世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

今年もお世話になりました!

2013-12-31 22:36:08 | Weblog

今年もお世話になりました。

今年度は過去最高のアクセス数だったと思います。トータルアクセス数は本日の午後10時32分時点で1421416でした。皆様どうもありがとうございます。

来年もがんばります。世界変動展望をよろしくお願いします。

それでは皆さんよいお年を!

世界変動展望 著者

2013.12.31


里見香奈が奨励会三段に!女性初

2013-12-23 17:25:55 | 囲碁・将棋

里見香奈が奨励会三段に昇段した。これは女性初。すごいことだ。ぜひ四段に昇段し女性初の棋士になってほしい。一つ懸念しているのは将棋連盟は里見を四段にするために昇段規定を変更しないでほしいということだ。商売のために不公正なことをやるのは許されない。

連盟はこれまで現在努力している人、夢破れてきた人がかわいそうだからLPSA認定の女流棋士を認めなかったし今後も現在の認定基準を厳格に適用する方針だ。商売のために昇段規定を里見に有利に変更し女性初の女流棋士を誕生させることは連盟の方針に反するもので許されない。

これまで商売のために里見の奨励会入会に合わせて女流と奨励会の掛持ちを可能にしたり、初段に昇段しただけで100万円贈呈したり、米長体制の時はしばしば商売のために不公正なことをやった。

決して不公正なことをしないでほしい。


世界変動展望 著者のツイッターQRUSTスコア

2013-12-22 22:11:28 | 社会

2013年12月28日午後8時時点

世界変動展望 著者のツイッターQRUSTスコアは現在61.66で上位2.37%。「上位2%の情報発信アンテナ」という評価。ツイッターをはじめたのは今年の5月15日。この評価はいいのかどうかわかりません。正直いって本当かと疑う評価です。このスコアはどうやって出しているのでしょうか。トップページをみると8985224ユーザーの影響力を測定していると言及されているので単純計算すると上位2.37%ではなく8.03%のはずですが、いったいどういう計算をしたのでしょうか。

(2013年12月22日発表の内容を改訂しました。)


鈴木実熊本大教授、重松久之愛媛大講師、高橋孝夫岐阜大講師らの論文が不正な図の操作や複製で撤回!

2013-12-21 00:52:27 | 社会

Retraction Watchで鈴木実Makoto Suzuki関連熊本大学大学院生命科学研究部(臨床系)呼吸器外科学教授重松久之(Hisayuki Shigematsu)愛媛大学大学院医学系研究科心臓血管呼吸器・再生外科学講師の論文と高橋孝夫(Takao Takahashi)岐阜大学医学系講師(腫瘍外科学)らの論文が不正な画像操作等で撤回されたことを報じた[1]。要するにデータの捏造・改ざん事件。

鈴木や高橋がテキサス大サウスウェスタン医療センターに所属していた時の不正論文。最終著者はどれもAdi F. Gazdar。 Gazdarグループの不正でもある。

撤回論文の1編目は

M Suzuki(筆頭著者・責任著者), H Shigematsu(筆頭著者), D S Shames, N Sunaga, T Takahashi, N Shivapurkar, T Iizasa, E P Frenkel, J D Minna, T Fujisawa and A F Gazdar

"DNA methylation-associated inactivation of TGFβ-related genes, DRM/Gremlin, RUNX3, and HPP1 in human cancers"

British Journal of Cancer (2005) 93, 1029–1037. doi:10.1038/sj.bjc.6602837

撤回公告

「An Internal Review Committee at UT Southwestern Medical Center found evidence of improper manipulation and replication of figures in this paper. A subsequent review by Dr Gazdar and his staff has independently confirmed the Committee’s findings.

In this paper, the GAPDH loading controls, specifically Figures 1A and B (p. 1030), appear to be identical to Figures 1A and B published in a subsequent paper (Suzuki et al, 2007). The authors have therefore recommended the retraction of the manuscript to the Editor-in-Chief of British Journal of Cancer.

