塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今季の欧州ダークホース、それはガラタサライ

2013-03-14 23:06:02 | 日記
 もし今季の欧州王者にガラタサライが輝いたならば、クラブ・ワールドカップを中継する日本テレビは肩を落とす
でしょうか。

 僕は凄く面白いと思うのですが。

 近年さほど知名度が高くないクラブが優勝したのは9年前、FCポルトまで遡ります。

 翌年の王者リバプールは決勝のミラン戦が後世まで語り継がれる戦いを見せましたが、いかに古豪にまで成り下がっ
ていたとはいえ、彼らの知名度はやはり素晴らしいものです。

 2004年を境にトヨタカップはその役目を終えますが、南米代表がコロンビア代表の

 「オンセ・カルダス」

 という熱心なファンでも聞いた事が皆無だったせいか、チケットの売り上げが良くなかったと聞きました。

 でもガラタサライのようなダークホースが優勝すれば、毎年のようにビッグクラブが優勝をさらう中で風穴をあける
事ができますし、シャフタル・ドネツクやゼニトのような

 「優勝を狙う準備をするクラブ」

 に大きな刺激を与えるはずです。

 ガラタサライがアーセナルを下して当時のUEFAカップを制覇したのが2000年。

 この時の主役はルーマニア代表のゲオルゲ・ハジでしたが、アーセナルのファンが殺傷されるという痛ましい事件も
起こっています。

 「地獄へようこそ」

 の横断幕は非常に有名ですが、本当に相手ファンを地獄に落とすようになれば、八百長の汚点が消えないトルコに更
に深い闇が訪れます。

 もしドログバが優勝すれば2季連続での欧州制覇となり、上海の地で生活していたことが幻のように感じるかもしれ
ません。

 スナイデルの移籍も含めてトルコの雄が今季の注目株になる気配は高いと言えます。

 特に代表が2008年以降ビッグ・トーナメントに参戦していませんしね。
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世界が狭くなった一方で

2013-03-14 22:52:44 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックを観戦していて、オランダとブラジル、そしてイタリアの健闘に驚いた方は
多いと思います。

 予備知識として僕はこの3か国で野球がそれなりに盛んだという事は知っていましたが、例えばスワローズの4
番、バレンティンがオランダ代表だということを、今回初めて知りました。

 またブラジル代表は基軸が日系の選手たちも影響しているのでしょう、日本でのプレイ経験が在る選手が多いと
聞きました。

 インターネットの普及
 ラインと呼ばれる携帯電話の無料通話
 ツイッターとフェイスブックによる情報交換

 これらが整備されより狭くなった地球ですが、それでも僕たちが知らない、もしくは初めて知る事は当然存在し
ます。

 来年のワールドカップでもきっと

 「こんな優れた選手が存在したのか」

 とため息をつくことがあるはずです。

 2006年はトーゴ、アンゴラが初出場を果たし、それぞれの代表23名がその知名度を格段にあげました。

 トーゴ代表と言えばアデバヨールという認識しかなかった僕も、選手名鑑を見てカタールやサウジアラビアで
プレイする選手がいることに驚き、アンゴラ代表アクワの名前を覚えることができました。

 2014年のアジア予選も佳境を迎えますが、本来ならば日本、韓国以外の国が台頭して

 「アジアもレベルが上がったのだな」

 と印象付けることができたら良いのですが。

 世界的にみればブニョドコルやシドニーFCはまだ働き場所として認知されていないかもしれませんが、代表の
活躍次第では知名度が向上するのは間違いないでしょうから。

 (参考資料 日本スポーツ企画出版 2006年ドイツワールドカップ展望・ガイド)

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祖国を背負う事の重み、いっしょくたにされる厳しさ

2013-03-14 15:49:55 | 日記
 古巣ドルトムントのファンから数多くの敬意を払われ、ユナイテッドでもその評価を固めつつある香川。

 チェゼーナをわずか半年で対談し、当時世界王者であったインテルに移籍し、お辞儀でその存在を知られるようになった
長友。

 そんな彼らでもやはり他の選手と同様に

 「ジャップ」
 「だから日本人はダメなんだ」

 というように、個人への批判でなく日本人全体への嘲笑として自分たちが罵声を浴びせられている場面に遭遇したことが
あるのでしょうか?

