文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

メイドいんジャパン 1

2023-02-26 18:26:37 | 書評:その他

 

 成美(しげよし)君は男の子。でも母親になぜかメイド女子高(九段下メイド女子高というところらしい)に入れられて、男の娘にさせられてしまう。実は母親が学資貯金を使い込んで、学費免除の特待生制度があるメイド女子高に入れたようだ。そして、成美君が立派なメイドになって大富豪に買われることも狙っているらしい。面白半分も入っているようである。ちなみに、メイドとしての呼び名は「なるみ」。描いているのは「ばくおん」などで知られるおりもとみまなさん。

 メイド女子高には、実習制度がある。成美君が、メイド実習に訪れたのが、宇垣まとめお嬢さまのところ。実は、纏めお嬢さまは、父親をメイドに奪われたという過去があったので、メイドが大嫌い。でも実のところ・・・。
 成美君はメイド女子高の学生だが、どうも、メイド大学もあるらしい。そして、社会人枠もあるようだ。誰ですか。自分も入りたいという人は。

 笑ったのは次のセリフ

「男のちんちんが前へ前へと伸びるのはなぜだと思う?それは信じた道を前へ前へと突き進む為だ!!」



ホンマかいな。果たして、成美君、立派なメイドになれるでしょうか?
☆☆☆☆

 

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あまちんは自称♂(3)

2023-02-19 10:51:36 | 書評:その他

 

 あまちんの本名は甘澤こころという。自分の事を常々男と公言しているが、なにしろとてもかわいらしいので、クラスの男たちは、女子そっちのけであまちんに夢中。でもあまちんは幼馴染でクラスメートの上下タツミが大好き。

 この巻では、タツミをめぐるライバル?が出てくる。タツミの妹の苗美である。小学3年にしてブラコンを大分拗らせており、ちょっと将来が心配になる(笑)
 そしてもう一人、あたらしい登場人物として滑川優助という男の子が出てくる。この優助くん、あまちんの影響で、「かわいい」に目覚めさせられてしまう。「かわいい」のは女子の服に多い。「かわいい」に目覚めるというのはそういうことだ。

 それに巻き込まれるのが、優助くんのお友達の立杉炎牙と言うサッカー少年。優助くんもとうとう「かわいい」恰好をさせられてしまうのだ。

 いつあまちんの決め台詞「勃(た)つわー」がでるのか楽しみで読んでいるのだが、この作品はラブコメなのだろうか?それともBL? もっともタツミくんにはその気はまったくないようだ。そもそもタツミくんも、あまちんの性別は完全には知らないらしい。さて本当はどっちかな?

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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放送大学の成績発表

2023-02-17 10:11:29 | 放送大学関係

 今日から放送大学のシステムWAKABAで2022年度2学期の受験科目の成績を見ることができる。合格しているのは、登録時の裏技で分かっていたが、評価の方は分からない。先ほども見ると、受験した2科目ともⒶだった。これで「生活と福祉コース 」も終わって、7回目の卒業なわけだが、当分は秋田大学の通信教育に力を入れよう。色々な分野を勉強したが、やはり自分は、工学的なことが好きなんだと最近しみじみと思うし。

 

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原爆詩集

2023-02-17 09:01:35 | 書評:その他

 

 1945年8月6日、広島はまさに地獄絵図だった。著者は、大阪生まれだが、生後まもなく広島に転居し、そこで被爆した。著者は被爆前から気管支に持病を持っていたようで、被爆から8年後に、気管支の手術中に亡くなっている。

 最近、ロシアが核を使うとほのめかしたことが話題になっているようだが、もし万が一核が使われたら、地獄が再び訪れることになるだろう。核使用は、明確な戦争犯罪である。判断能力のある人に対しては屁理屈はつけられるかもしれないが、核は無差別に民間人の命を奪う。赤ん坊や幼児の命を奪ったことは、どう言いつくろったにしても犯罪としか言いようがないだろう。

 本書を読めば、原爆の悲惨さが想像できるだろう。なにしろ著者はその目で見ているのだ。それは、著者の思想的な背景とは何の関係もない。すでに戦後80年近くたち、その当時の記憶を持っている人も多くは鬼籍に入ってしまった。核兵器を使うと脅かしている人間でさえも、実際に使われたらどうなるかを体験したことはない。もう少したったら、私たちは、このような作品を読んで、核兵器の悲惨さを想像するしかなくなる。もし核兵器が使われたらどうなるか。私達は、ずっと訴え続けないといけないのだろう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋田大学資源開発コース教材

2023-02-15 00:05:05 | 秋田大学通信教育

 まだ、秋田大学通信教育の「地球科学コース」が終わっていない(修了要件は満たしているがまだ時間があるので残りも全部片づけるつもり。)にもかかわらず、「資源開発コース」を申し込んでしまった。6日に申し込んだのだが、もう教材が来た。学生証の日付は2月9日となっており、在籍期間も3年間あるのでゆっくり手をつけていくつもりだ。

 

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徒然チルドレン1-3

2023-02-14 09:22:47 | 書評:その他

 

 

 

 BSの深夜アニメ枠で放映されているこの作品。元は、著者のwebサイトに掲載されていたらしいが、その後「別冊少年マガジン」を経て、「週刊少年マガジン」に連載されていたようだ。webサイトには2012年から連載されているらしいが、別冊少年マガジンには2014年から2015年まで、週刊少年マガジンには2015年から2018年のことだそうだ。

 描かれているのは、高校生の少年少女たちのラブコメ。「たち」と書いたように、複数の少年少女が描かれており、登場人物の誰がメインなのかははっきりしない。4コマ形式で進行し、一話はいくつかの4コマで構成されている。そして、一話が完結すると、別の話に移るという形になっている。

