文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

人と植物の文化史: くらしの植物苑がみせるもの

2017-05-31 09:10:16 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
人と植物の文化史: くらしの植物苑がみせるもの
クリエーター情報なし
古今書院

・国立歴史民俗博物館編、青木隆浩編

 千葉県佐倉市にある佐倉城趾の一角に、国立歴史民俗博物館編があるのをご存じだろうか。実は私も本書を読んで、初めてこのような施設があることを知ったので、それほど偉そうなことは言えないのだが。

 この博物館の南東にあるのが、本書のタイトルにもある「くらしの植物苑」だ。1995年の開苑だというから、開苑からもう20年以上も経っている。本書は、2015年に行われた第97回歴博フォーラムにおいて、講演という形で紹介されたこの植物苑の20年間の活動を、一冊に纏めたもののようである。

 考えてみれば、我々日本人は、西洋が自然を対立的に見てきたのとは対照的に、自然を敬い、自然と共に暮らしてきた。とりわけ植物との関りは深いものがあるだろう。なにしろ、千年以上も前の木造建築が今だに残っている国なのだから。

 「くらしの植物苑」では、植物を「食べる」、「治す」、「染める」、「道具をつくる」、「塗る・燃やす」、「織る・漉く」といった六つの用途に分けて、植栽がされているという。我々は、昔から植物に対してこれほどたくさんのお世話になっているのだ。例えば青森県にある縄文時代の三内丸山遺跡である。この時代にはもう集落の周りにクリ林が広がり、人々は実を食用とするだけではなく、木材を建築材や土木材として使用していたというから驚きだ。

 しかし、植物との関りは、何も実用的なものには限らない。ご先祖さまたちは、鑑賞用としても様々な品種を生み出して楽しんでいたのである。例えば、春の「桜草」、夏の「朝顔」、秋の「菊」、冬の「サザンカ」。人々は、花を楽しむだけでなく、着物の模様としても使った。

 ところで、江戸時代に色々な変異朝顔が流行していたのは知っていたが、中には種子のできないいわゆる一代限りの「出物」というものがある。朝顔は1年草なので、どうやって次世代にその形質を伝えたのだろうと思ったが、これはそのような遺伝子を持っている親木から取った種を蒔いて作ったようだ。江戸時代の人がメンデルの法則を知っている訳はないので、経験則だったのだろうが、先人たちの知恵には驚く。

 寡聞にして、このような興味深い博物館があるとは知らなかったが、本書を読むと、機会があれば一度訪れてみたいものだと思う。それにしても、千葉県は遠い。隣の県位にあればすぐ行くのにと残念だ。

☆☆☆☆

※初出は「本が好き!」です。

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ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム

2017-05-29 18:23:55 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)
クリエーター情報なし
文藝春秋

・谷口忠大

 最近よく行われているビブリオバトルというものをご存じだろうか。ルールに従って、発表者が自分の選んだ本を紹介して質疑応答があり、すべての発表が済んだら、その中から聴講者も含めたみんなの投票により、チャンプ本を選出するという知的なゲームである。本書は、一言で表せば、ビブリオバトルの提唱者が語るその魅力と言ったところだろうか。

 基本的なルールは単純明快。次の4つしかない。

1.発表参加者が読んでも白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを行う。
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。 (p16)

 たったのこれだけだ。あっという間に全国に広まったのも、この手軽さもあったからではないかと思う。

 本書には、このビブリオバトルを疑似体験するために、架空の大学である三帝大学の右戸研究室で行われるバトルの様子を小説仕立てで描くと共に、ビブリオバトルの進め方、ビブリオバトル誕生の様子、ビブリオバトルを通じた人や本との出会い、ビブリオバトルの今後の広がりなどが述べられている。

 実は私も何回か、ビブリオバトルを聴講したことがある。残念なことに、紹介された本の中に、食指を動かされたようなものは無かったのだが、バトルそのものはなかなか面白かった。ビブリオバトルに興味がある人、これからやってみたい人には、ぜひ読んでその楽しさの一環でも味わってもらえればと思う。

☆☆☆☆

※初出は「風竜胆の書評」です。

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純喫茶「一服堂」の四季

2017-05-27 09:29:59 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

・東川 篤哉

 鎌倉にあるという、まるで客を拒否するかのような純喫茶「一服堂」。なにしろ見かけは古民家。看板は表札と間違えそうな小さなもの。知らない人は、ここが喫茶店などと気づかずに通り過ぎてしまうくらいだ。おまけに、店主は極度の人見知りで、接客が大の苦手。美人であるのだが、よくこれで店がつぶれずにいるものだと思う。

