人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強すぎたイクイノックス!

2022-12-25 17:49:05 | Weblog

 まずは駅伝。《全国高校駅伝》女子は長野東(長野)が1時間7分37秒で初優勝した。1区は大阪薫英女学院(大阪)の水本佳菜(3年)が19分20秒で区間賞を獲得。2区は前回優勝の仙台育英(宮城)、デイシー・ジェロップ(1年)が300m過ぎに首位に立ち、2位の長野東(長野)に13秒の差をつけてタスキをつないだ。3区も仙台育英の長岡みさき(1年)がトップを守り、3秒差の2位に立命館宇治(京都)の細谷愛子(3年)が続いた。4区も仙台育英の渡辺来愛(2年)が首位をキープ。2位の長野東に13秒差、3位の立命館宇治に14秒差をつけて、アンカーの細川あおい(1年)にタスキをつないだ。そして最終5区で長野東のアンカー村岡美玖(3年)が連覇を狙った仙台育英(宮城)を逆転した。優勝候補の一角、神村学園(鹿児島)は1区で出遅れ、アンカーのカリバ・カロライン(2年)が仙台育英から1分15秒差の7位で先頭を追ったが3位が精一杯だった。最終順位は優勝長野東、2位仙台育英、3位神村学園だった。長野東天晴れ!
  男子は倉敷(岡山)が2時間1分10秒の大会新記録、高校国際最高タイムで4年ぶり3回目の優勝を果たした。倉敷は1区の南坂柚汰 (3年)が5位でスタートすると、2区の植月俊太 (3年)で3位に浮上。すると、3区のサムエル・キバティ (2年)が従来の区間記録を9秒塗り替える22分30秒と激走。トップに立つと、4区の桑田駿介 (2年)も区間歴代4位の22分48秒で後続を突き放した。2位の佐久長聖(長野)は3区の吉岡大翔(3年)が日本人最高の22分51秒をマーク。その後、倉敷に差を広げられたものの、2時間1分57秒でフィニッシュし、前回大会で洛南(京都)が樹立した日本高校最高記録(2時間1分59秒)を塗り替えた。3位は1区の綾一輝(3年)が転倒しながらも区間3位と好走した八千代松陰(千葉)。その後も安定したリレーを見せ、7区の田中愛睦(3年)は区間賞を獲得した。優勝経験のある埼玉栄が4位、仙台育英(宮城)が5位と続き、1区で長嶋幸宝がチーム初の区間賞を獲得した西脇工(兵庫)が6位に入賞を果たした。7位の洛南(京都)、8位の学法石川(福島)は前回に続く連続入賞。前回優勝の世羅は14位だった。大牟田(福岡)、九州学院(熊本)、鹿児島実(鹿児島)、白石(佐賀)などが県予選で敗れた九州勢は大分東明(大分)の9位が最高で、入賞チームが出なかった。男子で九州の高校から入賞が出なかったのは2005年の第56回大会以来、17年ぶり。九州勢もっと頑張れ!
 昨日女子レスリングの波乱を書いたが、今日は高校の女子バスケットで波乱が起きた。《SoftBankウインターカップ2022》女子3回戦で大会3連覇中の桜花学園 (愛知1)とインターハイ3位の東海大付福岡 (福岡1)が対戦。大激戦となった試合、4Q残り3.3秒で境の3Pシュートとフリースローで逆転した東海大付福岡が64-63で勝利した。1Qは11-11。2Qも接戦となり、桜花学園の24-23でハーフタイムを迎えた。3Qも接戦は続き、桜花学園が42-40と2点リードで3Qを終えた。そして勝負が決まる4Q、ドラマは残り53.1秒から始まる。桜花学園は福王伶奈が3ポイントプレイ。61-60と1点リードに。さらファウルをもらって、フリースロー2本を成功。63-60と大きなリードを奪う。誰もが万事休すと思ったが、東海大付福岡は残り3.3秒、境が左ウイングから3Pシュートを成功。同点とすると、さらにペナルティスローを稲次が代わりに決めて64-63に。ここでタイムアウトを取った桜花学園は、インバウンズから横山に渡すが、シュートは放つことができず。東海大付福岡が64-63で激戦を制した。まさしくドラマ。勝った方も負けた方も素敵なゲームでした!

 今日の重賞【有馬記念】を振り返る。勝ったのはC・ルメール騎乗の1番人気イクイノックス(牡3歳・木村哲也厩舎)が中団の外め追走から3~4コーナーを持ったままで回ると、直線でも圧巻の末脚を繰り出し優勝。前走の【天皇賞・秋】に続くGⅠ連勝で現役最強の座に就いた。デビュー6戦目での戴冠は、同レースでの史上最少キャリアV。また、父キタサンブラック(2017年)との親子制覇となった。タイムは2分32秒4。2馬身半差の2着にはラストグランプリとなった福永祐一騎乗のボルドグフーシュ(6番人気)、さらに1馬身半遅れた3着に僕本命の【エリザベス女王杯】覇者ジェラルディーナ(3番人気)が入った。なお、2番人気のタイトルホルダーは9着に敗れた。
 勝ったイクイノックスはとんでもなく強かった。どの馬にもチャンスがあるなんて妄想で1強だった。まだ成長する可能性あり、来年はこの馬中心に回ることになるだろう。2着ボルドグフーシュは福永の肝の座った騎乗でも最後まで止まらなかった。現状では勝ち馬とは差があるが、来年の【天皇賞・春】はこの馬が主人公かもしれない。3着ジェラルディーナはスタートの出遅れが痛かったが、終いの脚は見事だった。4着イズジョーノキセキもよく頑張っている。位置取りも良かったし、よく粘っていた。このメンバーで4着は大殊勲だろう。5着エフフォーリアは今年の中で一番良いレースだった。負けはしたが、勝ちに行っての負けだから仕方ない。ただここまで走れば来年は復活しそう。9着タイトルホルダーはいい最初の行きっぷりが悪かった。もう少し進んで行きたかったが、勝負どころでも進んでいかなかった。まぁ【凱旋門賞】の疲れが残っていたのだろう。

 イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は6戦4勝。重賞は21年【東スポ杯2歳S】、今年の【天皇賞・秋】に次いで3勝目。木村哲也調教師は【有馬記念】初勝利、C・ルメールは05年ハーツクライ、16年サトノダイヤモンドに次いで3勝目となった。

今日の一口馬。9歳馬ジオラマが中山10R【フェアウェルS】(1200md-ト)に石橋脩騎乗で出走。レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで控えて後方から。道中は後方2番手を追走。4コーナーでは外を回って進出を開始し、直線での追い込みを狙ったが、目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から1.4秒差の14着に敗れた。自分の競馬に徹して勝負にいったが、思ったほどの伸び脚は見られなかった。正直もうっ少し走れると思っていたのでガッカリ。でも今日で46戦も目だし、来年は10歳。そろそろ現役卒業かもしれない。

 

