「ももち文化センター」と「KMMビル」で、24日(水)から3日間、六講座。
今日から、今年最初の「特別講座」が始まりました。
これから一年間、「日本舞踊と振袖の、着付け専門講座」を進めてまいります。
福岡の受講者のなかには、着付けの大好きな女性がおけいこされています。
また、専門職(日本舞踊家・着付け師・美容師・着付け教室の先生・人形師など)の皆さんも受講されています。
1日目は、日本舞踊の祝儀舞いの「前割れ後見」の着付けと、つの出しの着付けです。
両角の後見結び
日本舞踊の着付けで、難しいと言われる「前割れ後見」…。
お稽古では、女性と男性の踊り分けをするための、衿の合わせや裾の形(箱割り)を学びました。
帯結びの「後見結び」は、流派によって形が異なります。
今日お稽古するのは「両角の後見結び」。(ほかに、花柳流の後見や、尾上流の後見等があります。)
舞踊でよく使われる「つの出し」
また、日本舞踊で、よく使われるのは、「つの出し結び」。
つの出しの特徴は、帯〆を使わないのが大前提です。
つまり、帯〆を使わないで帯を結ぶのが本来の「つの出し結び」なのです。
粋なつの出し、初々しいつの出し、年増のつの出しなど、その表現もさまざまです。
また、つの出しは、帯によってもその結び方が違ってきます。(例えば、丸帯・全通の袋帯・松葉仕立ての全通帯・六通の袋帯など。)
「特別講座」に参加した皆さんは、真剣にお稽古されていました。
講座の見学者は大歓迎です。
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで。
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