人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞はテーオーロイヤル

2024-04-28 18:12:46 | 競馬回顧

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《パナソニックオープンレディース》最終日。天本ハルカがプロ7年目でツアー初優勝を飾った。天本は1998年生まれの“黄金世代”で、3月《アクサレディス》の臼井麗香に次ぐ、全世代で最多15人目のツアー優勝者になった。優勝スコアは、浜野GC開催となった2019年大会で勝みなみが出した12アンダーを更新する大会コースレコード。17アンダーの2位に、この日のベストスコア「65」で回った蛭田みな美、首位から出た尾関彩美悠、今季1勝の岩井千怜が並んだ。史上初の「ツアー初優勝から3週連続V」に挑んだ竹田麗央は14位から出てベストスコアタイ「65」で回り、16アンダー5位。前年大会優勝の穴井詩は10アンダー24位だった。後半は天本包囲網的な試合だったが、よくぞ我慢した。尾関は一歩届かず。次を期待したい。

 米国女子ツアー《JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ》3日目。上位の停滞が混戦を招き、通算7アンダーの首位に前年覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)、4打差リードの首位から「76」と崩れたグレース・キム(オーストラリア)の2人が並んだ。 通算6アンダーの3位に、コースレコードを1打更新する「63」をマークしたルーキーのイム・ジンヒ(韓国)、マジャ・スターク(スウェーデン)、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)の3人が続いた。カットライン上の61位で予選通過した畑岡奈紗は1イーグル7バーディ、2ボギーの「64」で回り、通算7アンダーの6位に急浮上。スタート時に14打あった首位との差を2打に詰め、逆転優勝を圏内にとらえて最終日に入る。45位スタートの古江彩佳も7バーディ、3ボギーの「67」と伸ばし、通算3アンダーの10位にジャンプアップ。日本勢最高位の31位で予選通過した西郷真央は2バーディ、1ボギーの「70」とし、通算1アンダーの21位。古江と同組でプレーした渋野日向子は45位から4ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算7オーバーの77位に後退した。昨日の時点で“優勝は無理”と書いたが、十分チャンスがある状況になった。畑岡にとって当地は、2022年開催の《DIOインプラントLAオープン》で優勝した好相性のコースだけに、逆転が可能かもしれない。期待する!

 国内&欧州男子ツアー共催《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》 最終日。桂川有人が欧州ツアー(DPワールドツアー)で日本勢6人目の優勝を達成した。日本ツアー単独開催だった2022年大会以来の大会2勝目ともなった。首位と3打差から出て、ボギーなし7バーディ「63」をマーク。特にサンデーバックナインは終盤14番から3連続など5バーディを奪うラッシュを見せ、通算17アンダーと抜け出した。日本勢の欧州ツアー制覇は今年3月《ヒーローインディアンオープン》を制した中島啓太以来で、他に青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也が達成している。14アンダーの3打差2位はセバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)。日本勢は桂川に加えて3位の木下稜介、7位の川村昌弘、杉浦悠太と4人がトップ10入り。前述の中島啓太は、10アンダー11位に終わった。桂川は終わってみれば快勝だった。昨年はアメリカの下部ツアーでプレーしていた桂川にはこの優勝をきっかけにまた世界へ挑戦してほしい!

 

今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第169回天皇賞・春】は、菱田裕二騎乗の1番人気テーオーロイヤル(牡6歳・岡田稲男厩舎)が好位追走から直線で楽々と抜け出し後続に2馬身差をつけて圧勝。【ダイヤモンドS】、【阪神大賞典】に続く重賞3連勝で春の盾を奪取し、長距離界の〝帝王〟の座に輝いた。デビュー13年目の菱田裕二は30度目の挑戦で待望のJRA・GⅠ初制覇。タイムは3分14秒2。2馬身差の2着にはブローザホーン(5番人気)、さらに半馬身遅れた3着にディープボンド(6番人気)が入り、2番人気のドゥレッツァは15着に敗れた。
 勝ったテーオーロイヤルは強かった。正直レース前の発汗を見て厳しいかと思っていたが、全く問題なかった。鞍上の菱田も本当に良かった。岡田調教師ともに苦労人が実を結ぶのは観ていて嬉しい。大天晴れ!2着ブローザホーンは終いいい脚で追い上げてきた。もう少し前の位置を取っていたら、もっと際どかったかもしれない。菅原はそのうち大仕事するだろう。3着ディープボンドの走りには本当に頭が下がる。まだまだやれる馬だ。4着は僕がテーオーロイヤル、ドゥレッツァの次に面白いと思っていたスマートファントム。内が開いて直線いい脚で伸びてきた。初めてのオープンで、差のない4着。この馬強くなりそう。5着ワープスピードは年々いいステイヤーになってきている。このところずっと掲示板、立派な成績だ。7着タスティエーラはモレイラもってしてもこの結果。距離が長いのだろう。15着ドゥレッツァはどうしたのだろう。あんな馬ではないはず。ただ長距離の手腕はルメールと戸崎では差がある。特に関西圏の馬場では…。

 テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は18戦8勝。重賞は2022・24年【ダイヤモンドS】、今年の【阪神大賞典】に次いで4勝目。岡田稲男調教師、菱田裕二ともにJRA・GIは初勝利となった。

 

 今日の一口馬。テキサスフィズが…新潟10R【邁進特別】(1000m芝)に亀田温心騎乗で出走し、16番人気12着だった。騎乗した亀田温心は「後出しでコースへ入って返し馬をゆったり行いましたが、気難しさは見せなかったですし、ゲート裏でもまずまず落ち着いていました。ゲートは少し躓き気味に出てしまいましたが、まずまず流れに乗ることが出来ましたし、揉まれない位置なら突っ張って止めることはありませんでした。ただ、目一杯力を出しているかと言うと、少し加減しているように思いますし、前進気勢があればもう少しやれていたように思います。前捌きに硬さはありますが、砂を被らない芝の方が良いかもしれません」とのこと。3番枠だったので好走は無理だと覚悟していたので、この結果は仕方ない。ただこれが何かのきっかけになってくれれば…。

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天皇賞は・・・

2024-04-27 20:01:08 | Weblog

昨日は大井競馬に行っていたため、帰りが遅くなって予想だけしか更新ができなかった。よって今日はいろいろ書き込む。
 まずはゴルフ。国内女子ツアー《パナソニックレディスオープン》2日目。プロ4年目でツアー初優勝を目指す佐久間朱莉、ツアー1勝の尾関彩美悠、プロ7年目でツアー未勝利の天本ハルカの3人が通算13アンダー首位で最終日を迎える。尾関は9位から出て、1イーグル7バーディで前日に蛭田みな美が記録した大会コースレコードに並ぶ「63」をマーク。尾関と天本はともに3位から出て「65」で回った。11アンダーの2打差4位に、初日首位で「11年281日」ぶりのツアー最長ブランク優勝がかかる木戸愛、メルセデスランキング4位の岩井千怜、プロ7年目で未勝利の鶴岡果恋、ツアー通算25勝の全美貞(韓国)の4人が並んだ。ツアー史上初の「初優勝から3週連続V」がかかる竹田麗央は9アンダー14位、前年大会優勝の穴井詩は6アンダー26位にいる。竹田とトップの差は4打か。不可能ではないが、やはり厳しいか。ならそろそろ佐久間の初優勝か。木戸にも頑張ってほしいな。

米国女子ツアー《JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ》2日目。1打リードの単独首位から出たグレース・キム(豪)が1イーグル4バーディ、1ボギーの「66」で回り、後続との差を4打に広げる通算12アンダーで週末に入る。通算8アンダーの2位に、前週のメジャー《シェブロン選手権》を2位で終えたマジャ・スターク(スウェーデン)。通算6アンダーの3位に、前年覇者のハンナ・グリーン(豪)とエスター・ヘンゼライト(独)が続いた。37位スタートの西郷真央は3バーディ、3ボギーの「71」でプレー。通算イーブンパーの31位に浮上して日本勢最高位をキープ。ともに99位から出た渋野日向子と古江彩佳は「69」と2つ伸ばし、通算1オーバーの45位で予選通過。畑岡奈紗は82位から「71」とし、カットライン上の通算2オーバー61位に滑り込んだ。吉田優利は60位から「75」、稲見萌寧は128位から「71」で回り、ともに通算5オーバーの105位で予選落ちした。現状で優勝争いは難しいが、予選を通った4選手にはベスト10、ベスト20目指して頑張ってほしい。

 国内&欧州男子ツアー共催《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》 3日目。プロ3年目のケーシー・ジャービス(南アフリカ)がボギーなしの6バーディ「64」をマーク。7位から通算13アンダーで単独首位に立った。通算12アンダー2位に欧州ツアー1勝のヤニク・パウル(独)。4週前の《ヒーローインディアンオープン》以来の欧州2勝目がかかる中島啓太は、6バーディ、1ボギー「65」で回って通算11アンダー3位。木下稜介、李昊桐(中国)、トム・バイヤン(仏)、セバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)も中島に並んだ。通算10アンダー8位に杉浦悠太、桂川有人、川村昌弘、マシュー・サウスゲート(イングランド)ら9人が続いた。国内開幕戦《東建ホームメイトカップ》優勝の金谷拓実は「67」で回って通算8アンダー21位、初日首位の清水大成は通算5アンダー43位。中島には是非優勝を目指して頑張ってほしい。ただ10アンダーの選手も十分チャンスはあるので杉浦、桂川、川村らにも一発逆転を目指して欲しい。

 騎手の話をふたつ。【凱旋門賞】を4度制するなど、世界的名手のオリビエ・ペリエ(51・フランス)が25日の騎乗で現役を引退すると英メディアの「レーシング・ポスト」電子版が報じた。同騎手は1994年に初来日。以降2008年までJRAの短期免許を取得し、00年の【フェブラリーS】(ウイングアロー)でJRA・G1を初制覇すると、02年から【有馬記念】を3連覇(02、03年がシンボリクリスエス、04年がゼンノロブロイ)するなどJRA・G1で12勝をマーク。フランスではリーディングを4度獲得し、【凱旋門賞】は3連覇を含む4勝を挙げた。12年にはソレミアに騎乗して、日本から挑戦したオルフェーヴル(2着)を首差で制した。日本での騎乗は12年の【ジャパンC】(ソレミア=13着)が最後となっていた。日本の競馬を世界トップに導いてくれた先駆者。ペリエ&藤沢厩舎は凄かったなぁ。どうもお疲れ様でした!

 そのペリエが開いた道にまた一人世界的名手がやってきた。今年の【ドバイワールドC】をローレルリバーで制したタイグ・オシェア(42)だ。オシェアは1982年2月1日アイルランド生まれで身長155cm、体重54kg。 1998年アイルランドで見習騎手免許取得し、2001年アラブ首長国連邦の騎手免許取得。 2021/22年シーズン…197戦30勝、2022/23年シーズン…185戦29勝、2023/24年シーズン…179戦28勝でUAEリーディング1位など、UAEではリーディングを12度獲得している。主なG1勝鞍は2022年【ドバイゴールデンシャヒーン】、2024年【ドバイゴールデンシャヒーン】、【ドバイワールドカップ】。期限は4/27~6/26で身元引受調教師は国枝栄調教師(美浦)、契約馬主はDMMドリームクラブ(株)。今日は9鞍乗って(1,2,0,6)だった。人気馬に乗っているとはいえ、初日に1勝2着2回は及第点ではないか。ただ僕の一口馬では1番人気9着だった。なんでだよ!