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有馬記念は・・・

2022-12-24 18:21:30 | Weblog

【有馬記念】を前に波乱!24年《パリ五輪》日本代表の1次選考会として行われている《レスリング・全日本選手権》で、女子53㌔級は、21年世界女王の藤波朱理(19・日体大)が自身の公式戦連勝記録を105に伸ばし、明日行われる決勝に進出。ただ一方のブロックで、《東京五輪》金メダルの志土地真優(旧姓・向田、25・ジェイテクト)が、元世界女王の奥の春菜(23・自衛隊)に1-3で敗れた。また、女子62㌔級でも《東京五輪》金メダルの川井友香子(25・サントリービバレッジソリューション)が、《世界選手権》59㌔級代表の元木咲良(育英大)に2-9で敗れて準決勝敗退。川井は10月に痛めた腰のけがが再発し、医務室に直行した。同階級で22年世界女王の尾崎野乃香(19・慶大)は優勝に王手を懸けた。今大会の覇者は、来年6月の《明治杯全日本選抜選手権》も優勝すれば同9月の《世界選手権》代表となり、勝者が異なる場合はプレーオフを実施。来年の《世界選手権》で3位以内に入れば、《パリ五輪》代表に決まる。
 今日の競馬を振り返る。阪神11Rで行われた【第17回阪神カップ】は、岩田康騎乗の1番人気ダイアトニック(牡7歳・安田隆行厩舎)がスタートいまいちもスッと好位にとりつき、スムーズに3、4コーナーを回ると、直線で外からきたグレナディアガーズ(2番人気)との大接戦をハナ差制し、ラストランで有終の美を飾った。【スワンS】に続く重賞連勝で、グレード制が導入された1984年以降では初のJRA1400m重賞4勝馬となった。タイムは1分20秒2。2着からさらに半馬身遅れた3着にラウダシオン(11番人気)が入った。
勝ったダイアトニックだが、1400mは本当に強い。今日などは差し返すのだから恐れ入った。これからオーストラリアで種牡馬になるらしいが、いい子を出してほしいものだ。2着グレナディアガーズは、最後は大外が響いたか。今日は勝ち馬の根性に負けたが、負けて強しの内容。強い!3着ラウダシオンには驚いた。やっぱり外国人騎手は勝っておかないといけないな。あの脚を使えれば、今後面白い。そしてマイルでも面白そう。それにしてもB.ムルザバエフも上手いなぁ。
 ダイアトニックは、父ロードカナロア、母トゥハーモニー(母父SS)という血統。北海道浦河町・酒井牧場の生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は26戦10勝。重賞は2019・22年【スワンS】、20年【函館スプリントS】、今年の【阪急杯】に次いで5勝目。【阪神C】は安田隆行調教師、岩田康誠ともに初勝利となった。

 中山10Rで行われた【第145回中山大障害】は、五十嵐雄祐騎手の5番人気ニシノデイジー(牡6歳・高木登厩舎)がレース後半から先頭に立って押し切り、平地・障害のダブル重賞制覇を成し遂げた。タイムは4分45秒9。引退レースで注目を集めたオジュウチョウサン(牡11歳・和田正一郎厩舎)は、単勝2.4倍の1番人気に推されたが、勝ち馬から2秒3差の6着に終わった。3馬身差の2着には4番手からじわじわ伸びたゼノヴァース(3番人気)、さらに1身差3/4の3着には今年かぎりで引退する植野貴也とコンビを組んだマイネルレオーネ(6番人気)が入った。レースはビレッジイーグルの逃げで幕を開け、アサクサゲンキ、ケンホファヴァルト、ゼノヴァースなどがこれを追う形。オジュウチョウサンは5番手あたりを追走し、石神の巧みなコース取りでロスのない立ち回りを見せた。大竹柵、大生け垣ともに全馬がクリア(レース終盤でアサクサゲンキは落馬競走中止)。大生け垣の前でケンホファヴァルトが先頭に立っていたが、ニシノデイジーが早めにかわしてレースをリードしていく。オジュウチョウサンはなかなか前との差を詰められないまま勝負どころへ。ニシノデイジーは最後までリードを保ち、3馬身差の完勝。平地で2度の重賞Vがある実力馬が6歳秋に新天地で頂点に立った。平地重賞勝ち馬による【中山大障害】制覇は、1999年のゴッドスピード(平地で【小倉3歳S】、【府中3歳S】優勝)以来、23年ぶり。2着は最後までしぶとく伸びたゼノヴァースで、中団追走から最後にインを突いて伸びたマイネルレオーネが3着に食い込んだ。
 勝ったニシノデイジーは僕が思っていた以上に強くなっていた。あれだけ2番手で折り合えると思っていなかったので驚きである。平場重賞を勝つぐらいだから力はあるのはわかっていたが、4100mの大障害を勝つとは…。これからはこの馬の時代!?2着ゼノヴァースもよく走っている。まだ5歳で、本場の障害を経験しながら成長している感じ。そんな中で2着は立派。よく頑張っている。3着マイネルレオーネは10歳ですだが、終いの脚は凄かった。この馬はスタミナがある馬なので、こんな大舞台が合いそう。6着オジュウチョウサンはよく頑張った。さすがに最後はスタミナが切れていた。まぁ種牡馬が決まって今までほど調教できていないのだろう。何はともあれ、凄い馬である。お疲れ様でした!
 ニシノデイジーは、父ハービンジャー、母ニシノヒナギク(母父アグネスタキオン)という血統。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬で、馬主は西山茂行氏。通算成績は24戦5勝(うち障害4戦2勝)。重賞は2018年【札幌2歳S】、【東京スポーツ杯2歳S】に次いで3勝目。【中山大障害】は高木登調教師が初勝利。五十嵐雄は13年アポロマーベリックに次いで2勝目となった。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【有馬記念】。本命は5番ジェラルディーナ。ここにきていろいろな面で成長している名牝の娘。距離は正直長いのかもしれないが、折り合いが付きこの枠で鞍上がCデムーロなら問題ないだろう。相手は9番イクイノックスと10番ジャスティンパレス本線。イクイノックスが1番人気になるのだろうが、13番タイトルホルダーをルメールが早めに捕まえに行き、その隙をCデムーロとマーカントが突くと思っている。他では3,6,7,13,15,16番。人気落ち時の8枠両騎手は不気味。中山最終レースは12番バンデルオーラ。前走は外々を回る展開で仕掛けが早かった。マーカンドも2回目なら修正してくる。あいては2,4,6,7,10,15,16番。阪神メイン【りんくうS】は2番ケイアイドリー。正直1200mは短いかもしれないが、速い馬がいるため馬群で折り合いがつきやすいのではないか。前走は目標になったのでここで巻き返し。相手は1,3,7,9,10,11,13,15番。阪神10R【サンタクロースS】は後輩が一口持っている7番ヘッズアテールズ本命。このクラスの安定株もまだ成長途上の馬。後輩へのクリスマスプレゼントとして勝利を挙げてくれることを期待。相手は1,2,5,6,9,11,13番。

 僕の一口馬は9歳馬ジオラマが明日の中山10R【フェアウェルS】(1200mダート)に石橋脩騎乗で出走する。今日の【中山大障害】でも10歳馬が健闘した。なんとか掲示板がないか…。

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有馬記念の世相馬券・・・

2022-12-23 20:20:21 | Weblog

昨日行われた将棋順位戦B級1組千田翔太七段-近藤誠也七段の対局で、「後手番」の千田七段が「初手」を指し、午前10時の開始直後に反則負けとなった。順位戦はリーグ戦で、対局前にあらかじめ先後が決まっている。この日、千田七段は後手番だったが、近藤七段が指す前に飛車先の歩を突き、初手「△8四歩」で反則負けとなった。同部屋では他棋戦の対局も行われており、竜王戦2組の対局をしていた深浦康市九段、菅井竜也八段らが「えっ」という千田七段の声に反応し、その様子を見つめた。千田七段は反則負けを了承し、1手も指されることなく、すぐに駒が片付けられた。公式戦で初の反則負けを喫した千田七段は「先手番だと思い込んで対局準備を進めていた。対局を成立させることができず、申し訳ない気持ちです」と気丈に話した。
 13人の棋士が総当たり戦で争う順位戦B級1組は、名人への挑戦権を争うA級のすぐ下のリーグで、海千山千の実力者がそろい、勝ち抜けが難しい「鬼のすみか」と呼ばれている。将棋に詳しい知り合いによると、今回の千田VS.近藤は好対局だったらしい。この反則負けで千田七段は4勝5敗に、近藤七段は6勝4敗となった。本当に厳しい世界であるがこれで千田七段の知名度は全国区になったことは間違いない。千田七段頑張れ!
 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、2023年の日程を発表した。レギュラーツアーは今年と変わらず全38試合を開催。賞金総額は44億9000万円で単年としては過去最高額となった。大会名変更、開催コース変更などはあるものの、大きな変化はなかったなかで、2戦目の《明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント》が3日間から4日間大会に変わる。《明治安田生命レディス》に加え《リゾートトラストレディス》、《NEC軽井沢72ゴルフトーナメント》、《樋口久子三菱電機レディス》が賞金増額。《ゴルフ5レディス》が減額、日本と共同で開催される米ツアーの《TOTOジャパンクラシック》が為替の影響で減額と見込まれ、差額の4786万円が増額となる。大会名変更では《ほけんの窓口レディス》が《RKB×三井松島レディス》に、《リシャール・ミル ヨネックスレディス》が《リシャール・ミル ヨネックスレディスin朝霧》、《日本ハムレディスクラシック》が《ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ》に変わる。 開催コースが変更されるのは10試合で、《ブリヂストンレディスオープン》が千葉県から《中京テレビ・ブリヂストンレディス》時代の愛知県・中京GC石野Cに復帰。《大東建託・いい部屋ネットレディス》が北海道開催から福岡県開催に変わる。《TOTOジャパンクラシック》は過去にも行われた太平洋クラブ美野里Cでの開催に戻った。下部のステップ・アップ・ツアーは今季の17試合から21試合に増える。《大王海運レディスオープン》、《あおもりレディスオープン》、《サロンパスレディスオープン》の3大会が新規開催。また、《ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース》が開催再開される。 コロナ禍の影響で日程がズレていた《JLPGA新人戦加賀電子カップ》は来年12月に2大会が開催。同日程で、22年合格者と23年合格者が出場し、2日間大会から3日間大会となり、賞金も増額される。また45歳以上の選手が出場するレジェンズツアーは3試合が開催。女子ツアー全体では5試合が増え全65大会。賞金総額も1億5286万円が上積みされる。レギュラーツアーは3月2日に《ダイキンオーキッドレディス》で開幕。ステップ・アップ・ツアーは同15日から始まる新規大会の《大王海運レディスオープン》で開幕を迎える。批判も多いが、JLPGAの小林浩美は結果だけ見ると大したものである。これだけ賞金が増え、試合が充実となると他では文句も言えないだろう。来年3月13日に開催される社員総会で正式に選任されれば、小林浩美は2011年の就任から7期目を迎える。もう完全に独裁者だ!

