こばとの独り言

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「天ノ空レトロスペクト」 あらすじ・感想その2 大空ひまり編

2015年11月23日 17時49分10秒 | 美少女ゲーム

2周目は大空ひまりでした~。

大空ひまり キャラクター紹介
ひまりは掃除部の部長。成績優秀で見た目は美少女で大人しそうですが、好奇心旺盛で何でも首を突っ込みたがり、「思い立ったが吉日」が座右の銘。言うなれば猪突猛進。困った人をみかけたら放っておけないお人好しの性格で、掃除が大好き。
入学時、学園入口にあるアリストテレスの像が落書きされていたときに自発的に像の掃除を始めて、そのときシキミと知り合い今に至ります。お互いに「親友」だと思っているくらい絆が深く、いつも一緒に行動しています。しかし、異性としては意識してないから付き合ってはいません。でも、まるで恋人同士に見えることから2人は付き合っているのではないかという噂が学園内には流れています。
シキミの女装が大好きでしきりに女装したがっていますw エリの事件で同性愛者に変えられたときにもシキミの女装と聞いたときだけ正気に戻ったほどで、女装フェチ疑惑がありますw 料理は大の苦手で、1年前の手作り弁当のときの惨劇により、シキミと総十郎はひまりの手料理がトラウマになっていますw
天ノ空市が大好きで普段の活発な姿とは裏腹に将来は市役所に勤めて街の発展に貢献したいと考えていますが・・・。

大空ひまり編 あらすじ
祭の成功のお礼としてシキミの頬にキスをしたひまり。その日の夜、しのんと電話していたとき、自分がシキミなら自分よりもしのんを選ぶだろうと思い、自分が出来なくてしのんが得意な料理に挑戦してみることにします。
祭が終わったあとの平日、部室でアマホシと深澄とソラミについて話していたところ、総十郎が緊急事態を告げにやってきます。ひまりがランチパーティで手料理を披露すると聞いたシキミは全身が凍りつき、1年前にひまりの弁当を食べたときのショックが蘇るのでしたw
ひまりがものすごく乗り気だったため、かつての悲劇を繰り返さないよう、シキミは3日の猶予を作ってもらい、ひまりを特訓することにしますw 最初は学園の調理室で作ってましたが、あまりに絶望的だったため、ひまりの家に場所を移して徹底的に指導することに。
しかし、一向に上手くならないどころか、どんどん不味くなっていることを不審に思ったシキミは、以前ひまりの料理のことを総十郎とウワサしていたことを思い出し、祇典の仕業ではないかと思います。そして、アマホシに見てもらったところ、それは当たっていました。
祇典もなくなったところで、ひまりは再度料理に挑戦したところ、シキミ以上の料理を披露。これからランチパーティも問題ないだろうと思っていましたが、ひまりはシキミのはるか斜め上をいっていました。ランチパーティで出てきたお弁当は全て創作料理(という名のゲテモノ料理w)になってしまったのですw しかしこのままでは祇典になってしまう可能性があるため、シキミたちは死にもの狂いで完食するのでしたw
ランチパーティのとき、シキミたちのところに深澄の姉・美空と名乗る女性がやってきます。美空に一目惚れした総十郎はデートを申し込み、美空がOKしたため、日曜日にデートすることになります。ただ、それにはシキミとひまりの2人も同行することになり、所謂Wデートでした。
デート当日、美空は総十郎のことはあまり気にすることなくシキミの方ばかり向いていました。ひまりはその様子を見てずっとモヤモヤとした気持ちを抱いていましたが、もしも美空がシキミのことが好きなら応援しようと思っていました。そして、デートの締めくくりの灯台前で総十郎がプレゼントを家に忘れたと言い家に帰っていきます。
その間に美空が今日デートに応じた目的を話します。彼女は端からシキミとひまりにしか興味がなく、シキミに好意があるように見せてたのも、ひまりの反応を確認するためでした。そして、ひまりに対してシキミを譲ってほしいと言い、シキミに恋人になってほしいとお願いします。それを聞いたひまりはダメと言って間に割って入り、シキミと付き合っていると宣言し、シキミを連れてその場を去ります。その後、ひまりは改めてシキミに付き合ってほしいと告白するのでした。
ひまりの告白に対し、考える時間が欲しいと言い答えを保留したシキミですが、翌日彼女の行動に驚きます。「恋人ごっこ」でお試しに付き合って考えてほしいと言い出したのです。しかし、2人きりのときは恋人っぽいことをしているのに、人の目があるところでは普段通りにいようとしたり、少し挙動不審が目立ったため、シキミはそのことを指摘。すると、ひまりは関係が変わったら周囲がどういう反応をするか怖いと答えます。そんなひまりにシキミはあることを思いつき、放課後に総十郎を部室に呼び出しますが・・・。
放課後、何故か2人の噂が流れていることに疑問に思うシキミ。その答えは総十郎が持っていました。彼が2人の仲が進展したかもという噂を流したことで、いつの間にか2人が付き合っているという風に認識されていたのです。それを聞いたひまりは怒りだしますが、シキミがやろうとしていたことを先に総十郎がやってしまったため、むしろ丁度良いと言います。そして、帰りに空見神社に寄り、そこでシキミは男から告白したいと一旦ひまりの告白を取り消して改めて告白。こうして2人は恋人同士になったのでした。
恋人になって皆から祝福されたあと、ひまりはシキミを空見神社に連れていきます。そして、ひまりが掃除好きになった理由を話します。かつて神社で神様と遊んでいたこと、神様の言いつけを守らなかったせいで境内の掃除をさせられたこと、その掃除を神様が手伝ってくれたこと。それがひまりのルーツでした。そして、ひまりはシキミを自分の部屋に誘い初体験を済ませます。
9月30日、願書提出を翌日に控え、部室でひまりが願書を書いているとき、シキミは未来のことを話していましたが、ひまりは過去でも未来でもなくシキミと一緒にいる現在を大切にしたいと思っていました。そんな風に考えていると夢の中に神様が現れます。彼女はひまりに対して猶予がほしいかと聞き、ひまりはそれを断ることは出来ず・・・。
そのまた翌日。シキミはサカキとの会話の中である異変を感じます。今日は10月1日だったはずが1日前の9月30日に戻っていたのです。ひまりはこの現象が昨日見た夢と関係していると思いましたが、シキミと一緒にいる時間が1日増えたと前向きに捉えます。しかし、ひまりの前に現れたソラミによって今の現象が自分の願いから生まれたものだと分かり、繰り返す9月30日を終わらせようとソラミがいるであろう灯台に向かいます。
灯台に入るとシキミたち掃除部のメンバーが待っていました。未来に進むのが怖かったひまりですが、シキミが一緒に歩いていってくれることを信じ、前に進むことを決意。リメンブランスの最奥にある『天ノ空』に向かいます。そして、ソラミの試練を乗り越えたひまりは、ついに彼女の元に辿り着きます。
未来に進もうと決めたひまりとある人に会うために過去に戻りたいソラミ。試練を越えたひまりの願い通り時間は戻りましたが、シキミがある疑問を投げかけます。いくら産土神といえど、全宇宙の法則まで変える力はあるのだろうかと。ソラミはループを知覚できる人間のみ時間を巻き戻し、彼らの想いの力を持って更なる過去に向かうつもりでした。しかし、シキミが疑問を抱いたことでそれも霧散したのです。そして、街の未来をシキミたちに託し、ソラミは姿を消すのでした。
それから半年後。卒業式の日。掃除部の皆が部室に集まっていました。1人だけ残るしのんは泣いていましたが、シキミたちは未来へ歩くために一時のお別れの言葉を言います。「またな」と。