 先日、外国籍の方では無いのですが、日本人の方から不愉快な発言をされました。

 お客様から問い合わせがあったのですが、丁度その時ドロアーと呼ばれるレジのお金の保管場所を開けて、両替の必要は
ないか、売上とレジの金額に間違いはないか、確認中だったのです。

 「失礼ですがレジのお金を確認していますので、お待ちいただけますか?」

 と普通の声のトーンでお願いしただけなのに

 「客よりもレジを優先するなんで考えられないね!
  俺はここのお偉いさんを知っているんだ!」

 と叱責を受けたのです。

 僕はあくまでお金を扱っていたので席を急には外せないので多少時間を頂きたかっただけなのですが。

 当然ですがドロアーはお客様から見えない位置にありますが、仮にその方を優先してその間仮にお金を盗まれてしまえば、
始末書の記入、下手をすれば解雇だってありえるかもしれません。

 最後は

 「私の応対が悪くて申し訳ない」

 と頭を下げましたが、随分切ない思いをしました。

 僕の応対で店全体の評判に関わることが客商売の怖さですが、海外で活躍する選手が少なければそれだけその国の名誉を
少数の選手が背負う形になります。

 例えばオマーン代表がアリ・ハブシに絶大が信頼を置くのも、彼がただ一人の海外リーグの選手であり、プレミアと呼ば
れる最高峰の世界にいる為です。

 マンガ「龍時」でセビージャのパクがバレンシア戦で退場し、観客からおびただしい罵声を浴びせれて退場する場面がで
てきます。

 それだけ選手が背負う「祖国」という枕詞は、僕たちが思うよりも重くそして大切な物なのですね。
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ザッケローニ監督が発した言葉への違和感

2013-03-14 14:40:12 | 日記
 22日のカナダ戦、26日のヨルダン戦の招集選手が公表されました。

 僕自身は招集選手が同じ面子ということよりも、監督が漏らした

 「長友と本田の離脱は痛い」

 という言葉に違和感を感じました。

 この言葉がワールドカップ本戦の前に発せられたなら、監督の心情は痛いほどわかりますし、欠場を余儀なくされた両名の
気持ちも配慮する必要があります。

 しかし、この2戦にそこまでの悲壮感があるとは到底思えず、むしろふたりの不在をどう好材料に転化できるか、その旨を
語るべきだったと思うためです。

 一昔前のアジアならば

 「日本にはこれだけ欧州で活躍する選手がいる」

 と対戦相手が勝手に尻込みをしていたかもしれませんし、それは日本がブラジルやイタリアを戦う時にも感じた気持ちと言
えます。

 中田がASローマ在籍時、アジア諸国は随分彼を特集しましたが、それは海外リーグに在籍するアジア選手が相対的に少な
く、彼の存在そのものが畏敬に念に変わっていました。

 しかしその名前負けはさすがにもう無いでしょうが、日本が日頃から行っていることを自然にできたならば、そのままブラ
ジル上陸の入場券は入手できると思いますし、僕は過信ではありませんが、本田と長友の不在はそう大きいと感じません。

 やはり新戦力の招集は今夏以降になりますね。

 遠藤と今野、ふたりのガンバ勢を外すことも含めてJ1の新戦力の洗い直しが着手できれば、当然リーグに対する評価も変
わってきます。

 長谷川アーリアジャスールが招集された際がそうでしたね。

 FC東京ならMFの米本とFWの渡邊、良いと思いますが。

 レイソルがチャンピオンズ・リーグで勝ち進めば、DFの鈴木が名乗り出る可能性があるでしょうし、吉田も五輪代表の抜擢
を喜ぶはずです。

 
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ホワイトデーで感じる点

2013-03-14 00:22:26 | 日記
 日付変わって今日はホワイトデーですね。

 僕も数日前から2月14日に差し入れを頂いた方に菓子を配り、自分の部署にも差し入れをしましたが、こんな時にこ
そ労いの気持ちを伝えたいものです。

 どんなに言葉でありがとうと伝えても、時には身銭をきって感謝の念を示すことも大切だと思います。

 確かに面倒な部分はありますが。

 Jリーグの選手たちも、バレンタインデーには随分女性ファンから贈り物を頂いたと思いますし、彼女たちの声に真摯
に答えて欲しいですね。

 「日本のスタジアムは素晴らしいね。
  僕たちの国では女性に、子供、年配の人間が観戦に来るのは危険で仕方が無いから」

 海外からやって来た記者とファンは、日本の観戦風景を見て驚くと同時に、母国の危険度を嘆くことがしばしばありま
すが、それだけ日本では女性ファンは大切な存在です。

 今はネットと携帯の時代ですが、選手から

 「サンキュー・レター」

 やポスト・カードにサインを記されて郵送されたなら、きっと感激するに違いありません。

 (選手は忙しくして代理人やフロントの方が代行する時もあるようですが)

 クラブにとってチケット収入はいつの時代でも収入の要ですが、もし前年度を上回る収入やチャンピオンズ・リーグで
得られる賞金が入ったならば、1シーズン限定でも良いですから

 「チケット値下げ」

 があっても良いように思います。

 確かに値下げをしますと元の値段に戻した際の反動が気になりますが、日頃のご愛顧に感謝という形であれば、ファン
も納得するように感じます。
 
 ホワイトデーは今日が本番、男子は腕の見せ所と言えます。
 
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