JUSTQUEST -BLOG-

QUEST & KASHIWAX & STUPID

べんじょ?

2009-03-31 | QUEST
画像は、カナダのケベックにあったオモチャ屋さんのキャラクターで、
カエルの「べんじょ」くんです(笑)。

フランスでは「乾杯!」を「チンチン」と言います。

まぁ、どーでもイイんですが。

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gentemstick試乗会行って来ました

2009-03-30 | QUEST
丸沼で行われました gentemstick の試乗会に行って来ました。

I君を助手席に乗せて話し込んでいたら、後ろで寝ていたOさんが
起きて「ん?これ、金精峠に向かってない?」と・・・(汗)。

栃木側からですと、日光から群馬に抜ける「金精峠」が冬季閉鎖に
なるために、冬季は赤城山からグルッと回り込む必要があります。

それが、わざわざ赤城方面に向かったのに、日光に向かう方向に
直進してしまい・・・Uターン・・・(泣)。

ナビのバカタレが・・・。

高速料金が1000円ということで、ゲレンデも混むかな?と思ってましたが
道もゲレンデも「普通」でしたね。

で、やる気マンマンの10時到着!(笑)駐車場が遠い・・・。

試乗会受付は、ゲレンデ中腹。

「おぉ~!」ズララ~と各モデルが並んでいる。
まるで築地市場みたい(笑)。

ご挨拶、ご挨拶、ご挨拶を経たところで「お~!帰って来ましたか」
とRELAX 小清水さん登場。

商品説明は、すべて小清水さんにしてもらう(笑)。
さすがに詳しい。詳しいと言うか、説明がわかりやすい。

小清水さん:「で、何乗ります?」
私:「とりあえずメシですね」

・・・。

いや、乗りましたよ!ただ、この時期の雪ですからねぇ。
深雪での性能には、たし算、ひき算、しないとイケナイので難しい。

IMPOSSIBLE が、こういう状況ではギュインギュイン・カービング
できちゃうってことは、わかりました(笑)。

セットバックが大きいとは言え、やはり操作の軸は後ろ足となり、
前で操ろうとすると「やっぱダメね」と、必然的に後ろ足への
負担が大きくなり、おかげで今日は右足(後ろ足)のアキレス腱上部が
疲労感でイッパイ(汗)。

今季はレース板ばかりイジっていたので、どれを触っても柔らかい(笑)。

マンタレイの竹(ジャイアント・マンタレイ)に乗りたかったのですが、
通常のマンタレイに乗ってみて、「この雪で竹に乗っても、良さがわからんな」と
竹シリーズは乗らず・・・。(竹のほうが深雪仕様)

マンタレイとフローターがイイですね。万能くん。
女性&小足さんには、ファルコン。

ファルコンに全力で(私レベルの)乗ってみましたが、ガンバリますね。
ノーズが長くて、テールが短いので、テールが逃げるかな?と思ってましたが
テール形状も力が逃げないようにできていて、かなりガンバってくれる。

ノーズは、さすがに板を立ててノーズからカービングしていくと前半は
弱いですが、そんな乗り方する人は居ないでしょうし、キックが大きい割りに
ノーズが浮き上がってしまうほどソフトじゃないので、ゲレンデでも使える。

体重が60kgオーバーで脚力が強いと厳しいかなぁ?
その場合は、フローターのほうが良さそうな気がする。

3時くらいまで滑っちゃいました!通常「昼」には終了なのに(笑)。

いやぁ、試乗板とは思えないくらい、良く滑るソールでした!
全部頑張ってカシワックス入れたそうです。素晴らしい!

自分とこのお客さん放置して、RELAX のお客さんと滑ってました(笑)。

小清水さんから、春雪用のワックス(コシミックス?)を作るように
言われたので、実験に取り掛かりました。

スタッフのみなさま、参加されたみなさま、お疲れ様でした!