大空ひまり編 感想
友達だった関係だったのが、強力なライバルの誕生により、ようやく自分の気持ちに気付いて異性として意識するようになる・・・幼馴染ではないけれど、前半は幼馴染っぽい展開でしたね。後半は、しのんと内容的に被ってたような気がします。『今』を選ぶひまりが神様に付け込まれ、シキミの言葉で自分の間違いに気付いて正そうとする。そんな流れになっています。しのん編との違いは、しのんちゃんが守ろうとしたのがシエロ・シエスタという『場所』だったのに対し、ひまりはシキミと一緒にいる『時間』だったという違いです。ただ、しのん編に比べると後半の展開はアッサリしてて物足りなかったかなー。
それから、イチャラブが少ない。しのんより少ないんじゃないかなぁ~。3連続でHシーンがあるんですが、それぐらいです。しかも、3回目に至っては問題が発生してる最中ですしね。恋人になるまでに時間かかってたのに、恋人になったらイチャラブってる時間もないとか・・・そこが残念だったかなー。シナリオが短すぎたなら、しばらくイチャラブする時間を作ってあげてほしかったな。結局、しのん編同様に付き合う前の話の方が面白く感じてしまいました。
Hシーンは3回(というか全員3回)。HCG的にはしのんちゃんよりマシでした。本番H3回のうち2回はおっぱい見せますし。んが、パ○ズ○フェ○ですが、絵的にはパ○ズ○フェ○になってるのに、ひまりは普通に喋っててただのパ○ズ○にあってましたね。なんかガッカリです(´д`) っていうか、3連続でHシーンがあって、なんか一気に消化したって感じ。それも残念でした。Hシーンの回数は3回しかないって分かってるから、これ以降はもうシリアスな展開しかないんだなーってのも分かってしまったので。もっとじっくり進めてほしかったなぁ・・・。
一般シーンはひまりの料理ネタかなw 料理下手がする創作料理という定番ネタですが、ひまりの場合、祇典の仕業があっても、結局あの創作料理を考えるというのが最大の問題点なんですよねw 基本さえ守ればシキミ以上の料理を作れるのですからwww