Dr Suzuki, Dr Gazdar and their co-authors sincerely apologise for any inconvenience this may have caused the readers of the British Journal of Cancer[2]」

不正な図の操作と複製が撤回理由と言及されています。

2編目は

M Suzuki(筆頭著者・責任著者), C Hao, T Takahashi, H Shigematsu, N Shivapurkar, U G Sathyanarayana, T Iizasa, T Fujisawa, K Hiroshima, and A F Gazdar

"Aberrant methylation of SPARC in human lung cancers"

British Journal of Cancer (2005) 92, 942–948; doi:10.1038/sj.bjc.6602376

撤回公告

「An Internal Review Committee at UT Southwestern Medical Center found evidence of improper replication of figures in this paper. A subsequent review by Dr Gazdar and his staff has independently confirmed the Committee's findings. In this paper, the GAPDH loading controls, specifically lanes 4–12 of Figure 1A and C (p 944), appear to be identical. The authors have therefore recommended the retraction of the manuscript to the Editor-in-Chief of British Journal of Cancer.

Dr Suzuki, Dr Gazdar and their co-authors sincerely apologise for any inconvenience this may have caused the readers of the British Journal of Cancer.[3]」

不正な図の複製が撤回理由と言及されています。

3編目は

Takao Takahashi  ,    Narayan Shivapurkar  , Jyotsna Reddy ,    Hisayuki Shigematsu  ,    Kuniharu Miyajima  ,    Makoto Suzuki ,    Shinichi Toyooka  ,  Sabine Zöchbauer-Müller  ,    Johannes Drach  ,    Gunjan Parikh  ,    Yingye Zheng  ,    Ziding Feng  ,    Steven H. Kroft  ,    Charles Timmons  ,  Robert W. McKenna  , and    Adi F. Gazdar

"DNA Methylation Profiles of Lymphoid and Hematopoietic Malignancies"

Clin Cancer Res May 1, 2004 10; 2928 doi: 10.1158/1078-0432.CCR-03-0716

撤回公告

「After a thorough institutional investigation, it was concluded that there was incontrovertible evidence of improper manipulation of figures. It seems that the GAPDH loading controls of Fig. 1B—CDH13 and Fig. 1B—DcR1 (p. 2931) were created by manipulating (cropping of various lanes) Fig. 1A of the referenced article. Dr. Takao Takahashi has accepted the responsibility for Fig. 1B. [4]」

図の不適切な操作が撤回理由と言及されています。

Gazdar・高橋が共著者となっている別論文に昨年10月にCancer Biology & Therapy誌でExpression of concernが公表された[5]。これも明らかな画像張り付けで改ざんの可能性が高い。[1]で言及されたようにGazdarグループは現在までに6編の論文が撤回されている[1]。

不正論文の共著者をみると鈴木や重松や高橋の他にも、砂長則明(Noriaki Sunaga、群馬大学医学系病態制御内科学呼吸器・アレルギー内科講師)、T Iizasa、T Fujisawa、K Hiroshima、Kuniharu Miyajima、豊岡伸一(Shinichi Toyooka、岡山大学医学系臨床遺伝子医療学講座教授)という日本人と思しき人たちが数多く名を連ねている。著者のうち誰が不正を実行したのか言及されていないが、少なくとも不正論文の筆頭著者・責任著者になっている鈴木実とAdi F. Gazdarは責任を免れないだろう。

鈴木実は熊本大学大学院生命科学研究部の所属だが同部は他にS.Mの捏造疑惑論文不正指摘の握りつぶし事件が発生した。不正指摘握りつぶし事件を考えると同大がどこまで公正に調査するのか心配になる。鈴木実の不正論文は鈴木が千葉大に所属していた時のものだから日本で調査するとすれば千葉大の調査になるのかもしれない。もっとも、本件はテキサス大が調査すべきだろう。