 ところで、この美人店主の名前は安楽椅子。「アンラクイス」ではなく「アンラクヨリコ」と読む。その名の通り、安楽椅子探偵で、推理になると人格が変わる。

 なにしろ、それまで自分が飲んでいたコーヒーの容器をいきなり割って、<甘いですわね!まるで『一服堂』のブレンド珈琲のように甘すぎますわ>(p59)などと自分の入れたコーヒーに対して自虐ツッコミをした挙句に、客の話から見事真犯人を推理するのだから。

 本書は、タイトルの通り、春夏秋冬に起きた事件を収録したものだ。客がこの店で、事件の話をすると、椅子の人格が急に変わって、名推理を披露するというのが基本的なパターンである。

 事件は死体が十字架に括りつけられていたり、バラバラにされていたりと、猟奇的なものばかりだが、話の方はいかにも東川篤哉の作品らしくテンポよくコミカルな調子で進んでいく。このギャップも彼の作品の魅力の一つだろう。

 なお、この作品には、全体を通して一つのしかけが組み込まれている。春夏秋までは、そんなしかけがあることにはまず気が付かないのが、最終話の冬の話で、驚くような事実がいろいろと判明するのである。なかなか面白い話なので、シリーズ化して欲しいとも思っていたのだが、この「冬」最終話を読むと、シリーズ化も不可能ではないだろうが、ちょっと難しいかもしれないなと思った。

☆☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。



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日本史の謎は「地形」で解ける

2017-05-25 10:23:27 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)
クリエーター情報なし
PHP研究所

・竹村公太郎

 日本史にはいくつもの謎がある。また、いくつもの定説といったようなものもある。ところが、そういったものが覆ることも結構多い。人文関係の分野には資料至上主義といった風潮があり、資料にないところは、その道の大ボスのご高説を定説として受け継いでいくようなところもあるようだからだ。この資料至上主義、大ボス至上主義は、「逆説の日本史」(小学館)の作者でもある井沢元彦さんなどが批判しているし、以前読んだ 高木彬光さんの神津恭介シリーズのひとつ、「古代天皇の秘密」(角川文庫)でも、それに対する批判のような箇所があったと記憶している。

 本書が画期的なのは、そういった謎や定説に対して、「地形」という切り口から挑んでいるというところだろう。歴史に対してこういった攻め方ができるのは、著者が人文系の人ではないからだろう。それもそのはず、奥付の著者紹介によれば、著者は、東北大の修士課程を出た土木を専門とする人だそうだ。だから、「地形」というところに目を付けたのだろうと納得する。

 ところで、この「地形」に目を付けると、どのような新事実が浮き彫りになってくるのか。本書に収められているのは、関ケ原勝利後に家康が直ぐに江戸に戻った理由、信長の比叡山焼き討ちの理由、頼朝が鎌倉に幕府を開いた理由など全部で18の謎や定説に対する新説である。

 書かれていることが、本当に正しいかどうかは分からないし、著者の想像力がかなり入り込んでいるようなところも見られる。しかし、カビの生えたような文献ばかり眺めていても、真実はなかなか浮かび上がってはこないだろう。本書に記載されているような方法論は、歴史探求の手法としては、有効ではないかと思うのだが。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

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なぜ政治家は失言をするのか?

2017-05-24 12:27:16 | オピニオン
 またまた世の中を政治家の失言が騒がせている。なぜ政治家は失言をするのだろうか。その一番の理由は、周りがつけあがらせているからではないのか。たいした見識もないのに、議員になると、周りが先生、先生と言っておだてる。人間が出来ていないと、自分は特別な人間だと勘違いするのも無理はないだろう。

 そこで一つ提案だ。政治家に対して、「先生」と呼ぶことを禁止すれば、この勘違いはかなり少なくなるのではないか。私自身、政治家をどうして「先生」と呼ぶのか分からないし、呼びたくもない。政治家は呼び捨てで良いと思っているが、気が咎めるようなら「ちゃん」づけでもいいと思う(笑)。

 もっとも、失言するような政治家を選んだのは、有権者である。有権者の側も、人格者を政治家として送り出すようにする努力が求められるのだ。
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年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方

2017-05-23 11:48:02 | 書評:ビジネス
年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方
クリエーター情報なし
SBクリエイティブ

