地下鉄中央線のコスモスクエアで下り、海沿いの遊歩道、シーサイドコスモを一番東側まで散歩してみると、大阪港に入るコンテナ船と港大橋の赤い姿が良く見えます。
またここは、赤い港大橋(全長980m)、白い「なみはや大橋」(全長1740m)、青い「千歳橋」(長さ365m)を重ねて見ることができるビューポイントでした。
この日、港大橋の右側に見える南港の岸壁には、上海との国際定期フェリー蘇州号(1万4千トン)と、5万トン級のコンテナ船が接岸していました。
このC8、C9と呼ばれる岸壁の深さは、13~14m、繋船能力4万5千トン(大阪市港湾局HPより)とあるので、この5万トン級コンテナ船の接岸がリミットのようです。
これ以上の大型コンテナ船は、対岸の夢洲に新しく完成したC10~11岸壁、水深15mに接岸することになりますが、今年10月からは水深16mと深いC12岸壁の使用が開始され、世界最大のコンテナ船(17万トン、喫水15,5m)でも接岸可能とか。
左がC12岸壁
さて、南港シーサイドコスモからは、海遊館のある天保山地区と、木津川河口、が目の前に見えています。
その右には、サントリーミュージアム、ホテルシーガル、海底トンネルの換気塔、さらに弁天町の超高層ビル群が見えます。
眼を此花大橋の手前にある此花区梅町の岸壁に移すと、ノルウェーのタンカー2,5万トンが接岸していました。
遠くまで出かけなくても、地下鉄駅のすぐ前から港の景観が楽しめる、これが大阪の素晴らしいところでしょう。
つづく
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