人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬がいっぱい!!!

2024-02-25 18:16:50 | Weblog

 パリ五輪の男子マラソン代表の残り1枠を争うNGCファイナルチャレンジのひとつ《大阪マラソン》。優勝者はなんと国学院大のエースで新主将の平林清澄(3年)。2時間6分18秒で優勝した。平林は終始先頭集団でレースを進め、32㌔付近の上り坂で一気に後続を突き放してそのまま逃げ切った。前回大会で西山和弥(トヨタ自動車)がマークした初マラソン日本記録(2時間6分45秒)、昨年の《別府大分毎日マラソン》で青学大4年だった横田俊吾(現JR東日本)がマークした学生記録(2時間7分47秒)を更新した。2時間6分22秒の2位がスティーブン・キッサ(ウガンダ)、2時間6分33秒の3位が昨年10月の《MGC》優勝でパリ五輪代表に内定している小山直城(Honda)。小山は自己ベスト(2時間7分40秒)を1分以上更新し、パリに向けて弾みをつけた。2時間6分37秒の4位が吉田祐也(GMO)、2時間6分54秒の5位が土井大輔(黒崎播磨)だった。パリ代表の残り1枠を獲得するためには、この《大阪マラソン》と3月の《東京マラソン》で設定記録(2時間5分50秒)を突破し、設定記録を破った選手の中で最上位となることが条件だったが、大阪で記録を突破した選手はいなかった。正攻法で勝った平林は立派。小山も調整みたいな感じででてきて3着は《パリ五輪》に向けていい走り。逆に他の選手にはガッカリのレースだった。東京に期待する!

 ここからはゴルフ。まずは米国女子ツアー《ホンダ LPGAタイランド》最終日。24歳のパティ・タバタナキット(タイ)が母国で完全復活を印象付けた。16アンダーの単独首位から6バーディ、1ボギーの「67」。アルベイン・バレンズエラ(スイス)に追いつかれて迎えた後半16番(パー3)、最終18番(パー5)でいずれもバーディを奪って通算21アンダーとし、1打差で逃げ切った。前週の欧州女子ツアー《アラムコ・サウジレディース・インターナショナル》から2連勝、米ツアーでは2021年のメジャー《ANAインスピレーション》以来の2勝目を挙げた。日本勢は通算14アンダー13位の岩井千怜が最高位。原英莉花と笹生優花が13アンダーの16位で続いた。首位と6打差からスタートした古江彩佳は1バーディ、1ボギーの「72」で通算10アンダー。フロリダ州での開幕2戦をいずれも4位で終えた後、第3戦は23位だった。畑岡奈紗は7アンダーの41位。西村優菜と岩井明愛は最終日に今週初めての60台、「68」を出して、それぞれ4アンダー54位、2アンダー60位でフィニッシュした。2024年の初戦を東南アジアで迎えた渋野日向子は61位から1バーディ、4ボギーの「75」とスコアを落として1オーバー69位だった。日本勢は3,4日目思ったよりスコアが伸びなかったなぁ。誰でもそうだが、やはりゴルフはパターだ。
 米国男子ツアー《メキシコオープンatヴィダンタ》3日目。下部コーンフェリーツアーからの昇格組で29歳のジェイク・ナップが初優勝に大きく前進した。前日の「64」に続いて、ムービングデーも11バーディ、3ボギーの「63」をマーク。首位タイから後続に4打差をつける19アンダーの単独トップに立った。同じ首位スタートのサミ・バリマキ(フィンランド)は「67」で15アンダー2位に後退した。日本ツアーで2020―21年に賞金王に輝いたチャン・キムが8位から6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算12アンダーの3位に浮上した。ベン・シルバーマン(カナダ)、ヘンリック・ノルランデル(スウェーデン)と並び、7打差から最終ラウンドでの逆転を期す。世界ランキングでフィールド最上位(24位)のトニー・フィナウは8アンダーの20位。カットライン上の50位で予選を通過した久常涼は4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを落とし、通算1アンダーの63位で3日目を終えた。久常はひとつでも上位を。そしてチャン・キムにはぜひベスト5を目指して欲しい。

 欧州男子ツアー《マジカル ケニアオープン》3日目。ツアー2連勝がかかる星野陸也は4バーディ、4ボギー2ダブルボギーの「75」と崩れた。通算3オーバーで、決勝ラウンド進出者で最下位の71位に後退した。首位は10アンダーのダリウス・ファンドリエル(オランダ)とマヌエル・エルビラ(スペイン)。コナー・サイム(スコットランド)ら8アンダー3位タイまでの上位5人がツアー初優勝をかけて最終日をスタートさせる。7アンダーの6位にイワン・ファーガソン(スコットランド)ら5人が並んだ。呉阿順(中国)らが6アンダー11位に続いた。星野には少しでも上位を目指して欲しい。

 

 今日は競馬を盛り沢山。まずは《サウジカップデー》のレース。まずは世界最高賞金額の【サウジカップ。勝ったのは、J・アルバラード騎乗のセニョールバスカドール(牡6歳、米国・T・フィンチャー厩舎)。タイムは1分49秒50。日本馬は川田将雅騎乗のウシュバテソーロ(牡7歳・高木登厩舎)の2着が最先着だった。ウシュバテソーロは最後方からレースを進めて直線勝負に徹し、ゴール前で先頭に立ったが、さらに後方外から脚を伸ばしてきた勝ち馬にアタマ差かわされた。同じく日本から参戦したクリストフ・ルメール騎乗のデルマソトガケ(牡4歳・音無秀孝厩舎)は5着、ジョアン・モレイラ騎乗のクラウンプライド(牡5歳・新谷功一厩舎)は9着、坂井瑠星騎乗のレモンポップ(牡6歳・田中博康厩舎)は12着だった。

 セニョールバスカドールは、父Mineshaft、母Rose’s Desert(母父Desert God)という血統。米国の生産馬。米国=T・フィンチャー厩舎。
 勝ったセニョールバスカドールは鞍上がアルバラードに替わって馬が確変した。僕は本命で3連複を買っていたのだが、3着馬が…残念。2着ウシュバテソーロは負けて強しの一言。完璧なレースだったが、川田にとって一頭予想外の馬がいた。ただこれなら【ドバイWC】が楽しみになった。5着デルマソトガケもよく頑張っている。こちらもドバイが楽しみだ。レモンポップはやはり距離か。馬場も展開も厳しかった。