 大きな出来事が起きるわけではないが、読んでいると、「イヤー青春だねえ」という気持ちになり、ほっこりとしてくる。何しろ、恥ずかしいのでなかなか「好き」と言えなかったり、とにかく微笑ましいのだ。特に噴出しそうになったのは、留学生のパトリシアという娘。ケイスケ君という少年に対して「私アナタノコト寿司」と言っちゃうのだ。ケイスケ君、「それを言うなら好きじゃないのか?」と聞くと、「NO 好キデハアリマセン」と否定してくる。いったい「寿司」とは・・・。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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放送大学7回目の卒業確定(たぶん)

2023-02-13 11:40:57 | 放送大学関係

 今日から放送大学の科目登録が始まる。みなさん知っていると思うが、裏技で、合格しているかどうかを確認したところ(ただし、成績の方は分からない)、受験した2科目とも履修済みになっていたので無事に合格しているようだ。これで、おそらく7回目の卒業が確定したことになる。何回か説明したと思うが、なぜ6コースしかないのに7回目の卒業になるのか。それは、昔せっかく卒業した2専攻が、課程変更のどさくさで、一つのコースにまとめられたからだ。これで、もう全科生として再入学できるところはなくなった。されこれからどうしようかな。秋田大学の通信教育だけにするか? 

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東京デスティニーランド

2023-02-12 13:42:41 | 書評:その他

 

 ここは東京デスティニーランドというテーマパーク。略してTDL。あのネズミの国とはなんの関係もない(たぶん)。この作品は、鬼島くんと夢野みくにさんの繰り広げるラブコメだ。

 鬼島くんは、年間パスポートを持っているくらい TDLの大ファン。姉が、二人いるがどちらもTDL好きでよく一緒に来ていたのだが、どうも二人共卒業して、鬼島くんだけ取り残されたようだ。そこに、渡りに船とばかりに現れた夢野さん。鬼島くんは、これで毎週TDLに遊びに来れると喜んでいるが、夢野さんはTDLは好きだけどなんだか、ちょっと複雑な気持ち。

 思わず噴き出したのは、TDLの着ぐるみの中の人なんていないと、真面目な顔で夢野さんに言ったところ。なんと鬼島くん、TDLを心置きなく楽しむために、夜のコンビニや朝の新聞配達のバイトをしているらしい。ここまでいけば立派なものだ(笑)夢野さんは、鬼島くんの無口なところに恋したようだが、たぶん鬼島くん、TDLのことを考えていたようである。

 作者のPericoさんは、知名度という点ではこれからの人だが、絵柄が綺麗なので、今私が注目している漫画家の一人である。特に大きな事件が起こるわけではないが、描かれているゆるふわな世界に、ほっこりとした気持ちになってしまう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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発想法

2023-02-10 09:40:05 | 書評:学術・教養(人文・社会他)

 

 皆さんは、会社などの研修でグループワークとしてKJ法なるものをやったことはないだろうか。付箋にキーワードを書いて、関連するものをひとまとめにして、上位の概念を見つける。そのKJ法の生みの親、川喜田二郎さんの発想法。ちなみに、KJ法というのは、川喜田二郎の頭文字からとったものだ。

 ただ私は、KJ法を研修講師の時間稼ぎとして、グループワークとしてやることには反対である。もちろん一人でやるよりは、意外な意見が出てくることもあるが、それはよほどメンバーの質が揃っているという条件の下でだろうと思う。みなさんはないだろうか? 当たり前のような結論が出てきて、これなら別にKJ法なんかやらなくてもよかったんじゃないかと思ったことが。みなさんは経験はないだろうか。

 川喜田さんの専門は文化人類学。だから、野外でのフィールドワークに重点を置く。本書を読めば、アイディアのまとめ方などは理解できるものと思う。ただ自家薬籠中のものとするには、やはりある程度の年季はいるだろう。ただ使いましたでは、出てくる結果はおぼつかないのだ。色々な発想法がある。これと思ったもの、自分に合っていると思ったものを愚直に使い続けるといったことが大切になると思う。

 ただ「パンチカード」という言葉がそこかしこに見られたり、記録係が悠然とタバコを燻らしていることができると書いていたり(p69)などは、ちょっと時代を感じさせる。ともあれ、KJ法についてよく知りたい人は、一読しておくといいだろう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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心を贈るやさしい絵手紙―基本と楽しみ方

2023-02-08 09:01:15 | 書評:学術・教養(人文・社会他)

 

 実家の本棚にあったこの本。二十数年前に初版が発行されているのでちょっと古いかもしれないが、内容自体は今でもそれほど古さを感じさせないと思う。

 絵手紙と言う言葉を知らない人がいるかも知れないので、一応説明しておこう。絵手紙というのは、この名前の通り、主にハガキを出すときに自分の手で、絵を描いて出すものだ。この自分で描くというところが、市販の絵葉書とは一線を画す。旅行などに行った際、そこの風景を描いて出せば、感動もひとしおだと思う。自分自身に宛てて出せば、そこの風景が一層記憶に残るのではないだろうか。何もその場で描くことはない。カメラなどにとっておいて、宿でゆっくりというのもいいのではないか。

 さて、本書は、絵手紙の基本として、道具の紹介や線の練習、絵の描き方や字の書き方、印のつくり方などを述べた後に、色々なモチーフの描き方を示した後、各月毎の題材をお手本とともに、例示されている。

 別に、自分は絵が下手だからとあきらめる必要はない。

「心を込めてかいたものは、たとえヘタでも相手の心に響きます。」(p10)

とあるように、心を込めて描くことは大事なのだ。そして書き続けていれば、誰でもある程度は上達するものである。別に画家になろうという訳ではなく、趣味として楽しむのならそれで十分だと思う。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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