 昨日【有馬記念】の枠順が決まった。その枠順を見て僕の本命はほぼ決まったのだが、予想は明日するとして、今年の世相をちょっと…。今年の流行語大賞は「村神様」。ヤクルトの村上宗隆がホームラン56本を放ち、史上最年少で三冠王に輝いた。本塁打数から「5-6」、背番号「55」から5-5、個人タイトル4つ獲得したことから「タイトルホルダー」も…。して紛れもなくチームの中心だった……ってもうお分かりだろう。記憶に新しいサッカーの《カタールW杯》からは、アルゼンチンVで今年の【アルゼンチン共和国杯】Vのブレークアップ。アルゼンチン、侍ブルーから「4枠」も考えられる。また決勝戦は良10番の活躍で「10番」ジャスティンパレスも…。それから今年亡くなった世界的偉人といえばエリザベス女王。このコラムで何度も触れたが競馬界にとっても大きな損失だ。そのエリザベス女王が冠となっている【エリザベス女王杯】を買ったのがジェラルディーナ。この他にもいろいろ考えられるが、僕の本命はこの中にいる。

 

 明日の予想。まずは中山メイン【グレイトフルS】。本命は1番ヒシゲッコウ。気性面が改善されればこのクラスは勝ち上がれる馬で、去勢の効果がありそう。右回りで最高の枠、一発がある。相手は4,5,9,11,12,13,14,15番。中山10R【中山大障害】は11番ゼノヴァース。1戦ごとに飛越も上手くなってきているし、伸びしろはこの馬が一番。だ賞コースという大きな壁はあるが、森一なら上手く導いてくれるだろう。相手は1,2,4,5,7,8,9番。阪神メイン【阪神C】。このレースはまぐれで勝てないスーパーGⅡ。半年の休み明けになるが新鮮味のないこのメンバーなら昨年の勝ち馬、18番グレナディアガース本命。鞍上はC・デムーロなら勝利に導いてくれるはず。相手は4,7,8,10,11,14,15,16番。特に8番は1400mなら穴開けてもおかしくない。阪神10R【摩耶S】は6番ドライゼ。伸び盛りの3歳馬、まだ底をみせておらず53㌔もいい。相手は3,4,5,9,10,13,15番。


 今週の一口馬。満を持して9歳馬ジオラマが明後日の12月25日(日)中山10R【フェアウェルS】(1200mダート)に57kg石橋脩で出走を予定している。9歳馬となるジオラマだが、調整は順調そのものらしい。西園調教師は「直前で輸送もありますし、サッと追った程度です。そのため、時計は地味だったものの、相変わらず元気で、具合は良好です。スムーズな競馬ができれば、もっと上位も狙えるはずです」とのこと。年を開ければ10歳馬、多くてもあと3戦ほどだろう。怪我しないで是非頑張ってほしい。できれば9着賞金を!もし勝ったりしたら、WIN5とんでもないことになりそう。

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競馬惨敗も・・・

2022-12-18 17:44:59 | Weblog

 アメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」関学大(西日本代表)が早大(東日本代表)を34-17で破った。最多33回目で同校2度目、史上3度目となる最多タイの5連覇を果たした。過去の5連覇は、最初に達成したのは1973~77年の関学大。76年に同校2度目で史上3回目の最多4連覇を果たすと、77年に宿敵・日大を破り記録を更新した。その黄金時代に終止符を打ったのが日大。同じカードの78年、大会史上最多得点差となる63-7で雪辱した。そこから関学大に4連勝し同校2度目の4連覇。82年は大会史上最多65得点で、初出場の京大を下して5連覇した。しかし翌年、京大に史上初の6連覇を阻止され、78年以来の公式戦連勝記録も「50」でストップ。京大は国立大初の頂点となった。果たして関学大は来年どうなるか。今のところ、攻守ともに一枚抜けているような気はするが…。
 
 競馬の話。今日は騎手3連発。まずはイタリア出身で現在は英国を拠点としているトップジョッキーのランフランコ・デットーリ(52)が来年いっぱいで騎手を引退すると発表した。世界の騎手の中でもトップといわれる腕を持ち、その手綱さばき、接戦での勝負強さは「デットーリマジック」とも呼ばれている。【凱旋門賞】6勝など世界中の数々の大レースを制覇。日本でも【ジャパンC】を3勝(96年シングスピール、02年ファルブラヴ、05年アルカセット)している。00年には飛行機墜落事故から生き延びるなど騎乗以外でも伝説を残している。もう一度日本で見たいなぁ。
 次は福永祐一。今日の阪神9Rのラヴケリーで年間100勝目を達成した。13年連続は自身の記録を塗り替える歴代トップで、14回目は武豊(23回)に次ぐ歴代単独2位だ。天晴れ祐一!
 昨日から短期免許を取得したバウルジャン・ムルザバエフ(30・カザフスタン出身、ドイツ拠点)が中京2R(1900mダート)のルーパステソーロでJRA初勝利を挙げた。11月26日の初騎乗から通算13戦目。僕の一口馬は気性がイマイチのやつが多いので、是非乗ってほしいな。

今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第74回朝日杯FS】は、坂井瑠星の1番人気ドウチェモア(牡・須貝尚介厩舎)が好位追走から直線で鋭く抜け出し、デビューから無傷の3連勝。昨年のドウデュースに続き、今年も無敗の2歳マイル王が誕生した。2013年の桜花賞馬アユサンとの母子2代でJRA・GⅠ制覇となった。タイムは1分33秒9。クビ差の2着にはダノンタッチダウン(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にレイベリング(3番人気)が入った。
 勝ったドルチェモアだが、坂井が完璧に乗った。馬自身も鞍上の指示にしっかり応えた。ただ今日は1800mまでだろう。2着ダノンタッチダウンはまだ体が出いていない感じ。それで2着にくるのだから、その資質は兄以上かもしれない。今後が楽しみだ。3着 レイベリングも相当楽しみ。レースセンスも抜群で、勝ちに行った分3着となった。

ドルチェモアは、父ルーラーシップ、母アユサン(母父ディープインパクト)という血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は(株)スリーエイチレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の【サウジアラビアRC】に次いで2勝目。【朝日杯FS】は須貝尚介調教師、坂井瑠星ともに初勝利となった。

 今日の一口馬。ヴィオマージュが中京3Rに出走したが結果12着に終わった。レース後矢野英調教師は「前走とは真逆な内枠で、今日はスタートから脚をタメて運ぶ競馬を試みました。スパッと切れる感じではなくても、4角からジリジリ伸びてきそうな格好で走れていましたし、直線ゴチャついて進路が塞がってしまったのが痛かったですね。現状1200または1400の距離がベストに思えますが、枠次第ではあっても、やはり前々で運んだ方が良さそう。メンバーや展開次第では上位にこれるだけの力があるので、また考えてやっていきます」とのこと。直線伸びなかったのは確かだが、全く追えなかったのも確か。もう少し何とかなったはずだが…。まぁ次に期待!

来週はいよいよ【有馬記念】。今日の競馬は惨敗だったが、今夜は「M-1」に「W杯決勝」負けを忘れて楽しむ!

 

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朝日杯は・・・

2022-12-17 19:00:18 | Weblog

 新人の今村聖奈(19・寺島良)が中京5Rを1番人気のベンダバリラビア(栗・寺島、牡2、父アジアエクスプレス)で差し切ってJRA通算50勝目を挙げた。デビュー年では、三浦皇成(91勝・2008年)、武豊(69勝・1987年)、加賀武見(58勝・1960年)、福永祐一(53勝・1996年)に次ぐ史上5人目の50勝到達となった。1960年に58勝の加賀武見は、76年の【ダービー】クライムカイザーをで制するなど通算1352勝を挙げた。87年に69勝の武豊は言わずと知れたスーパージョッキー。あらゆる記録を更新し、53歳の今なお最前線を駆け、空前絶後の通算勝利数は「4400」が目前に迫っている。96年に53勝の福永祐一は通算2600勝を超え、来年2月に惜しまれつつ騎手を引退。JRA・G1は34勝を数える。三浦皇成は08年に新人年間最多勝記録となる91勝をマーク。JRA・G1にはまだ手が届いていないが、通算1000勝が迫っている。今村がどれだけ偉大な騎手になるのか注目したい!
 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第8回ターコイズS】は、M・デムーロ騎乗の2番人気ミスニューヨーク(5歳・杉山晴紀厩舎)が2017,2018年ミスパンテール以来の連覇を達成。道中は中団後方を追走すると、勝負どころでスムーズに外を回って進出。直線に入ると力強い末脚を発揮して先に抜け出したウインシャーロット(4番人気)をクビ差捕らえた。タイムは1分33秒5。2着からさらにアタマ遅れた3着には、最後方から直線一気の追い込みを見せたフィアスプライド(12番人気)が入った。なお、白毛のGⅠ3勝馬ソダシの全妹ママコチャ(1番人気)は5着に敗れ、連勝は3でストップした。
 勝ったミスニューヨークだが、デムーロの好騎乗が光った。いい位置を取れたし、直線ではゴチャつかないように外に出して、すごい瞬発力を見せた。とにかくデムーロは中山マイルは本当にうまい。2着ウインシャーロットは満を持して追い出したが、それでも速すぎた感があり、勝ち馬の良い目標になった。3着フィアスプライドは逆に勝ち馬をマークしていい脚を見せた。力をつけているし、今日の感じならオープンでも十分やれそう。 ミスニューヨークは、父キングズベスト、母マンハッタンミート(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬で、馬主は(有)高昭牧場。通算成績は22戦6勝。重賞は21年【ターコイズS】に次いで2勝目。【ターコイズS】は杉山晴紀調教師、M・デムーロともに昨年のミスニューヨークに次いで2勝目となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【朝日杯2歳S】。馬場状態が心配だが、3番オールパフェを狙う。前走【サウジアラビアC】を絶妙な逃げで勝利したが、単なる逃げ馬でなく逃げなくても競馬できる馬。使うごとに馬体が大きくなり、成長も見える。相手は2,7,11,12,13,14,15,16番。中山メイン【ディセンバーS】は9番キングストンボーイ。潜在能力はここでは一枚上の馬。血統的にも中山は走るはずで、鞍上にも魅力を感じる。相手は2,3,7,8,11,12,14,16番。中京メイン【コールドムーンS】は3番タイセイサムソン。前走は休み明けの昇級戦、そえを2着だから及第点。中京は初めても左回りは実績あるし、問題ないだろう。相手は2,5,7,9,11,12,13,16番。


 今週の一口馬。中山2R【2歳未勝利】(1800mダート・牝)に出走したオランジー。4番人気ながら9着に終わった。陣営のコメントが良かっただけに期待していたが、全くの見せ場なし。敗因は公式のコメントまでわからないが、コーナー4つがいけないのか?距離が長いのか?展開が向かなかっただけか?パワー不足か?敗因を考えたらキリが無い。ただ理解不能な負け方にガッカリ。良い区切りとして、新年で出直しだ。中山9R【ひいらぎ賞】(1600m芝)に出走したメルオルヴィータ。こちらも全く力を出せずじまいで終わり9着に終わった。レースは、まずまずのスタートから先行グループ。4・5番手につけましたが、ジョッキーがなだめながら追走。勝負どころは内めを通り、5~7番手で残り400m地点を通過。直線へと向いてからは、なかなか外へと出すことができず、最後までまともに追えず、勝ち馬とは1.2秒差の9着でゴール。鞍上の横山和によると「能力的にも、芝の走りも、けっして悪くありません。ただ、言うことを全然聞いてくれないですね。口向きというよりは、メンタル面に問題があり、つねに右へと張っていました。直線でも外へ出したいのに、馬の後ろに入ってしまいました。前半は見た目ほど掛かっているわけではないのですが、もっとリラックスしてくれたらと思います。1400m戦で後ろから競馬させるとか、あるいは逆に距離を延ばすとかでもいいかもしれません。競馬を覚えてくれば、もっとやれるでしょう」とのこと。池上調教師も「普段の調教でもそうなのですが、気難しさを残しています。直線で外へ出せていれば、もう少しやれたでしょう。リングバミを使用することで、コントロールは多少利くようになりました。それでも、気持ちの面が影響し、右に張ってしまい、力を出しきれませんでした。レース慣れさせたい一方で、このような精神面ですから、追い込んで苦しくさせたくはありません。今後はふたたびリフレッシュ放牧を挟み、状態や調教の進み具合を見ながら、次走をどうするか検討していければと思います」とのこと。こっちもガッカリ。
 今週の一口馬はもう一頭。ヴィオマージュが明日の中京2R【3歳上1勝クラス】(1400mダート・若手)に出走する。今回は脚をタメて直線どれだけ伸びてこれるかの競馬をするらしい。今後を占う意味でもここは大事な一戦、楽しみたい。なんとか掲示板を目指して欲しい。

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今週の一口馬は3頭!

2022-12-16 20:40:30 | Weblog

 楽天・島内宏明が現状維持の1億2000万円プラス出来高払いで更改したが、4年契約3年目の来季終了後に「できるならFAさせてほしい」と球団側に異例の希望を伝えたことを明かした。「金額とかだけではなく、違うユニホームを着てプレーしたいという気持ちが少なからず自分の中で出てきた」と理由を説明した。島内は一昨年に国内FA権を取得し、20年オフに固定年俸の4年契約を結んだ。それをいまさら「毎年何のために頑張っているのか、年俸も上がらないのでモチベーションのところがでかいですね」と本音を漏らす。また輪をかけたように、数日前には日本ハムからFA宣言した近藤が7年総額50億円以上ともいわれる大型契約でソフトバンク入りを決めた。きっと島内の中では「僕もあのくらいは・・・」という気持ちがあるのだろう。球団側には「年俸を大幅に下げてもいいので(契約期間を)1年早めて」と強く訴えたが、当然のことながら了承は得られなかったらしい。島内の気持ちもわからんではないが、それが契約というもの。判を押したのも自分だから仕方ない。もっと大人になって!

