漁船員が監獄のような環境の船から逃げ出した アイルランド

インドネシア人漁船員のグループがいかにして脱船したかを語った。船の環境は耐えられないものであったことが理由と（1月31日independent.ie)

この6人は日曜日の午後漁船がDingleに入港した際に脱船したものでKerry郡のTraleeに滞在している。彼らはスペイン漁船で10月27日ジャカルタを発ちスペインのサンセバスチャンに向かう予定であった。彼らは現在Kerry 郡の役所によりインドネシアに送還が行なわれるまで、地元のホステルに収容されている。

彼らは家族の待つ場所に帰還できることを望んでいるがそれは週末になる見込み。彼らは日曜日の夕刻、よれよれの格好で困窮した状態でDingleをさまよっているところを警察官に発見されたもの。彼らはその後Traleeの警察に運ばれ、食事を与えられ、警察は彼らに一時的な宿泊先を与えても良いか郡役所に確認を取った。彼らは警察とアイルランド当局にたいし謝辞を現した。

このグループのスポークスマンを務める Nur Handis (30歳),は唯一英語を話し、彼等全員は海外漁業の経験を有し、英国籍の漁船と12ヶ月の労働契約をしたという。ところが航海に着くや否や契約が破られた。「監獄のようだった」とMr Handis は Independent紙に語った。「海上では一日当たり16時間働き8時間の休息が条件であったが、実際は20から22時間労働だった」と。荒天を回避するために接岸したDingleで彼らは脱船の機会を捉えた。全員が帰国を希望し、難民扱いは受けたくないと。

マダラ漁獲枠77%削減 ゲームは終わった

最後のあがきか？あたらしいマダラの漁獲規制がニューイングランド漁業を間引くことになるのではないか、漁業審議会のメンバーの一部が批判している（1月31日BBJ）

ニューイングランド漁業管理審議会は水曜日夜票決によりメイン湾のマダラの漁獲枠の77%削減を決定した。ほとんどのメンバーはこの動きはマダラの直接漁獲を削減することでニューイングランドの沿岸漁業を今後も持続させるためのものとして賛成している。ジョージバンクのマダラ漁獲は66%削減される。
The Gloucester Times によればこの削減は極端に厳しいものと。少なくとも一人の審議会のメンバーはマダラ漁業の完全な停止だと非難。「自分自身は来年に港を去るかどうかは判らない。これ以上出漁するかどうかもわからない」と審議員の一人のJoe Orlandoはいう。別の漁業者 Paul Vitaleは港と商店は暇になるだろうという。

NOAAの地区管理者John Bullardは”最後の審判の日が来た”とTimes紙に語った。またNew York Timesは 政府当局者らはマダラが絶滅の危機に瀕していると発言したことを報じた。新しい規制はマダラ漁獲を年間1550トン削減するものでこれが今後3年間続く。10年前は8000トンであったとNYタイムスは報じている。ジョージアバンクの漁獲は2002トン削減されるが10年前は12000トンであった。

一人の評議員によればニューイングランドのマダラ漁業1億ドルを化成だがそのピークは2001年であったと報じている。昨年の数値は8000万ドルであった。新しい規制によりその値は5500万ドルまで低下すると審議会は推定している。しかし漁業者らは衝撃はそれをはるかに超えるものになると。

「メイン湾のマダラ漁業は持続性を保つのに十分ではない。ゲームは終わった」と 政策担当役員のVito Giacaloneはいう。

エビ価格が急上昇 メコンデルタ

VASEPによればメコンデルタのエビの価格が急上昇しているという（1月31日SGGP)
現在、キロあたり20尾のブラックタイガーの買い取り価格はVND240,000、30尾ものでVND160,000-170,000と先週に比べVND100,000上昇している。これは昨年比で最高価格である。

バナメイエビについては価格上昇が継続し、キロアタリ40尾ものがVND125,000~130,000、50尾ものがVND116,000となっている。価格上昇が見られるものの多くの養殖業者らは売り物となるエビを持っていない。主養殖対象ではないためという。

さらに、病害が数箇所で発生、養殖を中止したところが。こうしたことで今年のエビ不測は信仰になるであろう。