ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

田母神俊雄の「賛同者」のメンツがすごい、また安倍晋三も内心では舛添より田母神を支持していそうだ

2014-01-28 00:00:00 | 社会時評

東京都知事選に立候補している田母神俊雄の支持者のリストというのを見てみました。次のようなメンバーです。国会議員と地方議員は省略して、

>文化人ほか

というところを引用してみます。Wikipediaに名前がある人はリンクしておきました。リンクされていない人は、自衛隊関係者以外は右翼活動家のたぐいのようです。

浅野久美

キャスター

阿羅健一

近現代史研究家

荒木和博

「特定失踪者問題調査会」代表

荒木田修

弁護士

伊藤哲夫

「日本政策研究センター」代表

井尻千男

拓殖大学名誉教授

石井よしあき

元空将補

井上和彦

ジャーナリスト

イリハム・マハムティ

「日本ウイグル協会」代表

大高未貴

ジャーナリスト

荻野光男

「入間航友会」名誉会長

尾崎幸廣

弁護士

小田村四郎

元拓殖大学総長

小山和伸

神奈川大学教授

加瀬英明

外交評論家

鍛冶俊樹

軍事ジャーナリスト

片桐勇治

政治アナリスト

葛城奈海

女優・予備自衛官
「やおよろずの森」代表

川村純彦

元海将補

日下公人

評論家
社会貢献支援財団会長

クライン孝子

ノンフィクション作家

小林幸子

「二宮報徳会」会長

小林 正

教育評論家
元参議院議員

小堀桂一郎

東京大学名誉教授

さかき漣

作家

佐藤 守

元空将

佐波優子

ジャーナリスト

上念 司

経済評論家

杉原誠四郎

「新しい歴史教科書をつくる会」会長

関岡英之

ノンフィクション作家

石 平

評論家

高池勝彦

弁護士

高田 純

札幌医科大学教授

高山正之

ジャーナリスト

田中英道

東北大学名誉教授

デヴィ・スカルノ

元インドネシア大統領夫人

富岡幸一郎

文芸評論家
関東学院大学教授

豊島典雄

政治アナリスト

中條高徳

「英霊にこたえる会」会長

中西輝政

京都大学名誉教授

永山英樹

「台湾研究フォーラム」会長

西尾幹二

評論家

西部 邁

評論家

西村幸祐

作家
ジャーナリスト

濱口和久

拓殖大学客員教授

坂東忠信

元警視庁刑事通訳捜査官

藤岡信勝

拓殖大学客員教授

古谷経衡

評論家

松島悠祐

元陸将

増元照明

「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」事務局長

馬渕睦夫

元駐ウクライナ兼モルドバ大使

三浦小太郎

評論家

水島 総

「頑張れ日本!全国行動員会」幹事長

水間政憲

ジャーナリスト

三橋貴明

経済評論家
中小企業診断士

宮崎正弘

作家
評論家

宮脇淳子

東洋史家
学術博士

三輪和雄

「日本世論の会」会長
「正論の会」代表

村田春樹

「自治基本条例に反対する市民の会」会長

元谷外志雄

アパグループ代表

諸橋茂一

「勝兵塾」事務局長

山際澄夫

ジャーナリスト

山村明義

作家
ジャーナリスト

渡部昇一

上智大学名誉教授

いやはや、なんともすさまじい人間ばかりですね。bogus-simotukareさんのブログや拙ブログで繰り返し批判してきた人間が複数いるのが何とも(苦笑)。

それにしても産経新聞とか「正論」によく名を連ねる連中のオンパレードだというのもすごい話です。あらためて産経新聞てほんとの右翼機関紙なのだなと思います。また、アパグループの例の懸賞論文がらみの人たちも散見されますので、なるほど、そのような人間関係で名前を連ねているのかなとかいろいろ勉強になりました。また自衛隊絡みの人が多いですね。これは本気の人、義理で支持をしている人、いろいろでしょう。

