3月21日に子供たちを友人に川場スキー場に連れて行っていただきました。
息子の板はシンタード素材。娘の板はエクスト素材。
共にストラクチャー無し。
春らしいザラメ雪。晴れときどき曇り。
シンタードにはND-8(千里の新型)、エクストにはNM-7をホットワクシング。
消耗の確認も兼ねて、前回の滑走後はリムーバーでクリーニング後にKWX-1のみ。
兄妹の体格差15cm、体重差15kg。ブーツサイズ26cm/22cm。
滑走速度、技術差が大きいので高速域での比較はできず。
同行者にメンテが適当な大人が3名。
滑走技術や体格の問題もあってコブ斜面や上級斜面では大人に離される娘が
緩斜面では大人を引き離すくらいに板が走っていたそうです。
帰宅して(翌朝)ワックスの摩耗具合を確認。
娘がコブ斜面はサイドスリップで降りたと言うのでヒールサイドは真っ白に
なっているかと思いましたが、若干抜けた感じがあるくらい。
息子の板はまったくワックスの摩耗感無し。少し汚れているものの「使ったの?」くらい。
ウエスにリムーバーをつけて拭いてみるとエクストは真っ黒。ベタベタした汚れ。
シンタードも、ここまで汚れていませんが比較すれば30%くらいの感じで汚れていました。
春の汚れはホットワクシングだけでクリーニングすることは、ほぼ不可能です。
リムーバーなどを使うことは「今まで作ったベースが溶けちゃう」と怖がる人もいますが、
汚れを残すことは滑走性能を低下させますから、汚れの除去を優先すべきと私は思います。
ストレスに感じてまで使うことはないので「私は」を強調します。
かなりゲレンデは混んでいたそうなので、みんなの板が雪の汚れを拾っているはずですが
それでもこのくらいは汚れています。
ワックスの性能ウンヌンの前に、しっかりとクリーニングを行いましょう。
わざわざ製品化することもないので中性洗剤は出しませんが、家庭用の中性洗剤を薄めたもので
充分なので、クリーニングに使ってみましょう。原液はダメよ。洗面器に数滴で充分。
拭き取る。乾かす。拭き取る。乾かす。ウエスが汚れなくなるまで繰り返す。
次の滑走もストレスなく楽しめるように、地味な部分ですが手を抜かないようにしましょう。