人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞は・・・

2022-04-30 18:57:25 | Weblog

 まずはゴルフの話題。米国女子ツアー《パロス・ベルデス選手権》第2ラウンド。ハナ・グリーン(豪)が7バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータル9アンダー・単独首位で決勝ラウンドにコマを進めた。トータル6アンダー・2位タイに世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)、リディア・コ(ニュージーランド)、ミンジー・リー(オーストラリア)、メーガン・カン(米国)が続いた。日本勢では古江彩佳が2バーディ・4ボギーの「73」と2つ落としたものの、トータル2アンダー・18位タイで週末の戦いに臨む。一方で、笹生優花はトータル4オーバー・83位タイ。渋野日向子はトータル7オーバー・117位タイに沈み、予選ラウンドを通過はならなかった。先週も書いたが、渋野の活躍に隠れているが、古江はここまで予選落ちがない。これは凄いこと。シーズンが終わるときには、渋野より古江の方が賞金ランキング上にいるかもしれない。古江決勝ラウンド頑張れ!
 国内女子ツアー《パナソニックオープンレディース》2日目。 4アンダー3位から出たテレサ・ルー (台湾)が5バーディ、1ボギーの「68」でプレー、通算8アンダーの単独首位に浮上した。2017年《ツアー選手権リコーカップ》以来の優勝が懸かる。 3週ぶりにツアー復帰した西郷真央が同じく「68」で回り、通算6アンダー2位につけた。最終日最終組から今季4勝目を狙う。前週初勝利を果たした高橋彩華は、仲宗根澄香と並んで通算5アンダー3位。永峰咲希が通算4アンダー5位で続いた。前年覇者の上田桃子は通算3アンダー6位で後藤未有、青木瀬令奈、岩井明愛、浅井咲希と並んだ。初日首位の申ジエは通算1アンダー20位に後退。稲見萌寧はカットライン上の通算2オーバー48位で決勝ラウンドに進んだ。テレサ・ルーには申し訳ないが、現在の力では西郷、渡辺彩のほうが上だろう。やっぱり本命は西郷か…。
 米男子ツアー《メキシコ・オープン at ビダンタ》第2ラウンド。日本勢では小平智が出場している。その小平だが、第2ラウンドで5バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算6アンダー18位タイで決勝ラウンド進出を決めた。通算12アンダー単独首位はジョン・ラーム(スペイン)。通算10アンダー単独2位にアレックス・スモーリー(米)、通算9アンダー3位タイにパトリック・リード(米)、キャメロン・チャンプ(米)、アダム・ロング(米)、アンドリュー・ノヴァク(米)、トレイ・マリナクス(米)、ブランドン・ハジー(米)が続く。ケビン・ナ(米)は通算5アンダー25位タイ、ゲーリー・ウッドランド(米)、トニー・フィナウ(米)は通算3アンダー47位タイで2日目を終えた。久々の上位に踏ん張っている小平、この辺りでトップ10に入ってシード確保を目指して欲しい。

 競馬の話。東京11Rで行われた【第29回青葉賞】は、池添謙一の4番人気プラダリア(牡・池添学厩舎)が重賞初制覇。ディライトバローズが軽快に飛ばす中、道中は5番手を追走。直線で外に持ち出されると、父ディープインパクト譲りの鋭い末脚を繰り出し、2番手追走から押し切りを図る2番人気のロードレゼルを半馬身差し切った。タイムは2分24秒2。2着から半馬身遅れた3着に最後方から追い上げた武豊のエターナルビクトリ(6番人気)が入った。なお、上位2頭が【日本ダービー】の優先出走権を獲得した。

 勝ったプラダリアだが、池添が「初めてまたがった時から、この馬でクラシックに行きたいと思っていた」というほど惚れ込んでいる馬。【日本ダービー】で勝ち負けは厳しいかもしれないが、いずれはGⅠ戦線で活躍できる馬のように思う。2着ロードレゼルもいずれは強くなる馬だろう。ただ今のところは課題は多い。3着エターナルビクトリは折り合いに専念した騎乗。頑張っているが…。

 プラダリアは、父ディープインパクト、母シャッセロール(母父クロフネ)という血統。北海道新冠町・オリエント牧場の生産馬で、馬主は名古屋友豊(株)。通算成績は4戦2勝。重賞は初制覇。【青葉賞】は池添学調教師、池添謙ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【天皇賞・春】。本命は5番マカオンドール。前走の【阪神大賞典】は調教過程がいつもと違ったらしいが、それでもディープポンドと0.4差。今回は万全な調教で、鞍上も松山。そして何が良いかというと、この阪神の馬場がこの馬にとっては一番合うはず。唯一の不安は霜降り明星の粗品が本命にするらしいという噂だけ。相手は1,7,8,9,16,17,18番。東京メイン【スイートピーS】は4番ウインエクレール。前走の【クイーンC】はスタートの後手がすべて。それでも桜花賞馬から0.6差はここでは一枚力が上だろう。相手は2,5,6,7,8,9番。福島メイン【吾妻小富士S】は4番エクレアスポークル。前走は叩き台で、待望の小回り。鞍上は相性のいい荻野極だし、一発を期待。相手は1,3,9,11,12,14番。

 今日一口馬は、ジャスミンフローラが東京4R【3歳未勝利】〔1,600m芝〕に出走。久々の出走で9番人気と人気はなかったが、道中は無理なく後方に構え、直線で出走馬最速の上りを繰り出して3着でゴール。勝ち馬とは0.3差だった。正直掲示板があれば御の字と思っていたが、僕の予想を裏切る好走。レース後の状況がわからないが、これだけ走れば未勝利脱出の可能性も大きい。何とか同じシルクのテキサスフィズに続いて未勝利を勝ち上がってほしい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一口馬に嬉しい動向

2022-04-29 16:50:15 | Weblog

 あの新ツアーが少しずつ見えてきた。グレッグ・ノーマン率いる新ツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ」の初戦となるロンドン大会にミケルソンが出場する意思を発表した。そして、他にも…。
 英国紙テレグラフによると、今参加の名前の挙がっているのは、2010年《全英オープン》覇者である南アフリカ出身のルイ・ウエストヘーゼン、2017年《マスターズ》を制したスペイン出身のセルジオ・ガルシア、《マスターズ》覇者のチャール・シュワーツェルやブレンダン・グレース、ロバート・ガリガス、イアン・ポールター、リー・ウエストウッド、ケビン・ナなどだ。このメンバーの世界ランキングは15位のウエストヘーゼン以下、ナ32位、ガルシア47位、ミケルソン54位、ウエストウッド56位、ポールター75位、グレースは103位、シュワーツェルは131位、ガリガスは1043位と正直、40歳代が中心でアスリートとしては年齢的にも下降線を辿っていると言わざるを得えない。
 このノーマン率いる「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ」はロンドンのセンチュリオンCCで開催される初戦(6月9日~11日)を皮切りに年間8試合が予定されている。個人戦は48人、チーム戦は1組4名、全12組。予選カット無しの54ホール3日間大会となる。賞金総額は255ミリオン(2億5500万ドル)。毎週、1試合の賞金総額は2000万ドル。チーム戦のトップ3には、さらに500万ドルが分配され、7試合終了後、個人戦のトップ3には、さらなる3000万ドルが分配されるなど、破格の金額だが、果たしてこの顔ぶれで魅力ある大会やツアーが成り立つのだろうか。

 競馬の話。JRA現役最年長ジョッキーの柴田善臣騎手(55・フリー)が、令和4年春の褒章で黄綬褒章を受章することになった。黄綬褒章は、農業、商業、工業などの業務に精励し、他の模範となる技術や事績を有する者に授与される。令和2年秋に地方競馬の的場文男騎手(65・フリー)が受章しているが、中央競馬の現役騎手としては初となる。柴田善臣のこれまでの実績に文句をつけるわけでないが、柴田善臣がJRA初というのになんか違和感がある。まぁこれまで、増沢、岡部、河内、福永洋一らが受章しててもおかしくなかったが、やはりギャンブルということで色眼鏡で見られていたのかも…。でもこれで武豊、横山典も叙勲候補者だね。