【レッドシーターフハンデ】は、日本勢では直線で一旦は先頭に立った川田将雅騎乗のエヒト(牡7歳・森秀行厩舎)の5着が最先着だった。同レースでの日本馬の連勝は「2」で止まった。同じく日本から参戦したジョアン・モレイラ騎乗のブレークアップ(牡6歳・森田直行厩舎)は9着、坂井瑠星騎乗のリビアングラス(牡4歳・矢作芳人厩舎)は10着、クリスチャン・デムーロ騎乗のアイアンバローズ(牡7歳・上村洋行厩舎)は12着だった。勝ったのはアイルランドのタワーオブロンドン。タイムは3分4秒43だった。

【ネオムターフカップ】では、日本馬は道中5、6番手のインを進んだクリスチャン・デムーロ騎乗のキラーアビリティ(牡5歳・斉藤崇史厩舎)が2着。ウィリアム・ビュイック騎乗のスタッドリー(牡6歳・奥村豊厩舎)は9着、ジョアン・モレイラ騎乗のハーツコンチェルト(牡4歳・武井亮厩舎)が11着だった。勝ったのは英国のスピリットダンサー。タイムは2分7秒10。

【1351ターフスプリント】では、日本馬は直線外から伸びてきたクリスチャン・デムーロ騎乗のララクリスティーヌ(牝6歳・斉藤崇史厩舎)が2着。松岡正海騎乗のウイングレイテスト(牡7歳・畠山吉宏厩舎)は4着、クリストフ・ルメール騎乗のアグリ(牡5歳・安田隆行厩舎)は6着、バスラットレオン(牡6歳・矢作芳人厩舎)は10着だった。勝ったのは英国のアナフ。タイムは1分17秒88。

【リヤドダートスプリント】は、川田将雅とコンビを組んだリメイク(牡5歳・新谷功一厩舎)が直線で差し切って優勝。昨年3着の雪辱を果たした。タイムは1分10秒42。日本馬の勝利は、2021年コパノキッキング、22年ダンシングプリンスに次いで2年ぶり3度目。同じく日本から参戦した団野大成騎乗のジャスパークローネ(牡5歳・森秀行厩舎)は4着、クリストフ・ルメール騎乗のケイアイドリー(牡7歳・村山明厩舎)は6着だった。
 リメイクは、父ラニ、母サリエル(母父キングカメハメハ)という血統。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田幸治氏。通算成績は16戦8勝(うち地方3戦1勝、海外4戦2勝)。重賞は2022年【カペラS】、23年【クラスターC】、韓国の【コリアスプリント】に次いで4勝目。新谷功一調教師、川田将雅はともに【リヤドダートスプリント】初勝利となった。

【サウジダービー】は、坂井瑠星騎乗フォーエバーヤング(牡3歳・矢作芳人厩舎)が直線外から脚を伸ばし、ゴール直前に米国のブッケムダノを差し切って優勝した。タイムは1分36秒17。日本馬の勝利は2020年フルフラット、21年ピンクカメハメハに次いで3年ぶり3度目(GⅢ昇格後は初)。藤田晋オーナーは海外重賞初勝利。ジョアン・モレイラ騎乗のサトノフェニックス(牡3歳・西園正都厩舎)は10着、横山武史騎乗のセットアップ(牡3歳・鹿戸雄一厩舎)は11着だった。

フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング(母父Congrats)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は藤田晋氏。戦績は4戦4勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2023年【JBC2歳優駿】、【全日本2歳優駿】に次いで3勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星はともに【サウジダービー】初勝利。強い!

 

 日本の競馬も振り返る。中山11Rで行われた【第98回中山記念】は、横山典弘騎乗の7番人気マテンロウスカイ(セン5歳・松永幹夫厩舎)が3番手追走から直線半ばで抜け出しV。重賞初制覇を飾るとともに、【大阪杯】の優先出走権を獲得した。56歳0カ月3日の横山典は、自身が持つJRA最年長重賞勝利記録(55歳10カ月23日:1月14日【京成杯】のダノンデサイル)を更新。タイムは1分48秒1。2馬身差の2着には逃げ粘ったドーブネ(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着にジオグリフ(4番人気)が入った。なお、1番人気のソールオリエンスは4着、2番人気のエルトンバローズは7着に敗れた。

 勝ったマテンロウスカイはさすが横山典。スタートが決まって良い位置どりだった。馬場も合ったし、去勢して、去年の秋から状態も良くなっていた。2着ドーブネは吉田隼も好判断。重馬場でもラチ沿いの綺麗な馬場を走れた。3着ジオグリフも復活ののろし。馬場が合ったような感じだ。4着ソールオリエンスは今日の馬場で外はしんどい。そう考えれば良く走っている。7着エルトンバローズ、11着ヒシイグアスは馬場がすべて。

 マテンロウスカイは、父モーリス、母レッドラヴィータ(母父スペシャルウィーク)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は寺田千代乃氏。通算成績は17戦5勝。重賞初勝利。松永幹夫調教師は【中山記念】初勝利、横山典は1996年サクラローレル、2008,2009年カンパニー、14年ジャスタウェイ、20年ダノンキングリーに次いで6勝目となった。

 阪神11Rで行われた【阪急杯】は、松山弘平騎乗の1番人気ウインマーベル(牡5歳・深山雅史厩舎)が、逃げ粘るアサカラキングをゴール直前に差し切り、【阪神C】に続く重賞連勝を決めた。タイムは1分21秒2。ハナ差の2着にはアサカラキング(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にサンライズロナウド(9番人気)が続いた。


 勝ったウインマーベルは完勝。本当に力を付けている。2着アサカラキングは惜しい走り。しっかりと自分の競馬ができた。後続の目標となる中でこれだけやれれば、今後が楽しみ。3着サンライズロナウドは内枠を生かした良い競馬だった。

ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬。美浦・深山雅史厩舎。馬主は(株)ウイン。戦績は21戦6勝。重賞は2022年【葵S】、23年【阪神C】に次いで3勝目となった。

来週は一口馬出るかな!?

