河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1999- ラインの黄金、千秋楽、新国立劇場、2015.10.17

2015-10-18 23:17:46 | コンサート・オペラ

2015年10月17日(土)  2:00-4:40pm  Opera Palace、新国立劇場、初台

新国立劇場 プレゼンツ
ワーグナー 作曲
ゲッツ・フリードリッヒ プロダクション
New production for opera-palace originally based on Finnish National Opera 1996

ラインの黄金  2時間34分 approx.
  第1場 24′(場面転換の前まで)
  第2場 49′(〃)
  第3場 26′(〃)
  第4場 43+12′

キャスト (in order of appearance)
1.アルベリヒ、 トーマス・ガゼリ (Br)
2.ヴォークリンデ、 増田のり子 (S)
2.ヴェルグンデ、 池田香織 (Ms)
2.フロースヒルデ、 清水華澄 (Ms)

3.ヴォータン、 ユッカ・ラジライネン (BsBr)
4.フリッカ、 シモーネ・シュレーダー (Ms)
5.フライア、 安藤赴美子 (S)
6.ファーゾルト、 妻屋秀和 (Bs)
6.ファフナー、 クリスティアン・ヒューブナー (Bs)
7.フロー、 片寄純也 (T)
8.ドンナー、 黒田博 (Br)
9.ローゲ、 ステファン・グールド (T)

10.ミーメ、 アンドレアス・コンラッド (T)

11.エルダ、 クリスタ・マイヤー (Ms)

飯守泰次郎 指揮
東京フィルハーモニー管弦楽団


2015.10.1公演はこちら
2015.10.4公演はこちら
2015.10.7公演はこちら
2015.10.10公演はこちら
2015.10.14公演はこちら

この日はラインの黄金の6回公演千秋楽。
ザブンザブンと言う感じでめでたく完了。
オーケストラは最後詰まった様な感じになりましたが、これで終われるのかといった勢いが勝った感じで。歌のほうも概ねそんなところです。

ゲッツのプロダクションは結局のところ、舞台には何もなくて人を動かしたり小道具を使うことに長けている。なにをどうやろうともそれはドイツの時代様式を想起させるもので、1996年のものだからというわけでなくとも目新しさは無い。ただ、ラインゴールドは一部でしかないので全4作を通して同じ印象になるのかどうかは来年以降の演出を見ていかないとわからないのも確かです。

来シーズンはワルキューレということですが、このような連続性を感じさせる演出という理由からだけでなく、指環自体が一つの作品なわけですから、例えば、来シーズンはRとWを上演、そして次々とこのように合わせながらS、Gを。そんな感じでやってくれたら演出の妙もより理解できると思うのです。いろいろと困難はあるかと思いますけれど。

全6公演楽しめました。ありがとうございました。
おわり


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