ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

東北温泉旅行1日目(高湯温泉)(6/10)

2016-06-10 | 旅行
§高湯温泉

27年前(ちょうど新婚の頃 )の夏休みに夫婦でドライブしながら東北地方の名所と温泉を廻った。
その最終日にもう一泊どこかの温泉に泊まって行こうと思い、予約したのが高湯温泉の玉子湯だったこ。

夕方、玉子湯の前まで来てみると、大きくて(あの頃は若かったので)雰囲気が余り良くない様に思えた。
玉子湯から少し過ぎた所のこぢんまりとした宿があり、そこに電話したところ空きがあるとのことだたので、玉子湯の方はキャンセルして、こぢんまりの宿に宿泊した。
乳白色の広い露天風呂の温泉とぼたん鍋の夕飯がとても美味しかった覚えがある。

今年の5月にもう一度東北の温泉に浸かりたいなあと妻と話していたら、じゃあ行こう言うことになり宿を探した。
しかし、27年経って宿の名前を忘れてしまった。高湯温泉と玉子湯をキャンセルしたことしか覚えていない。
アルバムをひっくり返してみると、露天風呂に浸かっている私の写真しか出てこなかった。

高湯温泉の旅館はそれほど多くない。宿のHPから似た露天風呂を探したところ「安達屋旅館」だろうと言うことになり、予約して、本日、高湯温泉に出発となった。


§上河内SA

これまで何度か那須温泉には出かけたことがあるので、この上河内SAにも何度か立ち寄ったことがある。
これまでのように小腹の足しにしようと餃子広場に向かった。
昔は数種類の餃子の食べ比べが出来たのだが、豚嘻嘻(とんきっき)と言う店の餃子しか食べることが出来なくなっていた。
仕方なく1皿注文して食べたが、味はなかなかだった。しかし、1種類とはちょっと残念。

見覚えのあるSAだ


昔はいろいろな餃子が食べることができたのに


10時過ぎだったので客はまばら



§四季茶房八夢

東北高速道路はほとんど坂もトンネルが無いので、非常に走りやすい。
ずっとオートクルーズで走行していたが、設定できる最高速度が114Km/hなので、追い越し車線を走っていると直ぐに後ろに車が迫ってくるし、走行車線を走っていると前の車に追いついてしまう。
右に行ったり左に行ったりと落ち着きの無い運転だったが、自宅から約3時間半程で福島西ICに到着。

お昼はネットで調べて置いた「四季茶房八夢」に向かう。
ナビの設定で迷わずに10分で到着したが、満席でしばらく待って欲しいとのこと。
法事の会席の客がゾロゾロと出て行ってやっと店に入ることができた。
古民家を改装した店内は和モダンな感じでお洒落な雰囲気である。
平日のみ食べられる八夢昼膳を注文。
前菜三種の中のウニがのった貝類の煮凝りが磯の香り満載で特に美味しかった。
主皿のヒレカツとポーチドエッグのチーズ焼きもヒレ肉の中に色々な野菜を詰め込んだカツでデミグラソースとポーチドエッグが掛かっていてこれも美味しかった。
食後のデザートのマンゴープリンに添えられたのは抹茶というのも趣向が凝っていてとても良かった。

きれいな庭がある


池には魚も


前菜三種


主皿のヒレカツ


デザートと抹茶



§照南湖ビオパーク

温泉に行く前に何処に立ち寄ろうかと思案の結果、天気も良いのであだたら山ロープウェイに向かう事にした。
県道115号を進んだがナビの通り進んで行くとくねくね道を走らされ着いたのが道の駅つちゆ。
小休止して進んだら何故か吾妻スカイラインを走っていた。この辺りの道はとてもわかりにくい。
途中でUターンして戻ったが、時間的にあだたら山に向かうのは難しいと判断して、県道115号を戻る。
走行中に赤いハスの花が目に入ったので立ち寄ったのがこの照南湖ビオパーク。
時期が早かったのかもう少し多くのハスの花が咲いていたら良かったのに。

赤いハスが咲いている


1周回れるのかもしれない



§梨園のローズガーデン

温泉に向かうにはもう少し時間があるので、八夢の4人のおばさん達が話していたバラを見に行くことにした。
タブレットで福島西でバラで検索すると一発で佐藤梨園が出てきた。
郊外の道を端って行くと手作りのバラと書かれた看板があり右折するとバラ園があった。
車から降りた瞬間からバラの濃厚な香りに包まれる。広い駐車場があり入場料が無料と言うのはうれしい。
梨畑沿いの500mにわたり600種類以上約1,000株のバラが咲いていてゆっくりと散策できる。
しかしどのバラも大輪で見事に咲いている。病気の様子も無く、綺麗に手入れが行われている。
話によると梨もバラ科で育てる肥料や防虫対策は似ているのだそうだ。
個人所有の庭でこれだけのバラの育てているのはそうはいないだろう。
ちょうどバラは見頃だし、天気も良くて、本当に来て良かった。

