こばとの独り言

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「生徒会の十代」 碧陽学園生徒会議事録10

2012年02月06日 19時13分01秒 | アニメ・漫画・ラノベ

「この学園で過ごせたことこそが、私達の誇りです。だから在校生の皆・・・それに、杉崎。今日というこの日も、私達の中の誇らしい輝きの一つに、しよう?涙は、あってもいいけど。悲しみも、あって、いいけど。でもそれと一緒にさ。皆の笑顔も、私達の心に、刻みつけさせてよ。私からの答辞は、以上です。最後に。碧陽学園の、みんな。最高に幸せな三年間を、本当に・・・本当にありがとうございましたっ!」

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生徒会でただ駄弁るだけの「生徒会の一存」シリーズの本編最終巻がついに出ました。
本編は随分久しぶりだなぁと思って自分のブログを調べてみたら前巻「九重」から実に1年4ヶ月も経ってました。その間に番外編が3巻(水木金)も出てましたw

ちなみにリバーシブルカバーになっていて裏側はこんな感じになってます。

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私的には・・・というかアニメ放送前から原作を買ってた人にとってはこっちが本当の表紙なんですけどね。
いつからか再販された方の表紙が変わっちゃったんですよ。新しいタイトルロゴが安っぽくなっちゃってて残念だったので、私は裏返してこっちを表紙にしちゃいました。

今回のテーマは学園モノの最終回というだけあって「卒業」です。4人との別れについてはだいぶ前から判明していたことですけど(くりむ&知弦に関しては3年生だから当然として、椎名姉妹も割と早い段階であった母親のエピソードのときに来春に転校すると言ってたし)、やはりそのときが来ると寂しくなるものですね。
中身は卒業式→日常エピソード→卒業式→日常エピソード・・・の繰り返しになっています。日常エピソードもそれに追随した内容になっています。卒業式の方は結構泣けました。日常エピソードの方はいつも通りのテンションですけどねw
卒業式では生徒会のメンバーが1人1人壇上に上がって卒業生や在校生に向けて自分の思いを話しています。杉崎の送辞に対するくりむの答辞は感動しました!更に卒業式後にくりむの本当の想いが分かったときとか何度泣かせれば気がすむんですか!?っていうくらい良い話のオンパレードだったので、最終巻が1番「生徒会の一存らしくない」内容になってますねw

今回はねぇ・・・本当に名セリフが多くてね、↑のはくりむの答辞の一部なんですけど(くりむの答辞だけやたら長いので後半部分のみ、しかも部分的に略してます)、くりむの答辞が1番泣けました。深夏の「あと一年居たかった」とか「あたしもここを卒業したかったなぁ」とかもグッときましたねぇ・・・。
普通に読めばありきたりな卒業の話なんですけど、ここまでずっとリアルタイムで読み続けてきた者にとってはやはりかなり感情移入しちゃってるので泣けてきちゃいますよね(一存から一気に十代まで読んだ人の気持ちまでは分からないが)。学園モノの卒業式なんてそう大差ないのに毎回泣けてしまうのはそういうところにあると思いますよ。

・・・で、残った問題といえば、そう恋愛の方です。これについては既に「生徒会の八方」において、飛鳥からの問いかけで鍵が“自分の答え”を言っちゃってるので、ほぼ予想通りですけどね。
生徒会の女子メンバーが1人1人きちんと鍵に自分の気持ちを告げるシーンは良かったです。・・・やっぱ恋愛に関しては知弦が1番可愛いわw まぁそれぞれ残念なオチが待ってますけどw
くりむだけは答辞に対する本当の自分の気持ちが露見してちょっとホロリときましたけどね。

最後に後日談でそれぞれのその後が杉崎から語られています。なんかそっちのエピソードも読みたくなるような後日談でしたがwww

本編はこれで終了ですが、番外編があと1巻残ってます。日月火水木金と曜日順にきているので、当然最後は「土○」になりますねw 1年C組シリーズの完結編と卒業式のその後のエピソードが収録される予定なので楽しみ。
あと、碧陽学園の新生徒会エピソードもちょっとだけやるみたいです。新シリーズではなく上下巻くらいの内容だそうで、こちらも引き続き杉崎が主人公のエピソードになるっぽい。碧陽学園に入学した妹の林檎ちゃんの出番は増えるかなぁ?w

まぁどっちにしろ、そう遠くないうちに生徒会の一存シリーズは完結を迎えるわけですね。少し寂しい気もしますが、生徒会内の日常エピソードはもうネタ切れを起こしているので(最終巻の日常エピソードはいつも通りだったけどそれほど面白くなかったし)、頃合ですかねヽ(´ー`)ノ

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