世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

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大気汚染データの改ざんの疑いで調査

2016-10-28 22:00:00 | 環境・地球温暖化問題

大気汚染データの改ざんの疑いで調査というニュースが報じられた。中国ではこういう事があるらしい。日本でも人口調査で改ざんがあったと思う。日本ではある環境経済学者の大規模で悪質な研究不正が問題となった。この事例はペテン師の悪質な不正だった。

環境分野の不正行為もそのうち発覚して大問題となるかもしれない。


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Economics: Current climate models are grossly misleading

2016-02-26 00:00:01 | 環境・地球温暖化問題

Economics: Current climate models are grossly misleading」という題の記事がネイチャーで公表された[1]。

参考
[1]Nature 530, 407–409 (25 February 2016)


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少なくともあと20年は化石燃料の需要増の見通し、地球温暖化対策に関する米中の取決め

2014-11-16 01:57:13 | 環境・地球温暖化問題

12日にInternational Energy Agency (IEA) が最新のWorld Energy Outlook 2014を公表。世界の指導的なエネルギーシンクタンクによると少なくともあと20年は化石燃料の需要が増える見通し[1]。温室効果ガス削減にはアメリカと中国の活動が重要。最近アメリカと中国がそのことで会合したようだ[2]。

「Speaking at the Asia-Pacific Economic Cooperation summit in Beijing, US President Barack Obama pledged to cut total US greenhouse-gas emissions by 26–28% below 2005 levels by 2025. At the same time, President Xi Jinping said that China will stop its emissions from growing by 2030 at the latest. [2]」

とアメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席は公表。いろいろ秘密会合をした後に上の公表をした。その意味とは両者の笑顔なき握手は今の日中関係の象徴か。興味のある方はリンク先をどうぞ。

参考
[1]Nature News Blog 2014.11.14
[2]Nature News 2014.11.12


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ある環境経済学者の悪質で大規模な不正について

2014-11-14 17:17:35 | 環境・地球温暖化問題

不正をする研究者の中には驚くべき悪質さの者が稀にいる。これまでは理系の研究者ばかり紹介してきたが文系でもこのような研究者がいる。ネイチャーによるとドイツ人のハンス・ゴッティンガーHans Werner Gottinger)は環境科学技術分野の経済学者で10年以上にわたり論文盗用や肩書詐称を繰り返した。日本では関西学院大学教授や一橋大学客員教授を務め、ドイツや英国、米国の研究機関に所属し、有名学会誌に論文を100編以上発表した[1]。しかし多数の論文に盗用が判明し、確認できるだけで13件の盗用があった[2]。「オランダのマーストリヒト大の教員と名乗っていたが、大学側は否定。大阪大の所属と受け取れる不正確な肩書も使っていたという。 [1]」

はっきりいってペテン師。だから経歴や論文が本物か疑わしいが、関西学院大学のゴッティンガーの出版論文をみると地球温暖化関連の経済学論文を発表したことがあり、ネイチャー誌も環境科学技術分野の経済学者と記載したので環境経済学者ではあるのだろう。日本でそんなに騒がれた印象はないが、ネイチャー誌が報じ欧米の学会では波紋を広げたようだ[1][2]。アカデミックポストを得るのに立派な経歴と業績が必要なので10年以上詐欺行為を繰り返した。非常に悪質。

これと似た事件はアニリール・セルカン事件[3]。研究者の中にはこのような人物が稀にいる。ペテン師というとiPS臨床研究捏造犯も肩書詐称を常態的に行ったこの人物はあれだけ世間から強烈な非難をあびたにも関わらず事件後にまた架空の所属、共同研究者で怪しげな(おそらくは欺瞞の)論文を複数発表した。ゴッティンガーもまた事件後にEurosis国際会議で虚偽の所属と地位を使って研究発表しようとした。世間から非常に非難されても悪質な不正行為者は全然反省せず、懲りず、すぐに欺瞞を繰り返すのだから詐欺体質が直らないのだろう。現在研究不正の続発で倫理教育の強化が進められているが、このような人物には全く効果がない。

それにしても研究機関は人事審査の際に経歴や業績を全く調べない事がそれなりにあるのか。アニリール氏の事件の時も東大や前所属のJAXAがなぜ大規模な経歴、業績詐称を見抜けず雇ってしまったのかという疑問が世間で生じたが、関西学院大学や一橋大学は大規模な欺瞞のある人物を教授又は客員教授として雇ってしまった。どちらも一流大学で助教ではなく教授として雇ったのだから、いったいどんな審査をしたのだろう?実体を調べずに業績リストの論文数やIF、引用回数だけを形式的に審査して採用したのか?簡単な確認さえすれば欺瞞を見抜けたと思うが、なぜゴッティンガーを雇ったのか。実績や実力のない小保方晴子をユニットリーダーとして雇った理研の人事審査といい、研究機関はでたらめな審査をやることがあるのだろう。実をいうと、公募なんて名ばかりで完全な出来レースは珍しくない。しかしこのような人物を雇った関西学院大学や一橋大学の人事委員会の責任はある。慶応義塾大でも教員の経歴や業績詐称が発覚し黒を白と判断した慶応大は業績のない人物を産業界や政界とパイプがあるという理由で教授、准教授として雇ったり、著名人がポストを買っているという実態があると報じられた事がある。要するに産業界、政界との癒着や著名人を客寄せパンダにしようとする慶応大の金儲け戦略で、経歴や業績を重視しない考えのようだ。だから経歴や業績等の審査を行わない又は表面的な審査で人事を行っているのだろう。

こういう事例を見ると、もしかして研究機関は嘘の経歴や業績でも教授等になれてしまうのか?でたらめでアカポスに就いた人はいっぱいいるんでしょうね。

ゴッティンガーの論文不正は盗用だったので、ある程度の被害で済んだのはまだよかったかもしれない。捏造や改ざんだっだら甚大な損害だったかもしれない。理系はiPS臨床研究捏造犯や藤井善隆のように捏造、改ざん実行者が多いが経済学者の不正は盗用が多く、捏造、改ざんは余り見ない。しかし一流誌等に複数論文を掲載した事のある国内経済学者のリストを作った大阪大学の安田洋祐氏によると経済学でも改ざんがあり日常茶飯事という人もいるある研究では経済学と教育学が最も研究不正が起きやすい

経済学者の捏造、改ざんは酷いと巨額の経済損失や国民の多大な不幸を招く。例えば、ゴッティンガーは環境経済学者だから、もし地球温暖化の経済政策の論文で改ざんを行って発表したら、巨額の経済損失や国民の多大な不幸をもたらす。ゴッティンガーの詐欺体質を考えると、捏造、改ざんをやってても全然不思議ではない。そういうのは絶対にやめてほしい。

上のことを考えると理系だけでなく経済学にも悪質な不正がある。現在の研究不正や研究機関の不公正さの問題は理系だけの問題ではなく経済学などの文系でも同様だ。またゴッティンガーの不正を他山の石とできずアニリール氏の事件を起こした東大、それを他山の石にできず杜撰な審査で不正博士論文を大量に出してしまった早大など、研究機関はどこも不正は対岸の火事で他山の石という言葉を知らない。もし他の研究機関の悪例を見て不正防止に積極的に努める機関があれば、現在まで起ったような不正は起きず、理研早大のように信用を地に落とし多大な損失を被るのを避けられるだろう。

でも、研究不正の問題に世間の注目が集まったので、近いうちに経済学の分野でも悪質な捏造、改ざんが発覚するかもしれない。

参考
[1]共同通信 2007.8.8
[2]Nature 452, 672 (2008)
[3]トルコ人のアニリール・セルカン元東大工学系助教が大規模な経歴、業績詐称、博士論文の盗用を行った事件でネットで追究され不正が解明された。その追及のされ方から必然的にネットでは話題になり東大初の学位取り消しが行われた事もあり少し話題になった。2009年に発覚。


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地球環境を守る!

2014-11-06 21:28:53 | 環境・地球温暖化問題

Protecting the planet」というタイトルでネイチャーの特集が組まれている。過去の記事のまとめ。関心のある方はどうぞ。


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