一株がどれも大きい


バラ園の向こうは梨園


50m以上あるバラのアーチを潜る


どのバラを見ても見事な大輪だ


2,3株のバラがこれほど広がるのは驚き


いろいろ趣向を凝らしている


香りもバツグン


入り口の看板


ここにもバラが


バラ意外の植物も綺麗に植えられている


ハート形のバラ



§安達屋旅館

ゆっくりとバラを見ていたら16時近くになってしまった。高湯温泉に向かう。
30分程で安達屋旅館に到着。ロビーは和洋折衷のインテリアで、暖炉もあり囲炉裏もありの洒落た感じである。
ロビーで女将さん?に27年前に泊まった宿を探している話をしたら、ロビーも露天風呂もかなり改修されているが、内風呂と貸切風呂は昔の面影があるはずだと教えてくれた。

ロビーにある囲炉裏、ここでまた抹茶が出された


ユリの香りが立ちこている


アンティーク食器


昨日は暖炉も焚いたそうだ



夕飯の前に内風呂と大露天風呂に入る。
大露天風呂の奥は混浴になっているが、18時から21時までは女性専用になる。
大露天風呂のお湯が噴き出している量がすごい。
直径15cmの穴からドボドボと噴き出す様にお湯が出てくる。しかも2本もある。
温度低めの寝湯があったの大の字になってくつろいでいたら、突然、木戸の向こうから女性が出てきてお湯が噴き出す風呂の方に歩いていった。
もちろんバスタオルで体を覆っていたが。
たまたま、露天風呂には私しか居なかったが、しかし大胆である。
女性に声を掛ける勇気は無かったので、寝湯でしばらく浸かってから内風呂に移動。
まだ17:30だった。もう一度大露天風呂に行ってみようか・・・

シンプルな内風呂


洗い場にはステンドグラス


大浴場に向かう、右が女風呂


左が寝湯、右が女風呂出口


寝湯もゆったり、ぬるくて気持ち良い


打たせ湯が結構熱い


洞窟風呂?


ここだけお湯が熱く、深い


2つの穴からドドドッとお湯が出ている


熱くなったら湧き水でクールダウン



§夕食

夕食は部屋出しではなく、個室になった囲炉裏端での食事。
岩魚、地鶏、地茸など季節により新鮮な山河の幸が目の前に列ぶ。
次々と料理が並べられ、合わせてビールや地酒もいただく。
特典で付いてきた打ちたての蕎麦もそばの実の甘みが感じられ美味しかった。
少し食べ過ぎてお腹が苦しいくらいだ。

岩魚とつくねとニシンの蒲焼き


炙ってから食べる


前菜など


お作りも


ハモだったかな


酢の物にはジュンサイが入っている


細めの十割そば、この後にご飯と味噌汁が続く


§ロビーでデザート

デザートはロビーでいただく。
囲炉裏端会場では多くの客が飲食していたが、ロビーでデザートを食べているお客は誰もいない。
まだ飲み食いしているのか、あるいはお腹が一杯でデザートを食べる余裕が無いのか。

ロビーではあちこちに火が付いたランプが置かれている。
同じ物が売店で売っていて、江戸川屋ランプと言うところが販売しているアルコール出なく灯油のランプのようだ。
値段も3500円くらいと手頃。ネットで買えるようなのでちょっと気にしておこう。


デザートはフルーツ入りのムース


ランプの光は優しい雰囲気を醸しだす


暖炉の天板にもランプ


計6台ランプが点されていた


外は全然寒くない


これがロビー正面



§貸切露天風呂
9時から予約していた貸切露天風呂に向かう。
貸切露天風呂は第1と第2があり昔は男女の露天風呂だったようだ。追加料金が掛からないのも嬉しい。

10人位が入れる貸切風呂としては大きすぎる湯船。
温泉も滾滾と流れ出ていてゆっくりと入ることができた。

しかし、27年前に入った風呂とはイメージが違う。
どうやら27年前に泊まった旅館は安達屋旅館ではなかったようだ。
残念。でもとても体の芯まで温まる良い風呂だった。

とても広いし雰囲気バツグン


流れ出るお湯の向こうに水飲み場がある



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