天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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水上・天神平散策

2018-08-30 21:00:00 | ハイキング

先週(8/26)、水上・天神平に行ってきました。
孫娘の夏休み最後の思い出になればと当日朝、急遽行くことに・・・。

以前、天神平を訪れたのは20年以上も前でしょうか。その頃、ロープウェイでずいぶん待たされた記憶があります。今はゴンドラも新しくなって、スムーズに山頂に行けるようになりました。
それにしてもゴンドラ、リフトの往復料金は結構かかり・・・。

天神平では観光客、登山者などが 【風光明媚】 な山岳風景を楽しんでいましたね。

景色を見ながら、北アルプスなど三千メートル級の山にチャレンジしたいと思いましたが、体力がイマイチ・・・。

昼食は、女房殿の知り合いが店主のそば屋へ。ただ、お店は行列待ちの状態、遠くから来ているお客さんももいるようで・・・。

1時間ほど待ってやっと「そば」にありつけましたがドーモ・・・。
お店の繁盛はPR方法が上手くいったのでしょうね。

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1年前の記事(2017-08-30):名人戦七番勝負開幕/「高尾×井山」頂は譲らない

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第64回アマ本因坊戦全国大会/平岡さん4度目のV

2018-08-28 21:00:00 | アマ棋戦

第64回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会は、8月19日に東京・市ヶ谷の日本棋院で決勝が打たれ、東京代表の平岡聡さんが大学1年の栗田佳樹さん(招待)を下し、6年ぶり4回目の優勝を果たした。
4位までの入賞者は以下の通り。
 ・優 勝:平岡 聡(47、東京)
 ・準優勝:栗田佳樹(19、招待)
 ・3 位:北川貴浩(39、和歌山)
 ・4 位:坂本修作(43、埼玉)
   (日本棋院HPより抜粋)

「平岡さん4度目のV、名誉アマ本因坊に」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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アマ棋戦では常連の平岡さん、若手を抑えての優勝は見事でした。
本大会はアマ名人戦に比べ年齢も高く、アマチュアの雰囲気が感じられますね。

高校野球では大阪桐蔭 (北大阪)が金足農 (秋田)を破って優勝しました。
ただ、マスコミの取り上げ方は 【雑草軍団】 金足農が優っていましたね。これもアマチュア気風の影響でしょうか・・・。

雑草

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1年前の記事(2017-08-28):第63回アマ本因坊戦全国大会/林隆羽さんが優勝

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第43期囲碁名人戦七番勝負(井山×張栩)、8/28開幕

2018-08-26 21:00:00 | プロ棋戦

時をへて、決戦再び 名人・井山裕太×挑戦者・張栩
2008~09年、囲碁界の第一人者と若き挑戦者として、2期連続で名人位を争った2人が、立場を入れ替え再び相まみえる。
井山裕太名人に張栩九段が挑戦する第43期名人戦七番勝負が8月28日に始まる。今や絶対王者の名人の連覇か。長い雌伏の時を経て大舞台に戻った挑戦者の10期ぶり復位か。ファン待望の対決が幕を開ける。

「井山/自分の歩み見極める相手」 「張栩/20歳の気持ちでぶつかる」
   (朝日新聞より抜粋)

     ○ ● ○

いよいよ名人戦七番勝負が始まりますね。

挑戦者に名乗りを挙げたのは名人戦リーグ8戦全勝の張栩九段(38)。前評判からするとやや意外な感じでしたが、8連勝は文句なしの挑戦者です。
山下九段のコメント
「最近の張さんは、かつてに比べ碁の内容というより、雰囲気が円くなった。対局中ずっと怖い顔をしていたのが、笑ったりする。自分の考えが正しいという意識が強かったのが、いろんな考えを柔軟に採り入れるようになった気がします。・・・」

一方、受けて立つ井山名人(29)。許家元さんに碁聖位を奪われ六冠に後退、世界戦やイベントなど厳しいスケジュールに追われ大変そうです。
ただ、名人戦は初めて7大タイトルを獲得した特別な棋戦、 【風林火山】?の気分で臨むか・・・。

外野の予想としては、これまでの実績から4-1で井山さん乗りでしょうか・・・。

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1年前の記事(2017-08-26):注目の若手棋士/本木克弥八段

