ベン・メイブリー氏が執筆するゴール・コムのコラム英国談義において、ウエールズのクラブ「カーディフ」が、オーナー
の一声でクラブカラーが青から赤に変わった事が指摘されています。
氏によりますと、カーディフのオーナーはマレーシア出身のヴィンセント・タンという方で、7000万ポンドを借り入れ
てクラブ強化に乗り出す意向のようです。
タン氏の思惑、つまり伝統である青から赤への切り替えは、アジア市場での好感度を期待してのものですが、メイブリー氏
が呼ぶ
「それなりのサポーター」
は観戦を止めたそうです。
今日発売のフットボリスタの40ページで、山中忍氏がポーツマスの記事を執筆しており、その中で
「計5人のオーナーがクラブへの愛着心ではなく金銭への執着心に駆られた過去4年間で、2度の自己破産とプレミアリー
グから2部、3部へ2度の降格を経験したのだから。」
と記しています。
カーディフの古くからのファンも、同様の事を考えているのでしょうか?
僕はこのコラムを読んで思った事、それはヴィッセル神戸の事でした。(この点は氏もコラムで触れていますが)
クラブが歩みを始めた1995年、阪神大震災に見舞われながらも彼らは白と黒の縦じまのジャージでピッチを走り回り、
そのジャージにはラウドルップ、カズそして永嶋も纏ったものでした。
三木谷社長の出現で、ヴィッセル神戸の窮状が救われたことは事実ですし、資金を積極的に注入してきたことも間違いあり
ません。
しかし、現在のクレムゾン・レッドに変更する際、今回のカーディフのような熱心な議論、そしてクラブから丁寧な説明は
なかったように感じます。
オーナーとスポンサーが調達する資金は、選手の給与と設備投資には不可欠なものですが、彼らが一戦を超えないこともま
た大切だと思います。
「地元のファンを失い、逆に海外ファンを増やす」
カーディフがロンドンのような国際都市と同等ではありませんし、タン氏の思惑は正直実現が難しいようにも思えます。
の一声でクラブカラーが青から赤に変わった事が指摘されています。
氏によりますと、カーディフのオーナーはマレーシア出身のヴィンセント・タンという方で、7000万ポンドを借り入れ
てクラブ強化に乗り出す意向のようです。
タン氏の思惑、つまり伝統である青から赤への切り替えは、アジア市場での好感度を期待してのものですが、メイブリー氏
が呼ぶ
「それなりのサポーター」
は観戦を止めたそうです。
今日発売のフットボリスタの40ページで、山中忍氏がポーツマスの記事を執筆しており、その中で
「計5人のオーナーがクラブへの愛着心ではなく金銭への執着心に駆られた過去4年間で、2度の自己破産とプレミアリー
グから2部、3部へ2度の降格を経験したのだから。」
と記しています。
カーディフの古くからのファンも、同様の事を考えているのでしょうか?
僕はこのコラムを読んで思った事、それはヴィッセル神戸の事でした。(この点は氏もコラムで触れていますが)
クラブが歩みを始めた1995年、阪神大震災に見舞われながらも彼らは白と黒の縦じまのジャージでピッチを走り回り、
そのジャージにはラウドルップ、カズそして永嶋も纏ったものでした。
三木谷社長の出現で、ヴィッセル神戸の窮状が救われたことは事実ですし、資金を積極的に注入してきたことも間違いあり
ません。
しかし、現在のクレムゾン・レッドに変更する際、今回のカーディフのような熱心な議論、そしてクラブから丁寧な説明は
なかったように感じます。
オーナーとスポンサーが調達する資金は、選手の給与と設備投資には不可欠なものですが、彼らが一戦を超えないこともま
た大切だと思います。
「地元のファンを失い、逆に海外ファンを増やす」
カーディフがロンドンのような国際都市と同等ではありませんし、タン氏の思惑は正直実現が難しいようにも思えます。