 明日の予想。まずは東京メイン【青葉賞】。本命は11番レヴァンジル。当舞台と同じ【ゆりかもめ賞】で勝利している馬で、今回は名手レーンが騎乗。僕は騎手だけで2馬身は違うと思っている。相手は3,7,10,12,13,14番。阪神メイン【天王山S】は10番ケイアイドリー。1400mになってパーフェクト連対の馬で、昇級戦で今回の1200mが鍵となるが、前に行けるスピードを考えると1200mも苦にしないだろう。相手は1,2,3,5,12,13,14番。福島メイン【東北S】は人気でも13番ノーブルシルエットで仕方ない。雨によって前有利の馬場で、先行力が安定しているこの馬にとってはもってこい。牝馬同士の定量戦なら力が違う。相手は1,2,3,5,8,9番。


 今週の一口馬は1頭出走予定だが、その前に一口馬の動向を紹介する。先週、東京で出走したウインマカナ(牝3歳・鈴木伸厩舎)は、笠松・笹野博司厩舎へ転籍することとなった。同馬は発走前にゲート入りを嫌がり、テンションが上がって放馬。馬体に異常はなかったことからそのまま出走、レースでは力を発揮できなかった。元々育成時からゲートを嫌がり、スイッチが入ると危ない気性で、それが今も改善されず、鈴木伸調教師からも「現状ではとにかく危険で、私の厩舎で中央のレースを使っていくことは難しいです。大変申し訳ございません」とのこと。それで関係者で協議した結果、中央競馬に比べて比較的馬が少なく、相手関係が楽な地方競馬への転籍が決まった。地方競馬ではゲート入りの際に尾持ちができるし、現在の笠松競馬での格付けであればウインマカナの潜在能力から良い競馬ができることも予想される。また、笠松競馬で連勝して中央競馬への復帰条件を満たし、気性の成長も見られるようなら中央再転入という選択肢も生まれる。僕にとっては引退覚悟だったので、嬉しい選択。笹野調教師は現在地方第4位の勝ち星を挙げる敏腕調教師なので、どこまで成長させてくれるかも楽しみだ。また同じく先週東京で出走したフラッフィクラウドだが、レース後も脚元を含めて特に変わりはなかったが、今後については、障害練習を試すとのこと。そしてもしセンスがありそうならば、そのまま障害転向も考えるらしい。僕は以前から一口馬から障害馬になってほしいと思っていた。昨年アースライザーが障害練習を取り入れたと期待したが、今のところまだ平場を走っている。障害は一にも二にもセンス。オジュウチョウサンは10億円馬、そこまでいかなくても何とか…期待している。
 今週の出走一口馬はシルクからジャスミンフローラが明日の東京4R【3歳未勝利】(1600m芝・牝馬)に出走する。デビュー戦後に故障を発生し、立て直しに少し時間を要したが、陣営の話では、「調教ではその時よりも成長を感じさせますし、前走よりも大きな上積みを持って今週のレースへ臨めそうですよ」とのこと。鞍上は津村、勝ち負けはともかく、次につながる競馬を期待したい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

競馬って難しい

2022-04-24 18:46:22 | Weblog

 さすがに3試合は…。今日のオリックス-ロッテ戦に先発したロッテ・佐々木朗希が5回を6安打2失点、90球でマウンドを降りた。4試合ぶりの登板で被安打を許したが3勝目は手にした。この日の佐々木朗は自己最速タイの164㌔をマークしたが、この日は5四死球と制球に苦しんだ。五回には23イニングぶりに失点したが、それでも快速球と鋭いフォークでゲームメークした。佐々木朗は開幕から中6日でローテで回っており、球数は100球前後で変わることがルールとなっており、予定どおりの降板とみられる。それにしてもしっかりゲームを作るとは大したものである。現状、打撃が不調で勝ち星が上がってこないロッテだが、佐々木朗を含めて投手力はいいのでこれから上昇してくるだろう。
 ゴルフの話。国内女子ツアー《フジサンケイレディスクラシック》で最終ラウンドが行われ、単独首位から出た高橋彩華が「69」でプレー。通算12アンダーでツアー初優勝を飾った。通算10アンダー単独2位に藤田さいき、通算7アンダー3位タイに安田祐香、濱田茉優、後藤未有、通算6アンダー6位タイに2週連続優勝を狙った植竹希望、木下彩、小祝さくら、田辺ひかりが入った。前回覇者の稲見萌寧、菅沼菜々、松森彩夏は通算5アンダー10位タイでフィニッシュ。金田久美子は通算3アンダー単独16位、渡邉彩香は通算2アンダー17位タイ、堀琴音は通算イーブンパー25位タイ、横峯さくらは通算4オーバー43位タイで大会を終えた。高橋は、過去9度最終日最終組を経験していたが、優勝には一歩届かず。10度目の挑戦で、黄金世代11人目の頂点にたった。
 国内男子ツアー。《ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!》最終日。国際スポーツ振興協会(ISPS)所属の23歳・桂川有人が7バーディ・1ボギーの「65」をマーク。トータル24アンダーまで伸ばし、ホスト大会でツアー初優勝を果たした。トータル23アンダー・2位に星野陸也。トータル22アンダー・3位に植竹勇太、トータル20アンダー・4位タイには大西魁斗、片山晋呉が入った。 2週連続優勝を狙った比嘉一貴はトータル19アンダー・6位タイ。ルーキーの河本力はトータル14アンダー・24位タイだった。桂川は1月の《SMBCシンガポールオープン》で2位、3月の国内開幕戦《東建ホームメイトカップ》でプレーオフ惜敗2位だった選手で、この調子を考える今年もっと勝ちそう。
 米国女子ツアー《DIOインプラントLAオープン》。日没により順延されていた第2ラウンドの未消化分と第3ラウンドが行われた。 首位タイから出た畑岡奈紗が第3ラウンドを5バーディ、1ボギーの「67」でプレーし、通算11アンダーで単独トップに立った。 2021年《NWアーカンソー選手権》以来となるツアー6勝目に向けて、残り18ホールに臨む。4打差2位にハンナ・グリーン(豪)。通算6アンダー3位に朴仁妃とカン・ヘジ、世界ランク1位のコ・ジンヨンの韓国勢。古江彩佳と笹生優花が通算2オーバー49位。渋野日向子は「71」で回り、通算3オーバー57位で3日目を終えた。畑岡頑張れ!

 競馬の話。ルーキーの小牧加矢太(25・・音無厩舎)が今日の福島4R【障害未勝利】(2750m芝)のヴァーダイトでJRA初勝利を飾った。3月19日の初騎乗から7戦目で、同期では角田大河、今村聖奈、西塚洸二、佐々木大輔に次ぐ5人目となった。とりあえず「おめでとう」だが、僕は小牧の勝利より、超良血馬ヴァーダイトが障害戦を走ったことに事態に驚き。障害さえ無難なら相当強くなるのでは…。

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第57回サンケイスポーツ賞フローラS】は、田辺裕信の5番人気エリカヴィータ(美浦・国枝栄厩舎)が重賞初制覇。道中は4番手を追走すると、直線では内からマイシンフォニーとシンシアウィッシュの間を割って抜け出し、逃げたパーソナルハイ(4番人気)を3/4馬身かわして先頭でゴールした。タイムは2分0秒4。2着からさらにハナ差遅れた3着にシンシアウィッシュ(9番人気)が入った。1番人気のルージュスティリアは直線で馬群に沈み、最下位の15着に敗れた。なお、上位2頭が【オークス】の優先出走権を獲得した。
 勝ったエリカヴィータは陣営の気持ちが籠ったレースだった。権利の取りのための積極的な田辺の騎乗が功を奏した。血統的には距離は2000mが良さそうだが、陣営は【オークス】もいけるとのこと。どうだろう。2着パーソナルハイも積極的なレースで権利を獲った。ハナに立ったのは正解だった。3着シンシアウィッシュはM.デムーロの思い切った騎乗だったが、逃げ馬を捕まえるのに脚を使った分届かなかった。それでも3着は立派。5着ルージュエヴァイユは力がある。今後も注目したい一頭だ。
 エリカヴィータは、父キングカメハメハ、母マルシアーノ(母父フジキセキ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績3戦2勝。重賞は初制覇。【サンスポ賞フローラS】は国枝栄調教師、田辺裕信ともに初勝利となった。

 一方、阪神11Rで行われた【マイラーズC】は、浜中俊の6番人気ソウルラッシュ(牡4歳・池江泰寿厩舎)が後方3番手から一気の差し切りを決めて重賞初制覇。浜中は同レースでJRA通算1100勝を達成した。タイムは1分33秒3。ベステンダンクが後続を引き離し最後の直線も逃げ粘る中、ホウオウアマゾン、ファルコニアの外から伸びてきたソウルラッシュが差し切った。半馬身差の2着にはホウオウアマゾン(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着に僕本命のファルコニア(4番人気)が続いた
 勝ったソウルラッシュだが、僕が思うより凄い強い勝ち方だった。スタートがイマイチの重賞初挑戦でこれだけ豪快な競馬。この走りなら次のGⅠでも…。2着ホウオウアマゾンは今日のような馬場は得意だし、精一杯の走りはできた。ただ、一頭だけ強い馬がいた。3着ファルコニアも力は出し切っている。ただもう少し馬場が良ければ…。
 ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、(母父マンハッタンカフェ)という血統。戦績は10戦5勝。

 今日の一口馬は期待をすべて裏切ってくれた。まずは東京4Rに出走したウインマカナ。このウインマカナ、ゲート入りで大暴れ、騎手を落とし、放牧してしまった。それでも走った距離が短かかったのでそのまま出走。ただ落ち着くことはなく、レースどころではなく、まずは人馬無事にというところだった。結果11着。ここまで気性面に気を使いながらなんとかここまで来たが、今日の状況を鑑みると、レースに行くのは難しい感じ。このまま引退になりそう。初戦の内容から能力はあると思ったが、この気性だと人も馬も危険な状況になる。仕方ないか…残念。福島6Rにはカルトゥーシュが出走。4番人気でレースもいい位置取りだったが、直線で全く伸びず9着。まだ陣営のコメントが出ていないので、なんでこの結果になったのかわからないが、けががないことを祈る。福島10R【雪うさぎ賞】に出走したのはホワイトターフだったが、結果10着。鞍上の松本大は「スタートでの出負け、申し訳ありません。狭くなったり、行くとこ行くとこ壁で、全くスムーズではありませんでした。2着馬以降との着差が僅かだっただけに、外めの枠が欲しかったというのが正直なところです』とのこと。正直、内枠になったときに嫌な気がしたが…。ただ1200~1400mなら十分勝負になりそう。最後は東京10R【鎌倉S】に出走したジュリオ。こちらも陣営のコメントがまだなので、状況はわからないが、これも内枠が仇になった感じ。内で自慢の脚を全く使えなかった。カルトゥーシュとジュリオのコメントを待ちたい。それにしても今週は7頭出走して馬券になった馬すらいなかった。競馬って本当に難しい!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の一口は4頭

2022-04-23 18:11:59 | Weblog

 まずはゴルフの話。米国女子ツアー《DIOインプラントLAオープン》第2ラウンド。コースコンディション不良によるスタート遅れの影響で、日没サスペンデッドとなったが、トータル7アンダー・暫定首位タイに「68」をマークした畑岡奈紗と世界ランキング1位のコ・ジソヨン(韓国)。トータル5アンダー・暫定3位にはハナ・グリーン(オーストラリア)が続いた。笹生優花は「66」をマークし、トータル1アンダー・暫定19位タイに浮上。古江彩佳はトータル1オーバー・暫定41位タイ、渋野日向子がトータル3オーバー・暫定60位タイで、日本勢4人はいずれもホールアウトしている。昨年覇者のブルック・ヘンダーソン(カナダ)はトータル6オーバー、初代覇者のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)はトータル9オーバーに沈み、予選落ちが濃厚となっている。畑岡と渋野、どちらが調子いいとどちらかが苦戦する展開が今回も…。今週は畑岡の番のようだが、地味に古江は予選をずっと通っているから凄い。笹生も今日のゴルフで回れば…みんな頑張れ!
 国内女子ゴルフ。《フジサンケイレディスクラシック》初日にトーナメントコースレコードタイの「63」をマークした高橋彩華が4バーディー・2ボギーの「69」で回り、トータル10アンダー・単独首位でホールアウト。1打差2位には、この日高橋と同じく「63」を叩き出した木下彩。2打差3位タイには安田裕香、松森彩夏、藤田さいきが続いている。 2週連続優勝を狙う植竹希望はトータル6アンダー・6位タイでホールアウト。昨年覇者の稲見萌寧はトータル3アンダー・15位タイで2日目を終えている。西郷、先週の植竹に続いて高橋が念願の優勝を掴むか。また同年代ではNO.1と言われた安田が故障を乗り越えて…、またはベテラン藤田さいきが11年ぶりに…、他にも上位に面白い選手がそろう。僕は高橋かな。明日が楽しみだ!
 国内男子ツアー《ISPSハンダ欧州・日本トーナメント》第3日。7位から出たJ・デロスサントスが8バーディー、1ボギーの「64」で回り、通算18アンダーで、首位から出て9バーディー、3ボギーの「65」で回った桂川有人と並び首位に浮上した。1イーグル、7バーディーの「62」で回った大西魁斗が通算17アンダーで植竹勇太、前週優勝の比嘉一貴がともに3位。首位から出た星野陸也は2イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの「67」で回り、通算16アンダーで片山晋呉と並び6位につけた。佐藤大平、稲森佑貴らが通算15アンダーで8位。首位から出た宮本勝昌は4バーディー、2ボギーの「70」で回り、通算13アンダーで池田勇太らと並び16位に後退した。新しいトーナメントであるが、正直こんなバーディー獲り合戦は観ていてつまらない。世界に通用する選手を育てるならもっと厳しいコースを望む!
 今日の重賞を振り返る。福島11Rで行われた【第19回福島牝馬S】は、津村明秀の3番人気アナザーリリック(4歳・林徹厩舎)が重賞初制覇。後方2番手からレースを進めると、3~4コーナーを外からまくり気味に進出。直線では先に抜け出したクリノプレミアム(6番人気)を鮮やかにクビ差かわして先頭でゴールし、【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒0。2着からクビ差遅れた3着にサトノダムゼル(5番人気)が入った。なお、1番人気のアブレイズは9着、2番人気のルビーカサブランカはスタート出遅れ、直線追い上げるも5着までだった。
 勝ったアナザーリリックは、長くいい脚を使う馬だ。鞍上との息もぴったりでいい勝ち方だった。2着クリノプレミアムの前走はフロックではなかった。早めに勝ち行った分差されてしまった。力はある。3着サトノダムゼルはもう少し位置取りが前なら・・・。
 アナザーリリックは、父リオンディーズ、母アンソロジー(母父サクラバクシンオー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は8戦4勝。重賞は初制覇。【福島牝馬S】は林徹調教師、津村明秀ともに初勝利となった。

 明日の予想。まずは東京メイン【フローラS】。本命は1番ルーウエヴァイユ。クラシックでも面白い存在と思っている馬。左回り、1枠など乗り越える課題は多いが、素質は相当なもの。ここは黙って買い。相手は2,5,6,9,10,13,14番。阪神11R【マイラーズS】は3番ファルコニア。ここ2走マイルでよく頑張っている。もうひとつパンチが欲しいところだが乗りなれた川田に戻って一発を期待する。相手は4,5,7,9,12,13番。福島メイン【福島中央テレビ杯】は3番シゲルセンム。前走11か月ぶりの実戦を快勝。その勝ちっぷりは目立った。相手は一気に強くなるが、このクラスが壁になるとは思えない。相手は1,3,7,8,9,11,14番。

今日の一口馬。福島10R【尾瀬特別】(1700mダート・ハンデ)にアースライザーが出走したが、2番人気で結果9着に終わった。決着時計(1.45.7)は速かったが、走れない時計ではなかった。得意コース、仕上り具合、ハンデ、慣れた鞍上で2番人気に支持されたが、得てしてこんな時は走らない。鞍上の丹内によると、『集中力の持続する時間がアテにならず、脚の使い処が難しいです。決して脚がないわけではありませんからね。結果的にはポジションを取りにいかない方が良かったということになりますか』とのこと。競馬って本当に難しい。東京12R【2勝クラス】(1400mダート)にはクラッフィクラウドが出走した。人気はなくブービー人気だったが、結果は賞金GETの8着なった。ゲートは五分に出て、スッと先団後ろの位置に。道中は7、8番手の内で脚をため、4コーナーをカーブ。直線は、最内から追い出したところ、一瞬伸びかけたが、すぐにジワジワとした脚になって、8着で入線。1番人気の勝ち馬とは1.7秒差だったどうも1400mだといい脚が使えないので、もう少し距離があった方が良さそう。陣営も今後は違ったレース条件を狙ってみることも検討するとのこと。次に期待。阪神1R【3歳未勝利】(1200mダート・牝)にはラブリアージェが出走、11番人気ながら掲示板確保の4着だった。3着なら馬券大儲けだったが、優先出走権もとったので大好走だろう。馬は一戦毎に内容が良化してきた感じ。前走から持ち時計をしっかりと詰めることが出来た。最後の直線で勝ち馬がヨロヨロして寄られる不利があったが、よく頑張っている。ただ、手応えのわりに伸びなかったのは、気性面が邪魔しているとのこと。精神面の成長があれば今度こそ勝ち負けだ!明日は4頭出走!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週は一口馬7頭!

2022-04-22 18:38:30 | Weblog

《ロッテ選手権》で2位に入った渋野日向子。気がちょっと早いが、ここにきてルーキー・オブ・ザ・イヤーへ期待が高まってきている。文字通り、最も活躍したルーキーに贈られるもので、試合の成績をポイント化して順位を決める。通常のトーナメントは優勝が150ポイント、2位が80ポイント、3位が75ポイントというようなポイント配分。40位が10ポイントで、41位以下は一律5ポイント。予選落ちは0ポイントだ。メジャー5大会はポイントが2倍になる。先週の 《ロッテ選手権》終了時のルーキー・オブ・ザ・イヤー争いは以下の通りだ。1位アッタヤ・ティティクル…463ポイント、2位渋野日向子…286ポイント、3位チェ・ヘジン…261ポイント、4位アン・ナリン…176ポイント、5位ポリーヌ・R・ボシャール…117ポイント、6位古江彩佳…114ポイント。ただ強敵がいる。現在1位に立っているアッタヤ・ティティクルだ。彼女はタイ出身の19歳で3月の《JTBCクラシック》でルーキー優勝一番乗りを果たしているほか、すでにトップ10が4試合ある。まだアマチュアだった14歳の時には欧州女子ツアーの《レディース・ヨーロピアン・タイランド選手権》で優勝した実績を持つ。2020年にプロ転向すると、昨年は欧州女子ツアーでプレーして2勝。ルーキー・オブ・ザ・イヤーはもちろんのこと、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、賞金女王とタイトルを総なめしている。もうひとり3位につけているチェ・ヘジンも強敵だ。1999年生まれの22歳。2017年の《全米女子オープン》でアマチュアながら2位に入った逸材で、韓国ツアーでは通算11勝。2019年には賞金女王に輝いている。過去日本人でこのタイトルを手にしたのは1990年の小林浩美ただひとり。小林はこの年、最高順位が7位で賞金ランキングは60位と、それほどいい成績を残しているわけではなかったが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーは限られた選手だけで争うため、ゲットすることができた。一方、運がなかったのが平瀬真由美と福嶋晃子だ。平瀬の場合は同じ新人に賞金女王を獲得したカリー・ウェブがいて、ポイント2位。ただウェブのポイント数は平瀬の約2.5倍で太刀打ちできなかった。福嶋は2勝を挙げて賞金ランキングも15位と健闘したが、韓国のキム・ミヒョンが同じく2勝を挙げたほかトップ10が12試合あり、惜しくも及ばなかった。2006年に米女子ツアーに参戦した宮里藍は優勝こそなかったが安定した成績で賞金ランキングは22位に入ったが、ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでは4位に終わっている。2013年も惜しかった。この年はルーキーが全体的に苦戦してルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したモリヤ・ジュタヌガーンでもトップ10が1試合だけで賞金ランキングは47位だった。そして日本勢は上原彩子が71ポイント差の3位、有村智恵が178ポイント差の4位という位置だった。さて、強敵がそろう今年、渋野&古江のルーキー・オブ・ザ・イヤー戴冠なるか、注目したい。

 明日の予想。まずは東京メイン【オアシスS】。ここは僕の一口馬、エングレーバーが出走予定だったが、馬房で足をぶつけて回避となった。本命は6番サンダーブリッツ。久々のマイルが鍵となるが、元々マイルは得意な舞台。相手は2,3,7,9,10,11,14番。阪神メインが少頭数なので、最終レース。本命は1番ミッキーヌチバナ。前走は手応えがあったのに外に出せず不完全燃焼の競馬。この頭数ならしっかり届くだろう。相手は2,4,5,6,7番。福島メイン【福島牝馬S】は15番ルビーカサブランカ。前走は出遅れが響き0.2差。1㌔減で鞍上も今度は失敗しないだろう。相手は1,2,4,6,7,11,12番。

 今週の一口馬は大量出走(7頭)予定。まずは明日4/23(土)。ノルマンディーのラブリアージェ阪神1R【3歳未勝利・牝】 (1200mダート)に池添騎乗で出走する。中1週での出走となるが、動きは前走がひと叩きとなっての良化度が顕著で、なりより上手くテンションをキープ出来ているらしい。骨っぽいメンバーはいるものの、前走の持ち時計(1.14.1)は上位の部類。2度目の騎乗となる池添のエスコートに期待。それから同じくノルマンディーのアースライザーが福島10R【尾瀬特別】(1700mダート・ハンデ)に丹内騎乗で出走する。前走の小倉戦から予定通りにここまできた。仕上がりに関しては十分とのことだし、ハンデも据え置きの53㌔。実績ある福島コースで、前走同様、上位争いを期待したい。そしてG1のフラッフィクラウド東京12R【2勝クラス】(1400mダート)に江田照騎乗で出走予定。本馬にしてはいい調子の部類らしい(なんか弱気)。ただ同じ条件2走めということで前進はあるはず。あとは最近頼りになる江田の手腕に期待したい。翌日4/24(日)は東京4R【3歳未勝利】(1800m芝)にウインからウインマカナが津村騎乗で出走予定。最近は調子がよく先週も出走したかった馬。除外で精神面が心配だったが、それもなんとか我慢できているらしい。本当はキレるタイプではないので福島がよかったが、福島は除外に。東京だとキレる馬にやられてしまう可能性もあるが、一度使っての上積みもあると思うので、期待している。は持っています」と話していましまた福島6R【3歳未勝利】(2000m芝)にシルクからカルトゥーシュが西村淳騎乗で出走予定。調教はこの馬なりに最後までしっかり走っていたらしい。前走はブリンカーの効果でこれまでになく良いポジションで流れに乗ることが出来たものの、最後の坂で甘くなってしまった。現状は平坦小回りコースの方が良さそうで、好走した新馬戦と同じ条件なら…。好勝負を期待したい。そして福島9R【雪うさぎ賞】(1200m芝)には久々ノルマンディーのホワイトターフが松本大騎乗出走予定。追切は十分積んでおり、動きも良かったらしい。同じようなコース形態の小倉芝1200m戦での実績、芝1200mの持ちタイム(1.08.6)は上位。あとは、フルゲート16頭を鞍上が上手くさばければ…。先週僕に勝利をプレゼントしてくれた松本大の手腕に期待。最後は東京10R【鎌倉S】にシルクからジュリオがルメール騎乗で出走を予定している。ダート戦3戦目となるが、調教は順調だったようだ。前走は乗り難しさを考慮して少し調教を控えたのが裏目に出たらしく、今回は普段から調教量を増やしたらしい。2走前のレース内容を見るとこのクラスでも決め手は十分通用するはずなので、上手く流れに乗ることが出来れば、十分勝ち負けになるはず。勝ち負けを期待する。今週7頭すべて面白い存在。もちろん実績馬には頑張ってもらいたいが、この時期やっぱり期待するのは未勝利馬。3頭には勝ち上がってくれるのが一番いいが、ぜひ次に繋がる競馬をしてほしい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皐月賞惨敗も一口馬勝利!

2022-04-17 18:48:01 | Weblog

 もう漫画である。今日のロッテVS.日本ハム。10日のオリックス戦でプロ野球史上16人目、28年ぶりの完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希が、中6日の先発マウンドに立った。連続イニング無安打を17に伸ばし、プロ野球記録を更新した。しかし8回まで完全投球を続けていたが、この回限りでマウンドを降りた。球数は102球。これまでの連続イニング無安打記録は48年真田重蔵(大陽)の16回。真田は9月4日阪神戦の6回から、6日阪神戦での無安打無得点を挟み、9日急映戦の3回までの計16回だった。また連続イニング奪三振は3回に奪えず、オリックス山本に並んで日本人最長タイの25イニングでストップ。昨季からは36イニングで止まった。尚、試合は日本ハムが、延長10回先頭の万波がロッテ3番手・西野からバックスクリーン右に飛び込む先制ソロを放って1-0で勝利した。僕の気持ちとしては佐々木朗にもう1イニングは行ってほしかったが、ずっと大事に使われているから仕方ないだろう。次の登板は来週のオリックス戦か。前回3三振した吉田正との対決に注目したい。日曜のロッテが楽しみだ!

 ゴルフ。国内女子ゴルフツアー《KKT杯バンテリン・レディース》最終日。黄金世代のひとり植竹希望が6ホール、2時間に及ぶプレーオフを制し、ツアー初勝利を挙げた。2位から出て4バーディー、2ボギーの「70」で回り、通算9アンダーで吉田優利、小倉彩愛、西村優菜と並んだ。そしてこの4人によるプレーオフに突入。1ホール目に西村が脱落し、2ホール目に小倉が脱落して迎えた3ホール目はともにバーディー。ともに2オンをねらった4ホール目の第2打を池に入れた吉田に対し、植竹はグリーン右バンカー。しかし、植竹は4メートルのバーディーパットを外して、ともにパーで15年《ゴルフ5レディース》以来のプレーオフ5ホール目に突入。そのホールでも決着がつかず、15年《Tポイント・レディース》以来の6ホール目に入った。第2打をグリーン右バンカーに入れたが、第3打をピン右1メートルに寄せバーディーで激戦に終止符を打った。黄金世代の優勝は、昨年11月の《大王製紙エリエール・レディース》での原英莉花以来10人目で通算34勝目。ようやく優勝した植竹だが、西郷ではないがこれで複数優勝するかも…。それくらいのポテンシャルはある。
 国内男子ツアー《関西オープン選手権》最終日は首位スタートの比嘉一貴が2バーディー、1ボギーの「70」で回り、通算14アンダーで2021年8月の《セガサミー・カップ》に続くツアー3勝目を挙げた。首位に2打差の2位からスタートした星野陸也は4バーディー、2ボギーの「69」と思うようにスコアを伸ばせず、通算13アンダーの2位。自身初の大会連覇と2021年5月の《ダイヤモンド・カップ》に続くツアー通算6勝目はならなかった。首位に4打差の3位から史上6人目のアマチュア優勝を目指した蝉川泰果は1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの「77」と大きくスコアを落とし、通算3アンダーの17位。16位から上位を目指した石川遼も3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、通算イーブンパーの30位に終わった。比嘉の我慢勝ちという感じだったが、星野はあのポテンシャルがありながら、これまで逃げ切り勝ちしかない。逆転勝ちがないのは不思議だが、気持ち的な問題があるのではないか。
  米国女子ツアー《ロッテ選手権》最終日。3打差2位タイから出た渋野日向子は一歩及ばず、通算9アンダーの単独2位でフィニッシュした。後半17番で1打差まで迫ったが、「70」でホールアウト。2019年《AIG全英女子オープン》に続く2勝目、ツアーメンバーとしての初優勝は持ち越しとなったものの、4位だったメジャー初戦《シェブロン選手権》に続く2試合連続のトップ5入りを果たした。優勝したのは首位スタートのキム・ヒョージュ(韓国)。最終18番のバーディーで「71」として2打差の通算11アンダーで逃げ切り、昨年4月《HSBC女子チャンピオンズ》以来となるツアー5勝目を挙げた。渋野と同じツアールーキーのチェ・ヘジン(韓国)が7アンダー3位。アシュリー・ブハイ(南アフリカ)が6アンダー4位。推薦でスポット参戦のイ・ソミ(韓国)が5アンダー5位。日本勢は「69」で回った野村敏京が3オーバー48位。笹生優花は4オーバー56位、古江彩佳は6オーバー67位で終えた。渋野はこれで498.625pt。フルシード獲得となる80位のボーダーラインを昨季実績(381.280pt)で大きく上回る。シーズンはまだメジャーも4大会残る前半戦で、シード獲得は“ほぼ確実”と言える状況だ。今後もっと期待できるかも…。
 今日の競馬を振り返る。まずは中山11Rで行われた【第82回皐月賞】は、福永祐一の5番人気ジオグリフ(牡・木村哲也厩舎)が直線で外から豪快に差し切り優勝。2歳王者ドウデュースや、2戦2勝の重賞勝ち馬イクイノックスなどの強豪を撃破し、3冠初戦の1冠目を奪取した。タイムは1分59秒7。1馬身差の2着には同厩舎のイクイノックス(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に1番人気の武豊ドウデュースが入った。  

 勝ったジオグリフは福永の好騎乗が光った。いいポジションでレースができたし、同厩舎のイクイノックスがいい露払いとなった。馬も長く脚を使えたし、出来もよかった。【ダービー】に向けては距離が課題か。2着イクイノックスはさすがに力があるし、ルメールも完璧に乗った。勝ち負けは位置取りの差。【ダービー】はもっと走るだろう。3着ドウデュースは位置取りが後ろすぎた。4着ダノンベルーガは内枠でよく頑張った。無事に【ダービー】を迎えられれば有力候補の一頭だ。5着アスクビクターモアは逃げたが、この馬の走りは見せた。
 ジオグリフは、父ドレフォン、母アロマティコ(母父キングカメハメハ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は5戦3勝。重賞は2021年【札幌2歳S】に次いで2勝目。【皐月賞】は木村哲也調教師は初勝利、福永祐一は20年コントレイルに次いで2勝目となった。

 阪神11R【第27回アンタレスS】は、横山和生の2番人気オメガパフューム(牡7歳・安田翔伍厩舎)が勝利。59㌔の斤量もなんの、直線早め先頭から押し切りをはかるグロリアムンディをゴール前で差し切り重賞8勝目を飾った。タイムは1分50秒5。(良)1/2馬身差の2着にはグロリアムンディ(1番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にニューモニュメント(13番人気)が続いた。
 勝ったオメガパフュームだが、正直驚いた。ここまで強いとは・・・参りました。2着 グロリアムンディは終始外を回る形になったが、強い競馬を見せた。ただもっと強い馬が一頭いた。3着ニューモニュメントは、最近は安定した走りを見せていたが、ここまで走るとは…。僕本命のバーデンヴァイラーは15着。外から来られて精神的にもろいところをみせた。
 オメガパフュームは、父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス、母の父ゴールドアリュールという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は原禮子氏。通算成績は24戦11勝(うち地方12戦5勝)。重賞は18年シリウスS(GIII)、19年帝王賞(JpnI)、20年平安S(GIII)、18~21年東京大賞典(GI)に続き8勝目。アンタレスSは安田翔伍調教師、横山和生騎手ともに初勝利。

 今週の一口馬。テキサスフィズは今日の福島1R【3歳未勝利】(1150mダート)に出走し、優勝した。ハナをきったが、道中絡まれる展開。先行馬を競り落としたところ、後続の追い上げもあったが、凌ぎきった。とりあえず未勝利脱出は嬉しい。いずれは芝も走れるはずで、距離ももつはず。今後に期待したい!一方、中山3R【 3歳未勝利】(1800mダート)に出走したバイタルエリアは結果11着の惨敗。全くスムーズな競馬ができなかった。陣営のコメントは「もう少しスムーズな競馬ができたら良かったのですが、ジョッキーが前の馬に乗っからないようにと思ったのか、引っ張り殺してしまいました。4コーナーで前との差が開いてから追い出されましたが、最後は脚を余してしまった印象。レース後は『道中ずっと頭を上げていましたし、馬をコントロールできませんでした』と話していましたが、中途半端な競馬となってしまいました。乗り難しい馬ではあるので仕方ない部分もありますが、この馬の場合、しっかり抑え込むか、怖がって引っ張らないようなタイプの騎手の方が良さそうですね。直線の感じからは、やはりこのくらいの距離が良さそうです」のこと。これでツーアウト。次が大事になる。尚、来週の一口馬は大量の出走予定。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皐月賞は穴狙い!