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ゴルフ&競馬

2024-02-24 19:04:21 | Weblog

 今日はゴルフと競馬。まずは米国女子ツアー《ホンダ LPGAタイランド》3日目。古江彩佳、笹生優花が日本勢トップの通算10アンダー11位で最終日を迎える。古江は7位から出て、3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。笹生は17位から出て、1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」をマーク。原英莉花が30位から出て、6バーディ、1ボギーの「67」で9アンダー、岩井千怜と同じ16位に浮上した。畑岡奈紗は30位から出て「70」で6アンダー34位。渋野日向子は17位から出たが「76」と崩れ、2アンダー61位に後退。西村優菜は通算イーブンパー66位、岩井明愛は2オーバー69位で最終日を迎える。地元タイのパティ・タバタナキットが通算16アンダーの単独首位。首位タイから出て「66」をマークして、後続に3打差と抜け出した。昨年最下位だったご当地大会優勝に王手をかけた。マデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が13アンダー2位で続いている。古江、笹生で首位と6打差。松山のように大逆転を期待する。
 米国男子ツアー《メキシコオープンatヴィダンタ》2日目。日本勢で唯一出場している久常涼は3バーディ、3ボギー「71」でプレー。カットライン上の通算2アンダー50位で、1月《ファーマーズインシュランスオープン》以来2試合ぶりの決勝ラウンドに進んだ。11アンダーの首位にはジェイク・ナップ、サミ・バリマキ(フィンランド)、マット・ウォレス(イングランド)、アルバロ・オルティス(メキシコ)の4人が並走。 1打差5位に初日首位スタートのエリック・ファンローエン(南アフリカ)。8アンダー6位にマーク・ハバード、アンドリュー・ノバクの2人が続いた。日本ツアー2020-21年シーズンの賞金王チャン・キムが7アンダー8位。大会連覇を狙うトニー・フィナウはパー5の12、18番でイーグルを奪うなど2イーグル3バーディ、3ボギー「67」でプレー。久常とともに今季のメジャー初戦《マスターズ》に特別招待を受けたトービヨン・オルセン(デンマーク)らとともに6アンダー9位で週末を迎える。久常はいかに予選を通るのが大事。出られる試合で確実にポイントを稼ぐ。順位はちょっと下位だが、今のところ天晴れ!

 欧州男子ツアー《マジカル ケニアオープン》2日目。2週前の《カタールマスターズ》で日本人4人目の欧州ツアーVを遂げた星野陸也が2バーディ、2ボギー「71」で回り、通算1アンダー45位で決勝ラウンドに進んだ。初日16位スタートの川村昌弘は1バーディ、5ボギー1ダブルボギー「77」と崩れ4オーバー101位。比嘉一貴も6オーバー116位に沈み、いずれも予選落ちした。 7アンダーの首位にはダリウス・ファンドリエル(オランダ)、タピオ・プルッカネン(フィンランド)、コナー・サイム(スコットランド)の3人が並んだ。 1打差の4位にイワン・ファーガソン(スコットランド)、サム・ハッツビー(イングランド)ら4人。5アンダー8位にトム・ルイス(イングランド)、ルイ・デ・イェーガー(南アフリカ)ら8人が続いた。こちらの星野も確実に予選を通ることが大事。そして残り2日間でなるべく上位に進出し、ポイントを稼ぐ。すると来年には米国ツアーという夢が…。星野頑張れ!
 明日の予想。中山メイン【中山記念】は9番エルトンバローズ。未勝利戦からずっと追いかけている馬で前走【マイルCS】でも過去より位置取りが後ろながら0.2差の4着。【毎日王冠】ではGⅠ馬を抑え込んでことも考えれば力はGⅠ級。ここは人気でも中心視。相手は1,2,3,5,10,12番。阪神メイン【阪急杯】は1番ウインマーベル。僕の中に【阪神C】を勝った馬は強いというイメージがある。その【阪神C】を初の阪神挑戦で勝利した同馬ならここでも間違いなく勝ち負け。相手は4,7,9,15,16,18番。小倉メイン【下関S】は3番グランテスト。昇級戦となるが、前走でレースぶりは大進歩。血統的に小倉1200mは合うし、鞍上は小倉1200の鬼・鮫島駿。ここは黙って買い。相手は2,6,9,13,16,17番。

 

今日はゴルフも競馬もイマイチだった。明日は頑張る!

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今週の一口馬の出走なし!

2024-02-23 17:22:37 | Weblog

 もったいないなぁ。吉本興業が22日、お笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)と契約を解消すると発表した。そして同時に兼光タカシとのコンビを解散することも認めた。岩橋はこれまでSNSへのさまざまな“過激”投稿が注目を集めていた。21日には自身のX(旧ツイッター)を更新。「吉本、芸人辞めます お疲れ様でした。」「プラス・マイナスも解散です」「スッキリしたわ、なんか」「フリーの岩橋応援してねー なんかやっていく」「吉本さんもありがとうございました!」「X、俺の自由がここにはある」「Secondも出れへんって ひと枠あげたってー!」「エアガン買いに行こかな」「プラス・マイナス」も解散です どうか兼光を応援してあげて下さい」などと投稿していた。

 もちろん、投稿して関係者に迷惑をかけている岩橋が悪いのだろうが、それに反省を促すことができなかった吉本も…。まして今はもう泥仕合となっている。あまりにもそのやり取りが醜いと思うのは僕だけだろうか。「プラス・マオナス」は面白いと思っていただけにただただ残念だ。

 芸能界の次は角界。日本相撲協会は今日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、元横綱白鵬(38)が師匠の宮城野部屋で所属力士の幕内北青鵬(22)による暴力事案があったことを受け、師匠を委員から無役の年寄へ2階級降格と報酬減額とする懲戒処分を決めた。北青鵬は引退勧告相当だったとし、理事会の前に提出された引退届を受理した。この相撲協会の役職で年寄は、定年後に再雇用される参与を除けば、最下位に当たる。降格は相撲協会の7段階の処分で解雇、引退(退職)勧告に次いで3番目に重い処置となる。これで将来的な「宮城野理事長」の実現は絶望的な状況になった!? 