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流行・・・

2009-03-28 | QUEST
来季のカタログに目を通すと「ロッカー」という言葉が目立つ。

逆キャンバーとか、フラットキャンバー、とか。

パウダーでの使用は別物として、圧雪での・・・です。

わかってんのかなぁ???
まぁ「流行」ですからね。

「イイんじゃねぇの?」って感じですね。

実際、ワールドカップのハーフパイプでも使ってますしね。
SALOMONの直線サイドカット(イコライザー)とか、
他社の逆キャンバーとか「ありえないっしょ?(パイプで)」と
思って見ていても、乗り方と道具が、そこまでシビアにマッチング
していなくても大して問題ないのね・・・というのが実情で。

ん~・・・なんだかなぁ・・・。
各ブランド1モデルとかなら、「こういうのもアリ」って思いますが
ズララ~っと発売されると、マジメに考えるのがバカらしくなる。

来季、紹介したい&売りたい板が少ない・・・。
こんなん言っちゃマズイんでしょうけど、仕入れるものを悩みますね。

流行・・・流行かぁ・・・。

楽しければイイのかなぁ?

浅いんだよなぁ・・・。それがスノーボードってこと???

来季は、レース板とパウダー板オンリーってことで(笑)ダメ?

なっちゃんが昨年F2に移籍したため、来季のエリミネーターを遠征中も
イジってましたが、良い板ですね。

エッヂグリップも「しなやかに食いつく」感じで理想的。
カービング好き&レーサーには高評価でしょう。ソールも文句なし!
価格も\90300-だったかな?この手の板にしては安いですしね。

この「しなやかさ」が、今後のレース界やカービング界でのテーマですね。
ムチのように・・・。抜けない!が食いつく!でもしなやか!みたいな。

ロール系のセクションでの挙動で大きく差が出ますからね。
Uタンクなんて、まさに。
まぁ、ある程度以上の技量があっての「差」ですが。

ここまで「しなやかさ」をボードで表現できるようになれば
(ソフトフレックスとは違いますからね)
バインディングを硬~いのを使ってもバランスが良くなりますね。

やっと理想的なバランスに近づいた感はありますね。

そうそう、競技者からの質問が多いので、ここで書いておきますが
ワールド選手のスタンス・データ

・ピエール 前足 21° 後足 0° (ブーツサイズ27.5cm)
・ポロ 前足 21° 後足 0° (ブーツサイズ28.0cm)
・ルード 前足 27° 後足 3° (ブーツサイズ26.5cm)

後足をマイナスに振ってる選手は少ないですね。
後ろ足の膝の使い方にもよるのですが、参考までに。

エリミ予約受付中ですので、よろしく、どーぞ。












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マルの先生

2009-03-25 | QUEST
うちの長男坊「マル」が4月で5年生になる。

私は、自分の人生の中で「最悪だった」のが小学4年のとき。
何が嫌って担任の先生が嫌いだった。

小学校は、ほとんどの授業をクラス担任が行うために、
嫌いな人と1日中顔を合わせていなければいけない。
こっちが嫌いだから、当然向こうも嫌いなわけで・・・。

そんな記憶があるために、内心マルの学校生活には不安があった。
同じような思いをしていなければいいな、と。

小山という場所は工場も多く、海外から仕事に来られている方も多い。
それで3年から受け持たれていた担任の先生がスペイン語?を学ぶために
大学に行くことになり、新しい担任の先生が来ることになった。

E先生という新人の男の先生。
初めて「クラス担任」を持ったそうで。

昨日、終業式を向かえ、E先生が作った文集が置いてあったので目を通した。

正直言うと、私は日本の教育方法を好ましく思っていない。
いまの「ダメな日本」を作ったのは「大企業」と「官僚」と「教育」だと
思っている。

それが、この文集を読んで「こんな先生が居るのか!?」と涙が出そうになった。

「初めての担任」ということで強い思い入れがあることはわかる。
それにしても、純粋で「こういう先生に会えた生徒は幸せだなぁ」と思いました。

「先生」とは?

私が反発してきた教師は数知れず。
高校のときは、みんなの前で力ずくで捻じ伏せてしまったことさえあった。
何が嫌って「教師って、そんなに偉いのか?」と思う言動を取るから。
二言目には「お前、将来どうするんだ?」って・・・。
「あんたに心配なんかされたくねぇよ」て思ってましたからね。

実際、それを口にしちゃったもんだから私だけ三者面談も「不要」にされ
ましたけどね(汗)。

でも私を理解してくれた先生が二人いて、二人とも女性でしたが、後に二人とも
校長先生になりました。

小学校2年のときのO先生と中学2年のときのS先生。

強く、真剣で、意見に迷いの無い先生でした。
悪いことをすれば、「何で殴った?」と思うくらいのゲンコツをもらい、
ちょっとイイことをすると、おおげさに褒めてくれました。