さてさて、お次は石生楽深澄です~。

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天ノ空レトロスペクト

ひまりの創作料理に興味がありますw

コメント

「天ノ空レトロスペクト」 あらすじ・感想その1 天宮しのん編

2015年11月23日 00時10分11秒 | 美少女ゲーム

2015年10月発売タイトル第6弾は、GLaceの「天ノ空レトロスペクト」でした~。

GLaceの作品はデビュー作の「Timepiece Ensemble」だけプレイしたことがあります。
それ以降はご無沙汰だったんですが、今回は好みなヒロインがいたので久しぶりに買ってみようかと思った次第です。

特典はコチラ。

 

えっと、げっちゅ屋とソフマップで買いました。ぇぇ、2個買いですw
最初は、ひまりが良いなぁと思ってソフマップで予約したんですが、途中でしのんちゃんも良いんじゃね?と思うようになり、実際に体験版やったらしのんちゃんが可愛かったので急遽げっちゅ屋で予約したのですw

天ノ空レトロスペクト 概要/設定等
「天ノ空レトロスペクト」は、天ヶ丘学園掃除部メンバーが彼らの住む天ノ空市を守護する神様・アマホシと出会い、彼女からの依頼で街の記憶を取り戻すために奇怪な事件を解決していくというお話です。
あとはシステム的にはオーソドックスなADV形式です。コンフィグは物足りない感じ。まぁタイトル画面すらなかった「Timepiece Ensemble」よりは分かりやすくなってますけどw
尚、この作品にはいくつか固有の単語が出てきます。
産土神(うぶすながみ)
その土地を守る神様。シキミ達の住む天ノ空市の産土神はアマホシ。現在、アマホシは神通力と呼ばれる力の大半を無くしている状態であり、記憶にも欠落が生じています。かつて、天ノ空市が天星町と空見町という2つの街に分かれていたときは、空見町の産土神としてソラミという神様もいました。
産子(うぶこ)
産土神が守護する土地に住む人間たちのこと。彼らの信仰心が高いほど産土神の神通力は高まります。
リメンブランス
人々の共通認識(過去や未来すべての人々の記憶)が保管されている精神的空間のこと。アマホシが住んでいる巨大な図書館はその概念を具現化したもので、天ヶ丘学園の灯台のエレベーターからとある順番でボタンを押すと行くことができます。アマホシはこのリメンブランスを守護する神様です。
祇典(ぎてん)
リメンブランスに存在する2種類の本のうちの1つ。もう1つは平凡な書物なので特に問題はありませんが、この『祇典』は産土神が著した書物であり、自意識を持っている書物のことです。これには街の記憶・・・“揺らぐことのない真実”が記録されていますが、アマホシの神通力が弱まったことで図書館から出て行った祇典は、その記憶を元に色々な物や人に憑りつき様々な怪異を引き起こし、人々の『共通認識』を変えてしまいます。例えて言うなら噂でしかない都市伝説が事実として認識されてしまうという感じです。シキミたちの記憶が欠落しているのは、本来リメンブランスに保管されるべき祇典がリメンブランスの外に出てしまったために起こった現象です。そして、この本を回収することが掃除部の主な目的となります。尚、アマホシが現実世界で行動するには媒体が必要ですが、彼女はシキミの日記帳を媒体にしています。アマホシも現実世界では祇典と同じような存在になっている・・・というわけですね。尚、托身というものがあり、ある条件を満たすと祇典を人間にすることが出来ます。
リファレンス
祇典に記されている記憶の事。鍵の形状をしています。祇典を回収方法するには、祇典の元となる情報が必要で(祇典に記録された街で実際に起こった出来事、又は人の記憶)、その情報がなければ書棚のどこに保管すれば良いか分からないため回収することが出来ません。その情報が分かればあとは祇典と本が憑りついた媒体を引き離せば良いのですが(ただし、引き離すには媒体となっている物や産子の抱える問題を解決する必要がある)、リファレンスは最終的にその祇典を書棚に戻すために必要な物となります。