 

今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【ユニコーンS】は、僕本命の三浦皇成騎乗の3番人気ラムジェット(牡・佐々木晶三厩舎)が、中団追走から向こう正面でまくり気味に上がっていき、勝負どころで大外を回って直線を向くと力強い末脚で差し切った。タイムは1分58秒6。新設された3歳ダート3冠の第2戦【東京ダービー】へ弾みをつけた。2馬身半差の2着にはサトノエピック(5番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にミッキーファイト(1番人気)が続いた。

勝ったラムジェットは三浦の騎乗に無理だなぁと感じたが、快勝。思ったより強い馬だった。この馬、まだ底を見せていないし、相当強いかもしれない。2着サトノエピックは精神力の強さを見せて2着。ただ今回は相手が悪かった。3着ミッキーファイトは勝負どころでゴチャついたが、スムーズでも2着だろう。
 ラムジェットは、父マジェスティックウォリアー、母ネフェルティティ(母父ゴールドアリュール)という血統。新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬。馬主は前田幸治氏。戦績は6戦4勝。重賞は初勝利となった。

一方、東京11Rで行われた【第31回青葉賞】は、武豊騎乗の2番人気シュガークン(牡・清水久詞厩舎)が道中4,5番手で脚をためると、直線で豪快な追い込みを決めアタマ差で勝利。【未勝利】、【大寒桜賞】に続く3連勝で重賞初制覇を飾り、2着のショウナンラプンタとともに【日本ダービー】の優先出走権を獲得した。タイムは2分24秒2。2着からさらに3/4差遅れた3着にデュアルウィルダー(4番人気)が入った。なお、1番人気のヘデントールは8着に敗れた。

勝ったシュガークンは良血だけに今後が楽しみな一頭。さすがに【ダービー】は敷居が高そうだが、秋は面白い存在。2着ショウナンラプンタは惜しいレースだった。左に張る癖のある馬でここまで持ってきたのは陣営と鮫島の手腕。3着デュアルウィルダーはまだ若さがある中、3着。この馬、なんか強くなりそう!

シュガークンは、父ドゥラメンテ、母シュガーハート(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道日高町・ヤナガワ牧場の生産馬で、馬主は辻子依旦氏。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。清水久詞調教師は【青葉賞】初勝利、武豊は2002年シンボリクリスエス、06年アドマイヤメインに次いで3勝目。半兄にはGⅠ7勝馬キタサンブラックがいる良血。

 

 

 明日の予想。まずは京都メイン【天皇賞】。本命は12番ドゥレッツァ。ルメール騎乗ならいい勝負したいところだが、戸崎も2度目なら全くダメではないだろう。古馬では一番強い馬と思っているので人気なろうとも買い。相手は3,5,10,11,14,17番。ほぼ14番との1点で良いだろうと思っているが、穴は17番。東京メイン【スイートピーS】は12番シュネルラウフェン。鞍上は先週お世話になった津村。前走の切れ味は凄く、叩き2戦目で上積みもある。先物買いといったところか。相手は1,2,4,5,7,10番。新潟メイン【谷川S】は1番グラティアス。6歳馬になるが3歳時に【京成杯】を勝ち、オープン特別で2着3回はこのメンバーなら格上。マイルがいちばん合いそうだし、鞍上北村友も新潟は得意。相手は2,4,5,7,13,15番。

今週の一口馬は4頭出走。その前に大井競馬に2頭出走したのでその回顧。まずはオーナーズの馬・アレアラミアが4/24に出走。単勝は3.4倍の1番人気で、レースではスタートからの出があまりよくなく、後方からの競馬に。道中は押しながらの追走も、勝負処からも差をつめられず、4コーナーでは最後方の位置取り。直線に入ってようやく外から追いだされると、ゴール前になって猛然と追い込んできたが、前2頭とはまだ差があり、勝ち馬から2.5秒差の1分30秒4の3着でゴール。騎乗した笹川は「スタートはもともと遅いのでこんなもんだろうと思いましたが、そこから進んでくれず流れに乗れませんでした。落馬があった影響も少しあり、行きたいポジションが取れなかったです。それでも、直線での伸びが素晴らしく、やはり力があります。エンジンのカカリが遅いタイプの馬なので距離はもっとあってもいいですね。直線も長いほうがいいです。今日はいかにも休み明けという、能力試験のようなレースになってしまい申し分けありませんでした」とのこと、また森下調教師は「まだトモに力がついてくる途中なので、テンが遅いですね。ギアが入るととてもいい脚を使ってくれましたし、だんだんよくなってきそうです。このあとは問題がなければ、5月13日(月)大井・【東京ダービーチャレンジ】・距離2000m戦への出走も検討します」とのこと。こんな条件で大差3着なのに…。まぁ距離伸びて良さそうではあるが…。どうなることやら…。続いてゴールドレガシーが昨日の11R【サンケイスポーツ賞】に御神本騎乗で出走し3着だった。レースでは、少しだけ遅めのスタート。無理しないなかでもリカバリーを利かせて、7番手に上がりました。最初のコーナーはじっくりと回り、向正面に入って以降も同じ位置で、流れに乗って追走。3コーナーから鞍上の手が動き始め、追われながら勝負どころを回りました。5番手で直線を迎え、1頭ずつ交わしていきます。ラスト100mを過ぎてからは、あと2頭を捉えるだけになりました。ジリジリと追い詰めつつも、なかなか交わしきれず、差のない横並びの状態でゴール。惜しくも勝ち馬・2着馬と同タイムの3着に敗れた。御神本は「本馬としてはゲートを出ましたし、自然といい位置が取れました。道中の手応えも良かったです。直線では他馬と少し離したものの、こちらが伸びると、内の馬たちにももうひと頑張りされてしまいました。あとは差し切るだけでしたが、惜しかったです。もともとは不器用なところがあるタイプでした。しかし、体調がいいこともあるのか、競馬ぶりはだいぶ安定してきたと思います。このような進め方ができるのなら、1800m戦でも好内容が見せられるのではないでしょうか」とのこと。惜しい3着。口取りの夢を叶えるために大井に行ったのだが…悲しいアタマ、ハナの差だった。まぁ次を期待する。
 今日の一口馬。まずはウインセレーネが東京4R【3歳未勝利】(1600m芝・牝)に長浜騎乗で出走した。騎乗した長浜は「ゲートは決まりましたが、枠の並び順で少しポジションを下げてしまいました。スタート後はうまく走れていましたが、今日の馬場は所々に緩い箇所があり、そこを通るとノメッてしまっていました。最後まで止まっていませんが、もっと軽い馬場が理想ですね。結果を出せずに申し訳ありませんでした」とのこと。馬体が増えないし、パンパンのいい馬場しか走らない。ちょっと厳しいかもしれない。続いてホワイトクロウが東京7R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)にオシェア騎乗で出走。結果は良いスタートを切るが自分のリズムで進め後方からの競馬。じわっと進出していき直線へ向かうが思うような伸びが見られず9着となった。騎乗したオシェアは「キックバックがあまり好きではないようなのでこの枠を活かして乗るように心がけました。少し外々を回ったのは確かなのですが、今日はほとんど気持ちのスイッチが入らなかった印象です。妙に大人しくてどうなのかな…と思っていたところ、残り800から600mくらいで動かしていった時に反応をいくらか見せてくれたので、このまま気持ちを出していってくれればと思っていました。しかし、長続きはせず、結局そのまま点火せずに終わってしまいましたね…。近走との比較ができないものの、今日のような様子ならばブリンカーを着けたほうが良いのかな…と感じました。良いレースができず申し訳ございません」とのこと。東京しか走らない馬、次を期待。3頭目はハリケーンリッジ。新潟8R【4歳上1勝クラス】(1600m芝・牝馬)に杉原騎乗で出走。スタートで行き脚が付かず、後方からレースを進め、直線では間を縫って伸びてくるが3着までだった。杉原は「調教から具合の良さを感じていたのですが、勝ち切らせることができませんでした。申し訳ありません。スタートはまずまず出てくれましたが、ゲートの中は大人しくありませんでしたし、テンに行けないのでスッと前に入られてしまいました。あっという間に後方からの位置取りになってしまい、理想とは異なるポジションからの競馬を余儀なくされました。ペースが遅く、道中は力み気味でしたが、最後は脚を使ってくれているだけに序盤からスッと前へ行けるようになれば違ってくると思います。実戦では初めての騎乗でしたが、距離は1400~1600mくらいが持ち味を活かせそうな気がしました」とのこと。序盤のポジション取りだけが悔やまれるが、条件が整えば差のない競馬ができることが証明できた。次を期待したい。
 今週はあと1頭。明日、テキサスフィズが登場。なんと新潟10R【邁進特別】(1000m芝)に亀田温心騎乗で出走予定。僕の一口馬が直線競馬に挑戦するのは初めてのこと。小林真調教師「24日に坂路コースで追い切りを行いました。亀田温心騎手を背に単走で55-40くらいの時計ではあったのですが、フレッシュさがあって状態の良さを感じさせる動きでしたし、体が20kgほど増えているものの、シャキッとしていますね。帰厩当初は飼い葉食いがあまり良くなかったのですが、週毎に食べることが出来ており、馬体の張りや艶を含めて厩舎に来てから一番良い形でレースへ向かえそうです。近走は不振のため今回はガラッと条件を変えて、直線競馬を試させていただきますが、気持ちが切れないようなら十分チャンスはあると思いますし、ここでキッカケを掴みたいですね」とのことだったが、残念ながら2枠。外枠が欲しかったが、今回は1000mで走れるかみてみたい。掲示板で御の字か!?

 

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予想だけ

2024-04-26 23:01:23 | Weblog

東京メイン【青葉賞】は9番ヘデントール。相手は6,7,10,13,15,17番。京都メイン【ユニコーンS】は5番ラムジェット。相手は3,4,9,10,12,16番。新潟メイン【三条S】は9番リアグラシア。キンカメのダート替わりは買い。相手は1,4,6,7,10,13番。

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重賞は1勝1敗

2024-04-21 19:28:40 | Weblog

 珍しくサッカーの話題。今日《WEリーグ》で偉業が生まれた。三菱重工浦和所属で女子日本代表MF清家貴子がアウェーのマイナビ仙台戦で先発し、2―0の後半29分に自身のリーグ記録を更新する10試合連続ゴールを記録した。男子では15年にJ3でFW岸田和人(山口)がJ記録の9試合連続得点を達成しており、それを超える大記録となった。実は清家は1―0の前半アディショナルタイムに得たPKでキッカーとなったが、シュートを左に外していた。そんな中での後半29分に右サイドでロングボールに抜け出すと、相手ゴールに向かってドリブルを開始。ペナルティーエリア内に進入し、右足を振り切ってゴールネットを揺らした。天晴れ清家!代表でも頑張れ!

ゴルフの話題。国内女子ツアー《フジサンケイレディスクラシック》最終日。プロ3年目の武田麗央が史上4人目の“ツアー初Vから2週連続優勝”を達成した。後続に3打差をつけてスタートし、一時は並ばれたが、後半12番以降に4バーディを奪取。6バーディ、2ボギーの「67」で通算12アンダーまでスコアを伸ばし、初日から首位を守り切る完全優勝を飾った。竹田は年間ポイントレースのメルセデスランキングも鈴木愛に代わって3位からトップに浮上した。プロ2年目の小林光希が9アンダーで自己最高の2位。8アンダーの3位に今季2勝の鈴木愛がつけた。昨年大会覇者の神谷そらは3アンダー14位だった。竹田は先週の優勝で貫禄が出た勝利だった。ただもう少し鈴木のパターが入っていたらどんな結果になっていたかわからない。でも結果は結果。女子プロゴルフ界のサラブレッド、更なる飛躍を期待したい。

女子メジャー第1戦《シェブロン選手権》3日目。残念ながら悪天候で競技が中断となり、回復が見込めず順延が決まった。首位スタートのアタヤ・ティティクル(タイ)が12ホールで3つ伸ばし、通算11アンダーで暫定トップ。元世界ランキング1位の21歳は、左手親指のけがから復帰して今季初戦でメジャー初制覇がかかる。 同組で、ナンシー・ロペス、アニカ・ソレンスタム (スウェーデン)に続く史上3人目の出場5試合連続優勝がかかる世界ランキング1位のネリー・コルダが、7ホールを残して10アンダー。17ホールで8つ伸ばしているブルック・ヘンダーソン(カナダ)も10アンダーで優勝争いに絡んできた。ティティクルと並んでトップから出たツアールーキーのイム・ジンヒ(韓国)は9アンダーと伸ばしきれず後退。10人が出場して9人が予選を通過した日本勢は、畑岡奈紗が3つ伸ばして5アンダーの暫定9位で最終18番に入った。3打差5位スタートの勝みなみもスタート時の5アンダーで残り5ホール。古江彩佳は3つ落として1オーバーで残り1ホール。 笹生優花は2アンダー、山下美夢有は1アンダーでホールアウト。今季初めて予選を通過した渋野日向子は2バーディ、1ボギーの「71」でプレー。前日「69」に続くアンダーパーのラウンドで、通算イーブンパーとしている。 岩井明愛は1オーバー、稲見萌寧は3オーバー、西村優菜は4オーバーで終えた。畑岡は徐々にであるがスコアを伸ばしたが、勝はイマイチ積極性が感じられず後退。何とかベスト10目指し頑張ってほしい。優勝争いは、ブルック・ヘンダーソンの今日のゴルフは凄かったが、やっぱりネリー・コルダが強そう。

 

騎手の話題をふたつ。今日の福島4R【障害未勝利】(2770m芝)で井上敏樹(29)が13番人気パワータイショウ(牡5、村山)で制し、障害競走初勝利を挙げた。軽快に逃げ、レースの終盤で一度は3、4番手まで位置を下げる展開。最終障害飛越後に1番人気スマイルスルーを懸命に追いかけ、最後は首差とらえた。14頭立て13番人気の伏兵で、単勝配当は1万8740円だった。井上は14年に美浦所属でデビュー。昨年2月から障害競走への騎乗を開始し、先月27日付で栗東所属に変更するなど、環境を変えて結果を出した。平地を含めると、20年5月17日(東京の【3歳未勝利】カッティングロック)以来のうれしい勝利となった。苦労して勝ち取った勝利、それも人気薄。大大大天晴れ!
 もう一人2年目の小林美駒(19・鈴木伸)が今日、春の福島開催最終日で大活躍を魅せた。まずは5Rを10番人気デアパーディタで制し、7Rを所属厩舎の4番人気ニシノアヤカゼで勝利。そしてメインの【福島中央テレビ杯】(1200m芝)も同じく自厩舎の9番人気アシャカタカ(牡4)で鮮やかに逃げ切り、自身初の1日3勝をマークした。これで年間の勝利数は早くも2年連続の2桁に到達。前日時点で3勝だった春の福島開催の勝利数を6勝まで伸ばし、この日1勝を挙げた丹内に並んだ。2着数の差で開催リーディングにはならなかったものの、人気薄の伏兵を次々と好走に導き、飛躍の福島開催となった。天晴れ!

 

京都11Rで行われた【第55回マイラーズC】は、団野大成騎乗の1番人気ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が中団追走から4コーナーで大外を回って直線一気に突き抜け、2番人気セリフォスに1馬身3/4差をつける完勝。【安田記念】の優先出走権を獲得した。タイムは1分32秒5。2着からさらに半馬身差遅れた3着にニホンピロキーフ(6番人気)が続いた。

 勝ったソウルラッシュだが、団野が見事に代理騎乗の責任を果たした。それも余裕のある騎乗だった。2着セリフォスは休み明けで、得意な馬場では無い中、2着はさすがGⅠ馬である。ここを使って良くなるはずで次は相当走るだろう。3着ニホンピロキーフは終いもしっかり伸びて、良く頑張っていた。徐々に力をつけている。

 ソウルラッシュは、父ルーラーシップ、母エターナルブーケ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬。馬主は石川達絵氏。通算成績は19戦7勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2022年【マイラーズC】、23年【京成杯AH】に次いで3勝目。【マイラーズC】は池江泰寿調教師が14年ワールドエース、22年ソウルラッシュに次いで3勝目、団野大成は初勝利となった。

 

 東京11Rで行われた【第59回サンケイスポーツ賞フローラS】は、横山武史騎乗の2番人気 アドマイヤベル(美浦・加藤征弘厩舎)が上々のスタートから道中は中団馬群を追走すると、直線で力強い末脚で前を差し切りV。半姉に2017年の【ヴィクトリアマイル】優勝馬アドマイヤリード(父ステイゴールド)がいる良血馬が、初の重賞タイトルを手にした。タイムは1分59秒0。1馬身差の2着にはラヴァンダ(6番人気)が入り、上位2頭が【オークス】の優先出走権を獲得。ラヴァンダからさらに1馬身1/4遅れた3着にカニキュル(4番人気)が入り、1番人気のバロネッサは7着に敗れた。

サンスポ賞フローラSを勝ったアドマイヤベルは、父スワーヴリチャード、母ベルアリュール2、母の父Numerousという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は近藤旬子氏。通算成績は4戦2勝。重賞は初勝利。加藤征弘調教師は【サンスポ賞フローラS】初勝利、横山武史は20年ウインマリリンに次いで2勝目となった。

 今日の一口馬。まずはアルヴァレスが福島6R【3歳未勝利】(1700mダート・若手)に小林勝k上で出走し結果8着。奥村調教師は「福島だとテンから流れ厳しくて、前走の中山みたいにはいきませんでした。全体の流れが速かったこともありますが、頑張って出して行ってもあの位置ですからね。ただ、道中のハミの取り方は前回とは全然違ってしっかり走ってきていますよ。問題なのは勝負処でギアが上がっていかないところ。あそこでひと脚使えると良いのですが、伸びずバテずといった感じでした。ジョッキーも『こういう小回りコースで前半から速くなってしまうと厳しいですね』と話していました。輸送で体重を10kg減らしてしまいましたし、週明けの馬の状態を見ながら今後のことを考えていきます」とのこと。実は今日の8着は大きい8着だった。もし9着以下だったら、スリーアウトで2カ月の出走停止になるところだった。まだ勝つにはちょっと時間がかかりそうだが、勝利を諦めず頑張ってほしい。続いてオランジーが福島8R【4歳以上1勝クラス】(1700mダート・ 牝)に丹内騎乗で出走し、9着だった。丹内は「前走でもゲートの駐立が良くなかったようですが、今回もソワソワしていましたし、あまり良くなかったですね。その影響でスタートの反応が遅れてしまったので、1、2コーナーは内を通りロスなく運びました。向こう正面でロンシャンクイーンとアステロイドメアの間にスペースがありましたので、そこに入ってポジションを上げて行きたかったのですが、馬と馬の間に入っていくのが怖かったのか、怯んでしまって上手くポジションを上げることが出来ませんでした。あの場面でしっかりスペースに入っていれば前との差を詰めることが出来ていたでしょうし、あのロスが痛かったですね。条件的には小回りの1,700mは合っていると思いますし、スムーズに運べていれば、もう少し上の着順もあったと思います」とのこと。また課題ができた。とりあえずスタートだけはきちんと出てほしいものだ。

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一口馬・ヴィントシュテイレ勝利!

2024-04-20 19:01:03 | Weblog

 まずはゴルフ。女子メジャー第1戦《シェブロン選手権》2日目。アタヤ・ティティクル(タイ)とイム・ジンヒ(韓国)が通算8アンダー首位で大会を折り返した。元世界ランキング1位のティティクルは左手親指のけがから復帰して今季初戦。5位から出て6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、ツアールーキーのイムと並んだ。ナンシー・ロペス、アニカ・ソレンタム (スウェーデン)に続く史上3人目の出場5試合連続優勝がかかる世界ランキング1位のネリー・コルダが7アンダー3位。ユ・ヘラン(韓国)が6アンダー4位で続いた。10人が出場する日本勢では、初日2位の勝みなみが5アンダー5位と最上位で決勝ラウンドへ。畑岡奈紗と古江彩佳が2アンダー21位、笹生優花と山下美夢有がイーブンパー41位。初日101位と出遅れた渋野日向子は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、1オーバー49位で今季初の予選通過を決めた。西村優菜、稲見萌寧、岩井明愛も2オーバー60位とカットライン上で決勝ラウンドへ進出したが、西郷真央は3オーバー74位で予選落ちとなった。なお、今大会限りでの引退を表明していた元世界ランキング1位で海外メジャー2勝のユ・ソヨン(韓国)は115位から「74」と伸ばせず、7オーバー110位の予選落ちで現役ラストゲームを終えた。今季メジャー初戦で大会最多出場の日本勢10人のうち、9人が予選通過したが、これは全メジャーで歴代3位タイの多さとなった。日本勢のメジャー最多予選通過は2023年《全米女子オープン》の11人(出場22人)で、その時は畑岡4位、古江6位と2人がトップ10入りした。歴代2位は同年《AIG女子オープン(全英女子)》(ウォルトンヒース オールドコース/イングランド)の10人(出場16人)で、最高位は畑岡、岩井明の11位。今回の9人に並ぶのは19人が出場した20年《全米女子オープン》。最高位は渋野の4位だった。まだあと2日ある。畑岡、古江はさすがで勝を含む3人にはぜひ優勝争いしてほしい。

  国内女子ツアー《フジサンケイレディス》第2日。首位からスタートした竹田麗央が5バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算8アンダーで首位をがっちりとキープ。前週に地元の《KKT杯バンテリンレディス》で初優勝を挙げた21歳は、ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝へ王手をかけた。初Vからの連戦となる2勝目を第1日から首位を走り続ける完全優勝で挙げれば、ツアー史上初の快挙となる。3打差の2位に鈴木愛と野沢真央が続く。4打差4位タイには尾関彩美悠と小林光希、5打差6位タイには小祝さくら、上野菜々子、ルーキーの稲垣那奈子、石田可南子ら6人が続いている。昨年覇者の神谷そらはトータル2アンダー・12位タイ。20大会連続出場の藤田さいきは「69」をマークし、トータルイーブンパー・27位タイ。今季ツアー初出場の成田美寿々もトータル2オーバーで予予選を通過した。竹田にとっては難敵となる鈴木と同組、また小祝も2イーグルで上位に上がってきた。果たして…。尚、日本女子ツアーの初優勝からの2戦連続優勝(1988年のツアー制施行後)は下記の通り。  

○西田智慧子(1990年10月、《宝インビテーショナル》、《富士通レディース》)  
○表純子(2005年7月、《シャトレーゼクイーンズカップ》、《スタンレーレディス》)  

○岩井千怜(2022年8月、《NEC軽井沢72》、《CATレディース》)

 競馬の話題。先日藤岡康太の悲しい事故が起きたばかりだが、今日も2件御落馬事故が起きた。まずは京都4Rで松山弘平(34)がゴール入線後に落馬した。そして5R以降の6鞍が乗り替わりとなった。落馬後、そのまま起き上がることができず、担架で運ばれ救護車に乗せられが、診断結果は「頭部の負傷」。京都市内の病院に搬送され、会話はできる状況という。とりあえず良かった。福島メインでは3角手前で好位を追走していた木幡初也(29)騎乗のシンリョクカが転倒し、後ろを追走していた吉田隼人(40)騎乗のライトクオンタムが重なる形となり、いずれもジョッキーが落馬。2頭が競走中止となった。なお、両馬は横転後に立ち上がり、カラ馬のままゴール板まで駆け抜けた。両人に関しては明日の乗り替わりは発表されてはいるものの、ケガの詳しいことはわかっていない。木幡初は右腕の負傷、吉田隼は福島市内の病院へ搬送されたらしい。何とか無事を祈る。
 障害G1を9勝しているオジュウチョウサンの主戦を務めた障害競走の名手で、2年連続JRA賞最優秀障害騎手の石神深一(41)が、福島9R【浄土平特別】(4歳以上1勝クラス、1200m芝)で4番人気ライクアフラワーに騎乗し、先団追走から直線は内ラチ沿いを突いて差し切り。2013年6月9日の東京1R【3歳未勝利】(1600mダート)のデルマハンニャ以来、約11年ぶりに平地での勝利を挙げた。平地の特別レースに限れば、2008年5月18日の新潟11R【駿風S】のスパイン以来、約16年ぶりの勝利となった。JRA通算202勝目で、平地は同78勝目。今年3月には長男の深道がデビューしているが、親父の威厳を魅せた!

 今日の重賞を振り返る。福島11Rで行われた【福島牝馬S】は、岩田望来騎乗の1番人気コスタボニータ(5歳・杉山佳明厩舎)が、4、5番手のインを追走して直線でもそのまま内を突いたが前が壁となり、外へ持ち出されると力強い末脚を発揮させてゴール前で差し切り、人気に応えて重賞初勝利を決めた。タイムは1分46秒9。なお、勝ったコスタボニータは【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を得た。クビ差の2着にはフィールシンパシー(8番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にウインピクシス(5番人気)が続いた。
 勝ったコスタボニータは岩田望来のミスを馬がカバーしてくれた。直線の壁は正直万事休すかと思ったが…。この馬、レースセンスがとても良いし、一瞬の脚も素晴らしかった。2着フィールシンパシーは逆に横山琉が完璧に乗った。4コーナーで勝ち馬が内側で手応えが良いのを見てフタをしに行ったが…。勝った馬が強かった。3着ウインピクシスはマイペースで行けた。力は出し切っただろう。
 コスタボニータは、父イスラボニータ、母レディイン(母父Kendor)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・杉山佳明厩舎。馬主は谷掛龍夫氏。戦績は17戦5勝。重賞は初勝利となった。

 

 明日の予想。まずは京都メイン【マイラーズC】。本命は14番ソウルラッシュ。緊急で松山から団野に乗り替わるが、ここでは普通に格上的存在だろう。団野もこんなチャンスはないし、力が入るところ。相手は3,9,10,12,13、17番。東京メイン【フローラS】は1番バロネッサ。勝ち上がりに3戦を要したが、良血で1戦ごとに課題を克服しての勝利だった。ルメールから津村は鞍上弱化だが、今日僕の一口を勝たせてくれた津村の手腕に期待。スタートさえまともなら…。相手は3,5,7,8,13,14番。福島メイン【福島中央テレビ杯】は1番ショウナンアメリアが面白そう。一本調子の馬だが、福島の今の馬場なら、最後まで踏ん張れることを期待する。鞍上も永島ならスタートも良いだろう。相手は2,3,4,5,14,15番。

 

 今日の一口馬。まずはヴィントシュテイレ。東京4R【3歳未勝利】(2000m芝)に津村騎乗で出走し、見事勝利した。レースは好スタートから先手を奪い、道中は後続を離して逃げつつ、直線では差を詰められながらも最後まで先頭を譲らなかった。古賀調教師は「いや~、正直ヒヤヒヤしましたね…。レース前の話で、逃げようと決めていた訳ではありませんが、スタートを含めてジョッキーの感触であの形になりましたね。レース後の津村は『まずはゲートでしっかり反応してくれたのと、気性面がポイントの血統なので、変に引っ張ってリズムを崩さないように、この馬のリズム重視で進めました。綺麗なフットワークと開幕週の馬場もマッチしてくれましたし、しっかり勝ち切ることができて良かったです。ありがとうございました』とのことでした。津村が言うように、大トビで綺麗なフットワーク向きの馬場でしたし、道中変に周りを囲まれてリズムに乗り切れなかったら力を発揮しにくかったでしょうから、いい判断だったと思います。理想を言えば直線でもう一段階ギアが上がってくるようになればいいかなと思いますが、そのあたりは体幹がしっかりしてくればまた変わってくる部分でもあるので、長い目で見ていきたいです。レース直後は問題なかったですが、さすがに今日は気温が上がって負担になっているでしょうから、まずはしっかり状態をチェックしていきます」とのこと。津村の好騎乗、まさか勝つとは思っていなかったので嬉しいレースだった。津村ありがとう!次はホワイトターフが福島8R【4歳上1勝クラス】(1800m芝・牝)に小林勝騎乗で出走し結果10着だった。清水調教師は「スタートはまずまずだったものの、行き脚がつかずに徐々にポジションを下げていってしまいました。この距離であんなに追走できないとは思いませんでしたし、だからと言って最後に伸びてきたわけでもないですからね。前残りの競馬ではありましたが、もう少し脚を使ってきてほしかったところです。ジョッキーは『今日はポジションを上げたりする時に脚を使ってしまいましたし、楽に追走できれば粘れるのではないかと思いました。距離はもう少し長くても良いかもしれません』と話していました。またレースを見返して、適性面などもう一度考え直してみます」とのこと。まだ適性がわからない。順調に使えれば嬉しいのだが…次に期待。最後はラブリアージェが東京8R【4歳上2勝クラス】(1400m芝・牝)に横山和騎乗で出走し結果4着。横山和生は「頑張ってくれました。スタートを出たので、それなりの位置を取りに行こうとしましたが、結果から言えばここでエネルギーを使わなかった方が良かったかもしれません。過去のレースを見ても芝だと使える脚がそこまでない印象なので、最初に少し使ってしまったことで最後の爆発力が一つ弱くなってしまったように感じます。もっと大事に乗るべきでした。先生とも芝かダートかという話はして、一番合っているのは脚抜きのいいダートです。返し馬からもダートだなという感じがしましたし、ただそれでも芝でも対応できるんですから立派ですよ」とのこと。これで昆調教師はどうするのだろうか。僕は芝でもダートでも元気に走ってくれたらいい。
 明日の一口馬は2頭。まず福島6R【3歳未勝利・若手限定】(1700mダート)にアルヴァレスが小林勝騎乗で出走予定。若手騎手限定戦とはいえ、最終週なので権利持ちを含めてまずまずのメンバーが揃ったが、徐々に力をつけているので前進を期待。もう一頭は福島8R【4歳上1勝クラス】(1700mダート・牝)に丹内騎乗でオランジーが出走。昨夏の札幌での競馬を見ても平坦小回りは現状のベストな条件なので、目処の立つ競馬をして欲しい。

 

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今週の一口馬は5頭

2024-04-19 20:31:48 | Weblog

 まずはゴルフ。女子メジャー第1戦《シェブロン選手権》初日。今季メジャー初戦が開幕し、ツアー未勝利の31歳、ローレン・コフリンが6アンダー単独首位発進を決めた。10人が出場する日本勢では勝みなみが5バーディ、1ボギーの「68」で好スタート。ナンシー・ロペス、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に続く史上3人目の出場5試合連続優勝がかかる世界ランキング1位のネリー・コルダ、マリナ・アレックスと並ぶ4アンダー2位につけた。リディア・コー(ニュージーランド)、左手親指のけがから復帰して今季初戦のアタヤ・ティティクル(タイ)らが3アンダー5位。畑岡奈紗、古江彩佳、日本ツアーからスポット参戦の岩井明愛が1アンダー18位。同じく日本から大会初出場の山下美夢有は笹生優花、申ジエ(韓国)らと並ぶイーブンパー31位で初日を終えた。西郷真央が1オーバー54位、西村優菜と稲見萌寧が2オーバー68位。渋野日向子は4オーバー「76」で回り、コ・ジンヨン(韓国)らと同じ101位と出遅れた。 前年覇者のリリア・ヴは腰のけがでスタート前に棄権した。昨夜ちょっとだけ見ていたが、グリーンが固く止まらない。また距離も長く古江、西村、山下なんかには少し合わない感じ。それでも古江の1アンダーはさすが。僕は笹生、西郷、勝あたりがいいと思っていたが、優勝争いできるかどうかはパター。やっぱり本命はネリー・コルダか。日本勢頑張れ!

 競馬の話題ふたつ。昨年の最優秀障害馬で、前走の【中山GJ】で6着に敗れて右前脚のハ行を発症したマイネルグロン(牡6歳・青木厩舎、父ゴールドシップ)が、長期休養に入ることになった。同馬を所有するラフィアンターフマンクラブの発表によれば患部のエコー検査の結果、右前深屈腱と、その支持じん帯を痛めて、全治9か月以上を要する見込みという。今後は北海道で休養に入る予定で、復帰を目指していく。これで他の馬に年末の【中山大障害】のチャンスが出てきた。イロゴトシ、ニシノデイジー、ジューンベロシティあたりは改めて力入れているだろう。

 今年3月に開業したJRAの調教師8人全員が、先週4/14までに初勝利を挙げた。新規調教師は定年解散した厩舎や他厩舎から馬を引き継ぎ、調教助手や厩務員もさまざまな厩舎から個々に集うケースも多い。軌道に乗るまで時間がかかるのが通例で、勝運に恵まれず、初勝利まで半年以上要する場合も決して少なくない。それがわずか1カ月半で1人残らず白星を飾ったのは快挙といえる。【皐月賞】デーだった4/14に、まず小椋研介師が阪神8Rをベルシャンブルで勝ち上がり、最後に残った千葉直人師が中山10Rをセイウンプラチナで勝利した。高橋一哉調教師は既に3勝を挙げており、福永祐一調教師は【アーリントンC】3着(チャンネルトンネル)など【2・4・4・9】で複勝率52・6%を記録。森一誠調教師は延べ10頭と少ない出走数で【2・0・3・5】複勝率50%(4、7、5、2、7番人気)と、穴馬券を増産している。
【24年3月開業調教師の初勝利と成績(初勝利順、4月14日現在)】は下記の通り  
◆高橋一哉師(38・栗東)…3/16阪神12Rハクサンバード(地方金沢から転入)。4戦目。【3・1・1・19】。 

◆藤野健太師(46・栗東)…4/6福島4Rヴァレッタカズマ(定年解散した安田隆厩舎から転厩)。15戦目。【1・0・0・23】  

◆矢嶋大樹師(44・美浦)…4/7中山4Rレッドセニョール(鹿戸厩舎から転厩)。15戦目。【1・0・1・22】  
◆河嶋宏樹師(39・栗東)…4/7阪神6Rウイニンググレイス(定年解散した松永昌厩舎から転厩)。20戦目。【2・1・2・20】  
◆森一誠師(46・美浦)…4/7中山7Rタイセイフェスタ(定年解散した高橋裕厩舎から転厩)。8戦目。【2・0・3・5】  
◆福永祐一師(47・栗東)…4/7福島8Rマルカブリッツ(定年解散した松永昌厩舎から転厩)。13戦目。【2・4・4・9】  
◆小椋研介師(42・栗東)…4/14阪神8Rベルシャンブル(中内田厩舎から転厩)。17戦目。【1・0・1・19】  
◆千葉直人師(37・美浦)…4/14中山10Rセイウンプラチナ(定年解散した小桧山厩舎から転厩)。18戦目。【1・0・0・17】



  明日の予想。東京メイン【オアシスS】は大穴狙い。14番サンマルレジェント本命。前2走は不利があってのもの。徐々にオープンのペースにも慣れてきており、ハンデ戦なら…。相手は2,6,11,12,13,16番。京都メイン【天王山S】は7番アルファマム。3番ジレトーレと悩んだが、とりあえず“京都のダートはマジェステッキウォリアーということでこちらを狙う。1200mは得意だし西村も中央特別戦なら…。相手は1,3,4,5,9番。福島メイン【福島牝馬S】は1番コスタボニータ。牝馬重賞で3着が3度ある。勝利は疑問も馬券圏内は大丈夫だろう。血統的にイスラボニータ産駒は福島1800mと合う。相手は2,6,8,9,11,15,16番。


 今週の一口馬は5頭を予定。その前に残念な話。ウインクリードは、先週の中山ではブリンカーを着けて積極的な競馬をしたものの、3走連続9着以下となったことから、2ヶ月の出走停止処分が下された。この時点で“引退かな”と思ったが、レース後には左前の球節にも腫れが確認され、エコー検査を行った結果、「繋靭帯炎、全治6ヶ月以上」との診断。この結果を受けて協議の結果、正式に現役を引退することとなった。今後は、来週4月25日(木)のサラブレッドオークションに出品の予定。追い切りでは抜群の走りを魅せていただけに走る力はあるのだろうが…競馬はやはり難しい。
 では今週の出走。まずはヴィントシュティレが明日の東京4R【3歳未勝利】(2000m芝・牝)に津村騎乗で出走予定。古賀調教師は「動き自体は変わらずいいですよ。稽古がこのような感じで前向きだから距離はそこまで持たなそうに思えますが、レースへ行くとモジモジしてしまうのか普段とちょっと違ってモタついてしまうところがありますし、前走乗ってくれた圭太が“距離を延ばしてみては?”と言ってくれていましたから、今回はその変更点でいい走りを見せてもらえないかと思っています。当初は2400mを軸に考えようかな…と思っていたところもあったのですが、一気にそこまで延ばすよりは2000mくらいで、しかも牝馬限定戦が組まれているのであればそこがベターかなと。綺麗なフットワークで走るこの馬にとって開幕週の良いクッションの利いた綺麗な馬場で走れるのはプラスなはずですから、楽しみにしています」とのこと。続いて福島8R【4歳上1勝クラス】(1800m芝・牝)にホワイトターフが小林勝騎乗で出走。清水克調教師は「先週末にしっかりと負荷を掛け、福島までの輸送があるので昨日はサッと息を整える程度に追い切っています。スムーズに動けていましたし、今回は帰厩からそう時間がありませんでしたが、しっかり仕上がったと思いますよ。万が一に備えて2000mの特別戦にも一応登録をおこないましたが、問題なく出走できそうだったため、牝馬限定戦のこちらに向かうことに。前走は東京コースで切れ味勝負となってしまったためこの馬の持ち味が生かせなかったような感じがするところ。今回はコーナー4つの競馬となりますし、減量騎手起用で前進を期待しています。この距離はこなせると思っているので、改めての気持ちです」とのこと。好走を期待。この日最後は東京8R【4歳上2勝クラス】(1400m芝・牝)にラブリアージェが横山和騎乗で出走予定。昆調教師は「東京競馬場までの輸送があるので、最終追い切りは整える程度に行っています。終い重点でしたが動きは良かったですし、ここまではテンションも落ち着いているので、このままの感じで東京に運びたいですね。前走はメンバーや展開に恵まれた部分もありましたが、勝ち馬との着差は0.4秒ですし、いい形で運べればこれくらいはやれる馬。開幕週の綺麗な馬場でどれだけやれるか見てみたいと思っています。昨年の12月に1勝クラスを勝たせてくれた和生が鞍上となりますし、再度上手く乗ってきてもらえれば。ダートとの違いなどのフィードバックをもらいたいと思っているので、収穫を得られるようなレースをしてきてもらいたいところです」とのこと。いろいろ試してくれる陣営の挑戦に共感中。頑張れ!翌4/21日曜はまず福島6R【3歳未勝利・若手限定】(1700mダート)にアルヴァレスが小林勝騎乗で出走予定。奥村武調教師は「今回は帰ってきてからの雰囲気が良く、昨日の追い切りもいい感じで動けていました。今週は単走でおこなっていますが、先週よりも外目の位置を回ってきて、馬ナリのまま余裕を持ってゴールできていますよ。前走が良いキッカケになったのか全体的にピリッとしてきましたし、今のこの感じでどれだけやれるか見てみたいところ。若手騎手限定戦とはいえ、最終週なので権利持ちを含めてまずまずのメンバーが揃いましたが、徐々に力をつけているので前進できるのではないかと思っています。継続騎乗の小林勝太騎手も、この馬のことを把握してくれているのは心強い限り。いい走りをさせてもらえればと思っています」とのこと。更なる飛躍を期待。今週最後は福島8R【4歳上1勝クラス】(1700mダート・牝)に丹内騎乗でオランジーが出走。青木調教師は「調教を重ねる毎に良化を感じますし、以前と比べてトモがしっかりして、体を起こして走れるようになってきました。今の感じであれば更に体をしっかりと使った走りに変わってきそうですし、実戦でもそういった動きが出来るように変わってきて欲しいですね。息遣いには多少荒い面があるものの、それで脚色が鈍っているわけではありませんから、心配は要らないでしょう。ここまでの調整過程はとても順調ですし、昨夏の札幌での競馬を見ても平坦小回りは現状のベストな条件ですから、目処の立つ競馬をして欲しいと思っています」とのこと。福島なら面白いはず。

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皐月賞も一口馬も惨敗

2024-04-14 18:11:52 | Weblog

 まずはゴルフ。メジャー第1戦《マスターズ》3日目。3人が並ぶ首位から1イーグル4バーディ、3ボギー1ダブルボギー「71」で回ったS・シェフラーが通算7アンダーで単独トップに抜けだした。今季2勝の世界ランキング1位は2022年大会以来の《マスターズ》制覇に挑む。 3打差の5位から「69」をマークしたC・モリカワが6アンダーの2位。2020年《全米プロ》、21年《全英オープン》に続くメジャー3タイトル目を目指してシェフラーとの最終組に入った。 さらに1打差の5アンダー3位にメジャー未勝利のM・ホマ。メジャー初出場の24歳ルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が4アンダー4位に続いた。首位スタートのB・デシャンボーは「75」を叩いて3アンダー5位に順位を下げた。6オーバー50位で決勝ラウンドを迎えた松山英樹は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、前年優勝のJ・ラーム(スペイン)らと同じ5オーバーの28位に浮上して最終日を迎える。前日に24大会連続の予選通過記録を樹立したタイガー・ウッズは2バーディ、8ボギー2ダブルボギー。オーガスタで自己最悪の「82」を叩き、通算11オーバー52位に後退した。シェフラーは強いと思うが、僕はホマの今日の我慢が明日爆発するんではないかと思っている。松山はベスト10目指して…。

 国内女子ツアー《KKT杯バンテリンレディスオープン》最終日。僕が昨日“勝ってほしい”と書いた3位で出た竹田麗央が3バーディ、1ボギー「70」で通算7アンダーとし、3打差の首位でスタートした岩井明愛を逆転。プロ3年目でのツアー初優勝を地元・熊本で飾った。竹田は2003年生まれの21歳。母は女子プロの平瀬哲子で、叔母は1993、94年と2年連続賞金女王に輝いた平瀬真由美というゴルフ一家で育った。プロテスト合格は2021年で 尾関彩美悠や櫻井心那らと同期。今季は初めてシード選手として参戦し、シーズン4度目の最終日最終組で念願の初タイトルをつかんだ。2打差2位に今季2勝の鈴木愛、鶴岡果恋、イ・ミニョン(韓国)の3人。通算4アンダー5位に山下美夢有、青木瀬令奈、高橋彩華、桑木志帆、脇元華が続いた。大会連覇がかかっていた岩井明は「77」と崩れ、通算3アンダー10位、小祝さくらは2アンダー15位。竹田、岩井明とともに最終組を回った尾関は1アンダー18位。原英莉花、岩井千怜はイーブンパー22位。昨季4勝を挙げた櫻井は6オーバー43位で終えた。期待の大器がようやくVを飾った。ただまだまだ粗削り、今日はたまたま運が良かっただけ。是非もっと努力して叔母みたいに賞金女王を目指して欲しい。

 

 今日の競馬を振り返る。中山11Rで行われた【第84回皐月賞】は、戸崎圭太騎乗の2番人気ジャスティンミラノ(牡・友道康夫厩舎)が上々のスタートから好位を追走すると、直線で豪脚を炸裂させて差し切りV。クラシック3冠の初戦を制し、昨年のソールオリエンスに続く史上21頭目の無敗Vを果たした。キズナ産駒は初のクラシック制覇。タイムは1分57秒1で、ラブリーデイの1分57秒8を大幅に更新する驚愕のコースレコードとなった。

クビ差の2着にはコスモキュランダ(7番人気)、さらに半馬身遅れた3着にジャンタルマンタル(3番人気)が入った。なお、1番人気のレガレイラは76年ぶり牝馬Vならず6着に敗れた。
 勝ったジャスティンミラノは強い勝利だった。4、5番手で、1000m57秒5を追いかけて抜け出したのだから文句なしの勝利だろう。まぁ藤岡康太の熱意がこの勝利を導いたのだろう。競馬の神様も粋な計らいするものだ。陣営は【皐月賞】の前から【ダービー】の方が競馬しやすいと思っているようだし、【ダービー】も有力馬の一頭だろう。2着コスモキュランダはモレイラがこの馬の脚を信じて乗ったが一頭前に馬がいた。僕はこの馬だ【ダービー】で勝つと思っているので、【ダービー】が楽しみだ。3着ジャンタルマンタルは負けて強しの内容。さすが2歳王者である。ただこの馬はさすがに2400mは長いだろう。4着アーバンジャックはスタートの出遅れ痛かった。それでも最後追い上げているのは立派。成長中の馬だ。5着シンエンペラーは勝ち馬をマーク。最後離されたのはこの時計だろう。もう少し時計が掛かった方がいい。6着レガレイラ。終いまでよく走っているが、鞍上が替わるなど運がなかった。僕本命のメイショウタバルは17着でかかってしまいハイペースになったのがすべて。 

 皐月賞を勝ったジャスティンミラノは、父キズナ、母マーゴットディド、母の父Exceed And Excelという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の共同通信杯(GⅡ)に次いで2勝目。友道康夫調教師は2009年アンライバルド、戸崎圭太騎手は18年エポカドーロに次いで皐月賞2勝目。

 

 一方、阪神11Rで行われた【アンタレスSは、太宰啓介の5番人気ミッキーヌチバナ(牡6歳・高橋亮)が、ゴール前で粘るスレイマンを差し切って重賞初勝利を決めた。タイムは1分51秒2。クビ差の2着にはスレイマン(3番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着に1番人気のハギノアレグリアスが続いた。

 勝ったミッキーヌチバナだが前に人気馬が何頭かいて、いい目標にし、直線いい脚を使った。一瞬届かないかと思ったが、結果的に差し切ったのだから太宰の好騎乗と言っていいだろう。2着スレイマンは抜け出してちょっと勢いが止まった。超良血馬、まだまだ底を見せていない感じで、今後が楽しみだ。3着ハギノアレグリアスは良いリズムでレースが出来ていたが、最後伸びを欠いたところをみると、1800mが少し短いのか…。

 ミッキーヌチバナは、父ダノンレジェンド、母ヌチバナ(母父キンカメ)という血統。北海道安平町・追分ファームの生産馬。馬主は野田みづき氏。戦績は19戦5勝。重賞は初勝利。

 

 今日の一口馬。まずはウインクリードが中山3R【3歳未勝利】(1800mダート)に出走13着。これでスリーアウトとなる。今までにない積極的な競馬をしたが、4コーナー手前でもう余力がなかった。追い切りは抜群に動く馬でも、レースでこれでは現状力が足りないということだろう。残念だ。次はヴェルトラウムが中山5R【3歳上1勝クラス】(1200mダート)に出走も9着。初勝利を挙げた舞台に戻り、巻き返しを期待した一戦だったが、勝負どころで後退、早々に勝負圏外となってしまった。戸崎によると走り方が悪いらしい。今後はその課題をクリアして頑張ってほしい。最後はジャーヴィスが阪神8R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)に出走し5着。1~4着馬は前に行った4頭。岩田望が悪いのか、運がないのか…。陣営は「ちょっとゆっくり行き過ぎた感はありますね。上手くいかず申し訳ない気持ちです。ジョッキーは『いい感じで前を見ながら運べたのですが…。3、4コーナーで思いのほか進まなかったのがあって、平坦コースの方がスーっと脚を使えるかと思います。京都の方が合うかもしれませんね』のこと。本当かな!?

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皐月賞は・・・

2024-04-13 19:41:50 | Weblog

 まずはゴルフ。メジャー第1戦《マスターズ》2日目。マックス・ホマが通算6アンダーで、世界ランキング1位のシェフラー、LIVゴルフでプレーするデシャンボーと並んで首位に立った。初出場のニコライ・ホイゴー(デンマーク)が4アンダー4位。コリン・モリカワとキャメロン・デービス(オーストラリア)が3アンダー5位、メジャーデビュー戦のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)が2アンダー7位で続いた。1アンダー8位には2016年大会覇者のダニー・ウィレット、トミー・フリートウッド(ともにイングランド)ら7人が並び、アンダーパーはわずか15人。タイガー・ウッズは4バーディ、4ボギーの「72」で回り、1オーバー22位。史上最年少の21歳3カ月14日で優勝した1997年大会から出場24大会連続の予選通過を決め、マスターズ史上最多を更新した。キャリアグランドスラムがかかるロリー・マキロイ(北アイルランド)、フィル・ミケルソンらが4オーバー35位。ディフェンディングチャンピオンのジョン・ラーム(スペイン)は5オーバー44位。21年大会覇者の松山英樹は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」でプレー。最終18番でダブルボギーを喫したが、カットライン上の6オーバー50位で10大会連続の決勝ラウンド進出を決めた。特別招待で初出場の久常涼は2バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「78」と崩れ、12オーバー82位で予選落ち。世界ランク4位のウィンダム・クラーク(7オーバー61位)、PGAツアー年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー、8オーバー71位)、歴代覇者のジョーダン・スピース(9オーバー74位)らも予選2日間で姿を消した。 シェフラー、ホマが首位に並んでいるが、全体的にLIV勢の活躍が目立つ。今大会には、前年大会覇者のジョン・ラーム(スペイン)ら7人の歴代優勝者を含む13人のLIV勢が出場し、8人が予選通過した。2020年《全米オープン》優勝のデジャンボーが首位、22年《全英オープン》優勝のキャメロン・スミス(オーストラリア)は5打差8位、18年大会優勝のパトリック・リードは6打差15位と“優勝圏内”で折り返している。一方で、歴代優勝者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、バッバ・ワトソン、シャール・シュワルツェル(南アフリカ)と、メジャー2勝のダスティン・ジョンソン、アドリアン・メロンク(ポーランド)の5人が姿を消した。LIV勢の活躍果たして…。それから松山はどうにか予選突破。もう怖いものはなし、どんどん攻めてほしい!

 

国内女子ツアー《KKT杯バンテリンレディスオープン》2日目。首位タイで出た前年大会覇者の岩井明愛が4バーディ、1ボギー「69」で回り、通算8アンダーとし、単独首位に抜け出した。自身初の大会連覇、昨年9月《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》以来のツアー通算4勝目をかけて最終日に臨む。2打差の2位にツアー2勝目を狙う尾関彩美悠。5アンダー3位にツアー10勝で今季1勝の小祝さくら、ツアー1勝の高橋彩華、地元・熊本でツアー初優勝を目指す竹田麗央、同じく未勝利の脇元華、桑木志帆、小西瑞穂の6人が並んだ。今季2勝の鈴木愛が4アンダー9位。山下美夢有が3アンダー11位。神谷そら、岩井千怜は2アンダー18位。熊本出身の元賞金女王の上田桃子は61位、同じく不動裕理は99位で予選落ちした。 大接戦、是非竹田には地元熊本で逆転優勝してほしいな。

 

今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第26回中山グランドジャンプ】は、黒岩悠騎乗の2番人気イロゴトシ(牡7歳・牧田和弥厩舎)が中団追走から中盤で3番手まで位置をあげると、勝負どころで早め先頭に立って押し切り連覇を達成した。タイムは4分47秒2。3馬身差の2着にはジューンベロシティ(5番人気)、さらに2馬身半遅れた3着にニシノデイジー(3番人気)が入り、昨年の中山大障害を含む5連勝中だった1番人気のマイネルグロンは、スタートの出遅れもあって盛り返せず6着に敗れた。

勝ったイロゴトシだが、全く危なげなかった。逆に【中山大障害】の惨敗はなぜなんだろう。またこれでこの馬に対する期待は高まった。黒岩悠も上手く乗っている。2着ジューンベロシティはよく頑張っている。これだけ走れば今後さらに良くなってくると思ので楽しみだ。3着ニシノデイジーは捨て身の作戦(?)。五十嵐によると、外回りコースの1個目の障害で少し飛越のロスがあったらしく、その後に勢いがなくなってしまったのこと。それでも最後まで頑張っていた。問題は6着マイネルグロン。石神によると「行きっぷりがあまり良くなかったですし、大竹柵を越えてからも終始追っつけ通しでした。飛越自体は、そんなに厳しさはありませんでした。最終障害を跳んだところで、脚を痛めました。戻ってこられるケガだったら良いのですが...」とのこと。走らなかった原因はわからないが、故障!?

勝ったイロゴトシは、父ヴァンセンヌ、母イロジカケ(母父クロフネ)という血統。熊本県・本田土寿氏の生産馬で、馬主は内田玄祥氏。通算成績は31戦6勝(うち地方3戦0勝、障害6戦3勝)。重賞は2023年【中山グランドJ】に次いで2勝目。牧田和弥調教師、黒岩悠ともに23年イロゴトシに次いで【中山グランドJ】は2勝目となった。

一方、阪神11Rで行われた【アーリントンカップ】は、ジョアン・モレイラ騎乗の1番人気ディスペランツァ(牡・吉岡辰弥厩舎)が、中団追走から直線で鋭い末脚を発揮させ、ゴール前できっちり差し切って連勝で重賞初勝利を決めた。タイムは1分34秒1。J・モレイラは、先週の【サンケイスポーツ杯阪神牝馬S】、【桜花賞】に続き重賞3連勝。半馬身差の2着には2番手追走から粘り込んだアレンジャー(15番人気)、さらにハナ差遅れた3着に、開業後重賞初出走となった福永祐一調教師が管理するチャンネルトンネル(4番人気)が続いた。なお、1~3着馬は【NHKマイルC】の優先出走権を得た。
 勝ったディスペランツァは直線に入ってからスペースが見つからず、万事休すかと思ったが、スペースをみつけてからの反応、瞬発力は素晴らしいものだった。今日はモレイラも馬に助けられた感が強い。【NHKマイルカップ】は広々とした府中だし、スムーズなら楽しみだ。2着アレンジャーは驚いた。昆&横山典コンビは本当に穴をあける。天晴れ!3着 チャンネルトンネルも良く脚を伸ばしている。まだ幼いところがあるので今後良くなりそう。

ディスペランツァは、父ルーラーシップ、母ルパン2(母父Medaglia D‘Oro)という血統。1歳上の半兄は【共同通信杯】1着、【皐月賞】3着のファントムシーフ。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬。栗東・吉岡辰弥厩舎。馬主は(有)ターフ・スポート。戦績は6戦3勝。重賞は初勝利となった。

 

 

明日の予想。まずは中山メイン【皐月賞】。ずっと悩んでいたが、本命は2番メイショウタバル。重賞でここ3戦お世話になっている12番コスモキュランダも悩んだが、僕はこの馬は【ダービー】で面白いと思っているので、ここは若干軽視した。本命馬メイショウは現在3連勝中で、重馬場とはいえ前走が強かった。1400~1600があの馬場で、逃げて10.9秒は凄すぎる。逃げなくても競馬はできるし、鞍上は故藤岡康太の同期・浜中。1位でゴールして康太に報告は絵になる。相手は8,9,10,13,14,15番。阪神メイン【アンタレスS】は1番ハギノアレグリアス。3番ヴィクティファルスも強いが、馬柱のレースの格が違う。屈腱炎の経験があり、7歳馬ながら丁寧に使われているのもいい。相手は3,6,8,10,12,16番。福島メイン【福島民報杯】は16番カレンルシェルブル。昨年の勝ち馬で【福島記念】も3着。57㌔も背負いなれているしここは好勝負。相手は3,4、6,7,8,10,13番。

今日の一口馬。ウインセレーネが中山5R【3歳未勝利】(1600m芝)に出走し15着。騎乗した松岡正は「この馬にはこういう馬場は合わないですね。良馬場ですが、最終週で力の要る馬場になり、バランスを保つのに精一杯でした。非力なのに加え、前脚を振るような走りをする馬で、余計にこういう重い馬場では走れません。抱えていないとバランスを崩してしまうので、今日は競馬になりませんでした。パンパンの良馬場でこその馬で、あとは前脚を振るフォームが改善してくれば、未勝利は勝てる馬だと思います」とのこと。福島が使えなかったから仕方ないが、もうすこし条件を選んでほしいものだ。
 明日の出走は3頭。まずは中山3R【3歳未勝利】(1800mダート・混)に松山騎乗でウインクリードが出走する。稽古は走る馬、勝ち負け期待。そして中山5R【3歳1勝クラス】(1200mダート)には戸崎騎乗でヴェルトラウムが出走する。普通に走れば勝ち負けできるはず。戸崎の手腕に期待。最後はジャーヴィ が阪神8R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走する。嵌ればこのクラスはいつ勝ち上がってもおかしくない馬。前走は岩田望来も反省していたし、悔しがっていたので、今回はそれも踏まえて乗ってきてくれるだろう。このあたりでそろそろ決めてもらいたい。

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マスターズが始まった!

2024-04-12 20:25:50 | Weblog

 今週はまずはゴルフ。メジャー第1戦《マスターズ》が開幕した。 初日のオーガスタナショナルGCは悪天候の影響で全体が2時間半遅れでスタートしたが、日没順延で27人(出場89人)が第1ラウンドのプレーを翌日に持ち越した。暫定ではあるが、ここまでで、LIVゴルフを主戦場とするB・デシャンボーが8バーディ、1ボギーの「65」をマークして7アンダーの暫定首位。2020年の「全米オープン」以来となるメジャー2勝目を狙う。1打差の2位に世界ランキング1位のS・シェフラー。6バーディ、ボギーなしで大会自己ベストの「66」で回り、2年ぶりの大会制覇へ好スタートを切った。15番まで終えたN・ホイゴー(デンマーク)が5アンダーの3位につけた。2016年大会王者のD・ウィレットが4アンダー4位でホールアウトした。キャリアグランドスラムに挑戦するR・マキロイ(北アイルランド)は、M・フィッツパトリック(イングランド)、V・ホブラン(ノルウェー)、C・スミス(オーストラリア)らと同じ1アンダー暫定17位にいる。大会5勝のT・ウッズは13番までプレーして2バーディ、1ボギー。1アンダーで5ホールを2日目に持ち越した。2021年大会を制した松山英樹は1バーディ、5ボギーの「76」で4オーバーの75位と出遅れた。特別招待で初出場の久常涼はバーディを先行させた後、5ボギー1ダブルボギーで「78」をたたき6オーバー85位に沈んだ。松山のこの成績は意外だが、本人は「ゴルフの内容は悪くない」と言っている。初日ほど風が吹くかどうかはわからないが、予選突破は2オーバーぐらいではないかと思う。是非予選突破だけは叶えてほしい!

 

悲しいニュース。JRAは4/6の阪神競馬7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手(フリー)が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。落馬後は意識不明の状態が続き、入院加療していた藤岡康太騎手は、1988年12月19日、滋賀県出身。祖父が厩務員で、父が健一調教師、兄が佑介騎手という家庭に育った。07年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビュー。競馬学校の23期生で同期には浜中俊、丸田恭介、田中健、荻野琢真、宮崎北斗、草野太郎、大下智(現調教助手)、池崎祐介元騎手がいる。07年3月3日の中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグに騎乗し、初騎乗初勝利を達成。ルーキーイヤーはJRAで24勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。09年にジョーカプチーノの【ファルコンS】で重賞初制覇を果たすと、同年の【NHKマイルC】で10番人気の低評価を覆してG1初制覇を達成した。その後もコンスタントに白星を積み重ね、昨年は自身最多となるJRA年間63勝をマーク。【マイルCS】ではテン乗りとなったナミュールを勝利に導き、14年ぶりとなるG1・2勝目を飾っていた。今年も先週終了時点で28勝と、キャリアハイだった昨年を超えるペースで白星を積み重ねていた。3/30の阪神10R【仲春特別】をタツダイヤモンドで制し、史上58人目、現役27人目となるJRA通算800勝を達成した。同通算803勝(うちG1・2勝を含む重賞22勝)。10、12、17、19年と計4度のフェアプレー賞を受賞するなど、スマートで馬の持ち味を引き出す騎乗に定評があった。妻と昨年6月に誕生した男の子がいる。今年好調で活躍が見込まれていただけに残念。まだお子さんも小さいのに…合掌。

 

 先日、 オーストラリアのシドニーで行われたイングリス・イースター1歳馬セールでオーストラリアの誇る名牝ウィンクスの1歳牝馬(父はゴールデンスリッパーを含むGⅠ5勝のピエロ)が1000万豪ドル(約10億円)で落札された。もともとの所有者の一人であったD・ケピティス氏(ウォピット・ブラッドストック社)が購買したもので、オーストラリアにおけるセール史上最高価格、1歳牝馬のセール落札価格としては世界最高記録らしい。確かに1歳牡馬でも10億は凄いのに牝馬とは…。
 ただ世界にはまだ凄いことがあるようで、海外セリ市場での主な高額取引馬を紹介する。
The Green Monkey (ザグリーンモンキー)…21億6000万円 (1600万ドル)
2006年のファシグティプトン・コールダーセールにてクールモア・パートナーズ代表が落札。シアトルダンサーが記録したセリにおける世界最高購買価格を更新した。そのわずか7ヵ月前、1歳だったこのフォレストリーの牡駒は、2005年ファシグ・ティプトン社ケンタッキー7月セールで"わずか"42万5,000ドル(約5,738万円)だった。それがコルダーでの1ハロンの見事な展示走行の結果、クールモアとモハメド殿下による熱狂的な競り合いを招いてしまった。結果、9分にわたる激しい競り合いの末、クールモア・パートナーズを代表するデミ・オバーン氏が落札に成功。しかしその後ザグリーンモンキーはトッド・プレッチャー調教師のもとに送られ、「3着、4着、4着」の競走成績で引退。獲得賞金は1万440ドル(約141万円)だった。そしてフロリダ州の牧場で種付料5,000ドルで供用されたザグリーンモンキーの初年度の相手は40頭だったが、その後12頭を超えることはなかったという。それでも数少ない産駒の中に、パナマで2015年の牝馬三冠を達成したモンキービジネスがいた。


Seattle Dancer(シアトルダンサー)…17億6850万円 (1310万ドル)
1985年キーンランド・イヤリングセールでバリードイルのパートナーたちが落札。当時の世界記録となった。1980年代半ば、当時ヴィンセント・オブライエン調教師が率いた定評ある調教拠点バリードイルと、モハメド殿下率いる中東の新興馬主とのあいだで繰り広げられた出費合戦はピークに達した。ヴィンセント・オブライエン氏、ロバート・サングスター氏、ジョン・マグニア氏を含むバリードイルのパートナーたちはシアトルダンサーの落札に成功した。【ガリニュールS】と【デリンズタウンダービートライアル】で優勝し、1987年【パリ大賞】で2着となったので大外れというわけではなかったが、その購買価格にはほど遠かった。獲得賞金は11万1,303ポンド(約1,836万円)で引退。その後、種牡馬としてケンタッキー、アイルランド、日本、ドイツで供用され、1991年【レーシングポストトロフィー】優勝馬シアトルライムを含むステークス勝馬37頭を送り出している。


Meydan City(メイダンシティ)…15億7950万円 (1170万ドル)
2006年キーンランドセールでモハメド殿下が落札。2歳のときに成長が遅れて未出走だったこの馬は、サイード・ビン・スルール調教師に管理されて3歳のときについに出走。3戦2勝を達成したときには将来性が見られたが、【グレートヴォルティジャーS】(G2)で5頭中5着となってしまった。その後4戦したが6着が最高で、獲得賞金2万4,104ポンド(約398万円)とともにそのキャリアは泡のように消えてしまった。


Snaafi Dancer (スナーフィダンサー)…13億7700万円 (1020万ドル)
1983年キーンランド7月セールで、このノーザンダンサーの牡駒をめぐってモハメド殿下とロバート・サングスター氏が史上に名高い競り合いを演じ、1歳馬の世界最高価格が一瞬にして3倍近くまで跳ね上がった。この競り合いを制したのはモハメド殿下。途方もない高値のため、提示額が8桁に達したところで数字が足りなくなり、セリ会場のスコアボードの明かりが消えたという。その後、ジョン・ダンロップ調教師が手掛けることになったスナーフィダンサーは、レースで走るには脚が遅すぎるという理由で、一度も出走することはなかった。それでも米国のトップスプリンターであるマイジュリエットと、G1・3着馬リファーズスペシャルの半弟として、種牡馬となるチャンスを得たが、これも失敗。生殖能力に問題があったため、わずか4頭しか産駒を送り出さなかった。


Jalil (ジャリル)…13億950万円 (970万ドル)
2005年キーンランドセールでモハメド殿下が落札。当時セリで取引された中で3番目に高額の1歳馬となった。サイード・ビン・スルール調教師のもとで調教を積み、2シーズンにおいてわずか4戦しかせず、リポンの未勝利戦で唯一の勝利を挙げた。そして4歳のときに参戦したドバイカーニバルでは、ナドアルシバのG2競走でグロリアデカンペオン(後の【ドバイワールドカップ】優勝馬)を破った。しかしその後9戦したもののふたたび勝利を挙げることはなく、わずか17万5,511ポンド(約2,896万円)の獲得賞金で引退した。



このように、世界の高額取引馬は揃いも揃って走っていない、ちなみに日本のセリで今なお歴代最高額となっているのは、2006年の当歳馬セールで落札された牝馬のディナシーである。金額は6億3000万円。このディナシーは、父キンカメ、母は【エリザベス女王杯】を勝ち、【ドバイワールドカップ】で2着など活躍したトゥザヴィクトリー。牝馬ということは繁殖の価値を見込まれて購入されたのだろうが、競走馬として一度も走ることなく繁殖牝馬となった。2018年まで7頭の仔を産んだが、これといった活躍馬がないまま、昨年10月、ノーザンファーム繁殖牝馬セールに上場された。ニューイヤーズデイの仔がお腹にいる状態で、前川勝春氏により1050万円で落札された。15歳になった今年、無事に牝の仔馬を産んでいる。これも競馬だ!

 明日の予想。まずは中山メイン【中山グランドJ】は人気でも4番マイネルグロン。とにかく1強。それも群を抜いている。落馬でもしない限り負けないだろう。相手は1,2,8,10,12番。阪神メイン【アーリントンC】は3番ディスペランツア。【京都2歳S】【ホープフルS】は距離が長かった。前走を見たら、マイナーの色の方が間違いなく濃い。半兄ファンタムシーフも人気にながら【ダービー】8着【菊花賞】9着と距離に対応できなかった。おまけに鞍上はモレイラ。人気になる前に勝負する。相手は5,6,10,11,13,15番。福島メイン【ラジオ福島賞】は10番クリダーム。転厩初戦、久しぶりにダートであるが、【函館2歳S】2着馬はここでは格上。ハーツクライ産駒は福島のこの条件合うし、石橋は福島上手い。相手は1,2,3,12,15,16番。

 

今週の一口馬。当初5頭出走予定も未出走馬できたしていたブルーアンブレス(シルク・3歳牝馬)が昨日フレグモーネを発症し取り消しとなった。まぁ4頭で頑張ってもらおう。その前に先週の中山で出走するも12着に敗れたウインアラジン(牡5歳・寺島厩舎)が、栗東・高橋一哉厩舎へ転厩となった。寺島調教師は「今後は2歳馬の入厩も増えてくるため、馬房に余裕がありません。手放すのは心苦しいですが、馬のためにも他の厩舎への転厩をお考えいただけたら幸いです。申し訳ありません」とのこと。つまり、「走らないウインアラジンより有望な2歳馬のほうが良いとのことだ。これを受けて協議の結果、栗東・高橋一哉厩舎に転厩することになったのだが、この新しい厩舎で是非寺島調教師が悔しがる活躍を魅せてほしいものだ。