 競馬界からはいい話。昨日行われた【第16回兵庫ユースカップ】で高知のリケアサブル(牡、田中守)が4角先頭から押し切って重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分31秒8。この勝利によって、鞍上の吉原寛人(40・高知)は、ばんえいを除く現存する地方競馬全14場での重賞制覇という偉業を成し遂げた。天晴れ!
吉原寛人の地方通算成績及び競馬場別の重賞初勝利は下記のとおり。
●地方通算成績…15,536戦2,9632勝、 2着2,370回、 3着1,911回、 4着1,614回、5着1,481回 (令和6年2月22日終了時点。中央分は含まず)  
 ●各地方競馬場における重賞初勝利
・金沢…2003年7月1日【第22回 オールジャパンリーディングジョッキー】
・名古屋…2005年11月18日【第33回 ゴールド争覇】

・笠松…2008年9月24日【第35回 オータムカップ】

・盛岡…2012年9月30日【第14回 岩手県知事杯OROカップ】

・川崎…2013年4月17日【第16回 クラウンカップ】

・船橋…2013年5月8日【第27回 東京湾カップ】

・大井…2014年3月12日【第37回 京浜盃競走】

・水沢…2014年9月1日【第40回 ビューチフル・ドリーマーカップ】

・門別…2014年11月13日【第2回 ブロッサムカップ】

・浦和…2015年1月8日【第58回 ニューイヤーカップ】

・園田…2016年9月2日【第13回 園田チャレンジカップ】

・高知…2019年11月17日【第8回 土佐秋月賞】

・佐賀…2023年9月10日【第8回 西日本ダービー】

・姫路…2024年2月22日【第16回 兵庫ユースカップ】

 

 明日の予想。中山メイン【幕張S】は1番スズハローム。中山マイルは未勝利を圧勝した舞台。ここに標準を合わせて東上。鞍上も小倉の主・鮫島駿でこの馬のために騎乗する。ここは黙って買い。相手は2頭の「ニシノ」中心で1,2,3,5,6,7,8,10,11番。阪神メイン【仁川S】は1番リチュアルで穴狙い。阪神の2000mダートは得意の舞台。ハンデ戦に強い酒井学騎乗でキンカメ産駒なら面白そう。相手は2,5,6,8,11,14,16番。小倉メイン【八代特別】は13番テリオスマナ。前走は逃げる形になったし、距離も中途半端。2000mで53㌔ならここは勝ち負け。和田竜も2走目ならそんなミスはしない。相手は1,3,4,5,7,8,12番。

 

 今週は一口馬の出走はなし。馬券を楽しむ!

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ペプチドナイルが強かった!

2024-02-18 18:18:41 | 競馬回顧

まずはゴルフ。米国男子ツアー《ザ・ジェネシス招待》3日目。初日から首位を走るパトリック・カントレーが3バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算14アンダーの単独トップで最終日を迎える。世界ランキング7位の31歳はツアーで最後に優勝したのは2022年《BMW選手権》。ツアー9勝目をかけて3度目の完全優勝を目指す。 通算12アンダー2位にザンダー・シャフェレ、ウィル・ザラトリスが並んだ。通算11アンダー4位にルーク・リスト。通算10アンダー5位にジェイソン・デイ(オーストラリア)、ハリス・イングリッシュが続いた。5アンダー9位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、通算8アンダー7位に浮上。最終日はトップと6打差からスタートする。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが通算5アンダー20位。同ランク2位ロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算4アンダー27位で最終日に入る。首位とはちょっと差があるが、松山にはベスト5を目指して頑張ってほしい。

 欧州女子ツアー《アラムコ・サウジ・レディス・インターナショナル》第3ラウンド。笹生優花は6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算5アンダー7位タイで最終日を迎える。勝みなみは通算2アンダー21位タイ、古江彩佳は通算イーブンパー30位タイ、西郷真央、西村優菜は通算1オーバー40位タイで3日目を終えた。パティ・タバタナキット(タイ)が通算11アンダー単独首位に立っている。笹生は首位と6打差、少し厳しいが、爆発力のある笹生ならひょっとしたらひょっとする。

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第41回フェブラリーS】は、藤岡佑介騎乗のペプチドナイル(牡6歳・武英智厩舎)が好位追走から直線で力強く伸び優勝。11番人気で単勝オッズ38倍の低評価を覆しGI初制覇を果たした。藤岡佑は、2018年【NHKマイルC】(ケイアイノーテック)以来、約5年9カ月ぶりのJRA・GI制覇。タイムは1分35秒7。1馬身1/4差の2着には初ダートのガイアフォース(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着に武豊騎乗のセキフウ(13番人気)が入り、3連単153万超の波乱となった。なお、1番人気のオメガギネスは馬群に沈み14着に敗れた。
 勝ったペプチドナイルはあの厳しいペースで追走して早めに先頭に立っての勝利で、正直こんなに強いのかと感心してしまった。こんなに強いのであれば、また大きな舞台で好勝負ができそう。6歳馬であるがまた1頭大物になりそうな馬が出現した。2着ダイアフォースは5歳にして新たな一面が出た。キックバックにも辛抱できたし、終いはいい脚を見せた。今回は勝ち馬が強すぎたが、2着争いを制して、賞金を加算できたのは今後のことを考えると良かった。選択肢が増えた。3着セキフウはいつ走るかわからない馬だが、今日はこの馬のレースに徹して良い伸び脚を見せた。4着タガノビューティーはベストの舞台のGIでよく走っている。上手くインから良いところに抜けたのだが…運がなかった。5着キングズソードも終い良い脚を使った。初の1600mでこのレースができたことは今後に繋がる。

ペプチドナイルは、父キングカメハメハ、母クイーンオリーブ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・杵臼牧場の生産馬で、馬主は沼川一彦氏。通算成績は20戦8勝。重賞は初勝利。武英智調教師はJRA・GI初勝利、藤岡佑介は【フェブラリーS】初勝利となった。

一方、小倉11Rで行われた【第58回小倉大賞典】は、杉原誠人騎乗の3番人気エピファニー(牡5歳・宮田敬介厩舎)が道中は中団で脚をためると、直線で外から鋭く差し切りV。前走の【中山金杯】で1番人気に支持された期待馬が、待望の重賞初制覇を果たした。タイムは1分45秒1。1馬身差の2着には後方から追い込んだロングラン(4番人気)が続き、さらに半馬身差の3着には今村聖奈との再コンビ結成で果敢に大逃げを打ったセルバーグ(10番人気)が粘り込んだ。なお、ホウオウアマゾン(8番人気)が、スタート直後に騎手が落馬し競走中止となっている。
 勝ったエピファニーは杉原の好騎乗。ルメールが乗っても取りこぼしが多かった馬を上手く勝利に導いた。元々素質の高さは評判だった馬でこれからが楽しみになった。2着ロングランは力を出し切って勝ってもが、1頭強い馬がいた。運がなかっただけ。見せ場を作ったのが3着セルバーグ。今村の思い切った騎乗で“あわや”のレースだった。今村もようやく復活の兆しが見えてきた。
 エピファニーは、父エピファネイア、母ルールブリタニア(母父ディープインパクト)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は14戦6勝。重賞初制覇。宮田敬介調教師、杉原誠人ともに【小倉大賞典】は初勝利となった。

 今日の一口馬は2頭。まずはウインアラジンが小倉 6R【4歳上1勝クラス】(2400mダート)に出走し7着。騎乗した菊沢によると「道中はハミを取ったり取らなかったり、集中力が散漫なところがありますが、背中が良く、力もある馬ですね。これまでのVTRを見て、外を回す形だと集中力が途切れそうな印象があったので、今日は馬ごみの中でなるべく集中して運ぶ進め方を選択しました。道中はずっと促しながらの追走で、速い脚がないこともあり2周目の3コーナーで位置を下げてしまったのはもったいなかったですが、その後は盛り返していましたし、内容は悪くなかったと思います。たしかに難しい馬ではありますが、メンバーや展開ひとつで通用する力はあると思います。今日はレースでビッシリと動かしておきましたし、このレースをきっかけに自信を取り戻してくれるといいですね」とのこと。正直これで引退も覚悟していたが、菊沢がこれだけ動かない馬を1周半よく動かしてくれた。久々にまともな走りでとりあえず、次がありそう。次も菊沢で少しずつ前進してほしい。ホワイトターフは東京6R【4歳上1勝クラス】(1800m芝)に永野猛蔵騎乗で出走し11着。騎乗した永野は「先生からは『行けるようなら前に行くように』との指示を受けていましたが、スタートで少し出負けしてしまったのであの位置から運びました。短い距離を使っていたので掛かることも想定していましたが、折り合いはスムーズでしたよ。直線は進路を外まで切り替えなければならなかったので今日はあそこまでが精一杯だったものの、真っ直ぐ走らせられればもう少し差は詰まっていたはずです。東京のような切れ味勝負のコースは良くなさそうですが、今日もそこまで差があったわけではないですし、小回りコースなら2000mくらいでも対応できると思います」とのこと。直線で進路をふさがれたが、まぁ悪いレースではなかった。次頑張ってほしい!

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一口馬勝利なし…2着2頭

2024-02-17 19:50:47 | Weblog

 葛西が凄いのか。それとも…。スキー《FISジャンプワールドカップ》札幌大会・ラージヒルで、葛西紀明(51、土屋ホーム)がギネス世界記録でもある自身のワールドカップ最多出場記録を「570試合」と更新した。また自身が持つ最年長出場記録も51歳256日と更新した。今年の2/3の《TVh杯》で、1回目で4位につけると、2回目で逆転。2022年1月の《雪印メグミルク杯》以来、2季ぶりの優勝、50代になって初の頂点に立った。2/121《雪印メグミルク杯》では2位と2試合連続で表彰台。そして前日の予選で106mを飛び、通過した50人中、45位で20年以来4シーズンぶりにW杯予選を突破した。そして迎えた本戦、4番目のスタートとなった葛西の1回目117mを飛び28位で1回目を終え、30位までが進める2回目に進出し30位で5季ぶりのW杯ポイントも手にした。
ちなみに葛西紀明5つのギネス世界記録は以下の通り。
・冬季五輪最多出場(8回)
・冬季五輪スキージャンプ最年長メダリスト(41歳176日)
・ワールドカップ最年長優勝(42歳176日)
・ワールドカップ個人最多出場(570試合)
・ノルディックスキー世界選手権ジャンプ部門最多出場(13回)

天晴れ!

 

 続いてゴルフ。米国男子ツアー《ザ・ジェネシス招待》2日目。単独首位から出たパトリック・カントレーが1イーグル、4バーディの「65」をマークし、通算13アンダーでその座を堅守。後続に5打リーの独走で大会を折り返した。15位から出た松山英樹は1イーグル2バーディ、1ボギーの「68」と3つ伸ばし、通算5アンダーの9位。自身のホスト大会で10カ月ぶりのツアー復帰戦に臨んだタイガー・ウッズは、前半7番の1打目を打ち終えた時点で体調不良により途中棄権となった。 通算8アンダーの2位にジェイソン・デイ(オーストラリア)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、ルーク・リストの3人。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは通算4アンダーの11位。初日64位と出遅れた同ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は「66」と挽回し、通算2アンダーの31位で決勝に進んだ。昨年《全米オープン》覇者のウィンダム・クラーク、1月《ザ・アメリカン・エキスプレス》でのアマチュア優勝からプロ2戦目のニック・ダンラップ、ジャスティン・トーマスらは、カットラインの50位タイに届かず予選落ちに終わった。通算3アンダーの20位で終えていたジョーダン・スピースは、提出したスコアカードの過少申告により失格となった。ちょっとカントレーとは差が開いたが、まだ2日あるので可能性はゼロではない。是非逆転優勝を目指して頑張ってほしい。

 欧州女子ツアー《アラムコ・サウジ・レディス・インターナショナル》は第2ラウンドが行われ、古江彩佳が3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算2アンダー12位タイで3日目を迎える。勝みなみは通算1アンダー17位タイ、笹生優花は通算イーブンパー28位タイ、西村優菜、西郷真央は通算2オーバー46位タイで決勝ラウンドに進出。一方、岩井明愛、岩井千怜は通算7オーバー94位タイで予選落ちとなった。パティ・タバタナキット(タイ)が通算8アンダー単独首位に立っている。みんな頑張れ!
 

