隣国レバノンへ地上侵攻したイスラエルに対して、パレスチナを支援するイランが遂にイスラエルをミサイルで直接攻撃し始めました。本格的戦闘につながることが懸念されます。
イスラエル国内のパレスチナ人ハマスを攻撃し、隣国レバノンにまで地上侵攻を行いヒズボラを直接攻撃したネタニヤフ。遂に自らがユダヤ人を虐殺したナチと同じレベルの虐殺者になりました。自国内でも反戦、反ネタニヤフ政権のデモが頻発するようになっている中での愚かな戦闘拡大を続けています。
パレスチナ人を根絶やしになどできるはずもなく、きっと今後パレスチナ人は孫子の代までユダヤ人を恨み続けテロを繰り返すに違いない。イスラエルはネタニヤフのために中東全体に住む多くのイスラム系国家やフーシ派などの戦闘集団からの攻撃対象になるに違いない。
このところせっかく下がり始めた原油価格がふたたび上昇を始めれば、世界経済はまたインフレという冷水を浴びせられることになります。株価への影響も出るに違いありません。
1年前の10月17日、私はハマスによるイスラエルへの侵攻と人質の拉致に対して、以下のような投稿をしました。
再掲 タイトル;パレスチナは名前からしてパレスチナ人の地だ!
パレスチナのハマスはテロリスト集団として一方的に非難されています。ハマスによる突然のイスラエルへの攻撃と人質の拉致は、まさにテロリストの手口で、許されるものではないと思います。
しかし待てよ。そもそもパレスチナの地には誰が住んでいたのか。非常にザックリと言えば、それまでの経緯はあるにせよ紀元後から20世紀までの2千年はほぼパレスチナ人の地でした。19世紀末になってヨーロッパ各国などで迫害を受けたでユダヤ人が「シオニズム」という運動を起こして、「もともとパレスチナはユダヤ人の地だ」と勝手に主張し侵略と入植を始めてパレスチナ人を追い出しにかかり、いまや8割方を占拠した。しかも戦後の1949年に新たなイスラエルという国を勝手に建国してしまった。近代国際法という概念ができて以降、これほどひどい侵略と新国家の勝手な建国はそう多くはありません。
しかもパレスチナ人をガザとヨルダン川西岸という狭い地域に追い詰めただけでなく、壁を作って経済封鎖をし、人道的にも許されない食料・飲料・エネルギーの供給を止め、医療行為すらまともにできない状況に追い込んだのはイスラエル側です。
パレスチナ人は強引なユダヤ人からの迫害を70年間も受け続けたため、我慢の限界を超えて反撃をしたのだと言えます。ハマスがパレスチナ人の中のテロリストなら、イスラエルに住むユダヤ人はほぼ全員が同レベルのテロリストだと言えます。
整理しますと、「ハマスがテロ行為をするのは、理由のない突然の行動などではなく、十分すぎるほどの理由をイスラエルこそが作り出したからだ。」それが私の考えです。
以上、再掲でした。
そしてイスラエルはハマスに対して倍返しどころか100倍返しをするに違いないとも書きました。現在のガザ地区を中心としたパレスチナ人はすでに子供2万人余りを含む4万人以上が虐殺され、街が爆撃でほぼ全滅に近い状況です。それを誰がいったい救済するのでしょうか。
国際社会がどんなに非難しようがイスラエルと言う国、特に首相のネタニヤフはイスラエルの地からパレスチナ人を掃討するまで作戦をやめることはないでしょう。
彼はすでに2019年に詐欺・収賄・背任の疑いでイスラエル当局から起訴されています。戦闘が終わるとその裁判が開始されるため、止められないのです。それはトランプが有罪判決を受けながらも立候補し、なんとしても自分が大統領になって「自分への恩赦」を狙っているのと同じ構図です。
そして民主党も大統領選挙でユダヤ人票を狙いイスラエル支持を掲げ、反戦運動家の標的にされています。
他国選挙のために翻弄されるパレスチナ人が本当に気の毒でなりません。
以上、緊急投稿、「ナチになったネタニヤフ」でした。