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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



MFに渡り鳥のソリハシシギ(左・全長23cm)と、留鳥のイソシギ(20cm)が3羽  

イソシギが丸い尾羽を広げて飛び出し

アオアシシギ(全長35cm)の頭上を通過するイソシギ、翼の白い翼帯が目立ちます

丸い尾羽を広げたまま水面スレスレを飛ぶイソシギ

やや波立つ水鏡にその姿が映っています

池脇にある植栽を反射した水面上で左に方向転換

イソシギの翼帯は翼下面からも確認できますね

後から飛んできたイソシギ(右)がフレームに入ったので、そちらを追いかけてみました

こちらも水面スレスレを飛び、その飛行姿が水鏡に



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MFに渡来するシギチドリの中で最も存在感があるアオアシシギ(全長35cm)が飛び出す姿を連写してみました

体を前方に傾けて数歩助走し

翼をストロークアップ

ストロークダウンと同時に体が空中に浮きあがり

翼を一杯にストロークダウン

次のストロークアップ・・・翼下面には白地に淡褐色の細かな模様が見えます

ストロークダウンすると背中と尾羽の白色が目立つ

淡緑青色の足を尾羽の下に持ち上げながらストロークアップ開始

ストロークアップすると、翼下面の模様がよりクッキリと・・・このあと追いかけに失敗してフレームアウト



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8月も終わりに近づき、MFに渡来するシギチドリが増えてきました・・・下の写真大きさ順にアオアシシギ、オバシギ、キアシシギ、メダイチドリ、ソリハシシギ

比較的渡来数が少ないオバシギ(全長29cm)ばかり集めてみました・・・気温が高くて陽炎が出てしまった画像

遠くてやや判り難いですが飛行するオバシギ3羽(前と後方の2羽)

先頭はソリハシシギ、後方2羽がオバシギ

ここからオバシギの着陸

着陸時に下尾筒の白さが際立ち、尾羽シギと呼ばれるようになったとの説もあるとか

後ろ向きの飛び出し時のストロークアップ・・・広がった尾羽と白い下尾筒は魅力的です

後ろ向きの飛び出し時のストロークダウン・・・広がった尾羽と白い下尾筒が目立ちます

カルガモ3羽の上を飛び超すオバシギ



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200m先でモビングを仕掛けたハシボソカラス(50cm)を追いかるチョウゲンボウ(全長オス33cm、メス39cm)・・・目立つ円尾

こちらに向かって飛んできたチョウゲンボウ、頭部から体上面が茶褐色なのでメスでしょう

図鑑によればチョウゲンボウのメスは<頭頂から後頸には細い黒褐色の縦斑(オスは青灰色)>・・・左旋回

<背から翼上面には黒色横斑が密にある>・・・どんどん接近中

<尾には黒色の横斑が数本あり、尾先の横斑は太い>・・・チョウゲンボウはハヤブサの仲間

<雌雄共に黒いヒゲ状斑と眼の後方に黒色の過眼線がある>

<喉からの体下面は淡いバフ白色で、前頸から腹にかけて暗褐色の縦斑がある>・・・目の前を猛スピードで通過中

ストロークダウンした翼の初列風切、次列風切の配列と、小雨覆、中雨覆、大雨覆にある茶褐色と黒斑の複雑な模様が良く判るカット

眼の周りにハヤブサと同じアーモンド形のくぼみがありアイリングは黄色、光彩は黒、高速飛行するチョウゲンボウを撮影できたのはここまで



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MFに渡来したアオアシシギが飛行する姿を追いかけていると、先頭の個体がやや小さいことに気が付きました

体が小さく、尾羽の後方に延びる長い足はコアオアシシギでしょう

コアオアシシギもソリハシシギ同様ヨーロッパ・南北アメリカ大陸に分布していません・・・アシ原を背景に方向を変えた群れの最後尾がコアオアシシギ

但しオーストラリアではソリハシシギと同じで普通にみられる野鳥とか・・・水面を背景に群れの先頭を飛ぶコアオアシシギ

オーストラリア人バーダーに飛行するコアオアシシギを教えても興味を示さないかも

体は小さくても飛行能力に遜色ないようですが、アオアシシギに抜かされましたね

後続グループに抜かされないよう画面の先頭を飛ぶコアオアシシギ

体が小さいぶん小回りは効くようですが、直線でのスピードはアオアシシギに敵わないのでしょう

欧米人のバーダーが見たら喜ぶこと間違いなし、というコアオアシシギの飛行姿でした



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夏も終わりに近づきアオアシシギのMFへの渡来数が増えてきたので、その飛行する姿を追いかけてみました

