ある日どこかで──
「ある」はつねに「ありうる」をたずさえ
たずさえることで「ある」を編み上げていく
ひとり歩みながら、世界を振り切り
はじき返せないと感じるときも
光が駆けていく方角に
道を空けておくことはできる
帰らない時間から照らされるのではない
新しい光が照らし返すように
決めごとに埋まり
諭し、導く世界に示されない
ただひとつの光源が失われないように
いまここに、心のうちに
光の道を開いておくことはできる
ある日どこかで──
「ある」はつねに「ありうる」をたずさえ
たずさえることで「ある」を編み上げていく
ひとり歩みながら、世界を振り切り
はじき返せないと感じるときも
光が駆けていく方角に
道を空けておくことはできる
帰らない時間から照らされるのではない
新しい光が照らし返すように
決めごとに埋まり
諭し、導く世界に示されない
ただひとつの光源が失われないように
いまここに、心のうちに
光の道を開いておくことはできる