2022-04-16 19:08:10 | Weblog

 まずはゴルフ。まずは米国女子《ロッテ選手権》。ハワイ特有の風の中でのタフなプレーとなったムービングデー。キム・ヒョージュ(韓国)が通算10アンダーで首位をキープ。11位からスタートした渋野日向子は前半9ホールで全てパーを並べると、バックナインで4バーディを奪取。「68」で通算7アンダーまで伸ばし、ブリアナ・ドウと並ぶ3打差2位に浮上した。2019年《AIG全英女子オープン》以来となる2勝目、米ツアーメンバーとしての初優勝へ最終日最終組をプレーする。イ・ソミ(韓国)とステファニー・メドウ(北アイルランド)が6アンダー4位。アリヤ・ジュタヌガン(タイ)、メーガン・カンが5アンダー6位で続いた。4人が予選を通過した残りの日本勢は笹生優花が4オーバー56位、古江彩佳と野村敏京が6オーバー68位で最終日を迎える。前から僕が書いているように渋野が活躍の時は、畑岡が調子悪い。その畑岡は今回、池ポチャ4発で予選落ち。渋野、ひょっとしたらひょっとするぞ!
 国内女子《KKT杯バンテリンレディスオープン》2日目。1打差2位で出た西村優菜が4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。通算8アンダーで単独首位に浮上した。2021年《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》以来となるツアー5勝目を目指す。初優勝を目指す植竹希望がボギーなしの3バーディ「69」。通算7アンダー2位につけた。単独首位から出た鈴木愛は1バーディ、2ボギーの「73」と落とし、渡邉彩香、小倉彩愛、イ・ミニョン(韓国)とともに通算5アンダー3位に並んだ。2週連続優勝を目指す地元・熊本出身の上田桃子は通算1アンダー22位。賞金女王の稲見萌寧と前年大会覇者の山下美夢有は通算2オーバー51位で予選落ちに終わった。西郷がいないと「主役は私」とばかりに西村が頑張っているが、先週も失速した鈴木愛にも期待したい!
 国内男子《関西オープンゴルフ選手権競技》3日目。1打差2位から出た比嘉一貴が1イーグル6バーディ、5ボギーの「68」で回り、通算13アンダー単独首位に浮上した。2021年《セガサミーカップ》に続くツアー3勝目を狙う。1973年から3連覇した杉原輝雄以来、47年ぶりの《関西オープン》連覇がかかる星野陸也が2打差2位。単独トップから出たアマチュアの蝉川泰果(東北福祉大4年)は後半15番でダブルボギーをたたくなど「73」で9アンダー3位に後退した。池田勇太、岩田寛、岡田絃希が6アンダー4位グループ。カットライン上で予選を通過した石川遼は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「70」でプレー。2アンダー16位に順位を上げて最終日を迎える。今日は後半パターで失速したアマチュアの蝉川だが、まだ比嘉とは4打差。十分にチャンスはある。アマチュア勝利6人目を目指せ!
 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第24回中山グランドジャンプ】は、石神深一の1番人気オジュウチョウサン(牡11歳・和田正一郎厩舎)が、2年ぶり6度目の優勝を果たした。11歳以上の馬がJRA重賞を勝ったのは11,12歳時に同レースを制したカラジ以来2頭目で、JRA所属馬としては初めて。タイムは4分52秒3。オジュウチョウサンは道中3,4番手を追走。最後の直線で一騎打ちとなったブラゾンダムールを外からかわして先頭でゴールを駆け抜けた。1馬身1/4差の2着にはブラゾンダムール(3番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にマイネルレオーネ(5番人気)が続いた。

 勝ったオジュウチョウサンだが「素晴らしい」以外に言葉が思い浮かばない。本当に強かった。正直、今回はブラゾンダムールにやられると思っていたが、余裕でかわすのだから恐れ入った。石神も完ぺきな騎乗で凄い。「人馬一体」これほどこの言葉が似合うコンビもいない。2着ブラゾンダムールは勝ち行ったが最後は力尽きた。それでもレースに幅が出てきてたので、今後楽しみだ。3着マイネルレオーネには驚いた。2度目の竹柵で不があったが、それがなければ・・・。4着ケンホファヴァルトは長期休養明けが・・・。
 オジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット(母父シンボリクリスエス)という血統。美浦・和田正一郎厩舎所属。北海道平取町・坂東牧場の生産馬。馬主は(株)チョウサン。戦績38戦20勝(うち障害30戦18勝)。重賞は2016~20年【中山GJ】、16年【東京JS】、16,17年【東京HJ】、16,17,21年【中山大障害】、17,19,20年【阪神SJ】に次いで15勝目。【中山グランドJ】は和田正一郎調教師、石神深一とも16~20年オジュウチョウサンに次いで6勝目となった。
 阪神11Rで行われた【第31回アーリントンC】は、川田将雅の1番人気ダノンスコーピオン(牡・安田隆行厩舎)が重賞初制覇。昨年末の【朝日杯FS】3着の実力馬が、3歳マイル王の有力候補に名乗りを上げた。タイムは1分32秒7。ダノンスコーピオンは、中団馬群追走から直線に入ると勢いよく坂を駆け上がり、先に抜け出した7番人気タイセイディバインをゴール手前でクビ差とらえた。2着からさらに3/4馬身差遅れた3着に重賞連勝を狙った4番人気キングエルメスが入った。なお、上位3頭が【NHKマイルC】の優先出走権を獲得した。
 勝ったダノンスコーピオンだが、もともと素質が高くきちんとした走りができれば勝っても不思議ではない。(まだまだ完成途上の馬で、もっと強くなる。2着タイセイディバインここまで強くなっているとは思わなかった。抜群の手応えで直線に向いて抜け出したが、。ちょっと早かった。距離短くして本当に良くなった。3着キングエルメスは次が本番というような競馬。次はもっと良くなる。4着ジュンブロッサムは最後いい脚だったが、位置取りが後ろすぎた。距離はもう少しあった方が良さそう。僕本命のディオは5着。直線でスムーズさを欠いていた。それで5着なのでもったいない。

ダノンスコーピオンは、父ロードカナロア、母レキシールー(母父Sligo Bay)という血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦3勝。重賞は初制覇。【アーリントンC】は安田隆行調教師は初勝利、川田将雅は2021年ホウオウアマゾンに次いで2勝目となった。

 明日の予想。まずは中山メイン【皐月賞】。ずっと本命は4番キラーアビリティと思っていたのだが、出来があまりよく見えない。それで本命だが、9番サトノヘリオスを狙う。【ホープフルS】13着で評価が低くなったが、あのレースは2戦レコード勝ちした後に、中2週で登場してきたハードスケジュールだった。休み明けの前走は権利取りの一戦で3着で文句なしだった。血統的にも目標は【ダービー】よりこっち。岩田望も今日の【アーリントンC】が不利があって消化不良。明日に巻き返す。相手は1,2,4,10,12,14,16,18番。阪神メイン【アンタレスS】は12番バーデンヴァイラー。今後どれだけ強くなるかと思える馬。まだダートで底を見せていない。相手は2,4,8,9,13,15,16番。福島メイン【福島民報杯】は13番ウインイクシード。8歳馬だが、重賞でも好走しているし、福島も合う。鞍上松岡も完全に手の中に入れているし、年齢的に人気が落ちれば…。相手は2,7,10,11,12,14,15番。

 今日の一口馬はジオラマが福島メイン【やまびこS】に出走した。レースでは、まずまずのスタートを決めるも、道中はバラけた馬群の後方4番手を追走。勝負どころから直線にかけて大外を回って追い上げたが、直線では脚を使ったものの、前も止まらず、上位に迫るような伸びは見せらなかった。結果、勝ち馬から1.1秒差の11着。今日は展開と脚抜きのいい馬場が合わなかった。先々週、先週と除外になったのが痛かった。今後は、この馬は暑い時がダメなので休養となるのだろう。明日の未勝利の2頭には期待している!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジオラマ奇跡起こさないかな。

