きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

奄美の柊田さんが来院

2016-10-19 13:23:47 | きもののお勉強会

きものの宝石、大島紬を織って60年
大島紬は「きものの宝石」といわれ、絣模様の精緻さでは世界一。
奄美大島の笠利町でお住まいの柊田(ふきた)さんは、小さい頃から「本場大島紬」を織り続けて60年になります。
奄美の笠利地区で、もっとも細かい絣模様である9マルキ(コンマルキ)を織れる唯一の織手さん。
柊田さんと「きもの学院」のおつき合いは20年近くになりますが、今年も宮崎の事務所にお越しいただきました。

彼女は15歳から織機に手をかけ、60年間織り続けてこられました。
当時、若い女性の、大切な花嫁の条件が、「大島紬を織れること」だったとか。

朝の6時から夜中の12時まで、休みなしで織り続けたといいます。
結婚してからは、織り元として家計を支え、肝っ玉母さんとして子供を育ててきました。

その子供たちは奄美や福岡で独立し、それぞれのお孫さんたちにも囲まれて、結構幸せな「おばあちゃん」です。
柊田さんが築いてきた人生は、まさに「大島紬の歴史」そのものです。






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第26回「飛翔の会」/5月29日(日)「サンエールかごしま」で

2016-05-04 11:55:52 | きもののお勉強会

花柳二千翔社中が公演➠古典26演目予定
鹿児島の花柳二千翔社中は、来る5月29日(日)12時半から、「サンエールかごしま」で、「第26回飛翔の会」を公演します。
廓八景、蓬莱、猿舞、…と、古典舞踊26演目を披露する予定です。
当日の入場料は2千円。
興味のある方は、ぜひご覧になって、日本舞踊の素晴らしさをご堪能下さい。

お問合せは、099-255-0785(studio 翔) または、090-8414-0498(花柳二千翔の会)まで







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基本からオリジナルへの進化②

2016-04-16 15:39:02 | きもののお勉強会

着れるようになったら着付けの本番…きものは日常着です
基本をみっちりお勉強したら、当然のことですが「きものが着れる」ようになります。
着付けを上達させる近道は、出来るだけ多く「きものを着てお出掛けする」ことです。

よく皆さんから、「着る機会がない」と言われます。
そんな時に私はよく言うのです。
「買い物をするときにきものを着ていけば…」。「お友達と食事に行く時に、きもので出かけたら…」。「映画鑑賞もきもので出かけましょう」。
つまり、きものは日常着なのです。決して非日常的なものではありません。

周りの視線を感じることこそ上達の秘訣
日常にきものを着て出かける…貴女の「きもの人生」のはじまりです。
一人できものを着ると周りからの視線を浴びます。最初は気恥ずかしいのですが、慣れてきますと、やがて心地よくなってきます。

着付けを上達させようと思うなら、周りの視線を感じることです。
それは、教室では得られない緊張感です。そうすると、「着付けはこれでよかったか」と、気になりはじめます。
当然のことですが、着付けを改善しようとする意識が生まれてきます。

衣紋は?、衿合わせは?、帯の高さは?、おはしょりは?、裾は?、帯揚げは?、帯締めの位置は?、等々…
冠婚葬祭の時にだけ着ても、上達をするどころか、着付けさえ忘れてしまうばかりです。
きものを日常着として着て行くことが上達の秘訣なのです。(つづく)



 



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本塩沢のお勉強会を開きました

2016-03-17 10:37:04 | きもののお勉強会

本塩沢の出来るまで…学院長が講義
「宮崎きもの学院(きつけ塾いちき)」はこれまで30年間にわたって、「日本のきもの」についてのお勉強会を開いてきました。
新潟県の「本塩沢」。
奄美大島の「本場大島紬」。
愛知県の「有松絞り」。
伊勢型紙による「江戸小紋」などが主要なものです。

今回は、本塩沢について、その歴史と製作工程を学び、着る季節や留意点について学びました。
本塩沢は、手括りの技法で先染めされます。強撚糸で織られた生地は独特のシボを生み出します。
とくに宮崎では、初夏や秋口の素敵な肌触りのきものとして、一番人気の「きもの」です。


実物の現場の糸や、布見本、湯揉みや機の写真などを見ながら、日本の素晴らしい「衣の文化」を学びました。
下の写真は、湯揉みの写真で、塩沢の作業工程を説明しているところ。







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