塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

車とサッカー、高値かそれともお買い得か

2013-03-10 23:25:29 | 日記
 例えばダイハツの「ミラ・イース」、スズキの「アルト・エコ」を購入した方が、購入後何かしらのトラブルに見舞われて
も、どこか致し方ないかと考えるかもしれません。

 逆にトヨタ「レクサス」日産「スカイライン」など、高級車、高級スポーツカーが交通事故ではなく、基本性能そのものに
不備があったとしたら、やはり購入者は激怒するでしょう。

 理由は当然購入価格にあり、やはり高い金額の商品には、車だけでなく様々な要素が求められます。

 これはサッカーでも同様ですね。

 高額を得る選手と監督、年俸が安い新米監督や学校を卒業したばかりの若手では、当然批判の内容が異なるべきですし、前
者への批判は辛辣になります。

 つまり

 「金がかかっている」

 事は、選手にとって生活の豊かさを保障しますが、同時に周囲からの嫉妬と反感も同時に得ているわけです。

 難しいのは移籍前はあれだけコンディションが良かったのに、移籍してからというもの相次ぐ故障と体調不良で出番を減らす
選手がいることです。

 例えばフランクフルトからレッズに移籍した高原直泰、レアル・マドリーからフィオレンティーナにやって来たミヤトビッチ
がそうですね。

 車で言えばエンジントラブルが起きたような形でしょうか。

 逆にポルトからアトレティコに移籍した2シーズン、万人が認める好成績を残しているラダメル・ファルカオのような例も存
在します。

 アトレティコは既に支払った移籍金の回収に成功していますし、昨年は2010シーズンに続く2度目のヨーロッパ・リーグ
も制覇し、その象徴が新監督のディエゴ・シメオネとこのコロンビアの大エースでした。

 移籍金も車の販売価格も、相手の提示額があってこその代物ですが、物を買った際に失敗したくないという気持ちは当然僕も
もっていますが、それだけ使えるお金が減っている証拠ですね。
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練習から厳しく行くは、果たして正しい行動なのか

2013-03-10 18:57:24 | 日記
 日本と欧州での顕著な違いに練習風景と選手の態度を挙げる関係者が多いですね。
 
 「みんな、練習中から削りあいだいよ。昨年は練習中に2人、脛の骨を折ったらしいからね。それくらい厳しい」

 この言葉を発したのはスペインのバジャドリードに移籍して間もない城彰二で、ナンバー491号に掲載されている代物
です。

 でも、僕はこの欧州の流儀の意味合い、正直よくわからないのです。

 何故かと言いますと

 1・練習中の故障で戦線離脱した選手が、その怪我が理由で解雇されたらどうなるのか?
 2・怪我を負わせた方も負わされた方も、プロだから仕方が無いと割り切れる心情なのか、怪我を負わせ最悪その選手生
   命を奪ってしまったとするならば、負わせた方はどんな償いをすべきなのか、それとも関係ないと思うのか?
 3・貧乏クラブ、昇格クラブは故障者が出ても補填できる資金に恵まれない
   ならばひとりでも使える選手、健康な選手が必要ではないのか?

 という3点の疑問が僕に胸にある為です。

 若き日のアレッサンドロ・ネスタが、ポール・ガスコインを練習中に怪我させてしまい、顔面蒼白で入院しているガッザ
を見舞ったことがあります。

 前者は単なる新人
 後者はイングランド代表でもラツィオでも主力を張るMF

 ガッザは見舞ったネスタを気遣い、暖かい言葉をかけたそうですが、ラツィオが今のような緊縮財政の時代ではなく、補強
や彼の復帰を待てる選手層があったことも確かです。

 もし僕が怪我をさせられ、クラブを追われたならば

 「あの練習は無意味だったずだ、くそったれ!!」

 といらついているでしょうし、負わせた方になったならば去りゆく選手にどんな言葉をかけてよいのか、見当すらつきませ
ん。

 サッカーはプロである以上競争社会ですが、加速する競争は選手生命を奪いかねないように思えてならないのです。
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F・マリノス、開幕2連勝と好発進

2013-03-10 17:05:41 | 日記
 背番号10がスタンダール・リエージュに移籍し、MFの狩野と谷口が柏レイソルに去った事で、戦力低下が懸念された
F・マリノスですが、その前評判を見事覆しています。

 その原動力がマルキーニョス、中村俊輔、そして齋藤学の3選手ですね。

 開幕2試合で5ゴールという荒稼ぎを演じたのがマルキーニョス。

 鹿島アントラーズ時代の2008シーズン、MVPと得点王に輝いたその煌めきをまだ備えていることを、改めて示した
恰好です。

 彼にはひとつの「綾」がありまして、もしあの地震が無ければマルキーニョスは青ではなく、ベガルタの黄色のジャージ
を今纏っていたかもしれません。

 しかしマルキーニョスはブラジルに帰国。

 その代役としてやってきたのが2012シーズンから加入するウイルソンであり、その存在の大きさは今季も変わる事が
ありません。

 中村自身に話を移しますと、彼がF・マリノスで優勝したのは2000シーズンの前期だけで、この年のチャンピオン・
シップは鹿島アントラーズが輝いています。

 (初戦は0-0、2戦目が0-3)

