JUSTQUEST -BLOG-

QUEST & KASHIWAX & STUPID

777

2023-09-28 | 


777 (トリプルセブン)
伊坂幸太郎 著

ブラピ主演で映画化された「ブレット・トレイン」の
原作「マリアビートル」の続編です。

相変わらず、登場人物が個性溢れた方々で楽しい。
殺し屋(業者)だらけで、マンガみたいな設定ですが
活字だけなぶん、自分でキャラを想像できることが
最大の楽しみなので映画化とかナンセンス。
でも、されたら見ちゃうんだろうなぁ。

突っ込みどころが満載過ぎてドリフ世代には最高です。

おかげで一気読みしてしまい寝不足になってますが
毎度期待を裏切らない伊坂作品は最高です。



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月は無慈悲な夜の女王

2023-09-17 | 
久しぶりの「本」紹介

『月は無慈悲な夜の女王』
ロバート A ハインライン著

やっと読めたー!の名作です。
「ファーストガンダム好きは読んどけ」と
言われる真相がよくわかりました。

宇宙棄民的なイメージがないと設定そのものから
わけわからん、となってしまうと思うので
逆にガンダムを見てから読むほうが理解しやすい。

アクシズ・ショック連発みたいな。
ん~ネタバレせずに書くの難しい。

車泊の夜のお共に是非。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青空文庫

2021-10-01 | 
インターネットの電子図書館「青空文庫」。

~サイトより~
青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。
 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。

URL  < https://www.aozora.gr.jp/

無料で読める電子書籍です。

ありがたい時代です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三体

2021-09-02 | 
『三体』劉 慈欣 (著)


「三部作」ですが5冊あります。超長編SFです。
政治的時代背景から環境問題まで絡めながらの壮大なストーリー。
三体人(簡単に言えば宇宙人)の会話がめちゃ面白い。
SFは、こうでないと!という無茶苦茶に思える設定に科学的な根拠を乗せて
ありそう~、いや、ないない!と一人で読みながら突っ込めます。

YouTubeとか、ちゃっちゃっと見れて便利ですが、たまには腰を据えて
活字と向き合ってみるのはいかがでしょうか?

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

騙し絵の牙

2021-05-13 | 
騙し絵の牙 : 塩田武士 著



映画化されてから小説を読むという時間差の楽しみ方。



楽しゅうございました。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逆ソクラテス

2020-06-12 | 
『逆ソクラテス』 伊坂幸太郎 著


相変わらず伊坂さんの本には愛が溢れてます。

シュールでシニカルで本当に心地良く「ニヤッ」としちゃう。

自粛疲れでイライラしちゃってる人にも気分転換にオススメしたい一冊。

短編集なので読書が苦手な人でもイケます。

amazonの通販ページ


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『日本一わかりやすいMaaS&CASE』

2020-05-14 | 
『日本一わかりやすいMaaS&CASE』 中村 尚樹 著

MaaS = movility as a survice
CACE = Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electric
総務省でのMaaS説明はコチラ

コロナ騒ぎで引き篭もり生活をする中で、これからの日常が完全に
コロナ以前に戻るとは誰も考えていないでしょう。
とはいえアフター(withも含め)コロナの新世界の具体的なイメージが
できる人は少ない。未来の方向性や可能性を示唆、予見し
ビフォアコロナからすでに社会が抱えていた問題もまとめて対策する
ことこそがいまを生きる人たちへの大きなテーマだと思います。

【前編】ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~


【後編】ノーベル化学賞・吉野彰×豊田章男 ~未来をつかむ思考~


興味深い内容ですので上記の動画も是非ご覧ください。

コロナが終息したとしても、これからの世界で「対ウイルス」の恐怖感は
当分の間は消えることはない。もしどこかで「発生」の情報が入れば
ただちに周辺をLOCK DOWNし、人やモノの流れを止めることは
「社会正義」となる。

補足ですが、LOCK DOWNという言葉が出てきたときに"LOCK UP"じゃないのか?
という私のつたない英語力を感じたので参考にできる良いサイトがありましたので
ご紹介しておきます<コチラ>。

話が反れて何が言いたかったのか忘れてしまいましたので、とにかくこの本と動画を
チェックしてみてください。








  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不寛容の本質

2019-06-04 | 
『不寛容の本質』西田亮介 著

~なぜ若者を理解できないのか、なぜ年長者を許せないのか~

著者は若き賢者で期待して読みましたが・・・中身は「?」でした。

タイトルには惹かれるんですけどね。

その代わり「amazon レビュー」には素晴らしい意見が多数!

こっちは読む価値充分あります。

そのためには本を読む必要が出ちゃいますが・・・。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高の授業

2018-09-07 | 
『スタンフォードでいちばん人気の授業』佐藤智恵 著

スタンフォードと言えば世界最高峰の多くのCEOを輩出している名門校。

そこではどんなことを教えているのか・・・という内容。



話しは変わりますが、最近Amazon Prime でリマスター版が観られるようになった

『男はつらいよ』渥美清さん主演、山田洋次原作・監督の「寅さん」。

第一作は1969年。以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズ。

私の親父は寅さんが大好きでしたが、私は子供の頃その面白さがわからなかった。

好き勝手しているだけのダメな大人。時代錯誤の変わり者。

親父の周りに寅さんみたいな人が多くて、現実に迷惑を被ることが多かったこともあり

腹は立つけど寅さんの場合はどこか憎み切れない・・・くらいの記憶しかなかった。



あと数年で親父が死んだ年齢に追いつく今になって『男はつらいよ』を見直している。

なるほど、寅さんはブレていない。

「変わり者」に見えるのは背景である周囲の人や時代のほうが揺れ動いているだけ。

時代に遅れているわけでも、先を行っているわけでもなく、寅さんは変わらない。



スタンフォードで教えていることは寅さんの生き方に近い気がする。

つまりは人間の本質は変わらず、時代の先を見た必殺技的な講義があるわけではなく、

本当に大切なことは何か?をブレずに見つめることの大切さ。



なんと2019年に22年ぶりに『男はつらいよ』の新作(第50作)が公開されるそうです。

世代としては甥役の満男(吉岡秀隆)が同世代なので、満男の活躍?に期待。

日本人ならスタンフォードの授業を聞くよりも『男はつらいよ』を観たほうが響くんじゃないかな?



本の話より寅さんの話になっちゃいました・・・。








  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破壊する創造者<文庫化>

2017-01-18 | 
以前紹介しました「破壊する創造者」(フランク・ライアン)が

文庫本になりました。お安くなって持ち運びも便利です。

生物学な内容なので小説ほどお気軽に読める内容じゃないですが

ジックリ読み込むだけの面白さがあります。

Kashiwaxの新型ワックス「マズコレ・ツギコレ」の商品名の下部に

「レセプター」「アゴニスト」と入っているんですが、その辺に

突っ込んでくれたのは一人のお医者さんだけでしたね。

共通語彙が増えれば意志疎通もしやすくなるのですがが、絵文字や略語で

単純な感情表現が増えることを「便利」としてしまう風潮に

人と人はより離れて行く(物理的にでなく)ような気がします。

数少ない「手放さない本」の一冊です。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする