天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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大河ドラマ「西郷どん」/囲碁対局シーン

2018-05-31 21:00:00 | テレビ番組

大河ドラマ「西郷どん」、20回を数え中盤戦に入ってきました。
視聴率は過去の大河ドラマに比べるとイマイチのようで・・・。

大河ドラマでの囲碁シーンは定番のようになっています。
前回あたりから大久保、島津久光の囲碁シーンが出てきました。
前作の「おんな城主直虎」では多くの囲碁シーンが登場し、囲碁ファンを楽しませてくれましたね。

今回の囲碁指導棋士は河合将史五段と田尻悠人四段、二人は「おんな城主直虎」でも指導を担当したようです。
碁石の持ち方や、置き方を教えるのでしょうか・・・。

それにしても島津久光が、 【疑心暗鬼】 不機嫌になって石をバラバラに散逸させるのはドラマとはいえドーモ・・・。

将棋界は藤井フィーバーで盛り上がっており、「囲碁劣勢」の感じがします。
ただ大河ドラマに限っては「囲碁優勢」ということで・・・。

鳥海山
鳥海山

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1年前の記事(2017-05-31):囲碁書籍「やさしいヨセの練習帳」

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好調だから勝つのか、勝つから好調なのか

2018-05-29 21:00:00 | 囲碁

日本の囲碁界は 【当代無双】 井山七冠の独走状態です。「心・技・体」総合力で抜きん出ているのでしょうね。

ザル碁党の場合、連勝しているときは「好調だから勝つのか、勝つから好調なのか」と、ご機嫌な気分になります。
逆に連敗続きのときは「不調だから負けるのか、負けるから不調なのか」ということに・・・。

スポーツ選手のインタビューなどで「強い気持ちを持って・・・」というコメントがよくありますが、ザル碁党にはイマイチ・・・?
問題は精神面の良し悪しではなく、技術的なレベルアップが第一だと思うのですが、トップ選手は次元が違うのかも・・・。

岩手山
岩手山

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1年前の記事(2017-05-29):第72期本因坊戦第2局/文裕連勝!!

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第73期本因坊戦第2局/井山が勝利、1勝1敗のタイに

2018-05-27 21:00:00 | プロ棋戦

第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負第2局が5月23日、24日(水、木)に京都市で行われた。結果は本因坊文裕(井山裕太九段)が山下敬吾九段に黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。第3局は6月2、3日(土、日)に秋田県能代市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「文裕 二条城で完勝、迫力の決め手」 「山下 厚み活かせず・・・」
   (週刊碁見出しより)

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井山さんが、中盤以降リードを奪い完勝の内容でした。
敗れた山下さん、厚みの作戦が思うようにいかなかったようで・・・。

29歳の誕生日を勝利で飾った井山さん、トップ棋士として10年近くになるんですね。
井山さんの牙城を崩すのは下の世代になりそうですが、誰かと言われると・・・。

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今回の対局地は京都府京都市の「元離宮二条城」。今回の本因坊戦は、明治維新から150周年を記念して行われるシリーズとのこと。
第1局の萩市は長州藩、第5局は会津若松市の会津藩。この第2局、二条城は 【大政奉還】 の舞台として有名ですね。


二条城

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1年前の記事(2017-05-27):将棋界は活況/藤井四段が19連勝

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東北温泉紀行/2018

2018-05-25 21:00:00 | 旅行記

5/20(日)~5/22(火)、東北へ行ってきました。
昨年、北海道旅行に行った実家・近親者のシルバー世代旅行です。

(高崎) → 仙台 → 山寺 → 銀山温泉(泊)
→ 平泉 → 田沢湖 → 乳頭温泉(泊)
→ 角館 → 秋田ー → 新潟 → (高崎)

目的地は温泉と 【神社仏閣】 がメイン。いずれも有名なところで「一度は行っておきたい」観光地になりますか。

近年、御朱印というのに人気があるようで、同行者も何か所でもらっていましたね。
どういう「ご利益」があるのか分かりませんが、当方はドーモ・・・。

個人的には松尾芭蕉の「おくのほそ道」のような旅に憧れますが、現代ではムズところで・・・。

 ★ 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
    (しずかさや いわにしみいる せみのこえ):山形県・立石寺

 ★ 夏草や 兵どもが 夢の跡
    (なつくさや つわものどもが ゆめのあと):岩手県平泉町

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 山形/山寺


 銀山温泉


 中尊寺


 角館

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1年前の記事(2017-05-25):第8回おかげ杯/村川が初優勝!

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アマ名人戦群馬県大会2018/17歳の青柳さん優勝

2018-05-23 21:00:00 | 囲碁群馬

「第13回朝日アマチュア囲碁名人戦県大会」の決勝大会が5月20日、前橋市文京町の県生涯学習センターであった。館林市の青柳透真さん(17)が初優勝し、6月30日、7月1日に日本棋院会館(東京)で開く全国大会に、県代表として出場する。高校2年松永有さんが3位に入るなど上位10人のうち4人が高校生世代以下、2人が20代と若者の活躍が目立った。

10位までは次の皆さん。(敬称略。数字は順位)
 ①青柳透真 ②吉野延美 ③松永 有 ④川又瑛介 ⑤佐藤貞夫
 ⑥山崎涼真 ⑦樫村 仁 ⑧奈良昌利 ⑨渋谷尚己 ⑩金田行正
   (「朝日新聞群馬版」より抜粋)

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優勝した青柳さんは、プロ棋士を目指して高校に進学せず、千葉県市川市の道場に通って三村智保九段に師事しているとのこと。全国大会でも活躍してほしいと思います。
4位入賞の川又さんは 【前途洋々】 の小学5年生、ベテラン勢はやりにくかったでしょうね。



昨年優勝の奈良さんは8位と苦戦、若手の進出は囲碁界全般に及んでいるようで・・・。

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1年前の記事(2017-05-23):第12回アマ名人戦群馬県大会/奈良さんが連覇

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第73期本因坊戦第1局/大熱戦の末、山下が先勝

2018-05-21 21:00:00 | プロ棋戦

本因坊文裕(井山裕太九段)に山下敬吾九段が挑戦する第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第1局が5月15、16日(火、水)に山口県萩市の「明倫学舎」で行われた。結果は山下が黒番半目勝ちをおさめシリーズ先勝となった。第2局は23、24日(木、金)に京都府京都市で行われる。
   (日本棋院HPより抜粋)

「山下 執念の半目勝ち、七冠の牙城崩すか」 「文裕 妥協なく戦うも・・・」
   (週刊碁見出しより)

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大激戦を半目勝ちした山下九段。先輩棋士のプライドか・・・。
敗れた井山七冠、挑戦手合連勝は17でストップ・・・。

初戦は落としたものの、これまでの実績から井山さん有利は変わらないでしょうね。
山下さんがどこまで追い詰めるか? 【面目一新】 「山下ガンバレ」のコールも聞こえそうですが・・・。

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今回の対局地は山口県萩市の「明倫学舎」。

全国屈指の規模を誇った、萩藩校明倫館。その跡地に建ち、平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が、新たな萩の観光起点「萩・明倫学舎」に生まれ変わりました。藩校の貴重な遺構と跡地に建つ日本最大の木造校舎には、あなたに伝えたい「物語」があります。
    (「萩・明倫学舎」HPより)

萩の偉人といえば吉田松陰ですが、近年、その評価にも変化が見られるようです。
「大河ドラマ的明治維新」のイメージが強すぎるのかも・・・。

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1年前の記事(2017-05-21):玉村こども囲碁教室/新緑ハイキング2017

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第9回おかげ杯/許家元七段が初優勝

2018-05-19 21:00:00 | プロ棋戦

30才以下の若手棋士によるトーナメント戦、「第9回おかげ杯囲碁トーナメント」が5月14日(月)、15日(火)に三重県伊勢市のおかげ横丁で開催された。決勝には、許家元七段と余正麒七段が進出し、許七段が初優勝を飾った。

■準決勝の結果(左が勝者)
 ・余 正麒七段 中押し 一力 遼八段
 ・許 家元七段 中押し 謝 依旻六段
■決勝の結果(左が勝者)
 ・許 家元七段 2目半 余 正麒七段
   (日本棋院HPより抜粋)

「許家元初V、決勝で余正麒を下す」 「余、必死の追及も時すでに遅し」
   (週刊碁見出しより)