 では出走する4頭の紹介。まずはウインセレーネが明日の中山5R【3歳未勝利】(1600m芝・混)に松岡騎乗で出走する。小手川調教師は「先週は仕掛けた時の反応がひと息でしたが、今週は型通り良くなっていていました。小林勝騎手も『先週より動き、反応ともに良くなっています』と話していましたし、力を出せる仕上がりだと思います。ソエは触ると嫌がりますが、走りには影響なく、我慢はできています。馬体重は増えてはきませんが、減ってもこないですから、これで十分だと思います」と状態を説明していました」とのこと。当初その小林勝騎乗で明日の福島6R【3歳未勝利】(1800m芝・若手騎手限定戦)を目標にしていたが、除外対象だったことから、中山土曜5R【3歳未勝利】(1600m芝)に切り替え出走が確定している。これに対し小手川調教師は「小林勝騎手がずっと稽古も乗ってくれて素質も買ってくれていたので、福島を使えなかったのは残念ですが、幸い今週の中山に枠があって良かったです。来週の福島にも芝1800mはありますが、そこは牝馬限定戦のため、おそらく相当頭数は多いはずでそこも除外の可能性がありましたからね。平坦の福島の方がいいとは思いますが、レースセンスもある馬ですから、中山替わりもそう苦にはしないと思います。前回は東京で好メンバーの中、ジョッキーも『落馬の不利がなければ勝っていた』と言っていたくらいですし、ここでの巻き返しに期待しています」とのこと。松岡で勝ち負け期待!明日のこの馬一頭で、残り3頭は日曜日。まずは中山3R【3歳未勝利】(1800mダート・混)に松山騎乗でウインクリードが出走する。水野調教師は「脚元はレース後の一時的な疲れだったようでもう問題はありませんから、今週の競馬にいける状態です。今日はブリンカーを着けてみましたが、稽古は元々動くので見た目には大きく変わった印象はなかったですが、乗り手は『集中力があった』と話していましたし、効果はありそうです。競馬にいくと前進気勢がもうひとつですし、ブリンカーが刺激になればと思います。稽古の動きから未勝利でこんなに負ける馬ではありませんし、力を出し切れば変わってもおかしくはないと思っています」とのこと。勝ち負け期待。そして中山5R【3歳1勝クラス】(1200mダート)には戸崎騎乗でヴェルトラウムが出走する。西田調教師は「追い切りはウッドチップコースにて3頭併せを追走させる内容にしています。終いを確かめる程度に余力を残してフィニッシュしていますが、気合いが程よく乗っていい状態ですね。ゲートを考えるとちょっと悩みましたが、練習に関しては問題なく対応できているのと、道中の追走を考えて今のところメンコは外して競馬に向かおうと考えています」とのこと。普通に走れば勝ち負けできるはず。戸崎の手腕に期待する。最後はジャーヴィス が阪神8R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走する。千田調教師は「ほぼ出来上がっているので、最終追い切りは単走でサッと息を整える程度におこなっています。状態は高いレベルで安定していますし、ジャーヴィスの力は十分に発揮できそうですよ。ここまでなかなか安定しレースができていませんが、嵌ればこのクラスはいつ勝ち上がってもおかしくありません。前走は望来も反省していましたし、本当に悔しがっていたので、今回はそれも踏まえて乗ってきてくれると思っています。枠順次第にはなりますが、ある程度前を射程圏に入れながら運ぶ形が理想。スムーズにレースをさせたいですし、このあたりでそろそろ決めたいところです」とのこと。本当にそろそろお願いしますよ!

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単勝430円は美味しかった!桜花賞的中!

2024-04-07 18:23:47 | Weblog

 今日もゴルフから。国内女子ツアー《富士フィルム・スタジオアリス女子オープン》最終日。23歳の阿部未悠が念願の初優勝を遂げた。終盤はともに首位でスタートした佐久間朱莉との接戦となり14番から17番までの4連続バーディで単独首位に浮上。8バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算15アンダーで振り切った。2021年6月のプロテストで合格をしてから4年目での初タイトルとなった。「65」はトーナメントコース記録を、54ホール「201」はトーナメント記録をそれぞれ1打更新。昨年大会2位の雪辱も果たした。佐久間は1イーグル4バーディの「66」で通算14アンダーの2位で初優勝はならず。通算12アンダー3位にイ・ミニョン (韓国)と蛭田みな美が続いた。ディフェンディングチャンピオンの山下美夢有は通算9アンダー5位。 通算7アンダー6位に吉本ひかる、藤田さいき、木村彩子の3人。阿部、佐久間とともに首位から出た上田桃子は2ボギー「74」とスコアを落とし、森田遥、鶴岡果恋と並ぶ6アンダー9位で終えた。昨日書いたようにやっぱり上田は最終日崩れた。最後は若手二人の良い戦いだった。阿部天晴れ!

 米女子ツアー《T-モバイル・マッチプレー》は8人によるトーナメント形式のマッチプレーが行われ、日本勢唯一残っていた勝みなみは準々決勝でアン・ナリン(韓)に1ダウンで敗れた。終盤まで接戦が続いたが、17番(パー3)、18番(パー5)と連続で池に入れるミスが響いて1ダウンで敗れた。残り準々決勝3試合はモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)を4&3でレオナ・マグワイア(アイルランド)が破り、キム・セイヨン(韓)がローズ・チャン(米)を6&5、ネリー・コルダ(米)がエンジェル・イン(米)を3&2で勝利した。  そして準決勝はマグワイアがセイヨンを3&2、コルダがナリンを4&3で下し、マグワイアとコルダが残った。その決勝は7日に実施される。勝もったいなかったなぁ。でもよく頑張りました!

 もう一つ女子ゴルフ。《オーガスタ・ナショナル女子アマチュア》最終ラウンド。日本勢は吉田鈴が1イーグル、3バーディ、4ボギーの「71」で回り、通算2オーバー14位タイに入った。また、六車日那乃、寺岡沙弥香は通算3オーバー17位タイ、新地真美夏は通算8オーバー単独29位となった。優勝は通算8アンダーとしたロッティ・ウォード(英)。勝ったウォードは本当に強かった。日本勢の彼女らもよく頑張りました!

 

 米国男子ツアー《マスターズ》前哨戦の《バレロ・テキサス・オープン》3日目。松山英樹はボギーフリーの6バーディを奪い「66」でラウンド。この日のベストスコアタイをマークし、首位と8打差のトータル7アンダー・4位タイで最終日へと向かう。予選カットライン上で決勝ラウンドに進出した久常涼は3バーディ・3ボギーの「72」で回り、トータル1オーバー・54位タイで最終ラウンドに向かう。首位からスタートしたアクシャイ・バティア(米国)がトータル15アンダーでトップを堅守。4打差の2位にデニー・マッカーシー(米国)。トータル8アンダーの3位にブレンドン・トッド(米国)。松山と同じ4位タイにラッセル・ヘンリー(米国)がつけている。ローリー・マキロイ(北アイルランド)はダブルボギーの滑り出しでスコアを伸ばせず「72」のプレー。トータル5アンダーの7位タイでムービングデーを終えた。昨日、松山にはベスト10を目指して頑張れを書いたが、失礼しました。差は少々あるが、優勝争いできるところまで来ている。優勝目指して頑張れ!

 競馬の話。今日、JRAが今年の夏季番組を発表した。暑熱対策として、7/27から8/4までの第2回新潟では、気温が高い時間帯の競馬を休止。11時35分発走の5R後に休止時間を設け、準メインの6Rを15時10分、メインレースとなる7Rを15時45分、最終12Rを18時25分発走で実施する。
「サマーシリーズ」は全15競走が対象。
《サマースプリントシリーズ》は、【函館スプリントS】(6/9、函館、GⅢ、1200m芝)、【北九州記念】(6/30、小倉、GⅢ、1200m芝)、【アイビスSD】(7/28、新潟、GⅢ、直線1000m芝)、【CBC賞】(8/18、中京、GⅢ、1200m芝)、【キーンランドC】(8/25、札幌、GⅢ、1200m芝)、【産経賞セントウルS】(9/8、中京、GⅡ、1200m芝)の6競走。
《サマー2000シリーズ》は、【七夕賞】(7/7、福島、GⅢ、2000m芝)、【函館記念】(7/14、函館、GⅢ、2000m芝)、【小倉記念】(8/11、中京、GⅢ、2000m芝)、【札幌記念】(8/18、札幌、GⅡ、2000m芝)、【新潟記念】(9/1、函館、GⅢ、2000m芝)の5競走。
《サマーマイルシリーズ》は、【米子S】(6/15、京都、リステッド、1600m芝)、【中京記念】(7/21、小倉、GⅢ、1800m芝)、【関屋記念】(8/11、新潟、GⅢ、1600m芝)、【京成杯AH】(9/8、中山、GⅢ、1600m芝)の4競走。
 また、《ワールドオールスタージョッキーズ》は、札幌で開催されるアジア競馬会議の記念競走として8/24、25に札幌全4競走で実施される。

 

 今年3月に開業した森一誠調教師(46)が、中山7R【4歳上1勝クラス】(1200m芝)を5番人気タイセイフェスタで勝ち、8戦目で初勝利を挙げた。続く8Rもフラミニアで勝ち、2勝目を挙げた。また同じく今年3月に開業した福永祐一調教師(47)が福島8R【4歳上1勝クラス】(2600m芝)をマルカブリッツで勝ち、13頭目の出走でうれしい初勝利を挙げた。そして阪神10R【ダイワスカーレットC】(4歳以上3勝クラス・2000m芝)をエーデルブルーメで勝ち2勝目を挙げた。森一誠、福永祐一天晴れ!

 

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第84回桜花賞】は、僕が自信の本命に推したジョアン・モレイ騎乗の2番人気ステレンボッシュ(美浦・国枝栄厩舎)が中団馬群を追走すると、直線で外から豪脚を繰り出して【阪神JF】で敗れたアスコリピチェーノを逆転し戴冠。牝馬クラシック1冠目を奪取し、桜の女王に輝いた。タイムは1分32秒2。3/4馬身差の2着にはアスコリピチェーノ(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着にライトバック(7番人気)が入った。

 勝ったステレンボッシュは僕の予想通りやっぱり強かった。J.モレイラも2着馬を完全マークして乗ってあっさり抜け出した。着差以上に完勝。単勝430円は美味しい馬券であった。元々距離延びていい馬、故障さえなければもちろん【オークス】でも買うつもりだ!2着アスコリピチェーノも良く走っているが、4コーナーでモレイラに内に入られたのがすべて。厳しい言い方だが、これがモレイラと北村との差。3着ライトバックは終いいい脚で追い上げてきた。もう少し折り合いがつくようになれば、キズナ産駒だけに【オークス】でも面白いかも…。 ステレンボッシュは、父エピファネイア、母ブルークランズ(母父ルーラーシップ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田勝己氏。通算成績は5戦3勝。重賞は初勝利。国枝栄調教師は2010年アパパネ、18年アーモンドアイに次いで【桜花賞】3勝目、J・モレイラは【桜花賞】初勝利となった。はいられた

 

 今日の一口馬。ベルシャンソンが福島10R【喜多方特別】(1700mダート・混)に丹内騎乗で出走し結果10着。丹内は「追い切りで跨らせてもらったときの動きが良かったので、うまく流れに乗って運べればと思っていました。イメージ通り、スタートを決め好位でリズムよく追走できましたし、途中まで手ごたえもかなり良かったのですが、最後はガス欠のような感じで止まってしまっています。原因もはっきりとはわからないものの、今日は馬体重を大きく減らしてしまっていますし、距離もこのクラスでとなると幾分長いのかもしれません」とのこと。ここ3戦、走るのをやめてしまう。こんなに負ける馬ではないはず。何とかしてほしい!

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