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QUEST & KASHIWAX & STUPID

会員更新

2015-03-31 | QUEST
QUESTの会員更新は本日までとなります。

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参考実験

2015-03-22 | Kashiwax
3月21日に子供たちを友人に川場スキー場に連れて行っていただきました。

息子の板はシンタード素材。娘の板はエクスト素材。

共にストラクチャー無し。

春らしいザラメ雪。晴れときどき曇り。

シンタードにはND-8(千里の新型)、エクストにはNM-7をホットワクシング。

消耗の確認も兼ねて、前回の滑走後はリムーバーでクリーニング後にKWX-1のみ。

兄妹の体格差15cm、体重差15kg。ブーツサイズ26cm/22cm。

滑走速度、技術差が大きいので高速域での比較はできず。

同行者にメンテが適当な大人が3名。

滑走技術や体格の問題もあってコブ斜面や上級斜面では大人に離される娘が

緩斜面では大人を引き離すくらいに板が走っていたそうです。

帰宅して(翌朝)ワックスの摩耗具合を確認。

娘がコブ斜面はサイドスリップで降りたと言うのでヒールサイドは真っ白に

なっているかと思いましたが、若干抜けた感じがあるくらい。

息子の板はまったくワックスの摩耗感無し。少し汚れているものの「使ったの?」くらい。

ウエスにリムーバーをつけて拭いてみるとエクストは真っ黒。ベタベタした汚れ。

シンタードも、ここまで汚れていませんが比較すれば30%くらいの感じで汚れていました。

春の汚れはホットワクシングだけでクリーニングすることは、ほぼ不可能です。

リムーバーなどを使うことは「今まで作ったベースが溶けちゃう」と怖がる人もいますが、

汚れを残すことは滑走性能を低下させますから、汚れの除去を優先すべきと私は思います。

ストレスに感じてまで使うことはないので「私は」を強調します。

かなりゲレンデは混んでいたそうなので、みんなの板が雪の汚れを拾っているはずですが

それでもこのくらいは汚れています。

ワックスの性能ウンヌンの前に、しっかりとクリーニングを行いましょう。

わざわざ製品化することもないので中性洗剤は出しませんが、家庭用の中性洗剤を薄めたもので

充分なので、クリーニングに使ってみましょう。原液はダメよ。洗面器に数滴で充分。

拭き取る。乾かす。拭き取る。乾かす。ウエスが汚れなくなるまで繰り返す。

次の滑走もストレスなく楽しめるように、地味な部分ですが手を抜かないようにしましょう。











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春の雪対策 vol.3 固形ワックスの生塗り

2015-03-21 | Kashiwax
ワックスの種類が最も豊富なので、いろんなチョイスができる固形。

固形のワックスを滑走面に直接ゴリゴリと塗って、コルクでゴシゴシするのは

ものすごく古臭い作業に感じますが、これが効くんですよね。

ワックス業界なんて商品を売るために、いろんなキレーゴトを言いますが

基本的に後付けな宣伝文句が多い。いや、そればっかり。

理論だけ聞いていればシンタードのほうがエクストより絶対に速いはずだし、

ストラクチャーも必須のものってことになる。でも現実はそうならない。

コストがかかるもののほうが結果が上になるってほど現実は単純ではない。

で、私が推奨してワックス業界のワックス消費量を減らしてしまい

ちょっと後ろめたい気もしている古臭いワクシング「生塗り」について説明します。

これもハイクアップ後の作業を想定しますが、滑走面が温まっているので

そのままの温度で柔かいワックスを生塗しちゃうとベタベタになって塗りづらく、

剥がすのも一苦労なので、硬いワックスを選択する場合でなければ一度雪で

滑走面を冷やします。

ワクシング前に板を雪につけてスリスリして、いまの状態でどのくらい滑るのかを確認<基準1>。

「柔かい」「硬い」の判断ですが他社の平均的な基準としてイエロー、ピンクはソフト、

ブルー、グリーンはハードと考えてください。

まぁグリーンを生塗すると滑走面が凹むと思いますが・・・。

滑走面全体にワックスをゴリゴリと塗りつけ、コルクで磨く。

板を雪につけてスリスリ<基準2>。

ブラスブラシでブラッシングを行います。塗ったものを全部剥がすくらいの気持ちで。

板を雪につけてスリスリ<基準3>。

ここまでで、基準1,2,3のどれが一番滑る感じがしたか?