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映画/3月のライオン

2018-08-24 21:00:00 | 映画

・作品名:「3月のライオン」
・原作:羽海野チカ ・監督:大友啓史
・出演:、神木隆之介、有村架純、倉科カナ、佐々木蔵之介、豊川悦司、他
・あらすじ
 春のある日、東京の将棋会館で、17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)は、義理の父で師匠の幸田柾近(豊川悦司)との対局に勝利する。9歳の時に交通事故で両親と妹を失った零を内弟子として引き取ったのが、父の友人の幸田だった・・・。

     ○ ● ○

先日、レンタルDVDで「3月のライオン(前編・後編)」を見ました。
囲碁と将棋は親戚のようなもの、棋士を題材にした映画に興味を持ちました。

将棋棋士としての成長、活躍、悩みなどを縦糸に、主人公を取り巻く日常のテーマを横糸に物語が展開。第一感、  【拍手喝采】 「よく出来ているな」という印象です。

囲碁ファンとしては、将棋をテーマにこのような作品ができるは羨ましいですね。
囲碁をテーマに、面白い映画は出来ないかと期待しているのですが・・・。

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1年前の記事(2017-08-24):花開く大輪/藤沢里菜女流4冠

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美しい石は攻められない

2018-08-22 21:00:00 | 囲碁

「月刊・碁ワールド」の連載講座「寺山流新格言で強くなる/勝利のベクトル2」、8月号の格言は「美しい石は攻められない」でした。
講座を読んでナルホドと思うのですが、実戦になると愚形なにするものぞ、「意地と度胸」が勝負の分かれ道・・・。

「美しい石」というのは「本手」ということでしょうが、どうにかすると緩着にもなりそう。その辺りの判断がムズなところで・・・。

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関西棋院の苑田勇一九段の「苑田流格言」に「美人は追わず」というのがあり、「美しい石は攻められない」と同じ意味かと思いましたが別のようでした。

標的とする石(魅力的な石=美人)は直接追わず、遠回しに攻めるということで、「モタレ攻め」に近い意味のようです。
ナルホド、美人に惑わされてはいけない。 【一笑千金】 世の殿方、ご注意あれ・・・。

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1年前の記事(2017-08-22):TV番組・賞金が稼げないゼロ円パパ/王唯任五段

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映画「インクレディブル・ファミリー」

2018-08-20 21:00:00 | 映画

日本中が、このヒーロー家族に驚き、笑って、夢中になる!
笑いと驚きに満ちた、一家団結アドベンチャー『インクレディブル・ファミリー』。この家族が、スカッと楽しい夏を連れてくる!
   (ディズニー・ムービーHPより抜粋)

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先日、孫娘のお供で映画「インクレディブル・ファミリー」を観てきました。
盆休みということもあり 「満員御礼」 状態、観客の反応も好かったようです。

それにしてもアニメの進化には驚きますね。ただ、映像の進化と「子供らしさ」がイマイチ・・・。
あと、作品名「インクレディブル・ファミリー」ですが、これだと内容がイメージできませんね。予告編を見ればいいのだけれど・・・。

 ◎インクレディブル(incredible)
 [形動]途方もないさま。信じられないほどであるさま。
 「インクレディブルなセンス」「インクレディブルな映画」

作品の終わりに流れるエンドロール、長いですね。余韻に浸っている人もいるのかな?

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1年前の記事(2017-08-20):プロ棋士勝ち星ランキング

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第1回国際囲棋大師戦/小林光一九段が優勝

2018-08-18 21:00:00 | プロ棋戦

7月1、2日に中国浙江省紹興市では、第1回国際囲棋大師戦が開催された。日本からは小林光一九段、武宮正樹九段、林海峯九段(中華台北代表)が出場。初日には1、2回戦が行われ、小林九段が林九段、馬暁春九段(中国)を下し決勝に進出。2日目には聶衛平九段と決勝を争い、優勝となった。
   (日本棋院HPより抜粋)

「光一、レジェンド頂点に」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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「月刊・碁ワールド」9月号の表紙&グラビアは「小林光一 不朽の功績(第1回国際囲棋大師戦優勝&紫綬褒章受章)」。



