諸見里しのぶと横峯さくら、有村智恵の賞金女王争い、宮里愛、上田桃子の活躍、そして次々に出てくる若手選手で盛り上がる女子ゴルフ界だが、その陰でひとつの時代が過ぎ去ろうとしている。
’98年賞金女王、41歳の服部道子と通算17勝の40歳・肥後かおりがともに大王製紙エリエール・レディースで無念の予選落ちをし、現役選手最長の17年間守った来季のシード権を失ったのである。服部は「今年は結婚して家庭環境も変わった。今後のことはまだ分からない」と口にし、一方肥後は「20年やってきて、今年初めて精神面が大事だと思った」と悔しそうに語ったらしいが、これがプロの厳しい現実である。尚、彼女らにはともに12月の最終予選会に出場し、来年の試合出場への最後のチャンスに懸ける予定だ。
では明日の予想。まずはGⅠ【マイルCS】。1番人気は4番カンパニー。確かに【毎日王冠】【天皇賞・秋】での走りは凄かった。ましてここは【安田記念】の1~3着馬はいないし、昨年の1,2着馬もいない。カンパニーには競馬の神様がついているのかとも思えるメンバーである。しかし、カンパニーは8歳馬、激戦を2戦した疲れがないはずがない。それにあくまでもカンパニーはウオッカに対する敵役的存在でウオッカのいないここは目標にされる可能性が大きい。そこで本命は5番スマイルジャック。タニノギムレット産駒は京都マイルと相性がよく、母父SSもこのレースで実績がある。鞍上の三浦も自信がありそうだし、マイルで念願のGⅠGETを期待する。相手は血統的には7番だが、他にも母父で相性のいいトニービン産駒である9番キャプテントゥーレ、12番ヒカルオオゾラも買いたい。そして【富士S】を叩き台にした16番も魅了いっぱい。そのあとがカンパニーと55㌔は魅力の15番サプレザだ。
他では東京9R【tvk賞】の4番ナイトフッド。東京1800mはクリスエス×SSとの相性が良い。鞍上は少しづつ日本の競馬になれてきたクラストゥスで一発を狙う。
京都9R【蛍ヶ池特別】は3番ミルクトーレル。このクラスで勝ち負けしたことのある実績馬だし、叩き3戦目で、冬場に調子挙げる馬。京都1400m芝はダンス産駒がよく走る。
今日は【東京スポーツ2歳S】が嵌ってくれて3連複の万馬券を的中した。それにしてもローズキングダムは強かったね。また2着になったトーセンファントムも・・・。来年のクラシックはまずこの2頭中心に回っていきそうだね。
○:スマイルジャック
▲:キャプテントゥーレ
△:サプレザ
×:マルカシェンク
×:ヒカルオオゾラ