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memories on the sea 海の記録

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マグロ漁業会社はまき網から釣りや縄に転換を求める  フィリッピン

2012-08-01 00:17:46 | 水産・海洋
GENERAL SANTOS CITY発:地元のカツオ、マグロ漁業会社は乱獲による供給減少を回避すべく釣りや縄に転換することを考えている、と水曜日グリーンピースGPのキャンpr-ン担当者が語った(7月19日Minsanews)

GP東南アジアキャンペーン担当のVince Cinchesは数社がまき網からより資源維持が可能な竿釣りや延縄への転換を検討しているという。「RDグループは竿釣りと延縄をその操業の一部に加えようとしている」と記者会見で発言。Cinches氏は他派について言及していないが、彼らの基本的な関心はまき網から竿釣りや延縄への転換のコスト面にあるという。当地ではほとんどの地元漁業会社がまき網漁法を行い、缶詰会社に漁獲を供給している。

国際釣縄基金の専務理事 Ibrahim Athif Shakoorはまき網に比べ竿釣りや延縄の方がコストが少なくて済むという。2500~3000万米ドルのまき網漁船に比べ竿釣りや延縄漁船の場合は33万ドル程度であると彼はいう。 Shakoorは竿釣りや延縄船は60トン程度の漁獲を積むことができる。彼の母国での経験から、モルデイブでは数百の小さな会社が竿釣りや延縄で日帰り操業を行って豊富なカツオやキハダマグロを漁獲しているという。しかしここフィリッピンでは各社は国際水域で操業し運搬船で港に持ち帰っているという。GP はフィリッピン海での魚資源枯渇を回復するためには持続可能な漁法が必要であるとしている。

「我々は魚を失い時間も失っている。漁獲できる魚は僅かしか残っていない」とCinchesはいう。「政府が最近中国や台湾などのアジア諸国から魚の輸入をお行う計画があるがこれは明らかに我々の海が破綻したあかしである。特に小規模の漁業者の生計は危機状態にある」と彼はいう。(以下省略)

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