小林九段(65)は名誉棋聖、名誉名人、名誉碁聖の名誉三冠を獲得。タイトル数は60(歴代3位)と昭和末期から平成前半にかけ大活躍。 【不撓不屈】 努力の人という印象でしょうか。

世界戦では不甲斐ない日本勢ですが、小林光一九段はじめベテランは頑張っていますね。
「百霊杯世界囲碁選手権・元老戦」では依田九段が決勝進出、来年1月に馬暁春九段(中国)と決勝戦を行うとのことです。

意外なのは韓国のベテラン勢、世界戦では中韓二強と言われていますが、韓国は選手生命が短いのかイマイチ・・・。

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1年前の記事(2017-08-18):囲碁書籍「格言が教えてくれる」

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創作四字熟語/NHK囲碁フォーカス

2018-08-16 21:00:00 | 囲碁

NHK囲碁フォーカスの中で視聴者投稿の川柳、なぞかけ、創作四字熟語を隔週で紹介しています。

〈これまでの創作四字熟語〉
 ・試行策碁(試行錯誤)
 ・一劫千金(一獲千金)
 ・空前舌碁(空前絶後)
 ・棋士母尽(鬼子母神)
 ・奇手回生(起死回生)
 ・碁学堪能(語学堪能)

投稿者の皆さん、いろいろ頭をひねった作品でしょうね。

私のイチオシは「空前舌碁」でしょうか。
 ●意味:口先でいろいろ言って相手を惑わせながら打つ、これまでになかったような碁。
 ●用例:「あのような碁は初めてだ!空前舌碁だ!」

この手の棋客、いますよね。マナーとしてはドーモですが、憎めないキャラであればOKか・・・。

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1年前の記事(2017-08-16):持ち時間の使い方がマズイ・・・

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四字熟語/相碁井目

2018-08-14 21:00:00 | 囲碁

相碁井目 (あいごせいもく)

[意味]
 「相碁井目」の四字熟語は、『相碁』と『井目』の部分に分けられるが、いずれも囲碁の専門用語である。「相碁」は『互い先(ハンデなし)』、「井目」は『九子局(ハンデ戦)』。

 対等な条件で碁の勝負ができる人もいれば、ハンデを付けなければ勝負にならない人もいる。そのことから、人間の物事の実力には、何でも上下や巧拙(上手い・下手)があるという意味となった。

[用例] 
 学生時代に神童と呼ばれた秀才が実社会ではあまり才能を発揮できなかったり、甲子園で大活躍した選手がプロ野球では通用しないということもある、現実社会の厳しい競争原理は正に相碁井目といった観を呈している。

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「碁」という文字を含む四字熟語を検索したところ、「相碁井目」がヒットしました。ただ日常的に使われるケースは少ないようです。

囲碁界ではプロ棋士もいれば、ザル碁党もいる。ベテランもいれば初心者もいる。 【相碁井目】 それぞれレベルにあった場所で、楽しめればいいのかと・・・。

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1年前の記事(2017-08-14):囲碁書籍「ヨセの強化書・基礎編」

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第13期「アマ名人戦」三番勝負/19歳の栗田さんが新名人に

2018-08-12 21:00:00 | アマ棋戦

「第13期朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負」は7月28日、29日に静岡県伊豆市修善寺の旅館「鬼の栖(すみか)」で行われ、挑戦者の東京理科大1年、栗田佳樹さん(19)がアマ名人の専修大4年、大関稔さん(23)に対し2勝1敗でシリーズを制し、タイトルを奪取した。
   (朝日新聞より抜粋)

「栗田新アマ名人誕生!、フルセットの大激戦」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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新アマ名人の栗田さん、昨年の高校チャンピオンで今年は日本アマ碁界の頂点と大活躍です。
敗れた大関さん、アマ碁界のトップを走っていましたが、若手の勢いに屈したか・・・。

三番勝負の挑戦者を決める「朝日アマ囲碁名人戦全国大会」は6/30、7/1に行われ、 【緩急自在】 栗田さんが早稲田大4年、星合真吾選手(23)との大学生対決を制して初優勝でした。

本大会の成績を見ると元院生の大学生が上位を占めています。
数年前は社会人が活躍していたのですが、これも時代の趨勢か・・・。

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1年前の記事(2017-08-12):第12期「アマ名人戦」三番勝負/大関さん奪取

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