祇典を無力化するもの。祇典と言えども本には違いないので栞を挟まれるとそこで休眠状態になってしまうようです。これはリファレンスを使うために必要なものとなります。
つまり、流れとしては、先ず怪異を見つける→怪異の内容から推察して祇典の元になっている天ノ空市で過去に起こった事象の情報を探し出す→元ネタが分かったら祇典と媒体を引き離す(引き離す方法は媒体によって変化する)→栞で祇典を無力化する→リファレンスで元の書棚に戻す・・・という風になります。祇典が戻れば改ざんされた共通認識は元に戻り、その間の記憶は残りません。記憶については例外はありますが。
尚、共通認識を守護するアマホシに近しい掃除部メンバーは祇典による共通認識の改ざんがされにくい状態になっています。ただし、アマホシの神通力が弱っているためその守護は絶対的ではなく、状況によっては祇典の力がアマホシの神通力を上回り共通認識を改ざんされてしまいます。

天ノ空レトロスペクト 共通ルート あらすじ
学園から街中の掃除その他なんでもやる天ヶ丘学園掃除部。副部長を務める主人公・藤堂シキミは、部長の大空ひまりや後輩の天宮しのん等と共にいつも通りの学園生活を送っていましたが、シキミのクラスメイトで生徒会役員でもある難波総十郎から奇妙な噂を聞きます。『学園敷地内にある星見記念堂の灯台のエレベーターのボタンを、ある順番で押すと異世界への扉が開かれる』。
その真相を確かめるべく、掃除部は灯台の鍵を持っているシキミのクラスメイトで図書委員の石生楽深澄も連れて灯台に向かいます。初回は空振りだった一行ですが、帰宅後のふとした拍子にシキミがその謎を解いてしまいます。翌朝、再び灯台に向かいシキミが順番通りにボタンを押すとエレベーターが勝手に動きだします。着いた先は巨大な図書館でした。そこで掃除部(+深澄)はアマホシという神様と出会います。
その後、しのんが怪異に遭遇したことをアマホシに報告しに行くと、アマホシから街の記憶を探してほしいとシキミたちにお願いされます。シキミたちも自分の記憶に欠落が生じており、自分たちの思い出を取り戻すためにアマホシの依頼を受けることにするのでした。
第1の怪異は動くアリストテレス像(シキミとひまりの出会いの記憶)、第2の怪異はシキミ達のクラスの担任である行定先生のオカマ化(共通認識の改ざん初体験)、第3の怪異はしのんの親友でレズビアンな篠宮絵里により学園中が同性愛者になる事件(しのんとエリの過去とシキミとしのんの出会いの記憶)。全て祇典による仕業であり、それらの事件を解決することでシキミ達は少しずつ記憶を取り戻していきます。
3つの怪異を立て続けに解決した後はしばらく何事もありませんでしたが、ある日の放課後、シキミはひまりの様子がおかしいことに気付きます。ひまりのことが気になったシキミはアマホシと共にひまりがいる空見神社に向かいます。そこで、ひまりの様子がおかしかった理由を聞きます。
空見神社では毎年お祭りをしていましたが、年々お祭りに来ている人が減ってきているため、露店を出してくれる人もいなくなり、来年からはお祭りがなくなるかもしれない・・・ということでした。ひまりは自分一人ではどうにもできないから諦めていましたが、シキミはひまりを励まし、掃除部でお祭りを盛り上げようという話になります。
掃除部で何が出来るかと考え、演劇をしようという話になります。本を読むのが好きな深澄が脚本を担当。他は、しのんと絵里がビラ配り、あとはひまりや総十郎が大人たちに声をかけて露店を復活してもらう・・・ということになり、シキミたちの頑張りに触発されて大人たちもやる気を出し、祭りの準備も盛り上がります。
一方、演劇をすることになったシキミたちは、学生時代は演劇部だったという行定先生の協力の元、毎日遅くまで練習を重ねます。練習の甲斐あってかどうにか見られる劇となり、シキミたちはホッと一安心。
劇の内容は天星町と空見町が合併したときの話。2つの町を2人の神様に例え、そこに合併に尽力したという天ヶ丘学園の創始者・井空円角が2人の仲を取り持つ・・・という物語でした。本番も順調に進みましたが、アマホシが途中でセリフをド忘れしてしまい劇が中断。しかし、観客の励ましによりシーンを最初からやり直すことで何とか成功に終わります。
劇が終わった後、片付けを手伝っていたシキミたち。しかし、そこにはアマホシと深澄がいませんでした。2人は神社の外れで話し合っていましたが、アマホシは深澄に対し、これまでずっと疑問に感じていたことを口にすると・・・。

