天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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大河ドラマ/麒麟がくる

2020-01-31 21:00:00 | テレビ番組

王が仁のある政治を行う時に必ず現れるという聖なる獣、麒麟。応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは、誰なのか・・・。そして、麒麟はいつ、来るのか?
「麒麟がくる」では謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く未来を描きます。
    (NHK、HPより抜粋)

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新年から始まった「大河ドラマ/麒麟がくる」、第2回が終わったところですが視聴率は順調のようです。
前作「いだてん」の視聴率は過去最低とのこと、落語を絡めたストーリーに無理があったような気がします。

「麒麟がくる」の時代背景は戦国時代、大河ドラマでは最も多い時代設定だと思います。
主人公は明智光秀、逆臣の汚名を着せられていますが、歴史好きの人には人気がありそうです。

「真相が知りたい日本史の謎・ランキング(雑誌・歴史街道より)」の第一位は断トツで「本能寺の変」でした。
世の中、「知らなくていいコト」もありますが、謎には不思議な魅力がありますね。

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1年前の記事(2019-01-31):大河ドラマ/いだてん

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第33回群馬県女流アマ囲碁大会/2020

2020-01-29 21:00:00 | 囲碁群馬

県女流囲碁大会/藤井さん(四ツ葉中等)初優勝
第33回県女流囲碁大会が1月26日、高崎市中央公民館で開かれ、県代表戦は藤井絢音さん(四ツ葉中等4年)が初の頂点に立った。準優勝の野村京子さん(前橋市)と共に3月に都内で開かれる全日本女流アマチュア選手権に出場する。
15人が参加した親睦戦は半谷東子さん(前橋市)が優勝、村松希咲さん(高崎市)が準優勝した。
    (上毛新聞より抜粋)

     ○ ● ○

県代表戦の決勝は藤井さんと野村さんの二人。優勝の藤井さんは一昨年に準優勝、若手の代表格として今後の活躍が期待されます。
準優勝の野村さんは全国大会代表の常連、県女流囲碁団体「こまくさ会」の会長としても頑張っています。
親睦戦の決勝は半谷さん(小学6年)と村松さん(小学4年)、前橋の半谷さんが高崎の村松さんに勝利しました。

今回の参加者は22名(代表戦7名、親睦戦15名)。昨年の20名(代表戦8名、親睦戦12名)より微増ですが少ないですね。
親睦戦は級位認定をするなどPR方法を考えないと・・・。


代表戦入賞者


親睦戦入賞者

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1年前の記事(2019-01-29):第32回群馬県女流アマ囲碁大会/2019

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第44期棋聖戦第2局/井山棋聖が2勝目

2020-01-27 21:00:00 | プロ棋戦

1月20、21日、埼玉県川越市の「蓮馨寺」では第44期棋聖戦七番勝負・第2局が、井山裕太棋聖と河野臨九段によって行われた。結果は、白番の井山棋聖が中押し勝ちを収め、2勝0敗となった。第3局は、2月1、2日に長崎県西海市「オリーブベイホテル」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)
 
「井山連勝 鋭いヨセ、隙見せず」 「河野は挽回できず・・・」
   (週刊碁、見出しより)

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2連勝と好調の井山棋聖。序盤から流れをつかみ、押し切った一局でした。
2連敗と苦しい展開の河野九段。チャンスはあったようですが自重気味の着手で追いつけず・・・。

本シリーズ、戦前から河野さん苦戦の予想でしたが、その通りになりそうです。
反撃の糸口は? 慎重になり過ぎず「思い切った踏み込み」が必要か・・・。

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1年前の記事(2019-01-27):第43期棋聖戦第2局/山下が勝利!1勝1敗に

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第75期本因坊戦/高崎で第1局

2020-01-25 21:00:00 | 囲碁群馬

囲碁の第75期本因坊決定戦(毎日新聞社など主催)の日程が発表され、第1局(5月12、13日)の会場が高崎市八島町の「旧井上房一郎邸」に決まった。
県内での本因坊決定戦は1994年7月に月夜野町(現みなかみ町)の上牧温泉で開催されて以来26年ぶりで、地元からは熱戦を期待する声が上がった。
    (毎日新聞群馬版より抜粋)