上の論文の不正は確定又は濃厚なので厳正な処分を実行し、不正防止に努めなければならない。

参考
[1]Retraction Watch:"Cancer biology group notches sixth retraction, and earns an Expression of Concern" 2013.12.16
[2]撤回公告 2013.12.10
[3]撤回公告 2013.2.19
[4]撤回公告 2012.12.17
[5]Expression of concern Cancer Biology & Therapy 14:11, 1074–1074; November 2013 、Published Online 23 Oct 2013
[6]高橋孝夫、重松久之らの著書写し
[7]砂長則明、鈴木実、豊岡伸一らの著書写し

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ORIが高橋孝夫鈴木実の研究不正を認定した。高橋の件鈴木の件リトラクションウォッチの記事高橋孝夫が論文改ざんで停職6月を受けた事件

(2015年3月21日追記)


0÷0=0と現在の学習書籍等は虚偽指導しているのか?

2013-12-09 23:51:59 | 物理学・数学

小学校3年生の算数問題集を読んで驚いた。

画像1 「数と計算 教科書ワーク - 小学校3年」(出版 株式会社 文理) p26、写し。[1]

大問1③と大問2⑨で「0÷0」という計算が載っている。この問題の正解はウェブ上になかったので実物を見た。それが下のもの。

画像2 「数と計算 教科書ワーク - 小学校3年」(出版 株式会社 文理) p26の答え [1]

驚いたことに、「0÷0」の答えは「0」と載っている。画像1の「たいせつ」や一番下の「ポイント」でも「0をどんな数でわっても、答えは0になります。」と書かれている。無論、この答えは虚偽。「たいせつ」や「ポイント」は正確には「0を0以外のどんな数でわっても、答えは0になります。」だ。数学の教育業者にとって0の除算が定義されていないのは常識で、なぜこのような虚偽を発表したのだろうか。数学の教育業者がこれを正しく理解できていないのは非常にまずい。割算とはどういうことか考えないで「0をどんな数でわっても、答えは0になります。」と機械的に覚えるから間違う。学問とはテストでいい点が取れればいいのではない。学問では考えていないのは致命的だ。このような虚偽指導は全く関心しない。非常に劣悪な指導である。

今更だが、0で割ることを解説する。

例えば「6÷3」は「3×a = 6 となる唯一の数aを求めよ。」という意味だ。「3×2 = 6」で2以外に「3×a= 6」となる数は存在しないから「6÷3 = 2」となる。

これと同様に考えると、「0÷0」は「0×a = 0 となる唯一の数aを求めよ。[5]」という意味だ。0にどんな数をかけても0になる。即ち、「0×a = 0」という等式はすべての数aについて成立する恒等式で唯一の数aは定まらない。従って「0÷0」の答えは「定義されていない」だ。「0×a = 0」がすべての数aで成立するので「0÷0」の答えを「任意の数」とする文献がある[6]。この答えを不定ともいう。しかし「0÷0=任意の数」は不合理だし([6])、後述するように割算の答えがただ一つの数に定まるの時のみ割算を定義しているので、厳密には「0÷0」の答えは定義されない[2][3][4]。

この話は割られる数が0の場合でそれ以外の数が割られる数なら、0にどんな数をかけても0になり、その数にできないから、「b÷0 (ただしb≠0)」の答えは「存在しない」となりそうだ[7]。不能ともいう。この場合も割算の答えがただ一つの数に定まらないので割算は定義されていない。厳密にはこれが答えだ[2][3]。

例えば「9÷0」の答えは0にどんな数aをかけても「0×a = 9」を実現できない。答えaが存在したとすると0×a=0ゆえに、「0=9」となり不合理。式自体が不合理といってよい。

現実の問題で考えれば次のようことだ。

例えば6÷3は「一人当たり3個りんごを持っている。りんごのない皿の上にりんごを6個置くには何人がりんごを置けばよいか。」ということだ。2人置けば皿の上のりんごは6個になるので答えは2。ゆえに6÷3=2だ。