・・・と、いうわけで、1周目は天宮しのんでした~。

天宮しのん キャラクター紹介
しのんはシキミの後輩で掃除部にも所属している2年生。1年前に四戸町というところから引っ越してきた転校生で、同じ四戸町からやってきたエリとは幼馴染です。
いつも元気一杯ですが頭がちょっと弱いおバカさん。掃除部のムードメーカーにしてトラブルメーカー。挨拶のときは「~にゃーっす」(又は、~しゃーっす)という語尾を付けます。本を読むのが苦手。掃除部なのに掃除も苦手です。更にホラーも苦手と苦手な物が多いですw ただし、料理の腕前はシキミより上であり、お菓子作りも得意。
2D格闘ゲーム「アーサーズブレイド」が好きで、元ネタとなっているアニメ「王様たちの円卓」(美少女化したアーサー王と円卓の騎士たちの日常系萌えアニメ)の大ファン。実は同人誌即売会に行くほどのオタクですが、幼馴染のエリやシキミたちにはそれを隠しています。格闘ゲームはシキミ以上に得意だけど頭を使うパズルゲームなどは苦手。
シキミとはシエロ・シエスタで知り合い、そのとき「アーサーズブレイド」で対戦したことがキッカケで親しくなりました。最初は掃除部で楽しそうにしているシキミに対して憧れを抱いていただけでしたが、それがいつの間にか恋心に変わっていて、本人はそれを自覚しています。
楽しいことが大好きな彼女は、掃除部の皆といつまでも一緒にいたいと願っていますが・・・。