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群馬県での本因坊戦開催は26年ぶりですか、7大タイトル戦では他にあったような気がしますが思い出せません・・・。
1994年7月の本因坊戦は趙治勲本因坊に片岡聡九段が挑戦した第6局、片岡九段の白番中押し勝ちとあります。
第7局は趙治勲本因坊が勝って6連覇。その後、趙さんは10連覇の偉業を達成したんですね。
片岡九段はあと一歩のところで無念・・・。

9連覇を目指す井山本因坊への挑戦者は誰か?
現時点では芝野名人、羽根碁聖、一力八段、許八段が3勝1敗で並んでいます。
話題性では芝野名人ですが、他の3人も侮れない・・・。

群馬県でのタイトル戦開催が、囲碁普及の起爆剤になってほしいですね。

旧井上房一郎邸


旧井上房一郎邸

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1年前の記事(2019-01-25):二十代の名人はありえない/坂田栄男

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囲碁書籍「楽しき囲碁人生」

2020-01-23 21:00:00 | 本と雑誌

◆書籍紹介  
 ・書籍名:楽しき囲碁人生 -上達の秘訣と思いでの対局-
 ・発行:上毛新聞社
 ・著者:鎌田清  
 ・発行年月:2019年12月 
◆内容紹介 
 ・第1章:どうすれば強くなれるか
 ・第2章:囲碁のこと あれこれ
 ・第3章:思い出の対局 -上毛特選碁から-


楽しき囲碁人生

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日本棋院群馬県支部連合会、群馬少年少女囲碁協会などの役員、鎌田さんが本を出版しました。ただ、書店には並んでいないようです。
メインは上毛新聞に掲載されている「上毛特選碁」の棋譜解説ですが、上達の秘訣や囲碁雑感なども書かれています。

過去にも上毛特選碁を担当された加悦正昭さんの「感動の好局百選」、高山博厚さんの「烏鷺の魅力」が出版されています。
出版に当たっては執筆、編集などの作業も大変でしょうが、費用もかなりのものだと思います。
出版された方々のご努力には頭が下がります。


感動の好局百戦


烏鷺の魅力

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1年前の記事(2019-01-23):第8回くらしき吉備真備杯/こども棋聖戦

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第3回埼玉・群馬少年少女交流対抗戦

2020-01-21 21:00:00 | こども囲碁
埼玉県と群馬県の小中学生(園児を合む)各47人がチームを組んで戦う「第3回埼玉・群馬少年少女囲碁交流対抗戦」が1月5日、熊谷市中央公民館で行われ、ノーハンデの対抗戦は埼玉、ハンデ付きの交流戦は群馬が勝利した。
ノーハンデ戦の部は3組とも埼玉が勝利し、ハンデ戦の部は6勝1敗で群馬が大きく勝ち越した。
    (週刊碁より抜粋)
 
     ○ ● ○
 
ノーハンデ戦(互先)は予想通り群馬の大敗。有力選手の欠場もありましたが、選手層の厚さでかなり差があるようです。
ハンデ戦は群馬の大勝。埼玉勢は欠場が多く、ハンデ(段級位)の設定が甘かった・・・?

群馬の囲碁教室は週1回がほとんど、埼玉は週数回の教室が各地にあるとのこと。高段者育成には埼玉に見習う点がありそうです。
 
熊谷銘菓 軍配せんべい
 
 
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第23期女流棋聖戦第1局/鈴木が先勝

2020-01-19 21:00:00 | プロ棋戦
1月16日、神奈川県平塚市の「ホテルサンライフガーデン」で、第23期ドコモ杯女流棋聖戦三番勝負・第1局が、上野愛咲美女流棋聖と鈴木歩七段によって行われた。
結果は、白番の鈴木が3目半勝ちを収め先勝した。第2局は1月27日に東京都市ヶ谷の東京本院で行われる。
    (日本棋院HPより抜粋)

「鈴木 積極策実らせ先勝、軽快石運び」 「上野 持ち味活かせず、空振り三振」
    (週刊碁、見出しより)
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第1局を制した鈴木七段は久しぶりのタイトル戦、正確な読みと明るい形勢判断で快勝でした。
敗れた上野女流棋聖、乱戦に持ち込むもわずかに届かず・・・。
 
