memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

尖閣諸島水域の攻防

2012-09-28 07:19:04 | 海事
日本の巡視船、台湾漁船、台湾の巡視船による軌跡と船混み、放水銃による応酬が多くのメデイアで報道されている。平時の海でこのような有様は異常だが、海上保安官の苦労を思わずにはいられない。いったん接触事故が起きれば、さらなる火種として次の不測の事態が起きることは必至。領海を法に従い守りながら紛争拡大も起こしてはならないから、非常な緊張を強いられる操船判断をしているのだろう。こんな状態を何日も続けなくて済むようことにあたるのは政治家の仕事であり、われわれ国民の冷静な行動であろう(9月26日、写真はSTRAITIMESから)

鳥の共食いは湾岸の魚資源減少の兆しか?   DUBAI

2012-09-28 07:17:39 | 水産・海洋
昨年の12月6日のこと、若い鵜が巣に忍び寄り、雛を60秒ほど眺めた後それをわしづかみ飲み込んだ。(9月5日7DAYSDUBAI)

この状況は世界でも初めてのこと、普段のんびりとした魚食性の鵜が共食いをしたことになる。近くで撮影した科学者らは驚いた。翌日も別の若い鵜がやってきて別の雛を丸呑みにした。10日間でUAE大学の科学者らはこうした状況9件を視認した。なぜなのか?
鵜は各国の沿岸に棲み、数百年以上にわたり人間も鵜の存在を見ている。この奇妙な事象の原因は未だはっきりとはしないが、今週発行されるUAE大学科学研究誌は慢性的な餌の不足から親鳥たちがその巣を離れると若鳥が生き延びるために雛を狙うようになったのではと。 「親鳥が通常よりも早い時期に雛を見捨てたのは餌不足のためではないか。そうなれば共食いの可能性もありうる」と著者らは述べている。もしこの仮説が正しければ、UAE沖合の海に問題があることになる。すでに海では汚染と乱獲が起きている。UAE大学生物部門の主任研究者 Sabir Bin Muzaffarは「それは飢餓によるものかもしれない。これを見て非常に興奮したが、さらに調査を進める必要がある」と。