台湾海峡で合同海難救助訓練 台湾と中国

台湾と中国本土当局が台湾海峡で大規模な海難救助訓練を木曜日に実施した。目的は台湾海峡の安全な通行の確保のため（9月1日whatsonxiamen）

今回の訓練は初回が2年前に行われて以来最大規模のもので厦門と台湾の金門島の間の水域で行われた。ヘリ２機、救助船舶14隻に要員300人が参加した。
この訓練は台北から厦門に飛来した航空機がトラブルにより海上に不時着を余儀なくされたという想定のもとに行われた。また船に火災が発生した状況や2隻の漁船が転覆した状況についても想定し行われた。

漂流瓶の世界記録 英国

97年以上前の漂流瓶の出現で世界記録が破られた。中に手紙の入った漂流瓶が発見されたが、これまでの最長記録の瓶を発見したのと同じ漁船がまた見つけたもの８8月30日FUD)

4月12日シェットランドの漁船COPIOUSの船長 Andrew Leaperが網を引き揚げていて思わぬ発見をした。この発見は現在ギネス記録に認定されたが今までの最長記録よりも5年も長いものであった。前回の発見もスコットランドの漂流瓶で2006年に発見されているが今回と全く同じLerwickの漁船によるものであったことは驚くべきことである。

漂流瓶646B号は1914年6月14日グラスゴー航海学校のC H Brown船長が流したもの。このとき漂流瓶は科学調査の目的で海底に沿って流れるように特別な仕掛けがなされ1,890本が放流されている。回収された位置の把握によりスッコトランド周辺の海底の流れを知ることができるようにしたもの。水密にされたガラス瓶の中には瓶を発見した人が“スコットランド漁業局にその発見場所を知らせるように求めた葉書が入れられていた。また使用可能な6ペンスが報酬として入れられていた。1914年に放流された漂流瓶のうち315本が回収されている。

漁業者のAndrew Leaperはいう。「同じシェットランドの漁船が6年前と同様に記録を破る漂流瓶を発見するとは驚くべきことだ。これはまさに宝くじに２度あたったようなもの。発見場所は非常に人気のあるぎょばで、北海の漁船の半分が利用しているところだ」と。
スコットランド環境大臣のRichard Lochheadは「スコットランドは長年にわたり誇るべき海洋科学の伝統がある。パイオニアたちは１９世紀の初めから海洋調査を行っていた。最先端の海洋研究は今日も我々の研究所では続いている」と。

エジプト移民33人が沈没で救助された

カイロ発：リビア国境近くの地中海でボートが沈没、33人のエジプト人が漁民に救助された、とエジプト外務省が火曜日発表した（8月28日NEWS24)

土曜日のこの事故では7人が行方不明になっているという。「リビア当局がベンガジのエジプト領事に対し、33人おエジプト人が救助され7人が行方不明」と伝えたという。3人の遺体が引き揚げられたという情報を当局は否定している。外務省によれば40人おエジプト人がリビアに忍び込みその後欧州に密入国しようと企てていたものであると。

リビア国営通信LANAによればこのボートは違法移住者40人を乗せリビア東のエジプト国境近くで沈没。たった一人が救助されたと伝えている。沈没は岸から３KM沖合であったという。リビアは伝統的にアフリカ難民の欧州への出発地となっている、多くがイタリアに渡る。この夏には1700人の難民がマルタに上陸、そのほとんどがリビアから来たという。一方数千人がイタリアに近いLampedusa島に上陸している。