久保が念願の初タイトルを獲得する時が近い。今年はA級復帰の可能性もあるし、久保にとってよい年である。
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今の百貨店の営業場所は銀座のような主要商業地域か、郊外のどちらかだ。主要商業地域は昔から百貨店の営業先で顧客獲得に有利な場所だ。それに対して、最近は郊外に住む客の利便や駐車場無料の利点があるためか、郊外にも百貨店が開店している。
しかし、そのどちらでもない地域にも営業している百貨店がある。三越星ヶ丘店だ。三越というと一番古い百貨店で、主に主要都市の駅前など商業地域で営業していると思うが、星ヶ丘は主要な商業地域でない。
名古屋一の商業地域は栄で、無論栄にも三越はある。三越栄店は名古屋の三越として地元住民には有名だ。しかし、名古屋には千種区星ヶ丘という郊外でも昔から三越が営業している。
もっとも、星ヶ丘は郊外とはいえない部分もある。昔はそれほど開発が進んでいなかったが、今ではちょっとした繁華街でおしゃれになっている。
星ヶ丘は地下鉄東山線の駅があるところで、付近住民や名東区民、名古屋市立菊里高校、愛知県立東山工業高校や愛知淑徳、椙山女学園の学生の通勤・通学としてよく使われる。
星ヶ丘には愛知淑徳大学・高等学校・中学校、椙山女子大学という地元では有名な女子校があり、星が丘テラスという華やかなショッピングモールがある。おそらく愛知淑徳大学や椙山女学園大学の女学生向けに作られているのだろう。
愛知淑徳大学は現在では男女共学だが1995年3月以前は女子大学で、名古屋の椙山女学園、愛知淑徳、金城学院は学校のローマ字名の頭文字をとってSSKとよばれている。これらの学校は中学校、高校、大学の一貫校で、1995年3月まで愛知淑徳大学以外は女子学生の入学しか許されなかった。現在でもSSKのうち愛知淑徳の大学部以外は女子校である。
では、三越星ヶ丘店も女学生向けの店舗なのかというとそうではない。また主要商業地域で営業する栄店のように美術画廊など高級品が売られているわけでなく、庶民的で地味な印象が強い店だ。これは三越星ヶ丘店が周りの商業施設と比べて変化しなかったためだ。
星ヶ丘テラスができたのは2003年3月だが、三越星ヶ丘店はそれ以前から営業していた。星ヶ丘テラスがあったところは昔P&S(Pool and Skateの事)という夏はプール、冬はスケートを行う遊園施設で、現在のように華やかではなかった。どちらかというと地味な印象だった。現在の三越星ヶ丘店はその頃の星ヶ丘地域色にあっていた。
三越星ヶ丘店は1974年(昭和49年)のオープンでそれ以前は「オリエンタル中村百貨店」という地域のデパートだったため、母体は百貨店というよりスーパーに近い。三越星ヶ丘店が百貨店というより大きなスーパーマーケットに近い色彩があるのはかつての営業スタイルをひきずっているためでもある。
かつての星ヶ丘は明確な郊外団地だった。星ヶ丘は1955年に名古屋で最も高い丘にできた団地であったため、「名古屋で最も星に近い場所」という意味で星ヶ丘となった。星ヶ丘地域は昔から東山遊園(株)が開発を行っていて、星ヶ丘自動車学校(1963年)、星ヶ丘ボウル(1970年)、星ヶ丘駐車場、P&S(1983年開業、1998年閉鎖)、星が丘テラス(2003年3月)など星ヶ丘一帯の興行やサービスを行っていた。東山遊園は東山動植物園の池のボート提供(1948年)が起源の会社である。
1960年代か1970年代に名東区の住宅地造成が始まったり、学校が星ヶ丘周辺にできたために、地下鉄の駅がある星ヶ丘はその地域の玄関口として発展することになった。
開発当初は明確な郊外地域で地味な場所でも、40年以上の時間が経って客層が大きく変化した。東山遊園はP&Sのような遊園施設を撤廃して、女学生向けのショッピングモールに変化させた。今の星ヶ丘はそういう客層が主流なのだろう。星が丘テラスは、平成15年度の名古屋市都市景観賞、第11回愛知まちなみ建築賞といった賞を受賞し、かなりおしゃれな町として星ヶ丘を認識させるに至った。
しかし、三越星ヶ丘店は昔のままという感じで、明らかにターゲットとする客層が星が丘テラスとは違ってみえる。
おそらく三越星ヶ丘店と東山遊園は星ヶ丘地域でライバル同士で、それぞれの経営方針で営業しているため、三越とその他の施設でコンセプトが一致しないのだろう。東山遊園は新しく現在のニーズにあった客層を獲得しようとしているのに対して、三越は昔ながらの客層を獲得したいと考えているのかもしれない。
星ヶ丘は先にも述べたように、地下鉄東山線の駅があったり、学校がいくつか存在すること、近くに東山動植物園があることなどから、全くの郊外地域というより少し繁華街のようなところである。いわば栄や東京の銀座のような主要商業地域と明確な郊外地域の中間にある地域で、三越星ヶ丘店は珍しい場所での営業といえるだろう。
しかし、それは意図的に中間地域の営業を狙ったわけでなく、郊外地域が発展した結果中間地域での営業になったにすぎない。
星ヶ丘は今でこそ少し繁華街になっているが、昔は完全な郊外地域だった。学校の設置や1960年代か70年代くらいに住宅開発など造成が始まったベットタウン名東区の玄関口地域である星ヶ丘は当時は非常に地味な地域であった。
三越星ヶ丘店が開店した当初は今で言う郊外向け百貨店進出のつもりだったのかもしれない。しかし、星ヶ丘の開発が進むことで、主要商業地域と明白な郊外地域の中間で営業する珍しい三越店舗となった。
なぜか三越の従業員でも星ヶ丘店を知らない人がいるが、それは珍しさからくることかもしれない。
『想い出がいっぱい』(1983年)はH2Oの楽曲で有名である。H20を有名にしたのは『想い出がいっぱい』である。この曲はあだち充の人気漫画「みゆき」のエンディング曲として採用されたもので、純粋で若いものを描くあだち充の漫画にぴったりの曲だと思う。
私はオリジナルも合唱曲もどちらも好きで、よく聴く曲だ。H20の声は非常に高く間違いなくトップテノールだ。
この曲は純粋で若い感じのよさがよく表現されていてよいと思う。