中学も高校も問題ありの先生が居て、中学では生徒へのワイセツ行為で
捕まったバカジジイが居たし、高校ではクラスで生徒をサラシモノのように
みんなの前でバカにして、自殺されて責任とって辞任したのとか。

そんなん見てたら「教師=普通じゃない大人」ですよ。
50人学校に教師が居る中で一人でも、そんなん居たら「終わり」ですね。

ハッキリ言えば、スムースに高校・大学に進み教員資格を得て、先生になった
人ほど「世の中」なんてニュースでしか知らないわけでしょ?
まして運動バカで体育教師になって、竹刀持ち歩くしか脳の無い教師とか
身なりだけ見たらヤクザですよ。車は安物ですけど。

40人生徒が居れば、40パターンの家族があって、親やジイさん、バアさんの
価値観を培われた子供が集まって来るわけ。
それをどのように「ノークレーム」にコントロールできるかが教師の手腕。
そう思ってました。

人としての経験が浅い。だからダメ?
E先生は、私よりも、はるかに若い。社会経験もたぶん乏しい。
でも、生徒たちからは愛されているのが伝わってくる。

なぜ?生徒を本気で愛してるからですよね。
そこが一番!絶対に何よりも大切なこと。
これって、できそうでできないもんだと思います。

1、2年でクラス替えがある。
毎年のように新しい生徒に「教育」しなければいけない。
そのたびに全力で生徒を愛することができるか?

「教育」とは?

先進国で「国」が教科書の選定(検閲)までやってるのは、日本と中国と
北朝鮮くらいですよ。「1つの方向」を向かせたい国がやってるわけ。
歴史の改ざんとか論外ですけどね。

「人を殺しちゃいけません」
「どうして、いけないんですか?」
「法律で罰せられるからです」

なんてアホでしょ?でもそういう現実があるんですよ。
「ほら!あのオジさんに怒られるから、やめなさい!」なんて言う親が
世の中にはイッパイいるでしょ?

で、子供が他人を殺しちゃって「優しい子だったのに」なんて泣いてる。
「罰」を怖くないと思えば、どんな罪でも犯す。
そういう価値観を作ってるのが今の社会なわけ。

「変な事件が多いですねぇ」って首をかしげてるニュースキャスターには
「お前が変なんだよ」と言いたい。

テストの点数が良いのと「賢い子」は違うの。
教育とは愛情を持って「賢さ」を育てること。
小学校での「賢さ」は「種」でしかなく、芽が出るのは10年後とか
20年後。それを焦らずに見守れるか?が教育の難しさだと思います。

こんなに生徒を本気で愛してる先生なら、生徒は裏切りませんよ。
「悪いことをしたら先生が悲しむ」って思う。

本当は先生の文面をコピーして全文載せたいところですが、許可を得ていないので
後日、お話してみます。

ただ、個人の力じゃ「日本の教育を変えよう!」と言ったところで、どうする
こともできない。官僚システムを変えなきゃいけないんですから。

大阪府知事が一時期声高に叫んでましたね。
もうちょっと「で、どうする」を考えてから叫ぶべきだったけど。

一人の新人先生が37人の生徒に大切なことを教えてくれた。
この子たちは、そのことを一生忘れない。
その中に自分の子供も含まれていたことは本当に感謝しています。

人間のモチベーションの持続というのは難しいものですから、E先生が
10年後も同じ価値観で居られるかは、わからない。
だって、それは「大学で教わったこと」ではなく、E先生個人の価値観から
生み出された「教育=愛情」だから。
環境によっては曲げられてしまうかも知れない。
そういうことを認めない親が反発するかも知れない。

でも、E先生には今のままの色で続けていただきたい。
クラス別のテストの点数比較をしたら、良くないかも知れない。
でも「うちのクラスにはインフルエンザで休んでる子が、一人も居ません」とか
「うちのクラスは給食を残しません」とか胸を張って言ってるくらいが丁度イイ。

ちなみにE先生はスノーボーダーです。
ボードに私の好まないブランドのステッカーをズララと貼り、
その手のブランドのツインのボードに乗っています。
だからスノーボードの趣味は合わない(笑)。

公私混同と言われると申し訳ないのでボードには誘いません。

息子も娘も小学校を卒業したら、先生を滑りに誘おうかなぁ?
「上手くなりたい」とか言われたら、「いや、そのままでイイんだ!」って(笑)





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帰国!