 今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【京都牝馬ステークス】は、僕本命の武豊の2番人気ソーダズリング(4歳・音無秀孝厩舎)が、1番人気ナムラクレアとの激しい追い比べを制して重賞初勝利を決めた。武豊は、デビューした1987年から38年連続重賞勝利となった。タイムは1分20秒3。道中は中団を追走したソーダズリングは勝負どころで外に持ち出されると、さらに外から脚を伸ばしてきたナムラクレアと激しい追い比べを展開。クビ差抑えて先頭でゴールを駆け抜け、うれしい重賞初勝利となった。クビ馬身差の2着にはナムラクレア(1番人気)、さらに1馬身差遅れた3着に大外から追い込んできたコムストックロード(16番人気)が続いた。
 勝ったソーダズリングは多頭数も理想的なレースだった。直線先頭に立つのが早いかなと思ったが、力で押し切った。昨日も書いたが、これぐらいの距離が良いのではないか。1200~1600mは良いと思う。2着ナムラクレアはさすがに力を見せた。次の本番が楽しみになった。3着コムストックロードには驚いた。この馬は1200mより1400mの方が良いのでは…。この馬場も良かったのでは…。

ソーダズリングは、父ハーツクライ、母ソーマジック(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・音無秀孝厩舎。馬主は(有)社台レースホース。戦績は8戦3勝。重賞は初勝利となった。

 また東京11Rで行われた【第74回ダイヤモンドS】は、菱田裕二騎乗の2番人気テーオーロイヤル(牡6歳・岡田稲男厩舎)が道中5、6番手を追走し手応え良く直線を迎えると、力強いフットワークで1番人気サリエラとのマッチレースをクビ差制した。優勝タイムは3分30秒2。2着からさらに1馬身1/4差遅れた3着にワープスピード(3番人気)が入った。
 勝ったテーオーロイヤルはサリエラを意識しながらのレース。最後は交わすだけだったが、経験勝ちといったところ。ただ58.5㌔で勝つのだから長距離は良く走る。逆に2着サリエラは経験の差で負けた。また展開も目標になって厳しかったが、それでも走れたのは立派。【天皇賞・春】も面白いのでは…。3着ワープスピードはスタート直後、寄られてしまって前に行けなかった。それえも後ろから3着まで来ているのだから相当力をつけている。

 テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は16戦6勝。重賞は2022年【ダイヤモンドS】に次いで2勝目。岡田稲男調教師、菱田ともに22年テーオーロイヤルに次いで【ダイヤモンドS】は2勝目となった。

 

明日の予想。まずは東京メイン【フェブラリーS】。正直この低レベルのメンバーなら3番ミックファイアを狙う。東京のマイルに合うシニスターミニスター×ブライアンズタイム。前走は重い馬場になって論外。【ジャパンダートダービー】でキリンジに完勝しているだからこのメンバーでも問題ない。相手は広く1,4,5,7,11,12,14,15番。京都メイン【大和S】は3番チェイスザドリーム。前走は出遅れがすべて。人気落ちで乗り慣れた坂井に乗り替わりはプラス。相手は1,2,5,9,10,12番。小倉メイン【小倉大賞典】は14番ゴールドエクリプス。昨年の3着馬。今年は51㌔から53㌔になるが、馬体重は490㌔あるし小倉の9ハロンは2戦負けなし。相手は3,4,7,11,12,15番。

