相碁井目 (あいごせいもく)
[意味]
「相碁井目」の四字熟語は、『相碁』と『井目』の部分に分けられるが、いずれも囲碁の専門用語である。「相碁」は『互い先(ハンデなし)』、「井目」は『九子局(ハンデ戦)』。
対等な条件で碁の勝負ができる人もいれば、ハンデを付けなければ勝負にならない人もいる。そのことから、人間の物事の実力には、何でも上下や巧拙(上手い・下手)があるという意味となった。
[用例]
学生時代に神童と呼ばれた秀才が実社会ではあまり才能を発揮できなかったり、甲子園で大活躍した選手がプロ野球では通用しないということもある、現実社会の厳しい競争原理は正に相碁井目といった観を呈している。
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「碁」という文字を含む四字熟語を検索したところ、「相碁井目」がヒットしました。ただ日常的に使われるケースは少ないようです。
囲碁界ではプロ棋士もいれば、ザル碁党もいる。ベテランもいれば初心者もいる。 【相碁井目】 それぞれレベルにあった場所で、楽しめればいいのかと・・・。
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