く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<アンビリバボー> 紅白ツートンカラーの大根、その名は「コンコン」!

2015年02月26日 | アンビリバボー

【馬見丘陵公園館で展示中、「ハクコン」や「チンコン」も】

 奈良県馬見丘陵公園館(河合町)の玄関ホールで、大根と様々な野菜を掛け合わせた〝合体野菜〟が展示されている。大根の上にキャベツが載った「キャベコン」は一昨年のブログ(2013年6月9日)でも紹介ずみだが、それに加えて赤大根×大根の上下紅白の「コンコン」や、白菜×大根の「ハクコン」、チンゲンサイ×大根の「チンコン」も。それらの奇怪な姿が来館者の注目を集めている。

  

 合体野菜は十数年前、農林水産省中国農業試験場(現近畿中国四国農業研究センター)が、キャベツなどアブラナ科野菜に多い根こぶ病対策の一環として「キャベコン」の栽培技術を開発したのが始まり。奈良県下では大和郡山市にあった県フラワーセンターの研究員が栽培に取り組んでいたが、2012年の同センター閉園に伴って馬見丘陵公園館が栽培技術を引き継いだ。(下の写真は㊧「チンコン」、㊨「キャベコン」)

 

 合体野菜は種を蒔いて1~2週間後、本葉が出始める頃に互いを水平に切り、大根を下に、キャベツや白菜など他の野菜を上に載せて接木。その後、真っ暗にしビニール袋で密閉して少しずつ外気に慣らしていく。接木はうまくいけば10日間ぐらいで成功するが、成功率は10%程度という。栽培担当者は「生産効率の面から市場に出回ることはまずないでしょう」と話していた。展示期間は合体野菜の状態によるが、少なくとも3月いっぱいは展示の予定とか。  


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