 今年も残すところあと半月となり、12球団の補強の動きも加速している。9日には史上初の現役ドラフトを終え、ここにきて外国人の獲得も進んでいる。次第に移籍先の選択肢は狭まっているが、今季限りで所属球団を退団したもののまだ新天地が決まっていない“実力者”がいる。投手では巨人から戦力外となった山口俊、伊納翔一39歳で日本ハムを退団した金子千尋、通算163セーブ&158ホールドの増井浩俊、通算114ホールドの三上朋也、2010年広島ドラフト1位の福井優也投手らがそう。35歳の山口は2019年に最多勝に輝きリーグ制覇に貢献。メジャー挑戦を経て2021年に巨人復帰も、今季はわずか1試合登板だった。36歳の井納はDeNAから2021年にFAで巨人移籍も、2年間でわずか12試合登板、1勝に終わっている。また金子も沢村賞を獲得するなど通算130勝の経験を誇るが、まだ移籍先は発表されていない。増井は通算163セーブ&158ホールドだし、三上も通算114ホールドを挙げている。野手では中日から戦力外通告を受けた平田良介。今季は51試合で打率.200、1本塁打10打点に終わったが、プロ17年間で広い本拠地ながら通算105本塁打をマークしているし、DeNAを退団した倉本寿彦も貴重なユーティリティプレーヤーとして存在感を発揮しており、来年1月で32歳とまだまだやれる年齢だ。僕は、金子は5,6番手の先発で使えるのではと思っているのだが…。年が明ければ、すぐに2月のキャンプインが迫る。果たして彼らの行き先はあるのだろうか。

 珍しく芸能の話。大みそかの『第73回NHK紅白歌合戦』に出場する純烈の応援ゲストとして、ダチョウ倶楽部有吉が出演することが決定したらしい。公式サイトでは「今年の5月、最愛のメンバーを亡くし失意の底にあったダチョウ倶楽部の二人。リーダーの肥後克広さんが発信した『純烈のオーディションを受けます』というメッセージをきっかけに交流が始まり純烈▼ダチョウ(▼=温泉マーク)というユニットが結成されました」と説明。NHKで今年8月に放送された『ライブ・エール』では、上島竜兵さんを慕う後輩・有吉がかつて歌った大ヒット曲「白い雲のように」を純烈▼ダチョウとして披露し、話題を呼んだ。  今回の『紅白歌合戦』のステージでは、ダチョウ倶楽部のみならず有吉も応援参加する事が決定。「純烈、ダチョウ倶楽部とともに『白い雲のように』を13年ぶりにステージでテレビ歌唱します。今回の紅白でメンバーの一人、小田井涼平さんが卒業する純烈。初めて紅白に出場した際に披露した『プロポーズ』と『白い雲のように』のスペシャルメドレーを豪華応援ゲストとともに届けます」と見どころを紹介している。有吉はパーソナリティーを務めるラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で『紅白歌合戦』出場を志願していて、今回の発表を受け、有吉は自身のツイッターで「ラッキー!」と“らしく”ツイート。っていうか、昔はほとんど森脇が歌っていて歌ってなかったじゃん!でも、観るけどね。だって、酒井君、リーダー、有吉が揃って出るんだから…みんな頑張れ!

 明日の予想。まずは中山メイン【ターコイズS】。本命は人気先行型だが、実力も備えてきた2番ママコチャ。経験を積むごとに内容が良くなった。スピードの持続は姉ソダシと同じで、マイルで53㌔なら軸。相手は3,6,9,13,14,15,16番。阪神メイン【タンザナイトS】は16番サンライズオネスト。前走はスタートのミスがすべて。スタートの巧い武豊に鞍上が変わって、大外枠も流れに乗りやすい。相手は1,3,4,7,8,12,13,14番。中京メイン【尾頭橋S】は5番オディロン。休み明けの前走を快勝、大型馬の叩き2戦目で尚も上積みがありそう。中京とも相性がいいし、ここは人気になる前に…。相手は2,3,6,9,10,11,12,16番。




 今週出走の一口馬。その前に動きがあった2頭の近況。まずは12/13川崎競馬【ディセンバースター賞】(1600mダート)に出走したホワイトターフ。大外枠からのスタートも無難に出て先行集団に。最後の直線で一瞬先頭に立ったが、逃げ馬に差し返されてしまって惜しい2着。鞍上の角田大河は「勝ち馬と枠が逆だったら、アタマ差を逆転できていたかも。ただ、最後は脚があがりかけていたので、今回のマイルは少し長いかもしれません」とのこと。ダート2戦目で見せ場あり。次に期待したい!次は残念なニュース。僕の一口馬の中で、キャロット軍団の大将格だったエングレーバーの引退が決まった。NFしがらきで軽く動かしたところ、傷めた左前の腫れがぶりかえしてしまって、検査をしたところやはり繋靱帯に傷みがあり、こうなるとレースに向けてペースを上げていくのはかなり厳しいとのことで引退となった。言わざるを得ません。クラシック戦線で活躍することはできなかったものの、じっくりと力をつけて昨年の【心斎橋S】を勝ってオープン入り。その後はクラスの壁かなかなかいい競馬ができず、環境を変える意味で今年8月に坂口智康厩舎に転厩。ダートに活路を求めた9月の【エニフS】では結果が出なかったが、ひと息入れて改めて巻き返そうとしていた矢先の故障だった。せめてダートであと3~4戦と思っていたのだが、こればかりは仕方ない。お疲れ様でした、エングレーバー。

 では今週の出走馬。まずはシルクのオランジーが明日の中山2R【2歳未勝利】(1800mダート)に柴田大騎乗で出走する。青木調教師よると「ラスト1ハロンだけ手は動いていますが、11.9秒をマークしているように基礎体力が付いてきて、しっかりと動けるようになってきましたね。柴田大知騎手に今週も手伝っていただきましたが、『ずっと歩きはピョコピョコとしていて、硬さを感じるのですが、動かしてからは非常に良かったですし、今週のレースが楽しみですね。最低でも前走以上の結果を出せるよう頑張ります』と意気込んでいました。牝馬ですから冬毛は出てきているものの、首のつけ根などには銭型模様が出てくるなど、体調面に関して心配はしていませんし、今回はオールダートでポジションも取れるでしょうから、あとは中山の急坂さえこなしてくれれば好勝負が期待できそうです」とのこと。勝ち負けを期待する。G1レーシングのメリオルヴィータも明日の中山9R【ひいらぎ賞】(1600m芝)に54kg横山和生騎乗で出走予定。池上調教師によると「先週しっかりと負荷をかけましたので、今日は単走でサラッとやりました。馬場の掘れた時間帯でしたし、ちょうどいいくらいの内容となりましたね。調教を重ねながらも馬体減りはなく、調教時間をずらすなどの工夫を施すことで、精神面も変な方向には行っていません。あとは芝に戻して、クラスが上がって、どのような競馬を見せてくれるでしょうか」とのこと。ダート勝ち上がりで人気にもならないはずで、馬券的にも期待したい。もう1頭、ノルマンディーのヴィオマージュが明後日の1中京2R【3歳1勝クラス】(1400mダート・若手)に原騎乗で出走する。「追い切りは3頭併せの一番外を回す形。ヴィオマージュが先行するところに直線で2頭が並び掛けましたが、ゴールまでしっかりと踏ん張って走れていた。非常に中身の濃い稽古が消化できたと思います。依然としてノドに弱さは抱えているものの、舌を縛って臨めばその点に関しても問題ありません。中一週でも疲れはまったく感じさせませんし、ウチに来てから今回が3戦目。本当にタフで丈夫な馬ですよね。前走と同じ外枠が引けるようなら、ある程度のポジションからでも運ぶことができると思いますが、今回は脚をタメて直線どれだけ伸びてこれるかの競馬をしてみたい。この条件で勝負するか、はたまた距離を延ばしていった方がベターなものか、適性はまだ手探りの状況ですからね。今後を占う意味でもここは大事な一戦となる。鞍上も癖を掴んでくれているので、前進できるように頑張ってもらいましょう」と矢野英調教師も語っている。人気薄だけに馬券的に面白い!

 

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香港も予想!