先頭の2羽を除く6羽が飛行するアオアシシギ

4羽ですが、もっと近くを飛ぶ場面もありました

アオアシシギはヨーロッパに分布していますが、南北アメリカ大陸には分布していないようです・・・近い水面を背景に飛ぶ1羽

北アメリカの図鑑(national geographic field guide to the birds of north america)でアオアシシギを調べてみました

同図鑑には<ソリハシシギ同様ユーラシア大陸の種で米国領アリューシャン列島などで少数が見られる>・・・2羽が重なって

アメリカ人バーダーにとって、自国ではなかなか見ることができない野鳥ということ

一方オーストラリアではソリハシシギと同じで、現地の春から秋(北半球の秋から春)に普通に見られる野鳥のようです

このアオアシシギをアメリカ人バーダーが見たら喜ぶでしょうね



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今年もMFに渡来してきたソリハシシギ(全長23cm)が飛行する姿を追いかけて見ました・・・2羽が重なって飛行

ついでにソリハシアシギの分布も図鑑で調べてみました・・・青空を反射した水面を背景に飛行するソリハシシギ

このソリハシシギは、ヨーロッパと南北アメリカには分布していません・・・欧米人バーダーが見たら喜ぶこと間違いなし

ヨーロッパの図鑑(collins bird guide ) には、英国などヨーロッパで<10年に1~数羽が迷鳥として記録される>

北アメリカの野鳥図鑑(national geographic field guide to the birds of north america)では<ユーラシア大陸の種で稀に米国領アリューシャン列島で記録される>

オーストラリアの図鑑には<オーストラリア全土の海岸地域に分布する普通種>とあり

現地の春から秋(北半球の秋から春)、オーストラリア人バーダーが普通に見られる野鳥でしょう・・・ここからは左のソリハシシギの飛び出し

左のソリハシシギが翼をストロークアップ、足が石から離れ

青い水面を背景に、翼をストロークダウンさせながら右の石に移動するソリハシシギ



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今年も渡り鳥のムナグロ(全長24cm)がMF(マイフィールド)にやってきました

干潟で多くのシギ達と一緒に採餌していましたが、その渡来数は1~2羽と少ないのが残念

そこで以前、集団でMFに渡来してきた際の飛行姿を紹介しましょう

着地ポイントを探すためアシ原の上空を飛行する4羽

翼のストロークをシンクロさせながら飛行するムナグロ6羽

この日10羽のムナグロが渡来してきてましたが、フレームには7羽が精いっぱい

飛行方向を左に変えて

アシ原の手前を飛行するムナグロ6羽・・・翼のストロークが乱れています

高速飛行する被写体を追いかけながら電子シャッターで撮影したため、背景の画像がゆがむ(ローリングシャッター)現象が発生



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快晴のMFに渡来してきた渡り鳥のムナグロ(全長24cm)です・・・遠い(約120mくらい)干潟で採餌していました

周囲はアオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギなど渡り鳥の仲間で一杯ですね

次の日は曇り、ほぼ同じポイントにムナグロは2羽

曇りなので特有のモザイク模様が不明瞭

そこで以前撮影した写真を探してみました・・・クチバシが長いキアシシギ(全長25cm)を従えるムナグロ

ドバト(全長33cm)の横でゴカイを引き出すムナグロ

以前は潮が引くとカメラから40mくらいまで近づいてくれました

この距離(40m)なら頭部から上面にかけての黄色、黄褐色、淡白色、黒色のモザイク模様が良く判ります

着地寸前のムナグロ・・・広げた白い尾羽下面に淡灰色のバーコード模様が見えますね



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いつも野鳥撮影しているMFに飛んで来る留鳥のミサゴです

MFの池にいる魚を探して旋回中

突然、魚を狙ってダイビング・・・この姿勢がダーウィンポーズ

1秒間に20枚の連写設定でしたので1/20秒(0.05秒)後にミサゴの足は水中に

水中にいたミサゴが水しぶきを上げながら水面に出てきて

目に瞬膜が無いのは(飛び出す方向を決めるため)周囲を見る必要があるためか

翼を大きくストロークアップ

1回のストロークダウンでミサゴの体は軽々と空中に

直前のダイビングなど無かったかのように飛び去るミサゴでした



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MF(マイフィールド)にいる留鳥(カワセミ)に渡り鳥(キアシシギ)がアタック

カワセミ(全長17cm)に比べるとキアシギ(全長25cm)は大きいですね

手元の図鑑(THE AUSTRALIAN BIRD GUIDE)で体重を比べてみるとカワセミ(20~30g)に対してキアシギ(98~140g)と、5倍近い差

ちなみに武器としても使えるクチバシはカワセミ(3.1~3.5cm)に対してキアシギ(3.5~4.0cm)