ところで、私が興味深く感じたのが、次の2人が賛同者として名を連ねていることです。

>伊藤哲夫

「日本政策研究センター」代表

>中西輝政

京都大学名誉教授

この2人は、安倍晋三のブレーンとして知られています。あとの代表的なブレーンが、西岡力島田洋一八木秀次です(Wikipediaの伊藤哲夫の記事参照)。ほかにも、

>山際澄夫

ジャーナリスト

という人は、安倍絶賛本を出版していますし、それ以外にも安倍と近い関係にあると考えられる人物の名前が散見されます。私の勝手な想像では、名前を連ねていない3人のブレーンも、田母神を支持しているんじゃないんですかね。

そう考えていくと、やぱり安倍晋三は、舛添より田母神の方に内心は強いシンパシーを感じているんだろうなと思います。さすがに現状田母神を支持することはできないにしても、彼自身のイデオロギーに近いのは田母神でしょう。まあ現状田母神が当選する可能性は低いでしょうから、「勝手にしろ」のたぐいでしょうが。ただinti-solさんは、私へのコメント返しで、

>さすがに今の時点で自民党が田母神を押すのは無理なのでしょう。が、今の世の中の情勢がこのままずっと続けば、将来はそうとは限らなくなるかもしれません。

と指摘されています。

bogus-simotukareさんとinti-solさんに感謝を申し上げます。

コメント (18)    この記事についてブログを書く
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18 コメント

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紹介していただき、ありがとうございます。 (inti-sol)
2014-01-28 07:16:51
いつもながら、ありがとうございます。それにしても、「いかにも」な面々です。加えて言えば、自衛隊OBが、やっぱり多い。ああいう主張の持ち主が、自衛隊内で支持を集めているということなのでしょうか。有る意味では分かりやすい話だけど。いずれにしても、どう見ても当選できるとは思えません。
返信する
Unknown (Rawan)
2014-01-28 07:33:13
いっそ、NHKの会長と4人の経営委員も賛同者として名乗りをあげればいいんじゃないですかね。

なんともはや気色の悪い世相です……
返信する
Unknown (田中)
2014-01-28 08:33:58
こちらも参考になると思います

田母神俊雄氏を応援する人たちのトンデモエピソード集http://matome.naver.jp/odai/2138918288897646101
返信する
さすがに引くわ… (hatsu)
2014-01-28 18:26:56
田母神俊雄を一躍有名(?)にした「真の近現代史観」懸賞論文の受賞作とやら、実は主催者・元谷外志雄(アパグループ)の出身地である石川県小松市の航空自衛隊基地の隊員に、上官命令で書かせた原稿の寄せ集め…というのは、その筋では有名なハナシ。
小松基地はこんなトコロです。

「沖縄観光、銀座料亭に交付金 小松基地周辺 町内会長“視察”」
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014012202100014.html

福島県郡山市出身にして「福島第一原発は危険ではない」と言い切る男を都知事候補にまで押し上げる政治風土たるや恐るべし。

辻政信の衆議院当選以来ですわ(苦笑)
返信する
>inti-solさん (Bill McCreary)
2014-01-28 19:22:57
さすがにそうそうたるメンツですね。まあこれくらい非常識な連中でなければ、公然と田母神支持なんか打ち出したりはしないのかもしれませんが、それにしてもです。

>ああいう主張の持ち主が、自衛隊内で支持を集めているということなのでしょうか。有る意味では分かりやすい話だけど。

実際航空自衛隊のトップになっちゃったんですからねえ。
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>Rawanさん (Bill McCreary)
2014-01-28 19:24:42
百瀬は、ツイッターで田母神支持みたいな発言をしたみたいな情報もありますね。事実ならひどい話です。
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>田中さん (Bill McCreary)
2014-01-28 19:27:03
どうもご紹介ありがとうございます。まとめサイトもいいですよね。改めてみるとなかなかすさまじいもんです。
返信する
>hatsuさん (Bill McCreary)
2014-01-28 19:29:54
いつもながらご紹介ありがとうございます。

>沖縄観光、銀座料亭に交付金 小松基地周辺 町内会長“視察” 


航空自衛隊小松基地周辺の町内会長らでつくる小松飛行場周辺整備協議会(周辺協)の二〇一二年の視察研修で、二泊三日の沖縄県滞在中、空自那覇基地などの視察時間が三時間半だけだったことが市や周辺協への取材で分かった。内部で批判があり、一三年は一泊二日に短縮し、埼玉・入間基地に行ったものの、基地とは関係のない東京・銀座で夕食会を開いていた。費用の一部は、県と市が負担する交付金から充てられた。(井上真典、浜崎陽介)