 中村はこの年のJリーグMVPに輝き、アジアカップでも優勝を味わいますが、F・マリノスで歓喜に浸った経験は非常
に少ないですね。

 ですから今季の出だしを素直に喜んでいると思います。

 また齋藤学もその優れたドリブルと、相手を抜く際の間合いに目を見張るものがあります。

 樋口監督が冒頭でお伝えした3選手の移籍を容認したのは、この3選手の力を最大限に発揮できるための下地を作るため
だったのでしょうか。

 マルキーニョスは僕と同じ1976年生まれですが、35歳以上の選手を簡単に

 「ロートル」

 と言って切り捨てることは、もうやめた方が良いかもしれませんね。

 (参考資料 スポーツ・グラフィックナンバー512号
       週刊サッカー・ダイジェスト選手名鑑2011、2012)
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今日は南長野に出かける予定でしたが

2013-03-10 16:52:53 | 日記
 僕は今日南長野運動公園に出かける予定でしたが、天気がおもわしく無かったため観戦を見送りました。

 今パルセイロ公式サイトを閲覧しますと、1-0でSC相模原に勝利したようで、まずは美濃部体制の初勝利を喜びたい
と思います。

 映像を何一つ見ていないため、この勝利が辛勝だったのかそれとも数多くの決定機を得た上での勝ち点3なのか、まだ判
別がつきません。

 クラブは今季の顔に宇野沢と大橋の両輪だけでなく、今季よりプロ契約を結ぶDFの大島と新加入の畑田を考えているよ
うで、信濃毎日新聞の広告によく掲載されています。

 町田ゼルビアが0-1で福島ユナイテッドに敗北し、開幕から躓くなど今季のJFLは例年より既存クラブと昇格クラブ
の差が少ないのかもしれません。

 鹿島アントラーズ対ベガルタ仙台のように、真正面から正々堂々と打ち合った試合は大きな反響を呼びましたし、福島ユ
ナイテッドの選手、関係者の皆さんもきっと胸打つ試合を考えたと思います。

 パルセイロのホームゲームは24日、ホンダロックを迎え撃ちます。

 僕はこの日休日予定なので、今度こそ観戦に訪れたいと思います。

 新スタジアムは全席屋根付きのようで、この素晴らしさはファンの誰もがありがたいと思うでしょう。

 出かける前に厄介なのは、雨がザーザー降っていればどこか諦めが付くのですが、パラパラの場合だと出かけるべきか、
留まるべきかすごく悩むのです。

 千曲と篠ノ井では天気は幾分違うでしょうが、パラパラがザーザーになって体が冷え、カゼを引いてしまえばどうしようも
ありません。

 客商売は日によって従業員の頭数が異なるので、僕の欠席が部署全体に波及する恐れがあるので、やはり屋根付きスタジア
ムは大歓迎なのです。
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自信とお金。失いやすく入手しにくい

2013-03-10 02:01:28 | 日記
 自信とお金はいとも簡単に失いやすく、逆に貯める事が難しいですね。

 90年代前半、エリック・カントナがユナイテッドに君臨していた際、ファンは「KING」「GOD」と記された
フラッグで彼への敬愛を示していました。

 それはこのフランス代表FWが全身にみなぎらせる強烈な自負、それこそがファンを惹きつけてやまない要因だった
のでしょうね。

 自信、言い換えれば動揺しないことは、若き日のベッカムにとってどれほど頼れる存在だったのでしょうか。

 ニッキー・バットやネビル兄弟など優れた若手が凄まじい勢いでプレミアを席巻する中で、カントナ、加えてロイ・
キーンが君臨するこの土台があったからこそ、ユナイテッドはその栄華を味わえたのでしょ。

 そのカントナの役割を現在がギグスとスコールズが担っていると言えます。

 選手というのはやはりピッチに立てば悩むものです。

 何故かと言えば「戦術にとらわれ過ぎる」事が往々にしてある為です。

 戦前に指揮官から託された役割を全うしようとしても、異なる展開になることはよく見かけますし、戦術を遂行しよう
にも今はそのタイミングではない。

 しかし自分の意思を大切にしようとすれば、ハーフタイムに厳しい叱責を受け交代、最悪の場合先発から漏れてしまう
可能性もあります。

 日本人選手は監督の伝言を尊重しすぎると言われますが、欧州でもその姿勢は変わらないと思います。

 逆にクラブに優れた支柱が存在すれば、彼らが若手の想像力、閃きを活かす姿勢を示しその恩恵を彼らは浴びることが
可能です。

 この恩恵が蓄積されますと、きっと自身に繋がるのでしょうね。

 近年は本当に優れた選手を買うことで得ていますが、欲を言えばクラブが育てた中から出現すれば最高です。

 もしリールに資本があれば、エディン・アザルをもう1年残留させられた可能性もあるでしょうし、今シティが育成基盤
を整えているのも資本に頼らない視点から見た結果です。
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