2009-03-24 | QUEST
まぁ、最後の最後までトラブル続きで・・・いやぁどーも。

ジュネーブ→フランクフルトの飛行機の出発時間が遅れ、
おかげで フランクフルト→成田 の飛行機に間に合わず、
「翌日です」と言うので、「それはカンベンしてくれ」と交渉し、
中国経由で帰ることに・・・。

午前8時到着予定だったのが、午後6時到着。
しかも成田でも事故があったそうで・・・。

最終日はニコラ・ファミリーと「アンス」という街を観光。
アルプスのニース、と言われるだけあって、素晴らしくキレイな街でした。
ちなみにニコラの故郷。

山・山・山と転戦して、日本に戻ると東京の人の流れの速さ&多さに
思わず酔いそうでした。

遠征も終わって一休み・・・と思いきや、すでに今夏のスケジュール連絡が
メールで届き、「ゆっくり休め」とか言いながら・・・と複雑な心境。

そういえばフィリップとも会いました。
ニコラの双子の兄弟で、クロスのリザルトだけならフィリップのほうが
良かったんじゃないかな?

双子ですから当然ですが、ソックリでした(笑)。
フィリップのほうが、ちょっとゴツイ。

最終戦のイタリアのときは、ビジネス絡みのミーティングも多く、
なんか忙しかったな。

ピレネーのメンバーで作った映像というのを見せてもらいましたが、
「売りなさいよ!」というクオリティで、いつか日本でも紹介したい。

いきなりデヴィッド・ベネデックとかだし。
「ピレネーには無名でも素晴らしいライダーが、たくさん居るんだ」と
言っていました。
アホなサイズのキッカーで、不思議な技を繰り出していました。

日本では有名じゃない大会だと思いますが「FREE RIDE TOUR」という
フリーライディングの世界戦があります。
昨年から始まった大会で、大きな山を滑走ラインを決めて、スムースさとか
スピードとか、スタイルとかをジャッジされる大会ですが、
今季はザビエがシーズン優勝しました。

出場枠が10人くらいしかなく、予選突破が難しいらしいです。

日本でも FREE RIDE PARK とか話題になってるみたいですから、
その延長線上として本格的な「山」の環境での大会というのも
面白そうですよね。

日本のスノーボード界は圧倒的にアメリカ色ですからねぇ。
ヨーロピアンの面白い活動も紹介したいなぁ。

やっぱり別物なんですよね。アメリカとヨーロッパは。
日本はアメリカ寄り。韓国はHEADが強いのでヨーロッパかな?

今週末は HSD のSUPREME-X があります。
プロのエントリーが少ないようですが、FIS戦が終わって気が抜けちゃったかな?

「1試合」という経験を1つでも多く重ねることが大切です。
毎試合ごとに学ぶことがありますからね。

もうすぐ大会シーズンが終わる。
この「終わり方」がオフの過ごし方に大きく影響し、それが来季の結果に
つながる。試合があるなら出たほうが良い。
「どうしよっかなぁ」と思ってる人はエントリーしましょう。


>ノニノニ
ニコラが「ナオキと連絡が取れない」って心配してたぞ。
連絡するように。





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最終戦 パイプ 優勝!

2009-03-22 | QUEST
最後の最後に「優勝」で終われました。

ガリーくん、45.? ポイント。
アメリカ、日本勢が居なかったにしても納得の優勝ポイント。

ホテルに戻り、すぐ出発。
アルペンは帰りの車の都合で「任せたぞ!怪物くん!」というこで(笑)。

ハッチバックに荷物満載で、後部シートを片側倒した状態に4人・・・。
体がネジれた状態のまま6時間(泣)。

これが一番ツラかったんじゃないか?(笑)。

夜中にニコラ邸に到着し、すぐに寝ようと思いましたが、疲れ過ぎると
なかなか眠れないんですよね。

夢の中で、ダイちゃんに「甘くなったね、昔はもっと厳しかったよ。
自分にも、周りの人にもね。」と言われドキッとして夜中に目覚めた。

ふ~。

遠征も終わる。でもそれは短期の出張から帰るだけのこと。

自分に厳しく!戒めよう。

大会遠征は仕事の1つに過ぎない。

まだシーズンも終わらないし、やることはイッパイ残ってる。

時間に追われた日々から、自分でスケジュールを組む日々に戻る。
かえって、こっちのほうが楽だったのかな?