 今日の一口馬。まずヴェルトラウムが東京2R【3歳上1勝クラス】(1400mダート)に出走。発馬直後に体勢を整え直す必要があり道中は後方から。直線は外に出してからジリジリ脚を使うも9着となった。鞍上のピーヒュレクは「ゲートの中は大人しく、ゲート扉が開いてからも問題なく反応してそれなりに出てくれたように思います。そのまま勢いを付けていければ良かったものの、出た直後に馬場に脚を取られるように格好になって体を起こす必要があり、後方からになってしまいました。道中はキックバックを受けても何ら問題なく、ダートコースの走りも良かったくらいですが、さすがに序盤のポジションが良くなかった分、差を詰め切れませんでした。いい馬で続けてチャンスをいただいたのに、上手く乗れず申し訳ございません」とのこと。今日はさすがに後ろからになりすぎた。また西田調教師によるとテンションの高揚に気を付けた調整だった分、結果的にちょっと馬体に余裕が残ったとのこと。今後はレース後の心身の状態を確認して判断するらしい。次こそは…。同レースに出走したアシセバイラは12着。スタートを決めて道中2番手を追走するも、直線では徐々に余裕がなくなってしまった。鞍上の戸崎は「ゲートはしっかり反応してくれてスムーズにポジションを確保できました。強い勝ち馬を見ながらの2番手と言うことはあったのかもしれませんが、それでも道中に楽に行けたわりには最後が甘くなってしまいました。まだトモを中心に緩さを感じたので、そこが変わってくれば違うと思います。今日は良い走りをお見せできず申し訳ございません」とのこと。まぁ今回は悔しい結果にはなったが、1勝していることで先を見ながら経験を重ねて行くことができる。焦らずジックリ成長を促して結果につなげてほしい。東京3R【3歳未勝利】(1600mダート)にはアルシミストが出走した。ゆっくりとしたスタートで直線ではジリジリと伸びてはきたが、勝ち馬を捕えることはできず2着となった。木村調教師は「まだこれからという状態、状況ではあったのでどこまでやれるかという思いもある中だったのは否めないのですが、それでも期待に応えなければいけないと責任を感じているので、いちばん良い結果を出すことができず申し訳ありません。ルメさんに聞くと“スタートがゆっくりで序盤に脚を使ってしまいました。それもあるのかもしれませんが、今日はジリジリとした伸びにとどまり前を捕まえられませんでしたね。ダートは大丈夫でした”とのことでした。また、コーナーで少し張っていたのが気になったとも言っていました。スタートにしても課題がありましたし、多くのことを改善していかなければいけませんので、引き続き丁寧に接して結果に繋げていけたらと思っています」とのこと。木村師が言うように今回はスタートが決まらなかったこと、馬がまだ良化途上中であることが大きく影響しての2着。結果は残念だったが、十分収穫があったレース。このあとはレース後の状態をよく確認してから判断となるが次は勝てそう。東京6R【3歳未勝利】(1600m芝)にはウインセレーネは出走し9着。鞍上の小林勝は「トモの感じが前走より良くなっていましたし、気も入ってきていて馬は良くなっていました。ゲートも今回も決めてくれましたが、そこからは出して行かずに自分のリズムで走らせました。気が入ってきたのでハミを噛んでしまっても嫌でしたし、トモの嵌りのこともありました。道中しっかりと脚も溜まって、4コーナーでは手応えが抜群で勝てると思ったほどです。そこからはアクシデントがあって力を出し切れませんでした。スムーズなら勝っていたと思います。距離は縮めると前半無理してついてかなくてはいけなくなりますし、そうなるとしまいが鈍る可能性はあります。1800mはこなせると思いますし、短縮よりは延長の方がいいと思います。未勝利は必ず勝てる馬です。また機会があれば乗せていただきたいので、よろしくお願いします」と絶賛。未勝利戦の流れになっても好スタートから脚を溜めながらのいいセンスを見せた。今日は思いもよらないアクシデントに巻き込まれたが、騎手の言葉を信じれば未勝利は何とかなりそう。今後は一旦放牧に出して、4月の福島の1800m芝を目指すらしい。楽しみだ。京都7R【4歳上1勝クラス】(1400mダート)にはジャーヴィスが出走し2着。鞍上の岩田望は「惜しかったです。前走が勝ちに行ってあの内容だったので、それを踏まえて今回は終いの脚にかけることに。前半遅かった分、最後届くまではいってませんが、ラストはしっかりと、こちらの期待以上に伸びてくれました。どうしても展開待ちなところはあって、今日はあと少し内枠だったらもうちょっと楽だったかなとは思います」とのこと。惜しいレースだったが、これでこのクラスでも勝ち前になることがわかった。今後に期待する。メリオルヴィータは小倉12R【4歳上1勝クラス】(1200m芝)に出走し15着と惨敗。鞍上の横山琉は「申し訳ありませんでした。ゲートの中で頭を下げ、スタートのタイミングが合いませんでした。道中は引っ掛かるようなところはなく、逆に進んでいかないくらいで、最後も伸びずバテずでした。ゲートのタイミングが合えば、また違っていたと思うのですが…」とのこと。管理する池上調教師は「ゲートの中が悪く、競馬に加わることができませんでした…。結果を残せずに大変申し訳ございません。小倉戦への続戦も検討していましたが、メンタル面のリフレッシュを図った方が良さそうです。まずは美浦TCに戻したうえで、山元TCへ放牧に出す予定です」とのこと。1番枠が裏目だったのもあるが道中も動けなかった。出来&気性の問題のような気がする。陣営の奮起を望みたい。最後はホワイトクロウが東京12R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に出走し5着。17日の東京競馬では五分のスタートもじっくり構えて中団やや後方の位置から進める。直線では間をつきながら伸ばそうとしたが、前に迫ることはできず5着。管理する矢野調教師は「今回こそはという思いで送り出したのですが、思うような結果にならず申し訳ありません。確定した時はメンバー構成から展開が味方するかもしれないと思っていたのですが、結果的には前が止まりませんでしたね…。ジョッキーに話を聞いても“馬場状態から前が止まらなそうだったので、勝ちに行くために今回のような競馬をしました。それでも前との差を詰め切れませんでした…申し訳ありません”とのことでした。彼が言うようにいつものスタイルで大外を回していたら来たとしても3着くらいまでだったでしょうし、勝ちに行こうとした上でのことなので、この戦法を採ったことには納得しています。状態は良かったと言ってくれましたし、気持ちの面も含めていいと思うとも伝えてくれましたから、春での巻き返しを狙っていきたいです」とのこと。どうしても展開が味方しないと厳しい馬。それでも何とかしぶとく伸びようとはしてくれていたので力は出している。次は春の東京だ。
 明日は2頭。まずは小倉6R【4歳以上1勝クラス】(2400mダート・混)にウインアラジンが菊沢騎乗で出走する。もう後ろがない状態、復活劇を期待する。今週最後はホワイトターフが東京6R【4歳上1勝クラス】(1800m芝・混)に永野猛蔵騎乗で出走。これまでも短距離やダートでまずまず走りを見せていたが、今回芝の中距離戦。転厩して初戦だが、新味が出てほしい。

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今週は一口馬9頭!

2024-02-16 19:59:56 | Weblog

 高校歴代最多の通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(3年)が究極の文武両道に挑む。先日、米国のスタンフォード大のHPで、佐々木が進学すると発表。母校の先輩・大谷とは別な意味での二刀流に挑戦する。  
スタンフォード大といえば、カリフォルニア州にある世界屈指の名門大学で、米国では「東のハーバード、西のスタンフォード」と称され、タイガー・ウッズ、鳩山由紀夫、アグネス・チャンらを輩出している。野球部は1892年にリーグ戦初参加。全米体育協会(NCAA)1部、PAC12(太平洋岸)所属。大学ワールドシリーズ2度(87、88年)優勝。同大会出場は21~23年を含めて19度。地区優勝21度。昨季は23勝7敗でカンファレンス優勝を果たし、ポストシーズンを勝ち抜いてカレッジ・ワールドシリーズ(8チーム)に進出した(敗退)。新年度が始まる8月からアトランティック・コースト・カンファレンスに移籍予定で、主なOBには通算270勝で殿堂入りのマイク・ムシーナ、93年サイ・ヤング賞のジャック・マクダウェル、球宴出場4度の捕手ボブ・ブーンらがいる。また現役では韓国代表にもなったエドマン(カージナルス)、ホーナー(カブス)、クワントリル(ロッキーズ)らがいる。いずれにしろドラフトを蹴ってアメリカ大学入りを決めた佐々木麟太郎が世界屈指の文武両道大学でどんな活躍を見せるか注目したい!麟太郎、頑張れ!

