地形から読み解く日本の歴史
竹村公太郎 著
言われてみれば私も小学生の頃までは大雨が降ると、どこどこで川が氾濫したという
話を頻繁に耳にしていました。
日本の国土と気候を考えれば当たり前な話ですが、ここ数年は地震や火山という
自然災害が注目されていますが、より生活に密着して危険性が高いものは河川の氾濫でした。
スノーに関わる仕事をしていれば「山」と「雪」という視点で見ることが多いのですが
「水」という視点で考えるとブルトーザーもダンプもユンボも無かった時代に、もし自分が
管理者だったらどれほど頭を悩ませただろうと思いました。
新潟の歴史写真を見て驚きました。
腰まで泥水に入って田植えをする姿。
「自然との共存」と口にするのは簡単です。でも過去にどれくらいの被害とどれくらいの努力が
あって現代があり、その甘やかされた環境の中で物事を考えているという立場も理解しておくべき。
徳川家康が利根川の流れを変えたことで現在の東京の繁栄があることは有名な話ですね。
こういう視点で自分の国の歴史を見直すのは面白いですよ。
竹村公太郎 著
言われてみれば私も小学生の頃までは大雨が降ると、どこどこで川が氾濫したという
話を頻繁に耳にしていました。
日本の国土と気候を考えれば当たり前な話ですが、ここ数年は地震や火山という
自然災害が注目されていますが、より生活に密着して危険性が高いものは河川の氾濫でした。
スノーに関わる仕事をしていれば「山」と「雪」という視点で見ることが多いのですが
「水」という視点で考えるとブルトーザーもダンプもユンボも無かった時代に、もし自分が
管理者だったらどれほど頭を悩ませただろうと思いました。
新潟の歴史写真を見て驚きました。
腰まで泥水に入って田植えをする姿。
「自然との共存」と口にするのは簡単です。でも過去にどれくらいの被害とどれくらいの努力が
あって現代があり、その甘やかされた環境の中で物事を考えているという立場も理解しておくべき。
徳川家康が利根川の流れを変えたことで現在の東京の繁栄があることは有名な話ですね。
こういう視点で自分の国の歴史を見直すのは面白いですよ。