2022-12-10 19:44:46 | テレビ

 サッカー《ワールドカップカタール大会》決勝トーナメントの準々決勝が2試合行われた。決勝トーナメントの1回戦で日本をペナルティーキック戦の末に破った世界12位のクロアチアと、世界ランキング1位で史上最多となる6回目の優勝を目指すブラジルの試合が第1試合目。試合は前半、ブラジルがエース、ネイマールのドリブルなどでゴール前に攻め込んだ一方、クロアチアはサイドを使った攻撃でチャンスを作りましたが、互いに相手の守備を崩せず0対0のまま前半を終える。後半に入り、クロアチアはブラジルの巧みなパスの連係で再三、ピンチを招くが、ゴールキーパー、ドミニク・リバコビッチの好セーブで得点を許さず、両チーム無得点のまま延長戦へ。延長戦前半のアディショナルタイムにブラジルのネイマールが待望の先制点を決める。しかし、クロアチアは後半12分にブルノ・ペトコビッチがクロスボールを左足で合わせて同点に追いつき、勝負はペナルティーキック戦に。先攻のクロアチアは、ゴールキーパーのリバコビッチがブラジルの1人目を防ぎ、蹴っては4人連続で成功。そして、4対2で迎えたブラジルの4人目、マルキーニョスのシュートがゴールポストに当たって失敗となり、クロアチアが日本戦に続くペナルティーキック戦を制して優勝候補のブラジルを破り、準優勝した前回大会に続くベスト4に進んだ。とにかくクロアチアのゴールキーパー、ドミニク・リバコビッチが凄い。ピンチを再三の好セーブでしのぎ、ペナルティーキック戦でも相手のシュートを防いだ。これでクロアチアは準優勝した前回大会から数えてペナルティーキック戦では4戦負けなし。正直、僕はブラジルが圧勝するのではと思っていたが、クロアチアのディフェンス力は強いし、集中力が抜群。ベテランが多いだけに疲れが心配だが、ひょっとしたらひょっとするかも…。
 準々決勝第2試合目は1986年のメキシコ大会以来、36年ぶりの優勝を目指す世界ランキング3位のアルゼンチンと初優勝をねらう世界8位のオランダ。試合は、アルゼンチンのエースで今大会を最後のワールドカップと位置づけて臨んでいるリオネル・メッシが序盤から攻撃の軸として躍動し、前半35分、メッシの巧みなスルーパスをゴール前に駆け上がったディフェンダーのナウエル・モリナが蹴り込んで先制。後半28分には、マルコス・アクーニャがゴール前で倒されて獲得したペナルティーキックをメッシが落ち着いて決め、今大会4点目のゴールで追加点を奪う。対するオランダは、途中出場のボウト・ベホルストが後半38分と試合終了間際に立て続けにゴールを決めて土壇場で追いつく。その後、延長戦でも決着はつかずペナルティーキック戦に入り、後攻のアルゼンチンは、ゴールキーパーのエミリアーノ・マルティネスが好セーブで2人を止め、アルゼンチンが4対3で制してオランダを破った。アルゼンチンは2大会ぶりのベスト4進出。メッシの悲願まであと2勝、準決勝の相手は日本、ブラジルをPK線で破ったクロアチア。正直どんな試合になるのか見当もつかないが、面白くなるのは間違いない。是非いい試合を!
 昨日、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する「現役ドラフト」が行われた。今オフから導入された新制度の結果、次の通り、各球団が選手を獲得した。なお、第2巡目指名は行われなかった。

《オリックス》ヤクルト・渡辺大樹外野手(25)、《ソフトバンク》日本ハム・古川侑利投手(27)、《西武》阪神・陽川尚将内野手(31)、《楽天》広島・正随優弥外野手(26)、《ロッテ》オリックス・大下誠一郎内野手(25)、《日本ハム》西武・松岡洸希投手(22)、《ヤクルト》ロッテ・成田翔投手(24)、《DeNA》中日・笠原祥太郎投手(27)、《阪神》ソフトバンク・大竹耕太郎投手(27)、《巨人》楽天・オコエ瑠偉外野手(25)、《広島》巨人・戸根千明投手(30)、《中日》DeNA・細川成也外野手(24)
 僕はこの結果を見て、良かったと思ったのがソフトバンク、西武、ヤクルト、広島、DeNA、中日。ソフトバンクにとって古川のタフさは魅力。速度ももっと出る。西武の陽川は即戦力だろう。レギュラーも狙える。広島の戸根はチャンスがあればもっと活躍できる投手。左腕は貴重。ヤクルトの成田はチームに似合う左腕。貴重な中継ぎになりそう。DeNAの笠原は左腕帝国で覚醒する可能性大。中日の細川はチャンスを与えれば覚醒しそうな大砲。いずれにしろ、これらの選手が活躍するかがこの制度の今後を見る基準となる。注目してみたい。
 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第58回中日新聞杯】は、団野大成の5番人気キラーアビリティ(牡4歳・斉藤崇史厩舎)が中団やや後方で脚をためると、直線で馬群を割って抜け出し、先に抜け出したマテンロウレオ(4番人気)をクビ差捕らえてゴール。GⅠ馬が復活の重賞2勝目を挙げた。タイムは1分59秒4。2着からさらにクビ差遅れた3着にアイコンテーラー(10番人気)が入った。なお、1番人気のディープインパクト産駒プログノーシスは後方2番手から直線一気の追い込みを見せたものの届かず4着に敗れた。

 キラーアビリティは、父ディープインパクト、母キラーグレイシス(母父Congaree)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は8戦3勝。重賞は2021年【ホープフルS】に次いで2勝目。【中日新聞杯】は斉藤崇史調教師、団野大成ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【阪神ジュベナイルF】。本命は16番ドゥーラ。どの馬からでも買えるレースだが、操縦やすさ、完成度では一枚上ではないかと思っている。相手は1,3,4,5,9,12,13,17,18番。中山メイン【カペラS】は6番リメイク。僕が勝手に感じているのだが、新谷厩舎のダート馬は走る。前走は休み明けの急仕上げ。福永も手に入れており、1200も対応できそう。相手は1,3,5,7,8,9,13,14番。中京メイン【知立S】は6番マッドクール。3連勝中で、前走も2番手から押し切る強い勝ち方。相手は3,5,7,8,10,11,12,13,15番。
 香港競馬は本命だけ。【香港ヴァーズ】はモレイラ騎乗で3番グローリーヴェイス。【香港スプリント】は9番デュークワイ。末キレる馬で、ここは展開嵌る。【香港マイル】は2番カリフォルニアスパングル。1頭凄い馬がいるが、逃げ切りに期待。【香港カップ】はここまで人気落ちなら12番レイパパレで勝負にならないか。川田→モレイラで覚醒を期待する。
 明日の一口馬。中山9R【チバテレ杯】(1800mダート)にアースライザーが出走する。全く人気はなさそう。馬券的に面白いかも・・・。

 

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一口馬今週は一頭

2022-12-09 20:28:07 | Weblog

《ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)》が面白くなりそう。先日、カブスの鈴木誠也が自身のインスタグラムで、来春開催される《WBC》出場を表明した。これでメジャー組では大谷翔平、ダルビッシュ有に続き3人目となり、世界一奪回に向けて侍ジャパンにまた1人、強力な存在が加わった。メジャー1年目の今季は、故障に見舞われながらもカブスの右翼レギュラーとして111試合に出場、打率.262、14本塁打46打点だった。2017年の前回大会では全5試合に出場している。当初、僕は栗山監督にあまり期待をしていなかったが、大谷、ダルビッシュ、鈴木が参加するだけでもたいしたもの。是非、この勢いで、カージナルスのラーズ・ヌートバー(25)、ガーディアンズのスティーブン・クワン(25)もメンバー入りさせてほしい。
 その鈴木やヌートバー、クワン、柳田あたりと《WBC》の外野の席を争う吉田正尚(オリックス)がレッドソックスと5年9000万ドル(約122億6900万円)の大型契約を結んだらしい。これによってオリックスへの譲渡金は1540万ドル(約21億円)で、計1億540万ドル(約143億6800万円)の契約となる。吉田正は今季119試合出場して打率.335、21本塁打、88打点、リーグトップのOPS1.008をマーク。パ・リーグ2連覇、26年ぶりの日本一へとチームを牽引し、メジャー移籍の夢を叶えるためにポスティングシステムを利用した。メジャーリーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)に同システムで獲得できる選手として全30球団に公示しており、わずか1日でのスピード決着となった。米スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」によると、5年9000万ドルは、日本からFA契約を結んだ選手の中で田中将大の7年1億5500万ドル(約211億6600万円)に次いで2番目の高額だ。僕の予想をはるかに超えた速さでの大型契約。それだけ吉田の評価が高いということだろう。多分タイプ的には1,2番タイプ。脚の方が若干不安はあるが、吉田にはぜひ頑張ってほしい。

