塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J3の導入、代表を取り巻く資本

2013-03-06 22:08:24 | 日記
 2014シーズンから施行されるJ3の概要が見えてきました。

 スポーツ・ナビの最新記事を参考にしますと

 1・ホームの観客5000人以上
 2・監督はS級ライセンスを持っている事
 3・U-18などの育成システムを保有

 という3点が加入条件となります。

 J2でも5000人の観客動員が見込めていないクラブもありますし、他の競技と競合している部分があることも確かです。

 例えば今の時期はbjリーグとシーズンが重なりますし、これからはプロ野球と独立リーグが開幕し、野球の話題が紙面を
賑わします。

 それでも5000人という人数を提示したのは、現在のJリーグがプレミアのようなテレビマネーで潤うことが無い、逆に
言えば大手資本が無くとも自立できるようにという考えに則ったと思えます。

 当然クラブ・ライセンスも視野に入れねばなりません。

 現在のJFLが

 「将来のプロを目指す」
 「アマチュア最高峰のJFLに留まる」
 「JFLに残留できる運営費が足りない」

 という3点で混在している以上、やはりそれぞれ異なった目標クラブがひとつのリーグで戦うことが無理がありますし、J
3の導入は無駄にはならないでしょう。

 後はJFLで解散してしまうクラブをどのように導いていくかも考えないといけません。

 パルセイロに在籍する選手ではFWの松尾がアルテ高崎、MF佐藤がジェフ・リザーブスから移籍してきましたが、幅広い
受け皿を確保しないとアマチュアの選手が途方に暮れてしまいます。

 日本代表は内外から多くのスポンサーが付いていますが、将来仮に成績不振になればその反動でその豪奢が批判されるで
しょう。

 バルセロナのサッカー以外の競技から

 「サッカーだけに資本を注入するな!」

 と借金にまみれながらも資金をかけるやり方から批判が集まっているように、日本代表だけに突出する形で資本が集まれば
日本サッカーの底辺から嘆きの声が聞こえてくる気がします。
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過去の映像でJと代表を振り返る

2013-03-06 20:40:20 | 日記
 各局が放送する歌番組は、歌手の方が新曲はヒットソングメドレーを披露するだけでなく、過去のヒット曲や当時出演
した歌番組の秘密を話すことで盛り上げを行っています。

 確かに70年代から90年代の映像を見ますと、衣装は髪型の奇抜さや今よりもずっと凝って作れらた舞台装置が目を
惹きますし、当時の風俗も理解できます。

 例えば古いサッカー雑誌やナンバーを見ますと

 「ビデオ、テレックス、ファックスの最新機種」
 「マルボロやセブンスターなどの煙草広告」
 「最新ビデオ、トレカの案内」

 など、幾つものタイアップや商品紹介が成されていることに驚かされますが、当時はそれが当然だったんですね。

 歌番組をまねて、サッカーも地上波で

 「Jリーグと日本代表の名勝負、今昔物語」

 という形で過去の映像を流してみてはどうでしょうか?

 といいますのも、今のファンの中には現在のシーズン制となった2005年以前のチャンピオン・シップや延長Ⅴゴール
といった日本独自の運営を知らない世代が増えていると感じる為です。

 もし日本が欧州と同様に

 「リーグは1シーズン通じて行う。延長戦とPK戦は行わず引き分けには勝ち点1を両クラブに与える」

 という代物でしたら、当時の優勝クラブの顔ぶれは随分異なったものになっていましたし、事実統計では1999シーズン
が通年制ならば、優勝はジュビロではなく

 「柏レイソル」

 でしたからね。

 またJ2降格とJ1昇格、日本代表の戦いぶりを映像で振り返り今のリーグ運営のヒントを皆で考えても良いと思います。

 お金がないなら大人しくするのもひとつの方法ですが、お金を生み出す知恵ならな一人よりも複数の方が出やすいと思う
ので。
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ピントのずれ、現実を知る事

2013-03-06 02:11:48 | 日記
 男性誌を読むにつけ、どうもピントがずれている気がします。

 確かに季節を先取りし旬の色彩と商品を誌面に反映させることは難しいですし、近年は雑誌広告も随分料金が下がった
と聞きました。

 それでも彼らが提案するメゾンと呼ばれる老舗のスーツ、上着、靴を履いて仕事をしている方は、果たしてどれくらい
の企業に存在し、どれくらいの収入を得て、皆さんの傍に実在するのでしょうか?