天宮しのん編 あらすじ
ある日の放課後、部室にやってきたエリに買い物に誘われたしのん。しかし、日曜日はどうしても外せない用事があると言って部室を逃げ出します。ひまりがオープンキャンパス、しのんが部室を出て行ったため、家に帰ると姉のサカキから日曜日に行われる同人誌即売会を手伝ってほしいと頼まれます。
即売会当日。午前中は用事がなかったため、自宅のゲーセン・シエロシエスタで遊んでいたものの、ヒマだったのでエリにメールを送ってみたシキミ。その後、サカキに呼ばれたので売り子をしていると、視界にコスプレしたしのんの姿を見かけます。コスプレして同人誌を買いあさっているところを見つかり慌てるしのんを見たシキミはとりあえず、その場を離れて彼女をシエロ・シエスタに連れていきます。
オタクであることを気にしていたしのんは開き直って如何にアーサーちゃんが好きかを力説しますが、シキミが気にしないと言うと落ち着きます。その後は仕切り直しで即売会に参加したしのんはご機嫌でしたが、帰りに今度はエリと遭遇。シキミから暇だというメールを貰ったため、遊びに来たというエリの言葉を聞いてシキミは暇つぶしにエリにメールを送ったことを後悔するのでしたw
エリには自分の趣味だと話してしのんを連れてその場を去ったシキミ。彼女の家まで荷物を運ぶと、しのんから晩御飯に誘われたため、一緒に食べます。そこで、しのんは新しいことを拒絶するのではなく受け入れ変化を楽しむシキミが格好いいと言い、そんなシキミと自分は真逆で現状維持を望む保守的な考え方だと思っていましたが・・・。
即売会の翌日、風邪で休んだしのんのことが心配で見舞いに行くことにしたシキミ。その途中でエリと遭遇したため、一緒に行くことに。家に着くと、しのんは思ったよりも重症だったため、エリが看病することにして、シキミはあまり長居しても悪いからと帰ろうとしますが、しのんが「帰っちゃやです」とダダをこね始めたため、エリと一緒に病人食を作ることにします。
病人食を作っている間、エリはしのんが何か隠していることについて、しのんは自分が同性愛者だったことを受け入れてくれたのだから、彼女の隠し事がどんな内容でも受け入れるとシキミに話します。その後、2人が作った食事を取って寝たしのんが急に起き出して汗を拭こうと服を脱ぎ始め、それを見たエリが鼻血をふきだして倒れますw
シキミがどうしようか困ったときに、しのんからセンパイになら大丈夫とお願いされため、言われた通りに身体を拭いてあげますが、その時しのんから「遠くに行かないでください」と言われます。未だ進路に迷っているシキミでしたが、既に復活してて2人の様子を見ていたエリにも「誰かのために生きるのも良いんじゃない」と言われます。2人の言葉でシキミはどうすればいいか、少しずつ見えてきますが・・・。
風邪が治った後、このままだとシキミが遠くにいってしまうから、シキミを繋ぎとめるためには彼女になるしかないと思ったしのんは、告白することを決意。しかし、シキミの彼女になるにはそれに相応しい女性にならなくてはいけないと色々と勘違いし、やがて迷走を始めますw その後、シエロ・シエスタでゲームを始めますが、しのんが苦手なゲームばかりしているのを見て、シキミはいつも通りのしのんが良いと伝えます。しのんは、そんなセンパイの優しいところが好きと言ってしまいますが、帰ってからそんな恥ずかしいことを言ってしまったことを後悔するのでしたw
翌日、旅行に出かけたサカキから他の子に店番を頼んであると言われたシキミは、その様子を見にシエロ・シエスタに向かいます。すると店内には掃除をしようとしてワックスをこぼして慌てているしのんの姿がありました。店内の掃除が済んだあと、しのんが何故店番をすることになったのか、何故苦手なことをしようとしているのか聞くと、しのんは自分の想いを告白します。シキミは彼女の真剣な気持ちを前に自分自身の気持ちと向き合い、好きであることを自覚し、しのんに返事をします。こうして、2人は恋人同士になるのでした。
付き合い始めてバカップルぶりを発揮する2人。周囲も少し呆れ気味でしたが、2人のことを応援していました。ある日、正式にアルバイト店員となったしのんと一緒にシエロ・シエスタで働いていたときに、しのんから誘われてHします。その後、しのんは「今が幸せすぎてそのしわ寄せが来るんじゃないか」と不安がります。そのとき、しのんがバランスを崩して不安定な置き方になっていたゲームの筐体がしのんめがけて倒れてきましたが、シキミは不可解な現象を目の当たりにします。しのんの上に倒れてくるはずだった筐体がしのんを避けたのです。しのんはいつも悪運が強いと言い、いつも持ち歩いている彼女の生まれ故郷の四戸神社のお守りを見せます。シキミは故郷の神様がしのんを守ってくれていると思っていましたが・・・。
そんなある日、事態は急変します。しばらく旅行すると言っていたサカキが急に帰ってきて、ビルの管理者から連絡がありシエロ・シエスタを1ヶ月の間に廃業することになったと言ったのです。しのんはシエロ・シエスタの営業を続けさせようと色々と案を出しますが、話を聞いていたアマホシからシエロ・シエスタがこうなったのは自分の神通力が弱くなっている影響だと言われるのでした。一方、エリの身体にも異変が起こっていて・・・。
シキミと出会い結ばれたしのんにとって思い出の場所であるシエロ・シエスタ。そこが無くなることに落ち込むしのんでしたが、シキミたち掃除部が立ち上がったことで元気を取り戻します。
アマホシの神通力が回復すれば何とかなるかもしれないという結論に至った掃除部メンバー。アマホシの予想では深澄がソラミであるから、天ノ空のどこかに眠っている深澄の記憶、リファレンスを見つけ出せば元に戻ると話します。そうすると祇典である深澄は消えてしまうため、しのんはそのことを気にしますが、深澄はそれは記憶を取り戻した後に考えれば良いとしのんを諭します。
深澄のリファレンス探しを始める掃除部ですが、複数のグループに分かれて探すことになります。シキミとしのんは灯台の中を探しますが、しのんは深澄が消えることんついてこのまま皆と一緒にいたいと話します。シキミはいつかその時はやってくるのだからと話しますが、そのとき巫女の姿をしたエリが姿を現します。でも、中身は別人でシノヱと名乗ります。彼女はしのんの故郷・四戸町の産土神だと言い、しのんの望みを叶えると言いますが、シキミはシノヱのことは信用できないと直感的に判断。シノヱは考える時間をやろうとその場を去っていきます。その話を聞いたアマホシは別の産土神が遠くの土地に現れるはずはないと言いますが・・・。