1の場合はワックスの選択ミス。選択からやり直し。

2の場合はブラッシング跡の影響がある。もう一度塗り直してブラシを変更(柔かく)。

3の場合は、このまま滑走可。もしくはモアベターなものを探すか。



そもそも、どのワックスを選ぶのか?ってことが難しいですよね。

日本の春の雪って言っても様々なわけです。地域によっても違いますし。

こればっかりは自分が滑る地域でテストして自分なりのデータを作るしかないのですが

基礎知識として覚えておいたほうが良いのは、

・春の雪はモノスゴク不純物が多い

・汚れの多くは水に浮く

・氷は水よりも軽い(隙間があれば水は下に流れ落ちる)

この3つが頭に入っていれば、汚れ対策の重要性や、春の雪は握ってWET/DRYを確認しないとか

ハイシーズンよりも雪を見ただけで予想がしやすかったりします。

柔かいワックスのほうが滑走性能は高いことが多いですが、汚れを拾いやすくなるので短命だとか

フッ素の撥水効果は一定以上、一定未満の水分にしか効果が少ないだとか、同じ黒系でも

グラファイトとモリブデンと二硫化タングステンでは特性が違うとか「答えをください」じゃなくて

まずは「目の前の雪」という問題用紙を正確に読んでくださいってことなんです。

私自身で現場に居ても悩むこともありますからね。

メーカーならバシッと答えを出せって怒られそうですが・・・。スミマセン頭悪くて。




次は重ね塗りについてですかね。














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春の雪対策 vol.2 ペーストワックス

2015-03-19 | Kashiwax
春の雪の場合はペーストという選択は少ないですが、4月でも降雪があるので

降雪中(春の低気圧下の滑走は避けるべきだと思いますが)または降雪直後は

液体よりもペーストのほうが滑ります。

地上気温が高いので大粒のモサモサ積もる雪が多く、先頭で滑る人と、その跡を

滑る人とでかなり速度に違いが出るので簡単に追いついちゃいますが、追い抜くと

立場が逆転します。技術だ、ワックスだ、の前に常識ですので。レースでもね。

ハイク直後は液体ワックスで説明したのと同じように板を冷やします。

ペーストを付属のスポンジで滑走面に塗り塗りします。

ノーズやテールのキック部分も手を抜かずに塗ります。

滑走面を雪につけて1,2分したらブラッシング。ペーストは特に余分なワックスが

表面に乗っていると極端に滑らない傾向がありますので、ここも手を抜かずに。

降雪中もしくは降雪直後の場合はブラスブラシは使用しません。

スモールピッグブラシまたはトラベラーズブラシソフトまたはピグミーブラシ。

他社製品ならナイロンで。ボアだとちょっと硬い。ポリッシュだとちょっと柔かい。

まぁ、無ければ有るもので代用するしかないんですが。


★液体の説明で書くのを忘れましたが、ペーストでも固形でも共通の注意点!