クロスの最終戦はポロが4位でした。
ピエールは「感覚を戻すための出場」ということで、1回戦を先頭で行って
ゴール前でストップ。イイ滑りでした。

シリーズ優勝は、男子がマーコス・シェイラー。
女子がリンジー・ジャコベリス。

マーコスは松葉杖姿での表彰式でした。
リンジーも予選でケガをして姿を見せず。
やはり危険と背中合わせの世界です。


さて、木曜日から通常営業に戻ります。
日曜は丸沼にゲンテンの試乗会に行くため、店は休みです。

よろしくどーぞ。








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もうちょっとだぁ!

2009-03-20 | QUEST
イタリアのバルマレンコに来ています。

早いもので、今季のワールドカップ最終戦。

本日は、クロスの予選でした。

男子3名、女子1名が決勝進出。
ケガで欠場していたピエールが復活。

練習時は、まったく闇上がりを感じさせない滑りでしたが、
いざ大会となると、各バンクでボードをスライド・・・。

まぁ、仕方ないか・・・と思っていたら、戻って来た
ピエールが「オレはチキンだ!」と自分を怒っていました。

それでも10位くらいで予選を通過してるんですから
やはりピエールのポテンシャルは恐ろしいものがあります。

女子の予選時は雪が変わったことと、強い向かい風によって
全体にタイムが落ちていました。

向かい風時は姿勢を下げる、という基本を無視した
イケイケのフランス女子は、ことごとく敗退(汗)。
なぜ、こうも言うことを聞かないのか・・・。

通常、私は「一人部屋」なのですが、今回はホテルの部屋に
空きがないために「二人部屋」ということになりました。

同室の名前を見ても「???」知らないぞ・・・。

部屋に現れたのは、アメリカのプロレスの「ケイン」ですか?
みたいなデカくて、丸刈りで、イカつ~い怪物くん(泣)。

アルペンの新しいサービスマンだから、お前の部下だ・・・と
聞いていましたが、こんなん・・・ねぇ・・・(汗)。

しかも「縁故」。選手の弟。サービスマンって言っても
スクレイピングすら「どうやるんだ?」という始末・・・。

オイオイオイ!ここはワールドカップだぞ!!
って思っても怖いから何も言えません(泣)。

「あ、じゃぁ私がやっときますよ」みたいな・・・。

だって、本当に「怪物くん」ですよ!たぶん1秒で殺される。
写真撮っておきたいのですが、カメラ向けたら怒りそうだし・・・。

1部屋の中に寝室が2つあるのですが、怪物くんの部屋を通らないと
トイレやシャワー、外にも出られないため、そりゃぁもう気を使う。

しかも英語がまったく通じない。

私:「おはようございます」
怪物くん:「おぅ」
みたいな(泣)。

部下に頭が上がらない中間管理職の方の気持ちがわかりました。

スペインの食事も美味しかったですが、イタリアは更に素晴らしい。
ただ「量」が多過ぎて食べきれない。

ビュッフェで、「え?サラダだけ?」と思ったら、個別にパスタが
出てきた「美味いなぁ」ってムシャムシャ食べてたら、続いて
デカイ・ステーキ・・・。さらに10種類くらいのデザートを好きなだけ。

「これも食べるか?あれも食べるか?」と次から次に用意される。
ノンビリしてると皿の上が大変な状態になります。

中国チームと同じホテルなのですが、コーチなのか知りませんが、
完全に場違いなオッサンが一人居ます。

つねにゴホゴホ、オエェ!と、どこか病んでる感じの咳をして、
人が食べてるものをジィ~っとガン見し、禁煙の食堂でも
タバコを吸い始める。

駐車場が狭いのですが、バリバリと木に突っ込みながら、
前進、バックを繰り返し、フと気がついたら、絶対に他の車が
出られない状態で駐車して居なくなってるし(笑)。

しかも向かい側の部屋。ドアを開けっぱなしでオェオェうるさい。
あのパイプ女子のチャンプの子と同室・・・。かわいそうに。
ん???まさかオヤジか???

遠征もあと数日!
明日がクロス決勝、次がパイプ、次がアルペン。

ジュネーブに戻ってから火曜には帰国予定!