その後、シエロ・シエスタに1人でいたしのんの前に再びシノヱが姿を現します。そして、願いを叶える代わりにしのんに四戸町に戻れと言います。言葉巧みにしのんを自分の思い通りに誘導しようとしますが、そこにアマホシとシキミが戻ってきたため、シノヱはその場を去ります。シノヱが去った後、アマホシはしのんに何か言われたか問い質しますが、しのんはハッキリと言いませんでした。その様子を見てアマホシはシキミにしのんを任せ、自分はひまりの家に行きます。
2人きりになりHをした後、しのんはシキミに自分が皆と別れなければならない代わりにシエロ・シエスタが潰れないで済むならどうするかと問い、シキミは迷わず皆と一緒にいることの方が大事と答えます。でも、しのんの出した結論は、シキミとは逆でした。皆との思い出の場所を守りたい。それがしのんの願いでした。シノヱからの呼び出しでリメンブランスに単独で向かったしのんは、その願いを叶えますが・・・。
翌朝、2日後に四戸町に戻ることを母親に聞かされたしのんは、願いが叶ったものだと思い、皆に怒られる覚悟で学校に向かい、掃除部の部室に行きます。しかし、そこにいた総十郎からそこは「呪いの教室」と呼ばれる空き教室だと言われ、彼女は愕然とし、急いでシキミのもとへ向かいます。走っていったため、ひまりとぶつかりましたが、そのひまりの様子もおかしく、しのんのことを知りませんでした。そこにシキミも来ましたが、シキミとひまりがお互い名字で呼び合っているのを見て更に驚きます。
アマホシになら何か分かると思い、シキミと灯台の鍵を持つ深澄を連れて灯台に向かいますが、以前のようにコマンドを入力してもリメンブランスに行くことは出来ませんでした。しのんは落ち込んで学校をサボリ、家に帰りますが、そこにエリがやってきます。エリはしのんの話を信じ、一緒に四戸町に帰ると言い出だします。翌日、しのんとエリは料理部で最後の部活動をしますが、そこにシノヱが現れます。しのんは自分勝手な願いをしたことでこうなってしまったのなら仕方ないと現状を受け入れ、これからは人のために生きて行きたいとシノヱに話します。すると、シノヱがしのんを四戸町に戻す目的を話します。四戸町は現在天ノ空とは比べ物にならないほど人口流出がひどいため、それを食い止めるためにしのんの力が必要だと言います。それは、しのんは特定の土地に対する強い想いを持っていてそれが因果を超越するほどの神通力を持っているためでした。しのんはその話を聞き、自分を必要としているならと町に戻ることを決意しますが・・・。
翌日、シキミとの最後のお別れに来たしのんは、思い出作りとしてシエロ・シエスタでゲームをします。別れのとき、しのんがそのことを惜しむと、シキミから今を精一杯楽しんだ思い出があればまた会えると言われ、自分の犯した間違いにようやく気付きます。本当に大切だったのはシエロ・シエスタという『場所』ではない、皆との思い出だったと。そして、世界が書き換えられる前に言っていたシキミの言葉をちゃんと理解できなかったことを後悔し始めます。しかし、その後シキミが言った一言で何かがおかしいことに気付きます。
しのんが願いを叶えたシエロ・シエスタを存続させることだけが目的であり、その代償としてしのんが四戸町に帰ることになりましたが、そのことに掃除部は何も関係ないはずでした、それなのに、その存在そのものが無くなり、ひまり達との関係まで書き換わっていたからです。「呪いの教室」には何かシノヱにとって不都合なものがあると考えたしのんは、シキミを連れて「呪いの教室」へと向かいます。行定先生に鍵を借りて「呪いの教室」を開けると、そこには掃除部の部室がそのまま残っていました。しのんは部室にある掃除部の活動日誌を見つけます。すると・・・。
しのんが目を覚ますと、シキミの記憶が元に戻っていました。その後、シノヱによってリメンブランスに閉じこめられていたアマホシとも連絡が取れ、世界を元に戻すために早急に掃除部メンバーを集めます。シノヱが掃除部の存在を無くそうとしたことが付け入る隙になると踏んだアマホシは、活動日誌をリメンブランスに持ってきてほしいと言います。それを聞いたしのんたちは灯台に向かいますが、シノヱの差し金で送られてきた大人たちに邪魔をされます。ひまりと総十郎が囮になって、灯台に入るシキミたち。しかし、そこにはシノヱが待ち構えていました。
彼女は掃除部さえなくなれば、しのんは天ノ空市への未練がなくなると考えていましたが、しのんは掃除部のこと以上に大切だったシキミとの関係を消されなかったことの方が疑問に思っていました。シノヱは良心の呵責などないと主張したところでコマホシが助けにきて、その隙を狙ってシキミたちはリメンブランスに向かいます。リメンブランスに辿り着いたシキミたちはその奥深くの中枢に向かいますが、あと一歩のところでシイヱに追いつかれてしまいます。しのんはもう迷わないと決めていましたが、シノヱは最後の手段としてエリを利用します。
エリはずっとしのんを支えに生きてきました。そのしのんがいなくなったら自分は空っぽになってしまうとしのんに言います。そして、しのんはそんなエリを見て、彼女はかつての自分と同じなんだということを理解します。シキミと付き合うようになり今回の件を通じて、しのんは日々の変化を受け入れるようになったことをエリに伝えた上で、元々の自分を作ってくれたのはエリだったと言います。何もせずに閉じこもっていた自分を変えてくれた人・・・それがエリだったのです。そして、変化することを怖がらないでほしいとエリに伝えます。
エリはそれを受け入れましたが、しのんの言うことが理解できないシノヱが再び姿を現します。しのんは自分のやりたいことを全部やったら四戸町に戻るとシノヱに約束しますが、四戸町を忘れようとしていたしのんのことを信じられないとシノヱは否定します。そこで、しのんが証拠としていつも持ち歩いていた四戸神社のお守りを見せます。しのんはそれをエリがくれたものだと思っていましたが、本当はシノヱがくれたもので、しのんがこれまで悪運が強かったのもシノヱのお蔭でした。しのんはそのことを感謝した上で、もう守ってもらわなくても大丈夫と伝えます。こうして、子離れできていなかったことを諭されたシノヱはしのんの言うことを信じることにして四戸町に戻り、天ノ空市は元に戻ったのでした。
街が元に戻り、シエロ・シエスタに向かう前、しのんは以前買った宝くじの当選発表が今日だったことを思い出し、シキミと一緒に番号を確認しますが・・・なんと3等賞に当選していました。シノヱが四戸町に帰る前に1つだけ細工をしていていたことがアマホシによって分かっていましたが、それが宝くじでした。そのお金を使ってシエロ・シエスタに寄付して立て直しを図ります。それから半年後、しのんの努力のお蔭で「アサブレの聖地」とまで呼ばれるようになったシエロ・シエスタは繁盛していました。そして、四戸町も町おこしを始めてるということで、シキミとしのんは今度2人で四戸町に旅行に行こうと約束するのでした。

