キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

保護者の方へ

2008年09月02日 | 日常
 一応、三十代なのですが、宛名にタイトルの言葉が付記された封書が届きました。残念ながら、保護者はいません。未婚であるので被保護者もいません。驚いたので、本日のネタにしておきます。内容は国語力検定から検定の日付のお知らせでした。その日は別の検定を受けるのでパスすることになっています。国語力検定は特級でも高校卒業程度の認定なので、大学を卒業している身としては、受検は一度で充分と思われます。
 ……と書いた後で確認してみたら、級が増えてました。超級(特級の上)。日付も見間違ってました。どうしようかしら。でもやっぱり「保護者の方へ」が気になります。
 国語力検定はマークシート方式。日本語検定は記述式。個人的な感想としては、前者は時間がちょっと足りない感じで(これは私がマークシートが苦手なので、マークシートが得意な方はむしろ余ると思う)、前者は時間が余るくらい。国語力のヒアリング問題は半分くらい(集中力が切れてしまって)聞けませんでしたが、問題文を読むだけでも半分くらい何とかなります。外向きに何級と言うなら日本語の方かなと思います。

 辞書を引けば載っていますが、「せいぜい」という言葉には、「全力で」とか「力一杯」とか「できる限りで」という意味があります。通常はがんばる側が使う言葉ですが、国家元首が言うんだったら人に浴びせても何の問題もないと言うか、あげつらう側が言葉の意味を知らないことをうっかりアピールしてしまっていると言うかで、今朝はいたたまれない気持ちでニュースを見ておりました。
 四年に一度の大会で、国の代表として、全力を出せなかったらその方が辛いのじゃないかと他人事のように思っています。

 私もせいぜい勉強します。
コメント
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