 確かに日本代表は英国の名門、ダンヒルと契約を結んでおり選手たちは移動の際提供された商品を纏います。

 一方でヒューゴ・ボスと契約していたレッズは日本の花菱、以前ご紹介したようにヴァンフォーレとエスパルスは両県
で展開しているスタジオ・アークというテーラーで公式スーツを仕立てています。

 世界の花形ではなく、街中のテーラーでスーツを作る。

 雑誌が提案する着こなしよりも、遥かに現実的でしかも身近に感じますよね。

 当然「金銭」も含めて。

 サッカー、ファッションに限らず企画はピントがずれていると、それだけで発行部数に影響するでしょうから、立案者
の立場が苦しいこともわかります。

 ただ「夢」という言葉で日本社会の現実を隠してしまいますと、逆に読者から乖離してしまうと思います。

 少なくとも世の会社員の殆どがリーガルの靴を買う事も、百貨店でスーツを選ぶことも難しい立場にあるでしょうし、
本革のサッカースパイクは量販店で売っているスーツよりも高いくらいですから。
 
 僕もお金を使う際に

 「ああ、これは浪費だな」
 「これは必需品だから問題ない」

 と内心呟きながら買い物をします。

 世知辛い世の中ですが、この現実の即した企画は案外好評のように思えます。

 サッカーも夢を売る商売ですが、ラ・コルーニャや横浜フリューゲルスの事例を忘れてはいけません。

 
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ベップとバイエルンの相性は果たして

2013-03-06 00:02:40 | 日記
 史上最高という呼び声もあがるグアルディオラですが、必ずしも彼の就任ですぐさまバイエルンが欧州王者に輝き、
その年の12月にモロッコへ旅立てるわけではありません。

 ドルトムントを筆頭に現在のブンデスリーガは大変競争力のあるリーグですし、確かに財政面で赤字が無い事は意
義がありますが、バイエルンの下部組織がバルセロナと同等の充実さなのかどうか、正直僕にはわかりません。

 ベップとて人間です。

 事実イブラとボージャンは彼の下から去り、チグリンスキ獲得の不手際を指摘する声は根強いですね。

 こうしたミスをしながらも、クラブをまとめることが出来る事がベップのベップだつ所以でしょうか。

 バイエルンにはクラブの屋台骨を支えるウリ・ヘーネスとマティアス・ザマーが存在し、ブンデスリーガ初年度の
彼を語学も含めて支えてくれます。

 しかしこの3頭体制が崩れるようであればクロップは

 「してやったり!」

 と思うかもしれません。

 ベップ就任で変わるかもしれない選手はマリオ・ゴメツとロッベンでしょうか。

 監督ならば故障の少ない選手を希望するでしょうし、理由はわかりませんがロッベンはあまりにも故障が多すぎる
印象があります。

 またメッシを1トップに起用してイブラヒモビッチを激怒させてように、ポストプレイと空中戦ではなく、むしろ
機動力を備え味方MFに空間を提供できるFWを好むとするならば。

 このドイツ代表FWは新しい戦術に馴染む前に移籍するかもしれません。

 ダヴィド・ビジャがバレンシアから移籍後、クラブ・ワールドカップでの故障も尾を引きましたが、バルセロナの
戦術に馴染めていないのは、今までとは求められてきた枠割が随分異なるためでしょうから。

 ただバイエルンファンはベップの到来を待ちわびているでしょうし、ブンデスリーガへの注目度は更に増すでしょう
ね。
 
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