カワセミのクチバシは、キアシシギのクチバシよりも太く頑丈そうです

クチバシに自信があるせいかカワセミはキアシシギの挑戦をギリギリまで受け止めています

両者のクチバシが接触しそうなタイミングで、カワセミの腰がやや引けてきて

直後両者共に飛び出し、この勝負は引き分けかと思っていると

カワセミは去り、着地したキアシシギの勝ち・・・カワセミとキアシシギが同一フレームで争うのは稀でしょうね



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MFに渡来してきたムナグロが干潟のゴカイを慎重に引き抜いていました

引き抜いたゴカイはこの後すぐに啜り込んでしまいました

ムナグロ(全長24cm)とイソシギ(20cm)のツーショット

ムナグロ(24cm)とキアシシギ(全長25cm)のツーショット・・・クチバシの短いムナグロはキアシシギより大きい

ムナグロ(24cm)とアオアシシギ(全長35cm)のツーショット

野鳥の体重が記載されたオーストラリアの野鳥図鑑によればムナグロ(130~190g)アオアシシギ(170~250g)

ムナグロ、アオアシシギ、コサギ(61cm)の3ショット

キアシシギ、アオアシシギ、ムナグロの3ショット

やや近くの干潟に飛来してきたムナグロ



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MFに夏の終わりから秋にやってくるのは漂鳥のキセキレイ(全長20cm)です

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<山岳部の渓流などに生息、非繁殖期には漂行(又は南行)し、海岸や河口でも見られる>

その姿は<セグロセキレイやハクセキレイより尾が長く、体が細いためにかなり小さく感じる>・・・その長い尾羽に魅力があり

<成鳥の夏羽は頭部、背、肩羽が黄緑色を帯びた灰色で白い眉斑がある>・・・白い眉斑に黄色味があるので幼鳥か

<翼は黒褐色で胸からの体下面と腰、上尾筒は黄色>・・・飛行姿を撮影すると上尾筒の黄色と白い尾羽の枚数が良く判ります

<足は肉色、尾は黒褐色で最外側尾羽は白い>・・・尾羽の白色部は図鑑が言う最外側だけでなく左右3枚づつ、計6枚あります

キセキレイの尾羽の全枚数(最後に注記)は12枚。従って黒褐色の尾羽の枚数も6枚・・・・よく見ると、キセキレイは2羽いました

着地寸前に撮影したキセキレイの下尾筒を見ると鮮やかな黄色です

着地後、尾羽を立てたキセキレイをよく見ると、その中央が黒、両側が白

参考文献:日本産鳥類308種と外国産鳥類201種の尾羽の枚数について



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撮影場所からやや遠いポイントにベニアジサシ(全長33~36cm)が6羽写っていました

ベニアジサシ特有の長い尾羽が目立ちます

後ろ向きのコアジサシ(全長21~25cm)よりかなり大きい

後ろ向きですが長い尾羽を広げて見せてくれました

次に尾羽を全開にして飛び出し

背景が暗いとクチバシと足の赤色が際立ちます

そこからの飛び出し

中央のベニアジサシの白色部には淡いピンク色が見えます

この淡いピンク色はベニアジサシの繁殖期だけに見られるようです



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環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定されているベニアジサシ(全長33cm)の着地の様子と一緒にウイキペディア英語版で検索してみました<・・・>がその引用

<ベニアジサシは他のアジサシと同様、海中にダイビングしてキャッチした魚を食べます>・・・コアジサシ(全長26cm)の間に着陸

<他のアジサシよりもはるかに海洋性が高く、淡水エリア(ラグーンなど)を訪れることはめったにありません>・・・コアジサシと比べるとベニアジサシはかなり大きい

<採餌の際にはキョクアジサシのような階段状のホバリングをすることなく、一度のホバリングから直接ダイビングします>・・・左のコアジサシは幼鳥でしょう

<コアジサシと同じですが、オスがメスに魚を捧げる求愛ディスプレイをします>・・・翼上面はコアジサシ成鳥よりやや淡い灰色

<アジサシの仲間としては珍しく、ベニアジサシは他の鳥から餌を横取りする行動を示し、イギリスではツノメドリから魚を盗みます>・・・このポイントでも魚を持ったコアジサシを追いかける姿を何度も見ました

<19世紀後半、ベニアジサシは婦人の帽子を飾る羽毛(長い尾羽でしょう)を取るために狩猟されつくしました>・・・ベニアジサシの尾羽は長い

<アイルランドのロカビル島に約1200ペアが生息、2019年現在、英国で最も希少な繁殖海鳥の一つとなっています>・・・コアジサシの尾羽は短い

<またベニアジウサシはカナダで絶滅危惧種に指定され、米国でも北東部とカリブ海で絶滅危惧種に指定されています>・・・ベニアジサシは世界的にその絶滅が危惧されているようですね



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