2022-04-15 20:49:34 | Weblog

 開幕戦で6回ノーヒットの好投を披露したダルビッシュ有がジャイアンツ打線に捕まり、1回裏にいきなり6失点。2回裏にも追加点を奪われ、1回2/3を投げて被安打8、奪三振2、与四球2、失点9という散々な内容で早々とマウンドを降りた試合で、歴史的なひと幕があった。この試合でジャイアンツの一塁ベースコーチを務めるアントアン・リチャードソンが試合途中で退場となり、アシスタントコーチのアリッサ・ナッケンが代理で一塁ベースコーチを務めた。アリッサ・ナッケンは女性、メジャーリーグの長い歴史において、女性がグラウンド上でコーチを務めるのは初めてのことだ。試合中、パドレスの一塁手、エリック・ホズマーからは握手を求められ、ジャイアンツの捕手、カート・カサリがハグで出迎えるなど、敵味方関係なくナッケンの快挙を祝福したが、僕はその光景を見ていてこうやって歴史は少しずつ変化するんだと感じた。同時に日本でこんな光景を見ることができるのはいつになるだろうと思った次第だ。
 男子ゴルフ界の救世主か。《関西オープン》2日目、東北福祉大4年の蝉川泰果(たいが)が6バーディ・2ボギーの「67」をマークし、トータル11アンダーでフィニッシュ。2位以下に1打差ながら単独首位に躍り出た。プロのトーナメントでトップに立つのは初めての経験だが、今大会には中学3年生の頃から7回連続で出場している(19年は中止)、愛着のある大会だ。当然、大学の先輩である松山英樹や金谷拓実の後に続くアマチュア優勝を目指す(国内男子ツアーでは過去5人達成)。1打差の2位に前年優勝の星野陸也、比嘉一貴、片岡尚之がつけた。初日首位の阿久津未来也は通算9アンダーの5位。石川遼は1アンダーで、そこまでの65人が決勝ラウンドに進んだ。もう一人の救世主になるかもしれない男子ツアー最年少の予選通過が懸かった13歳のアマチュア、香川友(千葉・野田一中)は76と崩れ、4オーバーの105位で予選落ちした。この香川だが、今年の6月には米国に渡り、PGAツアーの「プレマンデー」挑戦を予定している。「プレマンデー」は本戦に出場するための予選会の、さらに予選会。日本の予選会にも出場しながら、すでに海外に視野を広げている。注目したい選手だ!

 明日の予想。まずは中山12R。本命は15番クイーンドリーム。スタートが課題だが,潜在能力は相当。普通に走ればここは通過点。相手は1,2,3,6,7,9,12番。阪神メイン【アーリントンC】は9番ディオ。前走は初の東上で5着なら悪くない成績。阪神マイルは絶好の舞台で、このメンバーなら一発がある。相手は1,2,4,10,11,12番。福島メイン【やまびこS】には僕の一口馬で、9歳馬ジオラマが出走する。9歳馬なので過大な期待はできないが、このメンバーで54㌔なら面白い。またこの馬向きの寒さのぶり返しがあって運が向いてきた。超大器晩成の馬で勝利して9歳馬でオープン入りならまた新たな“奇跡”だ。相手は1,4,5,6,7,11,14番。


 他の一口馬は4月17日(日)の2頭。福島1R【3歳未勝利】(1150mダート)にテキサスフィズが出走する予定。前走は勝ち馬には及びませんでしたが、3着以下には9馬身以上の差をつけているように、相手が悪かった。初の1,200mのペースには問題なく対応したので、小回りの1,150mでもスッと良いポジションで流れに乗ることが出来るはず。陣営は「小細工する必要はないと思いますし、前走同様に積極的なレースをすればおのずと結果はついてくるでしょうから、松本大輝騎手には消極的にならず、この馬の力を発揮してもらいたいですね」とのこと。もちろん勝利を期待。同日中山3R【3歳未勝利】(ダ1800m)にバイタルエリアが出走予定。陣営は「前走から劇的に何か変わったということはありませんが、使っての上積みは見込めそうです。福島・ダ1700m戦は節が足りなかったので、3鞍あるこの条件戦に向かう事に。相手関係などはよく見ましたし、減量の利く永野猛蔵騎手も押さえられたので、こちらの番組に投票しています。前走は初出走ということもありチグハグな競馬になってしまいましたが、レースを経験した事でどう変わるかを見てみたいと思います。スムーズに流れに乗って前進してきてほしいところです」とのこと。前走鞍上の岩田康が『良いものを持っていると思います。初めての競馬でしたし、スタートしてすぐにビックリしたり、キックバックを嫌がって頭を上げたりしていましたが、途中から自分で勢い良くハミを噛んで行くところもあり、今日は全く競馬を分かっていなかっただけ。慣れてきたら、この距離は全く問題ないですよ』とコメントしただけに掲示板を期待する。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の季節に朗希が舞った!ゴールドレガシーも…。

2022-04-10 18:34:53 | Weblog

 令和の怪物が歴史的快挙だ。ロッテの先発・佐々木朗希(20)が、プロ野球史上16人目となる完全試合を達成した。巨人・槙原寛己が1994年5月18日の広島戦で達成して以来、28年ぶり16度目(16人目)となった。それもただの完全試合ではない。一回2死から五回を終えるまでにプロ野球記録となる13者連続奪三振も達成。最後は杉本を空振り三振。この試合19個の三振を奪った。これまでの連続奪三振のプロ野球記録は9人連続奪三振。阪急・梶本隆夫が1957年7月23日の南海戦で、東映・土橋正幸が1958年5月31日の西鉄戦で記録。佐々木朗は64年ぶりにプロ野球記録を塗り替えた。また、米大リーグの記録は「10」で、こちらも上回った。そしてこれまでの1試合の最多奪三振の記録は「19」。オリックス・野田浩司が1995年4月21日にロッテ戦で記録した(試合は1-2で敗戦)。佐々木朗はこの記録にも並んだ。とにかく凄い記録のオンパレードだ。それも松川とのバッテリーで記録したのが凄い。誰がなんと言おうと、今月の月間MVPは佐々木朗希で決まり!

 ゴルフの話。男子ゴルフのメジャー第1戦《マスターズ》第3ラウンド。2位から出た昨年覇者の松山英樹は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの「77」とスコアを落とし、通算2オーバーの218で14位に後退した。首位とは11打差がついた。世界ランキング1位のS・シェフラー(米国)が71で回り、通算9アンダーで単独首位を守った。3打差の2位にC・スミス(オーストラリア)。昨年2月の自動車事故から復帰したタイガー・ウッズ(米国)は「78」で、7オーバーの41位となった。優勝争いはシェフラーとスミスの一騎打ちか。松山の失速にショックしている人も多いと思うが、クビの故障がありながらこのプレーは立派。松山にはぜひベスト5を目指して欲しい。
 国内女子ゴルフ《富士フイルム・スタジオアリス女子オープン》最終日。首位と2打差の3位から出た上田桃子(35)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの「69」で回り、通算9アンダーで2021年5月の《パナソニックオープンレディース》以来のツアー通算171勝目、そして同年6月の結婚後初の優勝を遂げた。3打差の2位には、稲見萌寧(22)、西郷真央(20)、福山恵梨(29)、沖せいら(30)の4人が入った。首位から出た鈴木愛(27)は「78」と崩れ、通算2アンダーの21位、“桃子トリオの”大里桃子(23)、岸部桃子(28)は通算5アンダーの6位だった。ベテランの存在感を示した上田桃子。ただ一時期の圧倒的な強さというより、ゲーム運びが上手く勝ったといった感じ。ぜひこのゲーム運びのうまさでメジャーを獲ってほしいものだ。
 今日の競馬。阪神11Rで行われた【第82回桜花賞】は、川田将雅の7番人気スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が中団馬群を追走すると、直線で先に抜け出したウォーターナビレラを一完歩ずつ追い詰めていき、ゴール前ハナ差交わしてゴール。前哨戦の【チューリップ賞】を快勝したナミュールや、2歳女王サークルオブライフなどの強豪を撃破し、見事“桜の女王”に輝いた。春のGIは3週連続の波乱となった。タイムは1分32秒9。ハナ差の2着には武豊騎乗のウォーターナビレラ(3番人気)、3着には僕本命のナムラクレア(6番人気)が入った。なお、1番人気のナミュールは10着、サークルオブライフは4着に敗れた。

勝ったスターズオンアースは陣営の努力の賜物だろう。負けた重賞の2戦は抜け出すとモタれるところがあったが、今回はキッチリゴール前で届いた。さすが川田だ。この根性は距離伸びても面白そう。2着ウォーターナビレラは完ぺきなレースだった。ただ一頭凄い根性の馬がいた。3着ナムラクレアも力は発揮した。昨日も書いたが、最後止まったところを見ると、やはりマイルは少し長そう。4着サークルオブライフは外枠がきつかった。それでも4着に来るのだから力はある。5着ピンハイは今後もっと強くなるかも…。直線スムーズさを欠いてこの結果は立派。
 スターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ(母父Smart Strike)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は6戦2勝。重賞は初制覇。【桜花賞】は高柳瑞樹調教師は初勝利、川田将雅は2014年ハープスターに次いで2勝目となった。

