塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松本山雅、その観客動員の凄さ

2013-03-04 23:24:26 | 日記
 いささか乱暴な捉え方ですが、観客動員が上位ならそのクラブがビッグであるとするならば、山雅は確実にビッグクラブ
です。

 昨日開幕したJ2、山雅は栃木FCと対戦しましたが、観客が8500人集まった中で山雅のファンは3500人を数え
敵地とは思えない大声援を送り続けました。

 本日の信濃毎日新聞も、それはそれは大きく扱い彼らへの期待を煽っています。

 レッズが2000年J2を戦った際、敵地でのレッズファンの大音量とクラブへの忠誠心が大きな話題となりましたが、
今の山雅も同じ印象を受けます。

 敵と味方関係なく満席になれば、それだけでスタジアムに彩りが生まれますし、ビジター側のもうけられた売店の売り上げ
も確実に上昇します。

 今山雅をホームに迎えようとしているクラブは、有難いことだと感じているでしょうね。

 僕はパルセイロは今の

 「総合スポーツクラブであり、サッカー部門は育成を第一に捉える」

 という柱を崩すべきではないと思いますし、歩みは全く間違っていないと思います。

 山雅がエプソンとアディダスという大口スポンサーが付いているのと比較すると、パルセイロはそうではありません。

 しかし選手たちの働き口を提供してくださる各企業、そして長野都市ガスやデュエロなどその支援が多岐に渡っていること
を僕たちは忘れてはいけません。

 山雅が「一気」に観客動員を増やしたのと比較しますと、パルセイロは「じわじわ」と増やしているのが特徴です。

 今は観客動員でも戦っているカテゴリーも彼らの方が上ですが、今パルセイロは畑を耕し種まきをしている最中です。

 そしてパルセイロの2013シーズンも、まもなく始まります。
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輝いた香川、戦況を考慮するモウリーニョ

2013-03-04 23:11:19 | 日記
 香川真司のトラップからシュートに至るまでの一連の動きが鋭利な刃物だとすれば、モウリーニョはその切れ味を削ぐ
為に、ケディラとロナウドを温存したのでしょうか。

 レニー・クルピ監督が

 「彼を中央で使うべき」

 と進言したように、香川が4-2-3-1の中央で見せる閃きとフリー・ランニング、そしてルーニーとの相性は皆が
認めるものです。

 右翼にバレンシア、左翼にルーニー、そして中央にファン・ペルシという形で僕はレアル戦に挑むと思いますが、仮に
香川がこの戦いで一瞬でも消えるような形になれば、このノーリッジ戦で得た評価は再び無くなってしまうでしょうね。

 かつてマラドーナが

 「メッシがフェタフェ戦で見せた5人抜きと、私がワールドカップでイングランド相手に行った5人抜きを比較しても
  仕方が無い」

 と唱えたように、選手の評価は対戦相手がいかに自分たちと近い存在かで大きく割れるものなのです。

 モウリーニョがロナウドとケディラを国王杯、対バルセロナ戦で先発から外した理由は

 1・既にバルセロナに勝てる戦略を得られたため
 2・リーガ制覇を捨て、チャンピオンズ・リーグに的を絞る形にしたため
 3・単にふたりのコンデョションが悪かったため

 の3点が考えられます。

 僕自身は理由2が一番大きいと思いますが、ユナイテッド戦で戦うであろう主力を多少でも疲労から遠ざけたいとモウリー
ニョは願ったのではないでしょうか?

 それを考慮しますとペペうあセルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソもその対象となってもおかしくないのですが、ロナウド
を外すことで周囲に

 「私たちの目標はこれ」

 という意思を内外に伝えたかった。

 僕はそう思います。

 香川と両翼が守備に回る機会が多ければそれだけレアルのチャンスが増えますし、同時に体力を消耗します。

 苦しいのはレアルですから、先制点が欲しいところでしょうね。
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パルセイロは南長野の思い出を残してみてはどうか

2013-03-04 00:51:45 | 日記
 2013年7月27日土曜日の佐川印刷戦をもって、南長野運動公園は改修工事に入り、トップとレディースは
いずれも佐久市で試合を行います。

 先日の信濃毎日新聞に佐久市の方が

 「パルセイロを暖かく迎えるよう努力します」

 という旨の手紙を投書していただき、大変有難く感じました。

 今の南長野の規模と姿で試合ができるのも、残り11試合となりました。

 どうでしょう、もうクラブも検討している可能性がありますが、サポーターズクラブ限定と言わず南長野の歴史
を一冊の本にまとめて販売したらどうでしょうか?

 俗にいう「メモリアル・ブック」です。

 写真はクラブや信濃毎日新聞だけでなく、一般の方やファンの方から丁重にお借りするのもひとつの方法だと思い
ます。

 試合風景やハーフタームショーの様子、選手の練習風景。

 掲載した写真と文章から、ああ、こんなこともあったねと皆で感想を言い合うのも楽しいひと時だと言えます。

 選手の声、ファンの声、そしてクラブの声。

 他にも拾うべき声は幾つもありまして、当然篠ノ井の皆さんはそうですし、シャトルバスの運転手さんやスポンサー
各位もふくまれます。

 売店のオーナーや建設に関わった方も意見を述べたいと思うでしょうし。

 そうした

 「南長野運動公園」

 でサッカーに携わってきたパルセイロ、サッカー好きの声をクラブに反映していただき、何かしらの作品を制作し
て欲しいと願います。

 そして新しいスタジアムに

 「どうぞよろしく」

 と頭を下げる心の準備をしたいものです。
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