河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2381- ベトソナ20、悲愴、ハンマークラヴィーア、児玉麻里、2017.7.15

2017-07-15 22:01:36 | リサイタル

2017年7月15日(土) 2:00pm 第一生命ホール

オール・ベートーヴェン・プログラム

ピアノ・ソナタ第20番ト長調  3-3′
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 悲愴  8-4-5′
Int
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調ハンマークラヴィーア 11-3-16-12′

ピアノ、児玉麻里

(encore)
4手ピアノのためのソナタ ニ長調op.6 第1楽章アレグロ・モルト  3′
ピアノ1、假屋崎省吾
ピアノ2、児玉麻里

*曲間トーク、假屋崎省吾、児玉麻里


このホールにはお初でかがいました。サイズはコンパクトでリサイタルにはいいものと思う。ピアノの音はサントリー系で焦点合わずもやっとしていて埃っぽい。
この日のリサイタルは、年一回のお祭りイヴェントのような雰囲気。始まる前のスタッフ連の粛々とした振る舞いは敷居の高いものでしたけれども、終わった後のお土産売り、サイン会段取りなどの張り上げ声、ごった返し状態。前と後ではこんなにも変わるものかとびっくり。トークお目当ての様なかたもいたように思います。
はしたないなりでペットボトルを飲みながら自席に向かう、あっちの席がいいわとだだこね、演奏構わずしゃべる、手を上に振るおじいちゃん、等々おもしろい現象が色々とありました。品のない客が多い印象。
やるほうとしてはあまり仕事をしやすい場所ではなさそう。まぁ、見ないでプレイするのが一番かも。
プレイ前の二人トークも気になります。演奏への気持ちの切り替えはすぐに出来るのだろうか。客寄せトークなのだろうか。不要です。

ベトソナに集中できるコンディションではなかったがとりあえず聴く。

20番。大柄でアクションもデカい。鍵盤から両手を離し上に大きく上げ、クルッと決める仕草、指揮者でもあのようなアクションはなかなかしないと思う。メリハリが効いていて視覚効果あります。演奏もそうですね。この曲サイズは小さいものですけれども極めてダイナミック、装飾音の動きが速くて引っかかったように聴こえる時もある。ざっくりとした弾きながら後方席の客までうならせるものがある。まぁ、決然とした弾きですね。

悲愴。20番のカミソリが少し和らぎトロンとした雰囲気が出てきた。中間楽章は重くならず通過、これはこれでいいのかもしれない。

後半の29番は最初の20番の活力が戻って来た。内容的には本調子に非ず、完成度が高いものではなかった。この日のリサイタルのためにどれだけ練習をしたのかという思いが脳裏をかすめました。
1,2楽章は一気呵成。グイグイ押していく。両腕上げアクションもツボ状態。
アダージョ・ソステヌート楽章。強弱記号が現れるのは15小節目のデクレシェンドからのP、開始から強弱が今一つ定まらない。このホールのせいかもしれない。コンパクトと言いつつ横幅広で収容数は767人。天井が高く相応な叩きが要求される。一番弱めの音が比較的大きいので、それベースで音量増加をしていく感じ。大柄で叩きは申し分ない。弾きが均質でないところが散見、ムラがありこのミステリアスな世界にもう一歩安定感が欲しかった。終楽章は劇的なものではなくて流れを作りきれていない。

このシリーズ、今回が2回目で来年2018年7月1日に第3回目として30,31,32を弾くようです。落ち着いて仕事が出来る環境でじっくりと聴きたいものです。
おわり

 





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