同様に考えると、9÷0は「一人あたり0個りんごをもっている。つまり誰もりんごを持っていない。りんごのない皿の上にりんごを9個置くには何人がりんごを置けばよいか。」ということだ。誰もりんごを持っていないのだから、このようなことは不可能。割算の答が唯一の数に定まらない時は定義されていないので、答えは「割算が定義されていない。」となる。

wikipediaによると『整数 mn に対して、m = qn を満たす整数 q が唯一つ定まるとき、m ÷ n = q, q = m/n などと表して、mn整除(せいじょ)される、割り切れる(わりきれる、divisible)あるいは nm を整除する、割り切るなどと言う。[2]』と書かれているので0で割る場合は合理的な答えが存在しない(合理的な計算ができない)ので割算は定義されていない

上で説明したことを一言でいえば、0で割る計算は不合理ということだ。

0の割算が定義されていないのは数学の教育業者はもちろんのこと、ある程度数学を学んだものには常識だ。昨年に小学校で出された「9÷0=0 ?」という計算がネット上で話題になったらしいが、株式会社文理も小学校教師も正しく教えてほしい。

少し心配になったが、現在は本当に「9÷0=0」、「0÷0=0」と虚偽指導している小学校や学習書籍は存在するのか。株式会社文理の学習書籍は画像1、2のように虚偽発表しているので虚偽の学習書籍が存在していることは確かだ。なぜ「9÷0=0」、「0÷0=0」と虚偽指導しているのか全く理解できないが、小学生に誤った理解をさせることは許されない

参考
[1]株式会社文理:「数と計算 教科書ワーク 小学校3年用」 2013年12月19日閲覧。

画像3 「数と計算 教科書ワーク - 小学校3年」(出版 株式会社 文理)の表紙

[2]wikipedia:"除法" 2013.12.19 閲覧
[3]wikipedia:"ゼロ除算" 2013.12.19 閲覧
[4]windowsにインストールされている電卓で「0÷0」を実行すると「関数の結果が定義されていません。」と表示される。
[5]割算は「p=nq (ただし、q≠0)となるnがただ一つ定まるとき、p÷q=nと定める。」と定義されているが、「ただ一つ定まる」という条件は入れなくても当然成立する。

なぜなら、仮にn≠mでp=mqとなる数mがあったとする。p=nq=mqだから中辺と右辺をqで割ってn=m。これはn≠mと矛盾する。従って割算の答えは常に一つである

だから、私は割算の定義に答えが「ただ一つ定まる」という条件を入れなくてもいいと思うが、答えが複数ある場合は不合理なので除外されることを明示するために定義に入っているのだろう。

[6]0÷0の演算結果を認め、0÷0=任意の数が成立すると仮定する。

例えば0÷0=0、0÷0=1。したがって0÷0=0=1となり不合理。従って「0÷0=任意の数」は不合理。これを認めると全ての数が等しくなり不合理。

「0÷0の答えは任意の数」とする文献他1他2)があるが、「0÷0は定義できない」と考えるのが合理的
[7]同じことを背理法で示す。

[証明]

b÷0 (b≠0)の答えがあったとしてその数をcする。割算の定義から0×c = bを満たすが、b=0となる。これはb≠0に反する。従ってb÷0の答えは存在しない。

[証明終了]

「b÷0を計算せよ。ただし、b≠0である。」という問題は合理的な計算ができず不合理。合理的な答えがないのに「計算して答を出せ。」と要求されても無理である。故にこの場合は割算が定義できない。

[8]関連

[9]画像1ではさんこうで『0には「まったく何もない」という意味があります。÷には「分ける」という意味があります。このことから、0÷2は「まったく何もないものを、2つに分ける」と考えることができます。何もないわけだから、どのようにわけても、答えは0になります。[1]』と書かれているが私は違和感がある。何もない状態をどうやったら分けられるのだろうか?