 視察は一二年十月十八~二十日。基地と関係する視察時間は、初日の那覇基地と高台からの米軍普天間飛行場の見学に計約二時間、二日目の沖縄防衛局見学の一時間半だった。残りは、沖縄美ら海水族館や首里城、沖縄フルーツランド、レジャー施設「おきなわワールド」などを見て回った。


 周辺協の役員十八人と市職員、小松基地の隊員の計二十人が参加。視察費の総額は約二百五十九万円で、一人五万円を徴収し、残りは交付金百五十九万円が使われた。


 交付金の正式名は、小松市航空機騒音被害特別調整交付金で、県と市が年四千万円ずつ周辺協に支払っている。同様の視察は十年以上前から毎年あった。


 沖縄視察に対し、会員から批判の声が上がり、一三年は一泊二日とし、入間基地などの見学に二十二人が参加した。


 しかし、銀座の料亭で、コンパニオン三人を呼び、一本一万四千~三万二千円の日本酒計九本を頼むなど夕食費だけで約六十七万円。東京スカイツリーや浅草も見学した。総額二百十七万円で、一人三万円徴収し、百五十万円は交付金から支出していた。

参加者からも批判


 基地視察を経験したことのある小松市内の町内会長は「交付金は、もっと住民のために使うべきだ」と厳しい表情を見せた。一方、同市の担当者は公金が出ていながらも「使い道には口を出さない」と一線を引く。他基地の同様の組織は「飲み食いは全部自腹」との見解を示した。


 かつて視察に参加した一人は「こんなことをしていたら、基地や行政に誰も何も言えなくなる」と、なれ合い体質になることに疑問を投げかけた。別の参加者は「税金の無駄遣い。今はそういう時代じゃない」と批判した。


 交付金は一九八〇年に初めて県と市が計一千万円を予算化。日本の主力戦闘機F15の訓練時間制限の緩和や日米共同訓練の受け入れなど、周辺住民の負担が増えるたびに増えてきた。実質的な事務作業をしている同市飛行場課の担当者は交付金の使途について「周辺協がどのように使おうと市がとやかく言うことではない」と話す。


 F15が運用されている基地周辺の協議会の視察について、本紙が六基地の協議会などに取材した。視察費は小松市の周辺協が最高だった。


 〇九年に青森・三沢基地などを視察した千歳飛行場騒音地区整備協議会の北国谷勉前事務局長(62)は「毎年行く必要はなく、観光もしない。公金が入っている以上、飲み食いは全部自腹」と話した。


 一方、市民オンブズマン石川代表幹事林木則夫さん(65)は小松の周辺協の視察を「交付金の使い道として違法とは言えないが、一般感覚としておかしく、よくないと思う」と語った。


 小松市航空機騒音被害特別調整交付金 離着陸機の騒音被害や墜落の危険にさらされている市内の105の町内会に、町内会運営費や騒音、空港問題の調査研究費に充てることを目的に、県と市が年に計8000万円を支出。騒音の大きさや世帯数などに応じて各町内会に配布している。そのうち周辺協の運営費には480万円を充て、ここから視察費を支出している。

なかなかすさまじいですね。ああ、そういえば辻さんも石川でしたっけ? 不徳な人間です。
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Unknown (反維新)
2014-01-28 20:20:44
こうやってみていくと、青リボンバッチ付けてる奴多いっすねぇ(笑)。拉致問題がどんなイデオロギーに支えられてるか手に取るようにわかります。
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(^^;) (hatsu)
2014-01-28 21:12:38
引用記事の全文ご紹介恐れ入ります。

>安倍晋三は、舛添より田母神の方に内心は強いシンパシーを感じているんだろうなと思います。

田母神よりも、どっぷり基地利権の「神の国」発言の人に対する配慮じゃないかと。
松井秀喜の(ミスターとの抱き合わせ)国民栄誉賞といい、東京五輪組織委員会会長といい、媚っぷり尋常じゃありません。
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