天宮しのん編 感想
現状から変わってしまうことを恐れずに変化を受け入れそれを思い出として自分の糧にしていこうっていうお話。人間だれしも幸せな今のままでいたいと願ってしまうもの。でも、ずっと同じ関係というのは絶対にありえない。未来が分からないのなら、その変化を楽しもうってことですね。後半はエリを通じてかつての自分がそうだったことを改めて認識した上で、成長した姿を見せてくれます。
まぁそれは良いんですが、恋人になってからシノヱが登場するまでの期間がすごく短いんですけど・・・なので、しのんちゃんの可愛いところを堪能できるのはルート前半だけです。後半はシリアスになっちゃってて、それを楽しむことが出来ません。ぃぇ、世界観的にそういった方がメインになるんだろうなとは思ってたけど、あんなに短いとは思ってもみなかったなぁ・・・。事件が解決したら1回くらいHシーンあるだろうと思ってたらそれすらない。ぇー(´д`)って思いました。前半に見せたコスプレはHシーンの伏線じゃなかったのか!?
Hシーンですが、後半シリアスになっちゃってるせいか3回とめっちゃ少ない。しかも、本番でおっぱい見せるのは最後の1回だけ。パ○ズ○はあるものの、パ○ズ○フェ○はありません。おっぱい見せるのも、最後の本番Hと最初のパ○ズ○とその直後の前戯だけ。HCGは全部で9枚(1回につき3枚ずつ)あっておっぱい見せるのは3枚だけ・・・あれ?しのんのおっぱいは一体何のためにあるの???Hシーンはすっごい不満だらけでした。だから、何度も言ってるように、巨乳っ子はHシーンでおっぱい見せないのなら巨乳にするなよ。期待を煽るだけ煽っておいてこの仕打ちはあんまりです。つーか、そもそもHシーンが少なすぎるぅ!!!
しのんちゃん自身はすっごく可愛いです。今年プレイしたエロゲヒロインの中でも上位にくるくらい気に入ってます。こういう後輩に慕われたら嬉しいなぁという感じになっていて、恋人になるまでの前半部分は見ていて楽しかったです。後半は、しのんちゃんの成長を見ていくという風に捉えれば良いと思います。ただ、期待していたほどイチャラブが多くなかっただけの話です。シナリオの長さに対して(個別ルートに入ってから終了まで5時間くらいかかる)Hシーンが少ないのはその証拠と言えるでしょう。・・・そう、それだけなんですorz もうこの作品は世界観を楽しむものということにしておきますw
一般シーンだと告白シーンが1番・・・ぃぇ、今となっては熱を出して寝込んだときに身体をフキフキするシーンかなw しのんちゃんのボリュームたっぷりなおっぱいが堪能できる数少ないシーンなので!自分から大胆なことをしておいて、風邪が治った後に冷静になって「やっちゃった!」って慌てるしのんちゃんが可愛かったですw
・・・そういえば、シノヱが現れるまで、エリが巫女だったという設定を忘れてたでござるwww 第3の怪異のときのは一応この伏線になっていたんですねw 最初は巫女の一家が引っ越しちゃってよかったのか?っていう疑問はあったけど、エリの家が引っ越したのはシノヱの意思だったってことでいいんですかね。

さてさて、お次は大空ひまりです~。

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しのんちゃん可愛い!!

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