例えばパンがないのにどうやってパンを2分割するのだろう?これができる方法があるならぜひ教えてほしい。私は存在しないパンを2分割することはできないと思う。画像1のさんこうの説明に従うと「0÷2 = 不可能」となってしまいそうだがそうではない。「何もない状態を分ける」という不合理なことで0を割ることを説明するからわけのわからないことになる。

上で述べたように割算の定義は「a÷b (ただしb≠0)の結果とはb×c = aとなる数cが唯一定まる時a÷b = cと定義する。」ということで、この定義に従えば「0÷2」は「2×0=0」で0以外に「2×c=0」を満たす数は存在しないから「0÷2=0」となる。

0の割算は定義に基づいて考えれば整合的に理解できる。

現実の例で説明するなら、次のようなこと。

例えば0÷2の場合は「一人あたり2個りんごを持っている。りんごのない皿の上にりんごが0個置かれた状態、即ち何もりんごがない状態を実現するには何人がりんごを置けばよいか。」ということ。誰もりんごを置かなくても皿の上にりんごはないから、答えは0人。従って0÷2=0。

0÷0を同様に考えるなら「一人あたり0個りんごを持っている。つまり誰もりんごを持っていない。りんごのない皿の上にりんごが0個置かれた状態、即ち何もりんごがない状態を実現するには何人がりんごを置けばよいか。」ということ。

誰もりんごを置かなくても皿の上にりんごはないから一つの答えは0人。現実的には持っていないりんごを置くことはできないので何も置けないが、「何も置かない」ことを「0個のりんごを置く」と解釈すれば、何人が0個のりんごを置こうと皿の上には何もない。従って0÷0の答えはどんな数でもよいとなりそうだ。

しかし、「0÷0=任意の数」を認めると全ての数が等しいことになり不合理なので割算の定義から除外されている。従って答えは「割算が定義されていない。」となる。


なぜド、ミ、ソがきれいな和音に聞こえるのか?

2013-12-09 17:17:13 | 合唱・音楽

ピアノで「ド、ミ、ソ」を同時に弾くときれいな和音が聞こえる。これは民族を問わず普遍的なことだ。


ドミソの和音

これはいったいなぜかというと、ドミソが倍音の関係になっているからだ。倍音とはwikipediaによると「楽音の音高とされる周波数に対し、2以上の整数倍の周波数を持つ音の成分。[1]」のことで「1倍の音、すなわち楽音の音高とされる成分を基音と呼ぶ。[1]」『古来合唱などで、本来聞こえるはずのない高い声がしばしば聞かれる現象が知られており、「天使の声」などと呼ばれて神秘的に語られていた。これらは倍音を聴取していたものだと現在では考えられている。[1]』合唱をやったことがある人はこの経験があるだろう。こういう話は人気ドラマ・ガリレオを想起させる。「倍音は、数学者のマラン・メルセンヌによって1636年に発見された。[1]」という。

言うまでもなく、音とは空気の振動が波となって伝わる現象をいう。物理で学ぶ固有振動と同じで基本振動の周波数の2倍、3倍・・・の周波数を持つ音が存在する。これが倍音だ。

図 倍音と音程 [1]

図をみると4,5,6倍の音が「ド、ミ、ソ」となっている。このようにドミソがきれいな和音に聞こえるのはドミソの音の周波数が数学的にきれいな関係になっているからだ。民族を問わずきれいに聞こえる普遍性はこれを考えると何となく納得がいく。

著名数学者シルベスターは「Music is the mathematics of sense, mathematics is the music of reason.」(音楽は感覚の数学であり、数学は理性の音楽である。)と語っている。上で述べたことはこのこと典型例かもしれない。

固有振動は神が創った物理法則だが、それを調和的に感じるのは我々がその法則の下で誕生し進化してきたからだろう。

以上、皆さんはどう思いますか。

参考
[1]"倍音" Wikipedia 2013.12.9 閲覧


富田真理子琉球大准教授 - 森直樹事件

2013-12-05 00:50:35 | 社会

富田真理子写し)琉球大准教授は森直樹事件の不正実行者の一人。

富田真理子の告白告白時の富田の所属。富田の経歴1経歴2

富田は捏造の実行者で森以外に唯一停職3ヶ月の処分を受けた。

「状況に誤解があった現在の上司であるD教授から5年間科研費の申請ができないと言われ、諦めて申請をしませんでした。Aさんは異動先の研究室にも馴染んで順調にスタートを切っていましたが、不正発覚後は、不正に手を染めた人物として信頼を失い、D教授からも色々と疑いを持たれてしまい、感情的な行き違いも あって関係が悪くなってしてしまいました。研究室のHPからAさんの名前が消されたり、居室が使用できなくなる等の問題が起きてハラスメントの相談をしています。現在は、その状況を打開するための処置として、大学側から新たに居室が用意されました。Aさんの研究費は、現在は大学から配分される少額のものしかなく、使用できる実験機器にも不自由している状態で、研究を続行することが難しくなっています。」