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20歳の許さん、絶好調ですね。5/11現在の勝ち星ランキングでは16勝1敗の4位(1位は芝野七段の19勝8敗)ですが、勝率はダントツ。5/17に行われた碁聖戦挑戦者決定戦でも本木八段を破り、七大棋戦初の挑戦権獲得です。

ポスト井山の座を射止めるのは誰か? 群雄割拠の時代も到来しそうですが・・・。
準決勝進出4名中、3名が台湾出身棋士。故国を離れ 【堅忍不抜】 の心構えが大成の秘訣でしょうか。

 

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1年前の記事(2017-05-19):群馬県高校囲碁選手権/2017

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BS時代劇/鳴門秘帖

2018-05-17 21:00:00 | テレビ番組

BS時代劇/鳴門秘帖
 ・BSプレミアム 毎週金曜 よる8時から8時43分(連続10回)
  ※再放送 BSプレミアム 毎週日曜午後6時45分
 【原作】吉川英治  【脚本】尾西兼一
 【音楽】栗山和樹  【語り】神田松之丞
 【題字】長谷川耕史
 【出演】
 山本耕史 野々すみ花 早見あかり 袴田吉彦 渡辺大 武田玲奈
 武田真治 篠井英介 萬田久子 田村亮 中村嘉葎雄 ほか
   (NHKオンラインより抜粋)

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BS-Pの「鳴門秘帖」を見ています。
原作は吉川英治で「鳴門秘帖」は大正末期、90年ほど前の大衆文学ということです。

物語は活劇あり、ラブストーリーあり、昭和の香りが漂って懐かしい雰囲気があります。
やや【荒唐無稽】な場面もありますが・・・。

今や時代劇は絶滅危惧種の状況ですが、今後どうなるか・・・。
今の若い人はどんな印象を持っているのでしょう?

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1年前の記事(2017-05-17):木部夏生・二段に聞く/週刊碁より

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群馬県高校囲碁選手権/2018

2018-05-15 21:00:00 | 囲碁群馬

「第42回全国高校囲碁選手権大会県大会」の個人戦が5月12日、藤岡市の藤岡中央高で開かれた。男子14人、女子8人が出場し、男子は松永有さん(前橋2年)、女子は小鮒林音さん(前橋女2年)がともに連覇した。
団体戦は4月30日に行い、2校3チームが出場した男子は前橋Aが3連覇。3校3チームが出場した女子は前橋女が4連覇した。
   (上毛新聞より抜粋)

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男子個人優勝は松永さん。女子個人優勝は小鮒さん。両者共に2連覇で、一般棋戦でも上位を占めています。
男子団体優勝は前橋高校で3連覇。選手層が厚く、しばらくは一強の時代になりそうです。
女子団体優勝は前橋女子高校で4連覇。新1年生の精鋭2人が加わり 【三位一体】 優勝に貢献しました。

選手の棋力は格段に上がっているものの、参加者数の減少が問題です。
小学生から高校生への橋渡しとなる中学生、ここの囲碁離れを食い止めないと・・・。

※関連記事
   ↓
群馬高校囲碁HP

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1年前の記事(2017-05-15):第72期本因坊戦第1局/文裕が好発進!

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第30回テレビアジア選手権/日本勢敗退

2018-05-13 21:00:00 | プロ棋戦

日本、韓国、中国のテレビ棋戦の優勝者と準優勝者で争われる第30回テレビ囲碁アジア選手権が5月1日に韓国ソウル市で開幕した。
日本からはNHK杯優勝の井山裕太九段、準優勝の志田達哉七段が出場したが、ともに1回戦で敗退した。
優勝は韓国の金志錫九段が決勝で前回覇者の羅玄・テレビアジア選手権者(韓国)を破り、本棋戦で初の栄冠に輝いた。
     (日本棋院HPより抜粋)

「世界の壁/井山、志田 1回戦敗退」 「金志錫(韓国)は初優勝」
     (週刊碁見出しより)

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志田さん、井山さんが相次いで倒れ、世界戦は梅雨前線が居座っているようです。
中韓に比べ囲碁環境に大きな差が出ているように思いますが、この変革 【一朝一夕】 には・・・。

今回のメンバー(日本2人、韓国3人、中国2人)を見ると、井山さんが最年長の28歳。世界戦ではベテランの枠に入っているようです。
井山さんを超える俊英の登場が切望されますが・・・。

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1年前の記事(2017-05-13):囲碁用品を売っている店が少ない

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