はぁ~、もうひと踏ん張り。

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ボンジョ~ルノ

2009-03-19 | QUEST
ラモリナ以後、バタバタで、ここのホテルのネット環境も
ロビーでしか使えず・・・。

ネタ満載なんですが、書く時間がない・・・。

あぁ、もう出発準備しないと・・・

本日はクロス予選。

戻ったらブログ書きます。行ってきます。

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パウダーボード王国

2009-03-15 | QUEST
日本ほど、パウダーボードが多い国は無い。

その世界を切り開いたのは間違いなくゲンテンスティック。

「あっちのほうが昔からあった」とか言う話でなく、カテゴリーとして
「パウダー」「バックカントリー」という「1つ」の特異分野に対して、
「へぇ、パウダーボードって言ってもイロイロあるんだぁ」ということを
世に知らしめたことこそが、パイオニアと呼べる本物のパウダーボード・ブランド
であると誰もが認める部分だと思う。

海外の方からも問い合わせが来ます。
そりゃぁそうですよね、このクオリティのパウダーボードは世界中の
どこにもありませんから。

店で話していて面白いのが、「パウダーボードが欲しい」という方は
「ゲンテンの中で、どれが良いですか?」というパターンと、
「ゲンテン以外で何か面白いものはありますか?」というパターン。

後者は「ゲンテン=乗ってる人が多い」というイメージから避けているみたい。
特にカグラに滑りに行ってる人は、そういう傾向が多いように思える。

これってスゴイことですよ。
スノーボード業界で言えば、唯一「アンチ」が存在したのはバートンくらい
でしょ?スーパーメジャーに対する抵抗感。

今月最後の週末に丸沼でゲンテンの試乗会が行われます。
私も、土日のどちらかに行こうかと考えています。

メーカーさんは「これは、こういう板です」って説明をしてくれますが、
私の場合は、「これを、こうイジったら面白そうだな」って目で見ています。
ノーマルでも充分面白いですけどね。イジリたがりなので(笑)。

邪道な私は「色」で「これ欲しいなぁ」とかなっちゃいます(笑)。
「乗ってナンボ」ということは、わかってますが・・・見た目も・・・ねぇ。

FALCON(FROG GREEN)とPOOL DECK(WINE)はヤバイなぁ。2本は買えないなぁ。

本格的な方は小清水さん(RELAX)にお任せして、私は、ユル~ク付き合って
くれる方を相手に頑張りたいと思います(笑)。

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なぜ背後に・・・

2009-03-13 | QUEST
トイレに座る。
なぜ、トイレットペーパーが背後にある!?

体をひねったら、背中がキューって痛くなって、そのまま固まり(汗)。
デザイン重視で使い勝手を考えてないね。

本日は予選でした。
見事な春雪。朝はカチカチで滑って歩けませんでした。
それが昼にはザクザクモサモサ。

こういう雪で「カービング」しちゃうと失速するんです。
ものすごく、やりやすいんですが抵抗が大きくて。

おかげでファイナル常連のメンバー数名がまさかの予選落ち。
逆にフランスで言うとオマケで出場したような選手が通過!

これには各国のコーチが頭を悩ませていました。
フランス女子のエース「デボラ」も予選落ち・・・。
Jr.WORLDで優勝したオセアンも予選落ち・・・。
デボラに大泣きされましたが・・・泣かれても・・・ねぇ・・・。

優しいフランスのコーチは「自分が悪いくせにウルサイ」と
デボラをゲレンデに置き去りにして、他のメンバーは撤収。
まさか本当に帰って来ちゃうとは思わなかった・・・(汗)。

男子2名、女子2名が予選通過。

いやぁ、ワックス難しかった!
こういう雪だと、板をソフトに踏むタイプの選手と、力任せに踏む選手とで
まったく「板の感想」が違う。

同じ仕上げなのに、一人は「すごくイイ」と言い、一人は「まったくダメ」
という。
予選は2本あるので、1本目にタイムが出なかった選手には逆のパターンの
仕上げ方にしてみたところ、1秒以上タイムが縮んだ。

で、どっちもダメだったデボラとオセアン。夜にビデオで確認したところ、
二人ともガッツリ板を踏み込んでカービングしてる。
踏んだ瞬間に失速して、慌てるからラインがフラフラする。悪循環。

板も大して走ってないな(汗)。2本とも・・・。

さて気を取り直して明日!テレビ撮影が入るのでスタートが昼らしい。

ピーカンのおかげで鼻の頭が真っ赤です・・・。



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