D教授は吉見直己写し)。富田は彼からハラスメントを受けていると主張している。

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2015年1月30日追記

富田真理子の所属だった琉球大学医学系腫瘍病理学講座の所属を確認したところ富田がメンバーから外れていた。上で「研究室のHPからAさんの名前が消されたり、居室が使用できなくなる等の問題が起きてハラスメントの相談をしています。」と述べていた。琉球大学の所属は確認できる医療法人ほくと会北部病院の外科医師に同姓同名の人物がいるが同一人物かPubMedで検索したところ富田真理子は2012年出版の論文を最後に論文出版が確認できない


一関市博物館、平成25年度和算に挑戦の解答例について

2013-12-03 03:30:12 | 物理学・数学

2013年12月2日頃に平成25年度第12回一関市博物館和算に挑戦の問題が公表されました写し1写し2写し3)。今年の問題は"ある事情"で例年より難しいです。ただ、一言。中級は極めて悪問で上級の出題内容も不十分です。解答者のことを考えない一関市博物館の不当行為に強く抗議します。なぜこんな出題をしたのでしょうか。こんな出題を続けたら同館にみな不快感を抱き信用しなくなるでしょう。

話を戻して最終的な答えと難易度のみ記載します。論述も含めた解答は後日作成し公開します。なお、最終的な答え等を見たくない人は以下の内容を読まないでください。 

最終的な答えと難易度(難易度は主観)

初級 23  難易度 簡単

中級 秘密 難易度 難 (本来であれば簡単。)

※ 解答を得ていますが、現段階では秘密にします。ここに書くべき答えは出題者が想定していると推測される答えで、本当に数学的に正しい答えとは別物です。

上級 2 寸 難易度 やや難

応募の締め切りは平成26年1月20日(当日消印有効)。応募先はこちらを参照

では、今年度の挑戦者の皆さんがんばってください。

(以下後日記載)

初級問題の論述解答

[その1]

卵は3個ずつとって2個余る個数なのであり得る個数は5,8,11,14,17,20,23,... ・・・ (1)
卵は5個ずつとって3個余る個数なのであり得る個数は8,13,18,23,... ・・・(2)
卵は7個ずつとって2個余る個数なのであり得る個数は9,16,23,... ・・・(3)

(1)(2)(3)に共通する数で最も小さいのは23。 ・・・ (答)

[その2]

卵は3個ずつとって2個余り、7個ずつとって2個余るので自然数をa,bとして

卵の個数 = 3a + 2 = 7b + 2

3a = 7b

よってbは3の倍数である。従ってあり得る最も小さい個数は7×3+2 = 23。これは3で割って2余り、5で割って3余るので問題の条件を満たす。よって23。・・・(答)

中級、上級の論述解答も完成しました。上級は2014年1月18日まで、中級は20日午後11時までに公開する予定でしたが、上級は20日終了まで、中級は正解発表1週間後までに公表することに変更します。

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物足りないと思う人はこの問題も挑戦してください。私は解けました。難易度は平年の中級より少し難しい程度です。こちらの方が今年の中級よりはるかに良問です。あることに気がつかないと解けません。あることとは・・・?

このサイトから、写し。解法はこちら


松口徹也(Tetsuya Matsuguchi)鹿児島大教授、データ改ざん! - 他国に逃げると研究者を続けられる?

