趙治勲、史上初の通算1600勝達成！

2023年12月25日に日本棋院東京本院で第50期名人戦予選Cが行われ、趙治勲名誉名人が久保秀夫七段に白番中押し勝ちをおさめ、公式戦通算1600勝（899敗3持碁4無勝負）を達成した。1600勝達成は史上初。67歳6ヵ月、入段から55年8ヵ月、達成時勝率6割4分での1600勝達成となった。
　　　　（日本棋院ＨＰより抜粋）

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◎通算勝利上位
・1位：趙治勲名誉名人（1600勝）
・2位：小林光一名誉棋聖（1461勝）
・3位：林海峯名誉天元（1437勝）
・4位：結城聡九段（1350勝
・5位：大竹英雄名誉碁聖（1319勝）

趙治勲さん（67）、大記録達成ですね。新記録も大変ですが、今年の勝率が7割というのも凄い。
現時点最強は井山さんですが、当分この記録は破られないでしょうね。
記録に4無勝負とありますが、これも新記録か・・・？

毎日新聞の記事で治勲さんは「年のせいと言い訳はしない」と語っています。
シルバー世代としては同じ思いですね。

将棋界の1位は羽生善治九段の1555勝、並ぶ可能性はありそうですね。
いろいろな競技の中で、最多勝となると囲碁・将棋がツートップか・・・。

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１年前の記事（2022-12-30）：つるりん大賞2022／芝野＆上野

第30期阿含・桐山杯決勝／一力、2度目の優勝！

2回目の優勝を目指す一力遼棋聖と6回目の優勝を目指す井山裕太王座が対戦する第30期阿含･桐山杯 全日本早碁オープン戦・決勝が12月24日（日）に日本棋院東京本院5階「幽玄の間」で打たれ、一力遼棋聖が白番中押し勝ちをおさめ優勝を飾った。
　　　　（日本棋院ＨＰより抜粋）

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優勝の一力棋聖、中央の捨て石とコウ争いで優勢となりました。
敗れた井山王座、全体的に薄い打ちぶりで苦戦・・・。

今年の締めを飾った一力さん、最良の１年でした。
一方、井山さんにとって不満の１年か・・・。

本棋戦は10月7日に阿含宗総本山（京都）で行われる予定が、アジア大会（囲碁）で両者コロナ感染で年末開催となりました。
このところコロナのニュースは少なくなりましたが、油断大敵ですね。

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１年前の記事（2022-12-28）：♪北風／北原謙二

第13回伊勢崎少年少女囲碁大会-2023

「第13回伊勢崎少年少女囲碁大会-2023」が開催されました。

・日時：2023年12月24日（日）
・場所：伊勢崎市民プラザ
・主催：群馬少年少女囲碁協会、他
・参加者：106名

◎伊勢崎杯選手権（4名）
・優勝：斉藤一希（富岡・小野小5）
・準優勝：瀬下虎白（高崎・吉井西小4）

◎棋力認定大会、ブロック優勝者
◆19路盤（69名）
・Ａ：塚本陽向（富岡・小野小6）
・Ｂ：齋藤梨央（高崎・高松中2）
・Ｃ：篠田陽太（宇都宮大付属小6）
・Ｄ：櫻井寛也（玉村・玉村小6）
・Ｅ：篠澤　夢（伊勢崎・北小5）
・Ｆ：櫻井隆太（玉村・南中2）
・Ｇ：江原珠羅（群大付属小5）
・Ｈ：西村一凜（太田・宝泉東小3）
・Ｉ：小林陽太（伊勢崎・北小2）
・Ｊ：小林晴太（伊勢崎・北小２）
・Ｋ：渡辺美優（伊勢崎・殖蓮二小3）
・Ｌ：畑中梨緒（本庄・西小4）

◆13路盤クラス（11名）
・優勝：新井結菜（玉村・上陽小4）
・準優勝：具志堅理恵（伊勢崎・宮郷小4）

◆９路盤クラス（22名）
◎Ａブロック
・優勝：田村拓巳（富岡・妙義小5）
・準優勝：池田鈴佳（太田・宝泉小2）
◎Ｂブロック
・優勝：辺見紫穂（伊勢崎・名和小2）
・準優勝：黒須啓介（伊勢崎・名和小3）

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今回の参加者は106名、昨年が121名でしたのでほぼ横ばい。
欠席者は8名、想定よりやや多めのようでした。
いつもながら、運営スタッフは高齢化で青息吐息・・・。

伊勢崎杯入賞者

認定戦19路盤クラス入賞者

認定戦13路盤クラス入賞者

認定戦９路盤クラス入賞者

★大会成績詳細（PDF）はこちら

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１年前の記事（2022-12-26）：第12回くらしき吉備真備杯／こども棋聖戦-2022

サンタが街にやってくる

サンタが街にやってくる
Santa Claus Is Coming To Town

♪You better watch out
　You better not cry
　Better not pout
　I'm telling you why
　Santa Claus is coming to town

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１年前の記事（2022-12-24）：されど、「半目」・・・

上り坂 下り坂 まさか

「上り坂 下り坂 まさか」、よく聞くフレーズですね。
囲碁対局の場合、優勢は「上り坂」、劣勢が「下り坂」か・・・。

「まさか」はいろいろありそうですが、ザル碁党最近の「まさか」はシチョウの読み違えです。
10手以上追いかけてミスに気がつきました。まさに「穴があったら入りたい」心境ですね。
ネット碁でしたので相手は見えませんが、恥ずかしい・・・。