・小林昌裕

 本書は、年収350万円の営業職だった著者が、どのようにして年収1億円を得るようになったのかを解説したものである。

 著者はわずか6年で年収1億5千万円にもなったという。実に驚くべき数字だが、実際にそれを達成するためにはどのようにすればよいのか。著者の勧めるのは、<①ひとりでできる、②定期的に課金される、③働かなくてもいい>という夢のような話を実現してくれる「ストックビジネス」というものだ。確かに、寝ていても定期的にお金が入ってくるのなら、それに越したことはない。私のような怠け者には理想的なビジネスだろう。

 しかし、ストックビジネスを進めるに当たっては順番があるらしい。それは、不動産投資から始めるということだそうだ。著者は、このストックビジネスによって、食べるに困らないキャッシュフローを得ることができるようになったら、その余剰資金を使って、実働系や情報発信系などの更なるビジネスに進出することを勧める。

 それでは、なぜ最初に不動産なのか。それは金融機関からローンを引くことができ、掘り出しものも眠っているし、修繕や災害などにもある程度保険で対応できる。また空室リスクもやり方しだいで減らすことができるかららしい。こうしてみると、不動産投資はまったく理想的なビジネスであり、必要なのは一歩踏み出す勇気だけのように見える。

 しかし、このやり方が著者がビジネスを展開している関東圏ばかりでなく、人口が減り続けている地方において同じようにできるかどうかはよく分からなかった。また不動産投資には、確率は低いものの、いわゆる「事故物件」になるかもしれないというリスクもある。こちらは、物件を沢山持っていれば、数でリスクを薄められるかもしれないが、数を持っていない人にとっては、気になるところではある。

 もっとも、資産が勝手にお金を稼いでくれるというのは魅力的だ。しかし、私は、別に高級車もジェット機も欲しくはない。私のように、あまりお金を使わない人間にとっては、仮に年収1億円稼いだとしても使い道に困るだろうなあと思う(笑)。なお、本書に倣ってこれから不動産投資を始めようという人は、あくまで自己責任だということは、言うまでもない。

☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。
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予知夢

2017-05-21 08:50:41 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
予知夢 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

・東野 圭吾
・文春文庫

 以前テレビで放映されて、人気を博していた「ガリレオ」シリーズ。本書は、そのドラマの原作のひとつに当たる。読みやすくて、面白いのは面白いのだが、ただ褒めるだけでは、私らしさがないので、色々と突っ込んでみたい。

 この本も、全巻にあたる「探偵ガリレオ」と同じく、短編集で、収録されている作品は、以下の5編である。

 少女の部屋に不法侵入した男は、その少女が、子供の頃夢見た運命の恋人だと主張」:「夢想(ゆめみ)る」
 殺人事件が起きた同時刻に殺された女の幽霊が:「霊視(みえ)る」
 ポルターガイスト現象の起こる家の秘密:「騒霊(さわ)ぐ」
 不思議な絞殺事件:「絞殺(しめ)る」
 女が殺される予知夢を見た子供:「予知(し)る」

 このシリーズの持ち味は、湯川が、一見オカルトに見える事件に潜む、科学的なトリックを見事解き明かすというものだろう。しかし、最初の2つは、どう考えても、普通のミステリーの謎解きである。理系ミステリーとは言えない。さすがにネタにつまったのか。

 ところで、これは、前作から思っていたのだが、湯川の専攻はなんだろう。物理学といっても分野がとてつもなく広いし、アプローチの仕方でも、理論物理学系と実験物理学系がある。理屈っぽいところは、理論物理学系のようだが、それなら、実験なんてほとんどしないだろう。しかし、草薙が訪問したときには、よく、綱引きや、ガラスに電気を通すといったような、天才物理学者にふさわしいとも思えない実験をしている。

 「湯川、あんたは『でんじろう先生』か?」

 そもそも、使われているトリックは、物理学というより、工学の分野が多いと思う。湯川が物理学者であるという必然性が良く分からない。ぜひとも物理学者でなければ解けない事件というのを期待したいのだが。

 また、「騒霊(さわ)ぐ」で、神崎弥生が、草薙刑事に、どうしてあの家が気になるのかと聞かれて、堂々と、「勘です」って、答えている。

 「神崎弥生、あんたは『浅見光彦』か?」(ごめんなさい。ここは内田康夫ファンの方しか分からないかもしれません。)

 そういえば、結構長い間、このシリーズの新作を読んでないような。続きはでるのかな。

※初出事は、「時空の流離人」です。

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シミルボンにコラムを寄稿

2017-05-19 20:08:56 | その他
 シミルボンに、コラムを寄稿しました。故郷の街にある小さな図書館に寄った際に目にしたパンフレットをネタに、書いてみました。

→ マンガと文学館のコラボ企画に注目!