2013-12-02 21:31:20 | 社会

松口徹也Tetsuya Matsuguchi)鹿児島大学大学院教授は米国ダナ・ファーバー癌研究所研究員時代に所内研究セミナー発表や論文でデータ改ざんを行ったことがORI(米国研究公正局)の調査で判明し、米国で自発的に3年間の排除契約を結んだ。現在の松口の所属は鹿児島大学大学院医歯学総合研究科発生発達成育学講座口腔分子生物学分野。

NIHの公式公告によると

『Tetsuya Matsuguchi, M.D., Ph.D., Dana-Farber Cancer Institute: On November 3, 1995, ORI found that Tetsuya Matsuguchi, M.D., Ph.D., formerly a Harvard Medical School Research Fellow at the Dana-Farber Cancer Institute, committed scientific misconduct by intentionally falsifying data by artificially darkening one band each on two autoradiographs in figures that he had prepared for a presentation at an intramural research seminar and by altering three bands on the print of an immunoblot included in Figure 2A of a paper published in the EMBO Journal. This research was supported by a Public Health Service grant.

Dr. Matsuguchi has entered into a Voluntary Exclusion Agreement with ORI in which he has accepted ORI's finding and has agreed to exclude himself voluntarily, for the three year period beginning November 3, 1995:[1]』

最近下川宏明東北大循環器内科教授がアイオワ大時代にデータ改ざんで罰を受けた記事を紹介したが、下川や松口のように非常に悪い研究不正を行っても不正実施国から他国に行けば研究者を続けられ、教授にもなれるのだろう。経歴によると松口は不正発覚後にアラバマ大学医学部研究員になり、名大医学系助教授も務めている。

あくまで私見だが、下川も松口もよく雇われたと思う。日本も米国も医学・歯学系は捏造・改ざん犯でも気にせず教授や准教授として雇うのだろうか。

加藤茂明事件で東大から別機関に移った武山健一らを見ると、不正行為の実行者らは別機関や他国の研究機関に移って研究者を続けようとするのかもしれない。私は処分を受ける前に別機関に移って懲戒処分等を免れるのは責任逃れだと思うが、別機関や他国への脱出は場合によってはそういうこともあるだろう。

現在筑波大学で加藤事件とは別件の柳澤純研究室の論文データ捏造等が本調査されており、村山明子元講師や立石幸代国立環境研究所ポスドク(2012年2月時)は現所属を確認できない。筑波大に質問すると規定で定められている調査期間をなぜか例外的に超過していると回答されたが、加藤事件も含めて不当に長い調査といわざるを得ない。調査の長さを悪用して村山や立石は不利益から逃げるために別機関へ脱出したのだろうか。

まさかとは思うが、不当に長い調査は被疑者が別機関に脱出する時間稼ぎの意味もあるのだろうか。

現在研究不正調査制度の改善を文科省等で検討しているが、逃げ得を許さない制度にする必要がある。

参考
[1]NIHの公式公告、FINDINGS OF SCIENTIFIC MISCONDUCT NIH GUIDE, Volume 24, Number 42, December 8, 1995、写し
[2]東大分子細胞生物学研究所の助手を務めた人物は北川造史(群馬大教授、経歴)、柳澤純(筑波大教授)、武山健一ハーバード歯科医学校客員准教授、2012年8月31日で東大分生研准教授を辞職(ここのp17)、経歴その他)、高田伊知郎(慶應義塾大学医学部助教(有期)、2009~2011年度まで同大医学部講師だったので降格、経歴)、大竹史明(国立医薬品食品衛生研究所研究員、2012年6月30日で東大分生研講師を辞職(ここのp17)、事実上の降格、経歴)など。その他の東大分生研の人事異動(p29)。

フライデーの報道によると予備調査の結果13名が加藤事件の不正行為の実行者で、上昌広(東大医科学研究所特任教授)の記事によると加藤事件は「多くの場合、論文の筆頭著者と、不正を働いた研究者は別人だった。不正の大部分は、当時、助手を務めた一部の研究者によって行われていた[3]」という。
[3]上昌広:"加藤茂明教授のこと" Yahoo ニュース 2013.9.4