鈴木七段の夫君は林漢傑八段、今期の名人リーグに入り夫婦で活躍ですね。
碁界は若手の躍進に注目が集まっていますが、ベテラン、中堅の奮闘も期待しましょう。
 
 
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碁界ニュースグランプリ2019/週刊碁

2020-01-17 21:00:00 | 囲碁
読者が選ぶ「碁界ニュースグランプリ2019」の投票結果
 ・1位:芝野、ついに(芝野、初の十代名人に)
 ・2位:スミレの花咲く(仲邑、10歳の最年少棋士)
 ・3位:昇龍上野愛咲美(上野、第一線で快進撃)
 ・4位:やっぱり井山(まだまだナンバーワン)
 ・5位:羽根新碁聖(ベテランの強さをみせつけた)
 ・6位:太陽沈む(小川誠子、貴重な存在失う)
 ・7位:里菜、東奔西走(女流トップ争いに注目)
 ・8位:イ・セドル引退(36歳早すぎる引退)
 ・9位:張、気を吐く(阿含・桐山杯日中決戦勝利)
 ・10位:一力、縦横無尽(NHK杯、竜星戦優勝)
    (週刊碁より抜粋)

「トラ大ブレイク/芝野、ファンの心掴む」 「菫が世間にぎわす」
   (週刊碁、見出しより)

     ○ ● ○
 
1位の芝野名人・王座は誰もが認めるところでしょうね。先週のテレビ「情熱大陸」に登場、「平熱の勝負師」と言ってましたが、碁界に与えたインパクトは絶大でした。
2位はやっぱりスミレちゃんでしたか、17勝7敗の成績も大変なことですね。
3位のアサミさん、18歳、乙女のあだ名は「ハンマー」・・・。
 
全体的な流れとしては、若手、女流の台頭が目立ちました。
2020年もこの傾向は続くでしょうが、ベテランの奮起も期待したいですね。
あとは世界戦での活躍、ムズなところですが・・・。
 
 
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映画「男はつらいよ/お帰り寅さん」

2020-01-15 21:00:00 | 映画
・作品名:「男はつらいよ お帰り寅さん」
・原作・監督:山田洋次
・出演:渥美清 / 倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、夏木マリ、浅丘ルリ子、他
・あらすじ
車寅次郎の甥・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せた泉(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を生きてきた二人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人たちを描く。

     ○ ● ○
 
先日、「男はつらいよ/お帰り寅さん」を観てきました。平日なので年配の方がほとんど、客足はイマイチでしたか・・・。
これまでの作品の回想シーンが多く、思わずホロリと・・・。
困難にぶつかった時「寅さんだったらどんな言葉をかけてくれるだろうか・・・」というセリフがありましたが、ナルホド・・・。
 
NHK-BSプレミアムでは「贋作 男はつらいよ」を放送しています。
贋作とはいえ原作の山田洋次さんも公認ということで、真作「男はつらいよ」の関西版リメイクということになりますか。
それでも真作の情感・雰囲気はムズなところで・・・。
 
 
 
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第44期棋聖戦第1局/井山裕太棋聖が先勝

2020-01-13 21:00:00 | プロ棋戦
1月9、10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」では第44期棋聖戦七番勝負・第1局が、井山裕太棋聖と河野臨九段によって行われた。結果は、黒番の井山が5目半勝ちを収め先勝した。第2局は、1月20、21日に埼玉県川越市「蓮馨寺」で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)
 
「井山始動、優勢もぎ取る」 「河野、中盤で失速・・・」
   (週刊碁、見出しより)

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8連覇を目指す井山棋聖が重要な開幕戦に勝利。好スタートを切りました。
敗れた河野九段、1日目の打ち掛け時点では好調でしたが、中盤のミスで崩れたようです。
 
2度目の棋聖挑戦権を得た河野九段。ずっとトップクラスにいながら、天元位3連覇以降10数年タイトルから遠ざかっています。
師匠の小林光一名誉棋聖は精神面が課題。形勢有利になってからどう勝ち切るか、先の見えない状況の時に慎重になり過ぎる傾向があるので、そうした際に思い切った決断を下すことができるるかどうか。
 
勝負強さ、ここ一番の集中力では井山棋聖に利があるようで、河野九段には苦しいシリーズになりそうです。
 
 
 
 
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