 最近は、活字の本を読む人が少なくなったので、このような企画が流行るのでしょうか。


 また、少し前に、このコラムも寄稿しておりますが、報告をしていなかったので紹介しておきます。
→ 受験勉強は役に立ったか?

 私も田舎の高校から京都大学に進学しましたので、受験勉強もそれなりにはしましたが、果たして役に立っているのしょうか?


 もう一つ、これはやはりシミルボンで募集していた「牧眞司コラム大賞」に応募したコラムですが、見事落選してしまいました。私としては、私の芸風と、選者との波長が合わなかったと思っていますが、どうなんでしょう(笑)。
→ 時間SFと相対論
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“空蟬" ヒカルが地球にいたころ……⑦

2017-05-19 17:33:11 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
“空蝉
クリエーター情報なし
エンターブレイン

・野村美月

 野村美月と竹岡美穂のコンビによる本シリーズの7作目。主人公は、顔つきがあまりにも凶悪なために、周りから勝手にヤンキーキングというレッテルを張られてしまった平安学園1年の少年、赤城是光。実は、とっても優しい心根をしているのだが、周りから恐れられて誰も近寄って来るものがいない。

 そんな彼だが、事故で亡くなった学園の王子様・帝門ヒカルの幽霊に取りつかれてしまう。是光はヒカルのために、彼が生前女の子たちと交わした約束を果たそうと尽力していく。彼が相手をする女の子は巻ごとに変わるのだが、その過程で一見凶悪な是光の本当の姿を女の子たちが知り、彼の周りにどんどん集まってくる。つまりは一種の学園ハーレムものということになるのだろうか。なにしろ、最初は是光を敵視していたようなヒカルの従姉の斎賀朝衣でさえも、この巻では結構デレの面を見せているのだ。

 この巻のヒロインは蟬ケ谷空という女子大生。牧師の孫娘で生真面目な性格の女性だ。彼はなんとヒカルの子を妊娠しているらしい。この妊娠騒ぎをめぐるドタバタがなかなか楽しいのだが、空の心には影ともよべる部分があった。それを是光が解きほぐしていくのだが、その結果は、驚くような結末で終わる。

 また、この巻では、是光自信の抱えていた心の闇も解決されている。このシリーズのトリックスターともいえる近江ひいなという少女がいるのだが、彼女の<愛されることと、愛することと、どっちかひとつしか選べないんなら、うちは、迷わず愛する方を選ぶわ。そっちのほうがうんと幸せやもの>(p216)という言葉で、母親から愛されていなかったという心の中のわだかまりが解消するのだ。

 さすがに7巻目までくると、この物語も佳境に入ってきたようである。果たしてヒカルの死に関する謎は明らかになるのか。是光は、ヒカルが女の子たちと交わした約束を無事に果たせるのか。是光を取り巻く女の子が増えるにつれて、少しギクシャクしてきた式部帆夏との関係はどうなっていくのか。なかなか気になることが多い。

☆☆☆☆

※初出は「風竜胆の書評」です。

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艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 艦娘型録

2017-05-15 08:52:41 | 書評:その他
艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 艦娘型録
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店

・コンプティーク編集部

 家の近くにある新刊も古書も両方扱っている書店で200円で売られていたのを見つけた本書。その値段に迷わず買ってしまった。

 掲載されているのは、可愛らしい艦娘の通常の姿と中破したときの姿。中破というのは、船なら攻撃を受けて、中くらいの破損度になっているということだが、艦娘の場合は、装備もやられているが、服装の方も結構やられてそれだけあられもない姿になっているということ。

 改装された艦娘の場合には、元々の姿に加えて、○○改とか○○改二というものも掲載されているが、改装が進むにつれて、中破時の露出度が上がる傾向があるというのがなんとも面白い。

 艦娘たちは、色々な絵師さんたちが書いているのだが、中破の際にはどこまで露出させようかというこだわりがなんとなく垣間見られてそちらも楽しい。

☆☆☆☆☆

※初出は「風竜胆の書評」です。

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