この「まさか」、ポカミスのようなマイナスの状況と、「棚からぼた餅」のように白星が転がり込むプラスの状況もあります。
割合からすればマイナスが多いようですが、この比率を改善したいものです。

人生の「上り坂 下り坂 まさか」、無難にやり過ごしたいですがムズなところで・・・。

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１年前の記事（2022-12-22）：大河ドラマ／鎌倉殿の13人（最終回）

堂々巡り

「堂々巡り」とは、議論や思考が進まず、同じところで巡っているさま、一向に物事が進展しないさまなどを意味する表現である。

詰碁問題などを解いている時、同じ思考回路を繰り返しイラッとすることがよくあります。
解決策としてはＡ案、Ｂ案、Ｃ案などをメモして最適案を探すのはどうか？ 複数案を書き出す作業は、面倒かも知れませんが効果ありそうですね。
ただ実戦対局となるとメモは無理、堂々巡りは続く・・・。

「堂々巡り」というと、探し物で苦労したことは数知れず・・・。
あの「いら立ち感、焦燥感」、イライラ、汗々・・

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　　夢の中へ（井上陽水）

♪探しものはなんですか？
　見つけにくいものですか？
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♪探すのをやめた時
　見つかることもよくある話で
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１年前の記事（2022-12-20）：プロ棋士・四字熟語／星合志保、鶴山淳志、平田智也

大河ドラマ「どうする家康」終了

大河ドラマ「どうする家康」、終わってしまいましたね。
序盤の舞台が郷里の三河周辺ということで、それなりに興味がありました。

ただ、話が進むにつれ史実とフィクションの落差にドーモ・・・

主演の松潤ですが、重厚さがイマイチのような気がしましたね。
人気タレントの起用と大河ドラマのマッチング、ムズなところで・・・。

最終回は大阪城の落城がクライマックスでしたが、その後の回想シーンはどうにもシマリがなく無念・・・。

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１年前の記事（2022-12-18）：第48期天元戦第5局／関が天元連覇

第27期女流棋聖戦挑決／上野梨紗、姉妹対決を制す

仲邑菫女流棋聖への挑戦権を争う、第27期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦者決定戦、上野愛咲美女流名人－上野梨紗二段戦が12月14日（木）に日本棋院東京本院で打たれ、上野（梨）が黒番中押し勝ちをおさめ、仲邑菫女流棋聖への挑戦権を獲得した。仲邑は14歳、上野（梨）は17歳で10代同士のタイトル戦は史上初となる。
　　　　　（日本棋院HPより抜粋）

「梨紗、勝てると思わなかった」　「愛咲美、手合感がなかった」
　　　　　（日刊スポーツより抜粋）

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挑戦者に名乗りを挙げた上野梨紗二段（17）。序盤はリードを許すも徐々に追い上げ逆転しました。
敗れた上野愛咲美女流名人（22）。姉妹対決ということで、気合がイマイチだったかも・・・。

姉妹対決で盛り上がりました。マスコミも先日の天元戦・王座戦より大きく取り上げた印象があります。
女流碁界は国際棋戦でも頑張っており、男性陣はドーモ・・・。

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１年前の記事（2022-12-16）：囲碁書籍「趙治勲 囲碁と生きる」

映画／エデンの東

・作品名：「エデンの東」
・原作：ジョン・スタインベック
・監督：エリア・カザン
・出演：ジェームス・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ
・作品情報
旧約聖書のカインとアベルの物語を下敷きにしたジョン・スタインベックの同名小説を、名匠エリア・カザン監督が映画化した青春ドラマ。
1917年のアメリカ・カリフォルニア北部の町サリナスを舞台に、孤独な青年キャルの苦悩や家族との確執を描く。
映画初主演となるジェームズ・ディーンは、この作品で名実ともに一躍スターの地位を不動のものとした。

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昨日、NHK-BSP／ＢＳシネマで放送された「エデンの東」を見ました。
1955年の作品、名作という言葉につい・・・。

テーマは「親子・兄弟の人間関係のひずみ」でしょうか。
思い当たった格言が「水清くして魚棲まず：人格などがあまりに潔白過ぎると、かえって他人がなじむ事が難しくなる」。
清廉潔白な人生は正解か？　ムズなところで・・・。

「エデンの東」を最初に知ったのは映画音楽のような気がします。
日本的な哀愁のメロディーは心惹かれるものがありました。
当時の映画音楽は本当に名曲が多かったですね。

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１年前の記事（2022-12-14）：第12回伊勢崎少年少女囲碁大会-2022

囲碁用語／あぶり出し

◎新聞囲碁欄より
　・白は根拠を奪い「あぶり出し」て攻める作戦です。

◎囲碁ソフトの宣伝文句より
　・自勢力圏での方針決め：ひと口に攻めと言っても「あぶり出し」「封鎖」など様々。

囲碁用語としてあまり使われていませんが、「あぶり出し」は妖しげな雰囲気があります。
「あぶり出し」と「封鎖」、ザル碁党は封鎖を選ぶことが多いですね。封鎖の方が勢いがあるようで・・・。

子どもの頃、ミカンの汁で文字などを書いて「あぶり出し」の遊びをした記憶があります。
「秘密」は子供心にも興味津々だったんですね。

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１年前の記事（2022-12-12）：「魔王」対「虎」、名人戦を振り返る