拙職場に、どういう関係かは知りませんが、下のポスターがはられていました。
bogus-simotukareさんは、
>これほど世間に知られてない啓発週間も珍しいんじゃないか。
とおっしゃっています。私も同感ですね。私は物好きだからこれも知っていますが、いまどきこんなことに興味関心のある人間がどれだけいることか。皆さん方は、今日から「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」だったなんてご存知でしたかね。このブログの読者の方は、一般の平均よりは拉致問題に興味があるでしょうからご存知かもですが、そのまた周囲の方はどうですかね。
反物事案とか、県警本部長が決定的なことを語ったとか、デタラメばかりほざいて、さらには特定失踪者とか自衛隊による拉致被害者救出などのような、現実性も妥当性も乏しい話を嬉々として延々と唱えたり、本当に拉致問題のために動いてくれた、小泉純一郎氏や田中均氏のような人間を罵倒するような愚劣なことばかりしているから、今日のような拉致敗戦になったのです。なんとも無様で無残な光景です。
しかしポスターの文句も酷いですね。差別、在日朝鮮・韓国人差別、障害者差別、マタハラとか我々一般国民が加害者となり得る話なら「国民一人一人の思いが大切」でしょうが拉致ってそう言う話じゃないでしょう。
>どういう関係かは知りませんが
下手にお答えになるとプライベートが明らかになりかねないので以下の文はBill_McCrearyさんへのご質問ではないことを断っておきます。
まあ、可能性としては
1)行政からの依頼
新潟県は勿論、「政府認定拉致被害者がいない」群馬県の知事すら荒木の「しおかぜ出演要請」に応じるほどですからねえ。ましてやこのポスターは「政府の拉致対策本部のポスター」ですから行政からの依頼は当然あり得るでしょう。
2)地元政治家からの依頼
たとえばその政治家が拉致議連メンバーであるとか言う場合ですね。今でも日本では建設業なんかそうでしょうが仕事目当ての政治家と企業のつきあいは多いでしょう。その場合「あんたの依頼でもウチの会社に拉致ポスターなんか貼れない」とは政治家相手になかなか言えないでしょう。
といったところですかね。
ほぼあり得ないでしょうが
3)Bill_McCrearyさんの会社の社長が救う会支持者のウヨ
というのも一応可能性としてはあります。
>私は物好きだからこれも知っています
まあ、公共施設(市役所や駅、公立の体育施設や文化施設など)で仮にこのポスターみても「へえ」で普通の人間は終わりですよね。すぐに忘れちゃう。わざわざイベントに行く人がいるとも思えない。まあ、行ったって「横田夫妻の講演」「アニメ映画『めぐみ』の上映」という「何を今さら」の話でしかないし、下手すると「荒木ら救う会の講演」なんて話で特定失踪者などの与太が飛ぶわけですから。
>反物事案とか、県警本部長が決定的なことを語ったとか、デタラメばかりほざいて、さらには特定失踪者とか自衛隊による拉致被害者救出などのような、現実性も妥当性も乏しい話を嬉々として延々と唱えたり、本当に拉致問題のために動いてくれた、小泉純一郎氏や田中均氏のような人間を罵倒するような愚劣なことばかりしているから、今日のような拉致敗戦になったのです。なんとも無様で無残な光景です。
まあ、そういうことですね。救う会や拉致議連が何ほざこうと知ったことではないですが、それを家族会が「黙認どころか応援してる」んだから話になりません。
そうした状況を批判した蓮池氏を除名までするんだからまさに「バカにつける薬はない」とはこのことでしょう。
まあ、なんと言うか・・・呆れ果てるしかないですねー。
拉致問題の解決には、どう考えても北朝鮮と対話・交渉する以外にありえないのに、それを拒むようなことばっかやってきていて、いったい何を言ってるのか。
まあ、私的には「救う会」にせよ「家族会」にせよ、実は拉致問題が解決したら一番困るのは彼ら彼女らなんだろう、連中は、拉致問題が長引けば長引くだけ、世間が自分たちをちやほやしてくれるし、そうなるのが当然(もちろん、実際にはそうはなってないのがお笑い種です)、と思っていて、家族を救い出すことなんて本音ではどうでもいい、と思ってるんだろうな、と思っていますが。
まあ、その結果が今の惨状なわけですから、私的にはもう笑ってしまうしかありません。
> まあ、公共施設(市役所や駅、公立の体育施設や文化施設など)で仮にこのポスターみても「へえ」で普通の人間は終わりですよね。すぐに忘れちゃう。わざわざイベントに行く人がいるとも思えない。
有名歌手ならまだしも、無名歌手のコンサートとかではねえ。
>それを家族会が「黙認どころか応援してる」んだから話になりません。
そうした状況を批判した蓮池氏を除名までするんだからまさに「バカにつける薬はない」とはこのことでしょう。
あとでまた記事を書くつもりですが、家族会に忠告した人などは、「馬鹿め、こっちの話を聞かないからだ」くらいの考えでしょう。
>拉致問題の解決には、どう考えても北朝鮮と対話・交渉する以外にありえないのに、それを拒むようなことばっかやってきていて、いったい何を言ってるのか。
それこそが、私が長きに書いていることです。おっしゃる通り、それで荒木とか西岡みたいな連中と付き合っていたら、永久に解決なんかありはしません。
>まあ、私的には「救う会」にせよ「家族会」にせよ、実は拉致問題が解決したら一番困るのは彼ら彼女らなんだろう、連中は、拉致問題が長引けば長引くだけ、世間が自分たちをちやほやしてくれるし、そうなるのが当然(もちろん、実際にはそうはなってないのがお笑い種です)、と思っていて、家族を救い出すことなんて本音ではどうでもいい、と思ってるんだろうな、と思っていますが。
全く同感です。もうそういう次元に来ていると思います。それで、その次にかかれているように、そういう態度が最終的に自分たちの首を絞めているわけです。
http://www.asahi.com/articles/ASHDB6KH8HDBUTIL03D.html
近く新刊を出版する。題は「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(講談社)。拉致問題が膠着(こうちゃく)状態となる原因にかかわった「冷血な面々」には、自分自身も含まれると考えている。
講談社『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062199391
対北朝鮮強硬派として政治的な地位を高めた現首相、そして、その周辺に蠢いた数多くの人間たちの打算と裏切りを告発する、究極のインサイド・ストーリー!!
序 章 「救う会」に乗っ取られた「家族会」
第1章 拉致問題を利用してのし上がった男
第2章 被害者死亡を認めた首相の大罪
第3章 拉致を利用したマドンナ
第4章 情報はゼロの外交官
第5章 「救う会」を牛耳った鵺(ぬえ)
第6章 政治家を恐れるマスコミの罠
第7章 カンパを生活費にする男
第8章 家族会を過激にした張本人
おそらく救う会や家族会、安倍への批判が展開されるのでしょう。今からワクワクしますね。