  今日の一口馬。阪神1R【3歳未勝利】(1200mダート・牝)にラブリアージェが出走。13番人気ながら優先出走権を確保する5着。レース後の北出調教師のコメントによると、パドックでは引き手に甘えて頼るように周回、馬場に出ると一気にテンションが高まってヒートアップ。ゲート裏でもかなり手を焼いていたらしい。そうした気性面の幼さをまだ随所に残っている現状で、距離を詰めてレースぶりがガラッと変わってきたのだから、能力は持っているはず。少し光明が見えたレースだった。次に期待する。そして嬉しい結果。阪神12R【梅田S】(1800mダート)に岩田望来騎乗で出走したゴールドレガシー。レースは、まずまずのスタートを決め、後方6番手のポジションで1コーナー。道中は馬群でじっくりと脚を溜めて3コーナーへ。馬群は比較的かたまったまま直線に入ると、手応えはよく、前にスペースができると瞬時に反応。馬群を縫いつつ、残り200mあたりからは外めに持ち出し、スムーズに加速。最後まで一完歩ずつグイグイと伸び、ゴール前では先に抜け出したライバルをキッチリとクビ差交わし切り1着でゴールした。昨年9月の新潟戦以来の通算4勝め。これでオープン入りを果たした。勝ち時計は1:52.1。鞍上の岩田望は「スペースができてからは非常にいい伸び脚でした。強い勝ち方でしたし、さらに上に行っても楽しみです。加えて、今日のような競馬ができるようなら距離の融通は利きそうですね」とのこと。平田調教師がゴールドドリームの後継と言っていた馬がようやくオープン馬に。昔の赤信号リーダーなみに「待たせたな!」

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜花賞は内で死んだふり

2022-04-09 18:01:52 | Weblog

 メジャー第1戦《マスターズ》2日目。世界ランキング1位のS・シェフラーが7バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算8アンダーまで伸ばして単独首位に浮上した。36ホール終了時点で後続に5打差をつけたのは大会史上5人目(1946年H・カイザー、1975年J・ニクラウス、1976年R・フロイド、2015年J・スピース)で、過去4人はいずれも優勝を飾っている。大会史上4人目の連覇を目指す松山英樹は19位から出て4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。トータル3アンダーで初日首位のイム・ソンジェ(韓国)、2011年大会覇者のS・シュワルツェル(南アフリカ)、S・ローリー(アイルランド)と同じ5打差2位で大会を折り返した。僕が昨日の時点で優勝候補筆頭に挙げた20年大会優勝のD・ジョンソン、C・スミス(オーストラリア)らが2アンダー6位。C・モリカワ、前年2位のW・ザラトリス、この日「67」と巻き返したJ・トーマスらが1アンダー10位につけた。自動車事故による長期離脱から20年11月以来のツアー復帰戦に臨むタイガー・ウッズは4バーディ、6ボギーの「74」とスコアを落とすも、1オーバー19位で予選を通過した。R・マキロイ(北アイルランド)は世界ランク2位のJ・ラーム(スペイン)らとともに2オーバー23位。3年ぶり2回目の出場だった金谷拓実は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」で回り、5オーバー53位でカットラインには1打及ばず。B・ケプカとJ・スピースも6オーバー59位で予選落ちを喫した。初日19位と好スタートを切った世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大)は5ボギー1ダブルボギーの「79」と崩れ、16番(パー3)で同ホール史上24人目のホールインワンを決めたS・シンクらと並ぶ7オーバー64位でフィニッシュ。6人が参戦したアマチュアでは中島とオースティン・グリーサーが最上位となったが、全員が決勝ラウンドに進めなかった。S・シェフラーの自信に満ちたプレーは圧巻。ただメジャー初制覇がかかる2日間は何が起きるかわからない。当然松山の2連覇にも期待したい。そしてT・ウッズの予選通過には感動した。タイガーには何とか無事に4日間プレーしてほしい。予選落ちの金谷、中島にはこれを糧にして頑張ってほしい。
 国内女子ツアーの今季第6戦《富士フィルム・スタジオアリス女子オープン》は第2ラウンド。鈴木愛が6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル8アンダー・単独首位に浮上し、昨年の《資生堂 レディス》以来となる通算18勝目に王手をかけた。トータル7アンダー・2位に大里桃子に。トータル6アンダー・3位タイには上田桃子、岸部桃子と“桃子トリオ”が首位に続くかたちとなっている。地元・埼玉県出身のルーキー・岩井明愛はトータル4アンダー・7位タイの好位置。史上最年少の3週連続優勝がかかる西郷真央、連覇を狙う稲見萌寧はトータル3アンダー・13位タイで決勝に進出した。一方で、岩井明愛の双子の妹・千怜、小祝さくら、原英莉花らは予選落ちを喫した。ずっと応援している西郷もまだチャンスはあるし、稲見の優勝も…。ただ今回は久々に鈴木愛の復活を期待したい。“桃子トリオ”も頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第65回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S】は、鮫島克駿の9番人気メイショウミモザ(5歳・池添兼雄厩舎)が中団を追走すると、直線で内から力強く抜け出し、重賞初挑戦で初勝利。昨年8月に天国に旅立ったGⅡ2勝メイショウベルーガの娘が、【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分32秒8。半馬身差の2着には僕本命の1番人気アンドヴァラナウト、3着に昨年の覇者で2番人気のデゼルが入った。

メイショウミモザは、父ハーツクライ、母メイショウベルーガ(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は26戦5勝。重賞は初制覇。【サンスポ杯阪神牝馬S】は池添兼雄調教師、鮫島克駿ともに初勝利となった。

 一方、中山11R【ニュージーランドT】は、武豊の3番人気ジャングロ(牡・森秀行厩舎)が逃げ切って優勝した。タイムは1分33秒5。スタート良く飛び出したジャングロが先手を奪うと、そのまま後続を引き連れて直線へ。外から1番人気のマテンロウオリオンが鋭く伸びて迫ってきたが、そこから二枚腰を発揮して1着でゴール板を駆け抜けた。ジャングロのオーナーは、大ヒット中のクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」を手がける会社を傘下に持つサイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏。オーナーもうれしい重賞初勝利となった。マテンロウオリオンはアタマ差の2着、さらに1馬身半差遅れた3着にリューベック(6番人気)が続いた。なお、1~3着馬は【NHKマイルC】の優先出走権を得た。

勝ったジャングロだが、展開が向いたとはいえ、粘り強い走りだった。武豊も絶妙な逃げだった。

ジャングロは、父More Than Ready、母Goodbye Stranger(母父Broad Brush)という血統の米国産馬。戦績は8戦4勝。重賞は初勝利。【ニュージーランドT】は森秀行調教師、武豊ともに1997年シーキングザパール、2004年シーキングザダイヤに次いで3勝目となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【桜花賞】。本命は1番ナムラクレア。2走前の【阪神JF】は出遅れても追い上げて0.5差の5着。決して力負けではない。その時が今回と同じ1番枠。1度経験してれば、それ以下の走りはないはず。浜中の腹の座った騎乗に期待する。この馬いずれはスプリンターで活躍すると思っている。相手は広く、3,8,10,12,14,16,17,18番。中山メイン【春雷S】は7番タイセイアベニール。後ろからの競馬が板について確実に終いはいい脚を使う馬。中山は得意だし、三浦との相性もいい。相手は2,5,8,10,12,13,15番。 

 明日の一口馬。期待のゴールドレガシーが阪神12R【梅田S】(1800mダート)に岩田望来騎乗で出走を予定。さすがにこのクラスになると骨っぽいメンバーが揃うが、オープン入りを期待している馬。ぜひ頑張ってほしい。もし勝てなければ、せめて馬券圏内で走ってほしい。もう一頭は阪神1R【3歳未勝利】(1200mダート・牝)にラブリーアージェが出走する。前走は北出師が松田に激怒した騎乗だったので論外。今回は大幅に距離を短縮して、弟子の亀田騎乗で挑戦。気性的には前向きで対応出来るスピードも持っているので、大激変を期待したい。アグネスデジタル産駒って地味でいい感じ。
 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする