世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

なぜ来期の将棋NHK杯戦の司会は鈴木環那と予想されるか?

2012-03-08 00:55:59 | 囲碁・将棋

来月から来期のNHK杯戦がスタートする。NHK杯戦の司会はいつも3年ごとに替わるので、来月から新しい司会と交代する。もうすでに囲碁、将棋とも決まっていて収録もやっていると思うが、いったい誰が新しい司会なのか将棋や囲碁ファンでも関心が高い人がいるだろう。端的にいって、近年のNHK杯戦は囲碁も将棋も美人女流棋士を起用しているので、来期もたぶん美人とファンの間で思われている人が登場するのだろう[1]。司会は今や番組の華や顔というところがあり、美人を見るためだけにNHK杯戦にチャンネルをまわす人は結構いると推測できる。NHKのニュース7で「7時28分の恋人」とよばれる美人の気象予報士(現在は寺川奈津美)を見るためにチャンネルをまわす人が多いのと似たようなことである。

過去にも同じ記事を書いたが、2012年度からの新しい司会は鈴木環那と予想している人が多いだろう[3]。理由は一言でいえばルックスがいいと一部の将棋ファンに思われているから。2009年にスカパーの囲碁番組で"ナオとカンナの教えて♪13路"という番組が放送されたことがあるが、鈴木はその番組で万波奈穂と共に出演していた[4][5]。番組紹介では万波、鈴木をそれぞれ囲碁界、将棋界のアイドルと紹介し、同じスカパーの番組で放送された将棋まるごとトークでも将棋界のアイドルと紹介された[5]。本当にアイドルなのかわからないし、私はかなり違和感があるものの確かに一部の将棋ファンには人気が高いようだ。"ナオとカンナの教えて♪13路"という番組は放送当時にも紹介したが、万波と鈴木が先生、生徒のコスプレで登場し、歌と踊りでオープニング、決めポーズと確かにアイドルの真似事のようなことをやっていることだけは確かだ[4][5]。その他、2010年10月から放送された「カンナのすぐ指せる将棋入門」に鈴木真里とともに出演した[2]。要するに美人女流棋士を見たい将棋ファン向けの番組として放送されたもので、こうしたニーズを見てもルックスを売る商売が多いようだ。

このように鈴木環那は誰が見ても将棋よりルックスで商売している。そういう方面で彼女がいかに努力しているかは、過去の彼女の姿と現在を比較するとよくわかるだろう[6][7][8][9][10]。16歳頃の鈴木環那は太っていて英語でいえば"ugly"、日本語で露骨にいってしまえば"醜い"という言葉がふさわしい。このままなら今の人気は絶対なかったであろう。その後彼女はルックスを磨き、アイドルの真似事をし、それらを売り物にして成り上がった。そういう方面でいかに努力しているか少しはわかるだろう。

では本業の方はといえば、大したことない。女流棋士としての成績は2012年3月5日現在で通算成績は74勝70敗、勝率0.5139、棋戦の優勝はなく、女流名人戦も一番下の予選からのスタートである。端的にいって鈴木環那は女流棋士の中でも弱い。2008年に実施された第30期女流王将戦の挑戦者決定戦で矢内に敗れた後に、囲碁・将棋ジャーナルに出演し、矢内のビデオ映像が出たときに矢内が笑いをこらえながら「(鈴木さんは)まだ若くチャンスがいくらでもあるので、また次を頑張ってください」と述べたシーンが流されると、鈴木は「あの笑顔が憎たらしいですねー」「初めてここまで‘人を倒したい’と思いました」と発言したが、それならルックス磨きや客寄せパンダばっかりやってないで将棋の実力を磨いたらどうなんだ、そんなことばかりやってるから弱いままなんだ、お前の活動は将棋の実力を磨く態度じゃないだろ、やる気がないのにそんなこといってるんじゃないと言いたい将棋ファンはいるだろう[11]。「そんなにルックスの売り込みやアイドル活動をやりたいなら女流棋士を辞めてAKB48へ行け!」と私の知人がいっていたが、確かに彼女の活動の実態は女流棋士というよりアイドルかもしれない

現に鈴木に対する上のような批判は実際にあって、普及活動ばかりで将棋の実力向上はさっぱりの彼女の様子に厳しい視線を向けている人はそこそこいる。別に悪いことではないし将棋界には普及の面である程度貢献していると思うが、そんなにルックスを売ることやちやほやされる地位を得たいならアイドルにでもなった方が適切で女流棋士になるのは間違いだと思う。

何で彼女は女流棋士をやってるのだろうか。

参考
[1]あくまで将棋や囲碁ファンが美人だと思っている人が登場するという意味。美人だと思っていない人もたくさんいる[2]。
[2]世界変動展望 著者:"鈴木真里" 世界変動展望 2009.9.27
[3]世界変動展望 著者:"2012年度からのNHK杯戦司会は鈴木環那か?" 世界変動展望 2011.10.20
[4]世界変動展望 著者:"「ナオとカンナのおしえて♪13路(サーティーン)」 と新しい普及活動" 世界変動展望 2009.5.20
[5]日本棋院による「ナオとカンナのおしえて♪13路(サーティーン)」の紹介
[6]世界変動展望 著者:"鈴木環那-昔と今の外見の印象が違う棋士" 世界変動展望 2009.5.7
[7]2003年頃(16歳頃)の鈴木環那
[8]2005年頃(17歳~18歳頃)の鈴木環那
[9]2009年1月頃(21歳)、囲碁棋士・万波奈穂との共演写真と動画
[10]2010年11月19日(23歳)の鈴木環那
[11]Wikipedia:"鈴木環那-人物" 2012.3.6



8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
万波奈穂(妹)は (ちとく)
2012-03-07 13:31:27
単なるのんべえですよ(笑)。佳奈(姉)は謝女流二冠を追うセカンドグループにいますが。
『赤い惑星』の謝女流二冠はNHK杯で八強入りしたし、近い将来、三大リーグ(棋聖、本因坊、名人)入りするかも知れません。韓国棋院に所属する中国人女流棋士ゼイノイを超えて、史上最強の女流棋士に成るでしょう。里見香奈奨励会員には彼女の様に成って欲しいですね。
返信する
万波奈穂 (世界変動展望 著者)
2012-03-07 22:03:36
万波奈穂がなぜのんべえなんでしょうか?ブログに酒を飲む話ばかり書いてあるからですか?謝は女流棋士で抜群に強いのは間違いないですが、ぜひ一般のタイトルホルダーになってほしいですね。
返信する
Unknown (州都の棋士)
2012-03-09 09:03:15
はじめまして。女流棋士の存在はたしかにこれから厳しいんでしょうね。

将棋の維新の会というブログを作ってみました。よかったら見てください。

http://dosyucorpo.blog98.fc2.com/
返信する
ブログ (世界変動展望 著者)
2012-03-09 21:28:54
ブログ執筆がんばってください。
返信する
環那? (Red God)
2012-03-11 07:25:44
司会は矢内が続投とどこかで聞いたような?
返信する
来期の司会 (世界変動展望 著者)
2012-03-11 13:32:52
鈴木の司会はあくまで私の予想です。矢内が来期も続投するという話は私は知りません。例年の慣行では本文で書いたとおり今月で終わりのはずです。
返信する
オフィス トゥー ワン (Red God)
2012-03-11 15:05:30
たしかに今までの慣例では交代時期ですね。
ただNHKも普通の女流棋士は使い辛い。(米に口出しされるのが嫌らしい)
その点矢内はタイトルにあるプロダクションに所属しているので、NHKとしては通常のタレント契約になり都合が良い。
ということで、異例の続投になったとか?
ところで、週刊新潮の3月15日号がおもしろい事になっている。
返信する
矢内の続投 (世界変動展望 著者)
2012-03-11 18:17:45
確かに将棋連盟の要望との調整をしなければならいのは確かでしょう。米長氏がどういう交渉するのかわかりませんが、できる限り有利になるようにいろいろ努力するのは確かでしょう。矢内は今や囲碁の吉原由香里同様タレント事務所に所属する立派なタレントでNHKにとってはタンレト事務所と交渉する方が楽なんでしょうか。いずれにせよ来期も矢内が続投することについて確かなことは私はわかりません。

週刊新潮の3月15日号は本屋で読みましたが、米長氏のパワハラ・セクハラと中川八段との衝突などトラブルがネタにされていましたが、東北大学の井上明久総長同様トップにたつ人は運営方針のためにいろいろな人を不可避的に敵にまわすのかもしれませんね。
返信する