お昼休憩など、ある程度長い時間休む場合は滑走面が太陽の方を向かないように置く。

絶対に流さないようにリーシュなどで固定して滑走面を雪につけておくのが理想です。

ワクシング作業とお昼休憩のどちらを先にするか?はワクシングは滑り出す直前のほうが

滑走性能は上がります。あくまでも比較した場合です。ものすごい差ではないです。

ワックスついた手でオニギリ食べたくないですもんねぇ。

ワックスついた手を雪でゴシゴシする人がいますが雪の方が汚いですよ。


マニアックな人がペースト塗った上から液体塗ったりしますが、これは有効です。

逆に液体の上にペーストはリカバリーの意味あいだけです。









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春の雪対策 vol.1 液体スプレーワックス

2015-03-18 | Kashiwax
BCで滑る方からのお問い合わせが多いので、そっち用の説明をします。

前日までにメンテされた板を背負ってハイクアップしてきたと想定します。

板はかなり温まっていますから、まずは雪につけて冷やします。

できるならトップシートの上からも雪を乗せて、雪に埋めるくらいに冷やします。

2分も置けば充分です。冷やしている間にワックスとマイクロクロスは準備しておきます。

滑走面を上に向けて、表面の雪を落としながらブラッシング(ブラス)。

家で、どんなにキレイに仕上げても気温が変われば状態も変わります。

液体スプレーをシュッシュします。

マイクロクロスで「伸ばす」というよりも「磨く」のほうが表現が良いでしょう。

私の場合はコルクにマイクロクロスを巻きつけて磨きます。

液体の場合は表面張力があるので、塗ったあとにブラシを入れた方が良い場合と

入れないほうが良い場合とがあります。

雪面に滑走面をつけて板を動かしてみて「スルッ」と軽く動く感じなら、そのまま。

なんか引っかかる気がする、と思ったらブラシ(ブラス)を入れます。

登り返しての2本目以後は滑走面が汚れているので、スクレイピング、ブラッシングで

まずは汚れを落としてからワクシングです。

マイクロクロスでの磨きが重要なポイントですよ。





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ご注文

2015-03-05 | QUEST
ゲンテンスティックのご注文は3月20日までとなります。

3月は11日-15日、25日-29日が店舗休業となります。

週末開いているのは 21日(祝)22日(日)のみです。

早期ご予約は希望小売価格での販売ですが、カスタムヒート(20.000円+tax)と送料が

サービスとなります。

各メーカー締切りが近いので、お早目にお願いします。

よろしく、どーぞ。

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<2015-2016 model> JONES CARBON FLAGSHIP

2015-03-03 | QUEST
こっちの世界をグッと牽引しているカリスマ、ジョーンズさん。

ブランドの立ち上げ当初や日本の代理店がMだった頃はスルーでしたが

ここのところ放っておけないくらい目に留まる板が出て来ています。

ハイエンドモデルであるCARBON FLAGSHIP。140.000円(税別)

カーボンが進化しているのではなく接着技術が進化しているわけですが

おかげでバカ軽くてパキンッとした反発でギュインギュイン斬れちゃう板が

背伸びすれば届くくらいの価格帯で登場しています。

サイズバリエーションは全長・ウエスト・サイドカーブ・推奨スタンスで

158-249-8.5-55

161-252-9.1-57

162W-263-9.3-59

164-254-9.3-59

165W-266-9.4-59

クロスでも使えますね。軽さを武器にするFANATICと面白い比較ができる。

テーパー2mm、ワイドモデルは1mm。

イイですねぇ。

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スプリットという選択

2015-03-01 | QUEST
昨日は体力が毛穴から溢れているようなユカイな仲間たちとBC。

体力がなくて足手まといな自分は1本目が滑り終わって、滑りが悪い板に

ワックスしてあげるくらいしか役に立たず。

レースではトッププロもありがたがってくれるようなワクシングも、

こっちの世界では「オレのもついでにヨロシク」と板をズララと並べられ

作業などには見向きもされずに世間話に花が咲く。

1本目はスノーシューで上り、2本目はスプリットで。

二十歳までスキーヤーだったので、カカトがフリーなこと以外に違和感はない。

こうやると転ぶのかな?と試すと案の定パタンと体が前に折れて転倒。なるほど。

スプリットは上り重視の道具で滑りを重視するならシューとボードの使い分けと

言われますが、スプリットでスキーが単純に楽しかった。

で、上りが超楽!それでも足は悲鳴をあげていましたが・・・。

やっぱ食わず嫌いはダメね。

スキー経験がまったくないと難しく感じるのかも知れませんし、ソフトブーツだから

スキーブーツみたいな操作感じゃないですが、これはこれで面白い感覚。

シールを貼らなくて少しの斜度なら上れますよ、と言うのでトライ。即、撃沈。

それ板があまり滑らないって条件付かない?

まぁ楽しい時間のあとにはリバウンドがイロイロあるわけで、帰りに入った温泉では

クレイジーか階段地獄があり、食事してたらカレンダーがあって今日が月末だと知り

業務的な問題に気づいて食事どころではなくなり・・・。

そして何が必要って、やっぱり楽しく遊べるだけの体力なんだと痛感。

本日は店をオープンしますが完全に体はポンコツです。


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