカム、5月以降もパリが主戦場か

2013-04-19 22:43:10 | 日記
 ゴール・コムを読みますと、アンチェロッティが5月で契約終了となるベッカムに対し、来季も残って欲しいと語った
記事が掲載されています。

 記事ではこの元イングランド代表が来月で38歳になることに触れていますが、本人はまだ引退の予定が無く、このま
まいけばベッカムが5月以降もパリに残る可能性は大きいと思います。

 サイモン・クーパー氏がワールド・サッカーダイジェストに寄せているコラム

 「サイモン・クーパーの論評」

 の中で、やはり彼について触れています。

 3月21日号に掲載された題名は「パリのベッカム」という、まさにそのままの代物で、74ページにおいて

 「腰の引けたような守備に限界が窺えた」

 というキャプションが付いた写真が掲載されています。

 この写真はベッカムがイブラと抱き合うもので、嫌な見方をすれば今季のPSGを牽引してきたこのスウェーデン代表が
来季から再びイタリアに戻ることを想定し

 「クラブの顔」

 としてベッカムを使いたいという思惑があるようにも思えます。

 また、クロスの質が落ちないことも素晴らしいのですが、ルーカスやベラッティといった20代前半の選手たちが、ベッ
カムの真摯な練習態度と姿勢に感激している事実もあります。

 アンチェロッティとしては、ベッカムがユナイテッドにおけるギグスとスコールズのような、そんな存在でPSGに残っ
て欲しいと思っていると感じます。

 彼が率いたミランでも、コスタクルタとマルディーニの存在がずば抜けていましたし、チェルシーではランパードが良い
見本でした。

 フランスサッカーの関係者も、ベッカムがこのまま

 「選手兼親善大使」

 としてパリに留まる事を期待しているのではないでしょうか?

 
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パパラッチとサッカー、金を仲介に動く間柄

2013-04-19 22:28:13 | 日記
 「金にまみれた欧州サッカー」

 と揶揄する声が後を絶たない昨今の欧州サッカーですが、それでも巨大資本における買収劇が終わることはないでしょう。

 欧州サッカーがチャンピオンズ・リーグで勝つには金の力も不可欠ですが、現状を喜んでいる人間がいることも又事実な
のです。

 喜んでいる側、それはパパラッチです。

 パパラッチからすれば高給取りでステイタスのあるサッカー選手の私生活、とくに夏のバカンスの時期や妻、恋人と連れ
だって歩いている選手の表情は、最高の

 「シャッター・チャンス」

 で、自分の懐を潤し、出版社に大きな「貸し」を作る絶好の機会です。

 サッカー選手が標的と言えども、下部リーグに在籍している無名選手、代表とクラブのいずれでも大活躍はするものの、ど
こか地味な印象がぬぐえない選手は、彼らのお呼びではありません。

 ロナウドのように

 1・何台もの高級外車を所有し、ファッションにも敏感
 2・付き合った女は数しれず
 3・高額年俸でナイキ、アルマーニという世界を代表するブランドを愛用

 という、非常にわかりやすいアイコンであれば、パパラッチは追撃を緩めません。

 選手たちが街中を歩いている最中、いきなり写真を撮られ追い回されることをどう考えているかはわかりませんが、やはり
富を手中にすると

 「落ち着いた生活」

 をする欲求が吹き飛んでしまうのでしょうか。

 日之出出版が度々刊行している「アスリート・サファリ」という本があります。

 今回の表紙はスティーブン・ジェラードでしたが、冒頭からベッカム、ロナウド、ジョー・コールなど各国代表の写真が掲載
されており、既に引退したジェイミー・レドナップの写真もありました。

 増刊号がこれだけ刊行されることは、それだけ反響がある証拠でしょうが、写真を撮られている側が良い気持ちになっている
とは思えませんが。
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イブラヒモビッチ、わずか1年でイタリア再上陸か

2013-04-19 00:32:06 | 日記
 問題は金なのか、それとも住環境と気質を含むリーグ全体の問題か。

 ズラタン・イブラヒモビッチが1年でパリを離れ、イタリアに戻ることを検討している模様です。

 有力な候補として挙げられているがユヴェントスで、交換要員にチリ代表のビダルを推すようですが、この大型FWが再び
トリノに現れるのでしょうか?

 少なくとも移籍金0でフェルナンド・ジョレンテを獲得した現在、ブチニッチにマトリと駒が揃う前線に、FWの補強性は
無いように思えます。

 コンテはそう思ってはいないのかもしれませんが。

 イブラとジョレンテが並ぶ3-3-2-2-は確かに魅力でしょうが、ピルロとマルキージオ、そしてリヒトシュタイナー
とMFの確かな働きがあってこそ、近年の好調をユヴェントス維持しています。

 ビダルの移籍は4-2-4からスタートし、現在に落ち着いたコンテの平衡感覚を狂わせるように思えますが。

 ユヴェントス移籍に際して、イブラが受け取る給料は現在の半分になります。

 イタリアに戻れるのであれば、この提示を受け入れなくてはなりませんし、恐らく彼はそれを受け入れるのでしょうが、彼
にとってリーグ1はきっと

 「受け皿の小さい」

 リーグだったのでしょう。

 マルセイユ、リヨンなどが対戦相手ならばともかく、他のクラブと戦う際に得られる高揚感が少ないと感じた。

 その為に移籍を決意したように思います。

 PSG自体の歩みはお世辞にも素晴らしいとは言えず、アンチェロッティも布陣を幾度も模索していましたが、チアゴ・シ
ウバと共にイブラは常に核として存在し、確かな足跡を残しました。

 パリへの移籍はあくまでミランの金庫を潤すためであり、彼の本心ではありませんでした。

 ミラノなのかトリノなのかわかりませんが、このFWが今夏世間を賑わすことは間違いないようです。
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