Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

カルガモの親子

2012-06-15 18:45:29 | Weblog

 朝方7時前に庭の木の害虫駆除をしようと思っていた。柿の花が咲く前散布したモスビレンで蔕虫がいなくなったのか、柿がたくさん生っているが、最近また実が落ちだした。そこで近所の家で洗濯物を干す前に薬剤を撒こうと決めていた。天気は今日までで、明日から一週間ほど梅雨空が続く予報になっていて、散布は今日しかない。しかし母のことで、今朝急遽母を風呂に入れることになった。その後散布したが9時30分ごろになった。近所ではまだ洗濯物を干した形跡はなかった。1時間ほどかけて散布した。その後隣の敷地まで伸びていた竹も切った。

 犬の散歩に出かけたのは11時過ぎであった。左足の踵が歩くとき痛い、原因は極力毎日1万歩歩くようにしたことから、少しずつ痛くなった。しかし今までは歩いている内に何とか痛みが和らいだ。そんなことから長い距離の大谷川放水路の側道を歩くことにした。痛みもあり、ゆっくりと歩いた。それでも暑さがあって歩くと汗ばんできた。先日歩いたとき、田んぼの側溝の壁に産み付けられていたジャンボ田螺の卵があったが、まだ幾つかあった。そして側溝の水の中には小さな田螺が動いていた。やはり駆除は出来ていなかった。私は幾つかのピンク色の卵を犬用の小さなスコップで剥ぎ取り側溝の水に落とした。卵はかたまりになって浮いていたが、卵は水の中では育たないと言われている。

 しばらく歩くと大谷放水路の葦の茂みに親子のカルガモが何かをついばみながら泳いでいた。小ガモ3匹と親ガモ1匹は茂みを動いていたが、放水路の上から私が見ていることが分ったのか、親が茂みで動かなくなった。それに合わせて小ガモも親から少し離れたところに3匹がかたまり静かにしていた。しばらく見ていたが、危害を加えないことが分ったのか、また泳ぎだした。小ガモは親ガモの1/3ほどの大きさで、生まれてから20日ほど経っている感じであった。それにしても3匹の小ガモは少ないような気がした。この放水路には野鼠もいるし、上には猛禽類もいる。そんなことを思っていた。

 大谷放水路は水かさを増して、深いところでは2m程ありそうである。水面に背びれを出して泳いでいた大きな鯉は水中を気持ちよさそうに泳いでいたし、長さ30cm近い魚が、水底のコンクリートブロックに着いた藻を食べているのか、白い横腹を出して泳いでいた。半月ほど前にいた、番いのオシドリや鴨、シラサギはどこに行ったのか見当たらない。カルガモだけが周りに警戒しながら、葦の間を泳いでいた。できれば海岸まで歩こうと思ったが、踵の痛みがあり、あまり無理はできないと思い、海岸から500m程手前の旧150号線にかかる橋を渡って、東側に出た。そこから家までは2.3kmほどであり、往復4.6kmほど歩いた。痛みは続き、家でびっこをひいて歩くようになった。