 競馬の話。2023年度のJRA新規調教師免許試験の合格者が8日、JRAから発表され、【ダービー】3勝の名手・福永祐一(45)が合格した。これにより、来年の2月末をもって騎手を引退することになる。今年もここまで、カフェファラオで【フェブラリーS】を、ジオグリフで【皐月賞】を制してG1・2勝。一昨年にはコントレイルで史上3頭目となる無敗3冠を達成するなど、日本競馬界をけん引してきた名手の1人だ。先週終了時点でG1・34勝を含むJRA通算2613勝を挙げるトップジョッキーの騎乗が、あと3カ月足らずで見納めとなる。福永が調教師を志したのは今年の初めだったという。やるからには今年一発で受かる。そう心に決め、2月末から中学生以来の試験勉強に取り組んだらしい。そして毎年数名しか合格しない狭き門を1回目で合格。調教師試験に一度目で合格するというのは、福永祐一はひょっとしたら相当競馬会の中でも優秀なのかもしれない。残り少ない騎手生活も調教師生活も頑張れ!
 もう一つ競馬の話題。JRAはオジュウチョウサン(牡11歳・和田郎)が北海道日高町の坂東牧場で種牡馬入りすることを発表した。同馬は16~20年の5連覇を含む【中山グランドJ】6勝、【中山大障害】3勝で、史上最多となるJG1・9勝を挙げた歴史的名ジャンパーだ。今年の12/24の【中山大障害】を、最後に現役を引退することを発表しているが、ステイゴールド系だけにそれなりの需要はありそう。ただ種牡馬入りするならもう少し早いほうが良かったのでは…という気もする。坂東牧場はオジュウチョウサンの故郷、結構いい馬を輩出しているので、新たな名馬伝説を紡いでくる可能性はあるだろう。

 明日の予想。まずは中京メイン【中日新聞杯】。強い3歳馬、底を見せていない4歳馬とメンバーは揃っているが、確実に力をつけている14番トゥーフェイス本命。ハンデ戦と鞍上でかみ合えばここでも好勝負。相手は1,6,8,10,12,15,16,18番。中山メイン【師走S】は15番アラジンバローズ。去勢後3連勝の完全本格化。今の勢いとハンデ差を考えればここは勝ち負け。相手は1,3,4,6,7,13,16番。阪神メイン【リゲルS】は2番シュヴァリエローズ。相手なりに最後は必ず脚を使う。久々のマイルが課題も逆に余る可能性があるとみる。相手は1,3,4,5,7,9番。


 今週の一口馬は1頭。久々に僕のノルマンディー所属大将格であるアースライザーが明後日12/11(日)の中山9R【チバテレ杯】(1800mダート)に木幡巧騎乗で出走予定。鈴木慎調教師によると「阪神【豊中特別】(1800mダート・ハンデ)、中京【犬山特別】(1900mダート)にも登録させていただきました。予想通りのハンデ53kgにも魅力を感じてはいましたが、いずれもフルゲート。それならばということで、これまで出走経験のない中山を予定することにしました(結果的にフルゲートになってしまった)。最終追い切りは3週連続で同じパートナーと。今週は後ろから追いかける形をとりましたが、終いはしっかりと伸びてくれましたね。プール調教を取り入れている効果もあるかと思いますが、硬さも感じません。良化顕著、気配上々といったところでしょうか。今回は鞍上に木幡巧也ジョッキーを指名しました。アースライザーに合うイメージを持っており、初コースに初騎乗ですが、むしろ楽しみでもあり、休み明けからでも一発に期待したいと思います」とのこと。ここも人気は3歳馬になりそうだが、古馬の意地を見せてほしい!

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チャンピオンCはジュンライトボルト!

2022-12-04 17:59:07 | Weblog

《福岡国際マラソン2022》マル・テフェリ(イスラエル)が2時間6分43秒で優勝した。日本勢トップの7位に2時間8分43秒で秋山清仁(愛知製鋼)が入った。8位から続いた赤崎暁(九電工)、大石港与(トヨタ自動車)、久保和馬(西鉄)がタイムなどの条件を満たし、2024年パリ五輪の代表選考会《グランドチャンピオンシップ(MGC)》の出場権を獲得した。ただ日本陸連の瀬古利彦副会長が、日本勢の結果に不満顔を浮かべた。コンディションにも恵まれていただけに、「(日本人トップの)秋山くんでさえ2時間8分台。世界と戦うにはほど遠い。成果はレベルは低いけど、MGCの出場権を4人取ったことくらい」と嘆き節だった。もっと頑張れ!

《ゴルフ日本シリーズJTカップ》 最終日。国内男子ツアー最終戦は首位と4打差で出たJGTO選手会会長・谷原秀人が5バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル12アンダーで逆転し、ツアー通算17勝目を大会連覇で飾った。トータル11アンダー・2位タイに出水田大二郎、岩田寛、チャン・キム(米国)。トータル10アンダー・5位タイには石川遼、小平智が入った。プロ4戦目の蝉川泰果はトータル8アンダー・8位タイ。今季賞金王の比嘉一貴はトータル2アンダー・20位タイで4日間を終えた。期待していた若手も傷心の小平も失速。まぁ最終日の「65」は立派。いろいろあった選手会会長だが、メジャーで勝利すると周りもあまり注意できない。 天晴れ谷原!

 競馬の話。ベテラン騎手の横山典弘(54・フリー)が今日の中京2Rを4番人気のレッドファーロで勝ち、武豊、岡部幸雄元騎手に次ぐ、史上3人目、現役2人目となるJRA通算2900勝を達成した。前日の中京で7,8,12Rと騎乗機会3連勝で王手をかけると、この日最初の騎乗となった2Rを中団後方から差し切り、4連勝で記録を達成した。横山典は「とてもうれしいです。GⅠの日でたくさんのお客さんの前で勝ててうれしい」と声を弾ませた。ここにきて凄く乗れている感じ。メインでも6番人気馬を3着に愛馬を持ってきているし、あと3000勝も3年ほどで達成できるだろう。天晴れ横山典!

 今日の重賞を振り返る。中京11Rで行われた【第23回チャンピオンズカップ】は、石川裕紀人の3番人気ジュンライトボルト(牡5歳・友道康夫厩舎)が道中は中団馬群を追走すると、一気の末脚で前をまとめて差し切り優勝。秋のダート頂上決戦を制し、初のGⅠタイトルを獲得した。タイムは1分51秒9。クビ差の2着には3歳馬クラウンプライド(4番人気)、さらに1馬身1/4遅れた3着にも3歳馬ハピ(6番人気)が入った。なお、連覇を狙った1番人気のテーオーケインズは直線伸び切れず4着に敗れた。

 勝ったジュンライトボルトは人馬一体でよく頑張った。これまでダートでの3戦、外から上がってくる競馬だったが、今日は内枠に入り、内に閉じ込められる形になった。ただそこから馬の間をこじ開けて抜けてきた見事なレースだった。馬も鞍上も本当に良く頑張った。まだダートで底を見せておらず、今後楽しみだ。2着クラウンプライドは福永が完璧に騎乗した。普通なら買っていたレース、ただ今日は1頭凄い脚の馬がいた。3着ハピはまだ成長途上だろう。それでこれだけ走るのだから、今後相当強い馬になるかも…注目したい。4着 テーオーケインズは最後伸びなかった。馬体減が響いたか・・・。

 ジュンライトボルトは、父キングカメハメハ、母スペシャルグルーヴ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は河合純二氏。通算成績は25戦7勝。重賞は今年の【シリウスS】に次いで2勝目。【チャンピオンズC】は、友道康夫調教師は初勝利、石川裕紀人騎手はJRA・GⅠ初制覇となった。

 

 今日は中山で競馬。結果はちょい負けだったが、今年最後の馬場を楽しんだ!

