近い未来にEVが当たり前になるでしょう、という世の流れはどうであれ
雪山に行く私たちには燃料(充電)供給の問題と寒冷地というEVの弱点を知れば
なかなか選択肢には入れづらい現状があります。
とは言いながらも「ロスはテスラだらけですよ」とか「テスラ株で儲かった」
などという話が耳に入ってきて「でも興味ないですよね?」とちょっと蚊帳の外
みたいな対応をされると「興味がないわけではない!」と言いたくなります。
そして「とりあえず乗ってみたほうがイイですよ」とお声かけいただき
テスラくんがやってきました。
モデル3の「ロングレンジ」というモデルで車体価格が600万くらい。
補助金が60万位出るそうで、消費税ぶんが消えるくらいでしょうか。
これに家庭で充電するためのウンヌンが別途。
オプションが「パーツ」という感じでなく操作アプリを増やす感じなのが面白い。
なんとなくのイメージで、なんだかんだで1000万くらい?と思ってましたが
そこまではしないものの、まだまだ庶民が買うようなシロモノではない。
とりあえず助手席に座って説明を聞きながらドライブ。
「これね、意外と速いんですよ」とニヤッとされたので嫌な予感。
若い頃に発売したばかりのR32スカイランのレース仕様車に乗せられて
265のタイヤがホイルスピンしながらBack to the Futureみたいに急加速したのを
思い出す。ちなみにタイヤバリアの内張も外してあったので265が入ってました。
「モーター=エンジン無しってことは車重が無茶苦茶軽いんですか?」と聞くと
バッテリーが重いので1.8tくらいは車重があるとのこと。
それならバイクみたいな加速感にはならないだろうと「へぇ~」くらいに流してたら
「一応ヘッドレストに頭を着けておいてください」と。
まぁ運動不足のオジさんですし、万が一ってこともありますから言うことを聞く。
次の瞬間・・・声が出ないどころでなく、目玉と脳ミソと内臓が後方に
置いて行かれた感じでグゥゥゥゥって。罰ゲーム級の衝撃でした。
「ワープするみたいでしょ?」と笑ってましたが、真っ白なシートに
失禁してたら、どうするつもりだったんだ?
車の形してますが、なんか違う次元の乗り物でした。
たぶん10年後にはスゴイことになってるんでしょうね。