 

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一口馬は小銭稼ぎ

2022-12-03 18:28:55 | Weblog

まずはゴルフ。《ゴルフ日本シリーズJTカップ》3日目。トップタイで出た小平智が4バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル11アンダー・単独首位に浮上し、2018年大会以来となる4年ぶりのツアー通算8勝目に王手をかけた。トータル9アンダー・2位タイに出水田大二郎とブラッド・ケネディ(豪)。トータル8アンダー・4位に岩崎亜久竜、トータル7アンダー・5位タイには昨年覇者の谷原秀人、河本力、星野陸也が続いた。 大会通算2勝の石川遼はトータル5アンダー・11位。今季賞金王の比嘉一貴はトータル2アンダー・16位タイで最終日に臨む。パー70で、設定が難しく爆発的なスコアがでないので、上位陣の優勝争いになりそう。岩崎、河本の若手に躍進を期待したい反面、今年の最終試合は離婚で大変だった小平に頑張ってもらいたい。

 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第56回ステイヤーズS】は、D・レーンの3番人気シルヴァーソニック(牡6歳・池江泰寿厩舎)が直線で最内から鮮やかに抜け出してV。【天皇賞・春】で落馬したアクシデントから7カ月ぶりの実戦にもかかわらず、重賞初制覇を成し遂げた。タイムは3分46秒3。3/4馬身差の2着には外から末脚を伸ばしたプリュムドール(5番人気)、さらに1馬身1/4差の3着に昨年の覇者ディバインフォース(4番人気)が入った。レースは1番人気のディアスティマが先手を取り、メロディーレーンが2番手。3番手以降にはシークレットラン、シルヴァーソニックが続いた。しかし、アイアンバローズが1周目の3~4コーナーで2番手に進出。勝負どころで各馬も仕掛けて団子状態になり、中団のインでじっと脚をためていたシルヴァーソニックが、インがあいたところ鋭い末脚を発揮して抜け出した。皐月賞馬キャプテントゥーレの半弟が待望の重賞タイトルを手にした瞬間だった。このレースで池江泰寿調教師はJRA通算800勝を達成。また、母エアトゥーレの産駒はアルティマトゥーレ、キャプテントゥーレ、クランモンタナに続いて4頭目の重賞Vとなった。
 勝ったシルヴァーソニックだが、レーンの巧さが光ったレースだった。直線での我慢は見事。先週のムーアもそうだったが、本当に外国人騎手は上手い。馬もここにきて本格化。今後も長距離なら重賞で活躍できそう。2着プリュムドールも終いはいい脚を使った。この馬も横山武の我慢がこの好走を導いたが、もっとうまい騎手が一人前にいた。3ディバインフォースはやっぱり早く動きすぎだろう。おまけに外を回ったのは痛かった。 シルヴァーソニックは、父オルフェーヴル、母エアトゥーレ(母父トニービン)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は20戦5勝。重賞初勝利。【ステイヤーズS】は池江泰寿調教師、ダミアン・レーンともに初勝利となった。
 阪神11Rで行われた【第73回チャレンジC】は、C・ルメールの1番人気ソーヴァリント(牡4歳・大竹正博厩舎)が道中4番手追走から、勝負どころで一気に前との差を詰め、直線ではあっさりと抜け出して1馬身3/4差の完勝。1970・71年ケイサンタ、2009・10年のキャプテントゥーレ以来となる同レース連覇を達成した。タイムは1分57秒5。2着には内でロスなくレースを進めた紅一点のルビーカサブランカ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にエヒト(8番人気)が入った。
 勝ったソーヴァリアントは圧勝だった。ここでは一枚力が上。この勝ち方ができるならもっと大きい舞台でも活躍できそう。来年が楽しみだ。2着ルビーカサブランカは牝馬ながらよく頑張っている。牡馬相手でこれだけ走るのは立派。3着エヒトも良く走っているがもうワンパンチ欲しい。ただ力は確実につけている。
 ソーヴァリアントは、父オルフェーヴル、母ソーマジック(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は11戦5勝。重賞は21年【チャレンジC】に次いで2勝目。【チャレンジC】は大竹正博調教師は21年ソーヴァリアントに次いで2勝目、C・ルメールは19年ロードマイウェイ、21年ソーヴァリアントに次いで3勝目となった。

 明日の予想。まずは中京メイン【チャンピオンC】。1頭強い馬がいるが、僕のイメージ中に中京ダートになると上手く乗る武豊の姿がある。本命は9番ノトゥルノ。前走は小回りや久々が敗因。豊に鞍上が戻り、広い馬場になれば十分一発がある。相手は広く1,2,3,4,5,7,10,11,12,13番。阪神メイン【ギャラクシーS】は8番ケイアイドリーで仕方ない。前走は勝ち馬とのコース取りの差。それも59㌔を背負っての走りだがら信頼度は高いはず。自在性もあるし、軸には最適。相手は3,4,5,6,7,10,11,14番。中山メイン【ラピスラズリS】は3連勝中の13番スノーテーラー本命。3練習の内容が良い。3走前は1年以上のブランク、2走前は出遅れも2着馬を3馬身、前走はスタートを決め、控えて勝負所で進出して快勝。相手は2,3,6,7,9,11,15番。

今週の一口馬は3頭で今日すべて出走。中山3R【2歳未勝利】(1600m芝)に出走したエアフォルク。五分のスタートから押していって先頭に。そのまま直線へ向き押し切りを図ったが、後続の勢いが上回り8着となった。中館調教師は「初戦のとき以上に体を使って動けるようになっていましたし、楽しみにしていましたが、さらに良くなりそうかなという状態で今回の出走を迎えた感もありました。それでも、前回より手ごたえがある中でのレースだったので、どんな競馬をするか楽しみにしていたんです。ジョッキーには細かい指示を敢えて出さず、感触や周りの様子を踏まえてレースをしてもらえればと託したわけですが、逃げることができるとは思っていなかったのでちょっとビックリしましたね。とはいえ、決め手に長けた馬ではないのでそれもアリという感覚はありましたし、実際のところ、それなりのペースで行って瞬発力勝負にならないように持ち込んでくれていたように思うんです。負けはしましたがそこまで大きな差はないですし、内容自体は悪くないと見てとれるのですが、大きく着順を変えることができず申し訳なく思っています。前回は前に馬を置く形、今回は自分で作る形と、キャリアを重ねながらいろいろと経験を積むことができていますし、少しずつ自分の力に変えて、いい結果へと持っていけたらと思っています」とのこと。初戦からセンスの良さを見せていたので、前進を期待したが、着順は一緒。ただ逃げることができたのは収穫。いろいろな形を経験していき、巻き返してくれることに期待したい。阪神7R【3歳上1勝クラス】(1200mダート・牝)に出走したホワイトターフは7着。新谷調教師は「前走がひと叩きとなって、気配は良かったと思います。鞍上の吉田隼人ジョッキーは『発馬が上手くいかず後手を踏んでしまい、申し訳ありませんでした。ダートの走りは悪くないと思います。多少の砂を被っても平気でしたし、最後も伸びてくれていますからね』と話していました。大きな変わり身をみせて欲しかったというのが正直なところですが、まずは今回でダートの実戦に慣れてくれれば、今後につながってくると思います」とのこと。もう少し頑張れるかと思ったが…。まぁこの馬に関してはコンスタントに走ってくれればいい。ヴィオマージュは中京8R【3歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に出走7着。矢野英調教師は「今日は芝部分のスタートで行き脚が付き、外枠から揉まれずに運ぶ教科書どおりの競馬。ノドに弱さを抱えている馬ですが、その点は舌を縛って『乗っていてまったく気にならなかった』とジョッキーは話しています。1200、1400mでポジションを奪いに行くと、4角をあれだけ格好よく回ってきても、追ってからが渋い。前々から粘り込む形ではなく、脚をタメての直線勝負を一度試してみるのもいいかもしれません。背中の感じはいいですし、気性もおっとりしているので距離はもっと持つようにも感じますけどね。まだ手探りの部分もあるので色々やってみましょう」とのこと。矢野調教師がやたら背中の良さを気に入ってくれてる。コメント中の“いろいろやってみましょう”が嬉しい。まぁ3頭とも賞金を持ってきてくれたので御の字。

明日は中山競馬に行く予定。一口馬の出走もないので馬券を楽しむ!

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