 

 早速明日の予想。まずは東京メイン【ダイヤモンドS】。東京の長距離、外枠なら黙って買いのルメール騎乗の8番サリエラ本命。姉サラキアが【有馬記念】2着が5歳時。いよいよサリエラも本格化してもいい時だ。相手は1,2,5,6,7,9番。馬券は6-7の馬連、ワイドそして6・7から3連複で2,5,7番。京都メイン【京都牝馬S】は15番ソーダズリング。中距離実績を上げているが、実はこの馬このくらいの距離の方が良いのではないかと思っている。調教も良いようで、鞍上もここにきて取りこぼしが少ない武豊。血統的にも差しの決まる馬場も合いそう。相手は3,4,5,10,11,12,18番。馬券は馬連、ワイドで12-15。3連複で12-15から3,5,11番。小倉メイン【小倉城S】は1番ゴッドブルービー。1600~1800mダートは黙って買いのパイロ産駒。小倉との相性も良く、昇級戦でもここは中心視。相手は4,5,6,11,12,13,16番だが、馬券は1-4の馬連、ワイド。そして1・4から6,12,16番。

 

 今週の僕の一口馬はとんでもないことになっている。なんと9頭出走予定だ。現在僕は3歳馬から7歳馬アースライザーまで31頭出資しているが、その約1/3が出走となる。まず明日2/17の東京2R【3歳1勝クラス】(1400mダート)にアシセバイラヴェルトラウムが出走する。前者について辻調教師は「見習いジョッキーの石神君に乗ってもらいウッドチップコースにて追い切っています。追走して最後に併せる内容で、結果的には相手に先着を許していますが、道中でイメージよりも前と距離を詰め過ぎたタイミングがあって、そこで少し脚を使った分はあるでしょう。それでも体重の軽い乗り役と言うことで最後まで気合いをつけながらこの馬なりに動いてくれましたし、時計も出ていましたね。息遣いも良かったと思いますので、あとは調教後のケアをしっかり施して競馬当日を迎えたいです。競馬は戸崎騎手が乗れることになったので、このコンビでいい走りを見せてほしいです」とのこと。また後者はピーヒュレク騎乗で出走を予定。状態について西田調教師は「(追い切りは)3頭併せの形にしましたが、競馬へ向かう際のテンションはポイントになるので、気を入れ過ぎないよう、あくまでも反応、状態を確かめる程度にしています。イメージ通りの追い切りをこなせましたし、いい動きだったと思います。ゲートは先週やって好感触を掴むことができているのと、調教と同様にやり過ぎて気持ちが入り過ぎるのも良くないと思い、今週はゲート練習を行わずに競馬に向かわせていただきます」とのこと。2頭とも十分に勝ち負けになるはず、頑張ってほしい。続いて東京3R【3歳未勝利】(1600mダート)にルメール騎乗でアルシミストが出走する。木村調教師は「先週(の追い切り)は前受けする形にしましたが、集中力という点で少し課題があるように感じられましたので、今回は3頭併せの真ん中に入れて70-40をベースにして動かしました。プラスアルファと言いますか、本番に向けて適度な刺激になればと思いチークピーシーズも着けたうえで動かしたところ、ギアをあげることはできていました。体を大きく使った走りだったわけではないですが、ハミに向かってくるような走りをしていましたね。気持ちはあるように感じたので、ダートもこなしてくれるのではなかろうかと見ていますし、いい走りを見せてもらえたらと思っています」とのこと。状態は完全ではないかもしれないし、1番枠もちょっと気になるが、元々期待の高い馬でなんとか次に繋がる競馬を魅せてほしい。東京6R【3歳未勝利】(1600m芝・混)には前走で期待以上の走りを見せたウインセレーネが小林勝騎乗で出走する。小手川調教師は「もう仕上がっていますし、疲れを残さないように、この程度の追い切りで十分です。競馬を使って体が減ってしまうことを心配しましたが、その後もカイバはこの馬なりに食べてくれていて馬体減りはありません。KSトレセンと一緒の獣医師が診てくれているのですが、『別馬のように馬がしっかりしてきましたね』と驚いているほどで、前走の反動もないとのことでした。不安の多いデビュー戦でしたが、いい意味で実戦では裏切られましたし、競馬でのセンスが本当にいい馬でした。未勝利戦の流れになってどうかというところはありますが、レースセンスの良さと最後まで諦めない気持ちで、今回も頑張って欲しいと思います」とのこと。強そうな馬が数頭いるが最後まであきらめない根性でいい走りを魅せてほしい。京都8R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)にはジャーヴィスが岩田望来騎乗で出走する。千田調教師は「この中間も順調に進められ、最終追い切りは半マイルから単走でおこなっています。一息入れた効果があり、動き、状態ともに良い感じですよ。以前は危なっかしいところがありましたがそれも大分おさまってきましたし、今は手を煩わせることはないので、あとはレースに行ってどうかといったところ。今回は乗り慣れた学(酒井学騎手)で臨む予定だったのですが、昨日になって向こうのエージェントの手違いで、ジャーヴィスには乗れないとの連絡が来ました。申し訳ありません。すぐにジョッキーを探したところ、前走で乗ってくれた望来(岩田望来騎手)が空いていたので依頼してあります。徐々に成長が見られるとはいえこういう馬なので継続騎乗の方が良いですし、望来も前回で多少なりとも感触を掴んでくれたはずなので、改めて期待したいと思います。いいレースをしてきてほしいですね」とのこと。望来なら不足なし、酒井に負けない騎乗を魅せてほしい。小倉12R【4歳上1勝クラス】(120m芝)にはメリオルヴィータが横山琉騎乗で出走する。平坦の短い距離を求めて小倉に遠征。池上調教師は「小倉競馬場に到着後も問題はありません。(追い切りは)リズム・雰囲気、ともに良かったですね。好仕上がりで出走できるでしょう。揉まれない競馬で、外差しが利く馬場になればと願います」とのことだったが、残念ながら1番枠となってしまった。スタートをうまく出て、直線外に出せれば…。人気はなさそうだし、素質的にはこのクラスにいる馬ではないはず。ここはなんとか復活の狼煙を…。この日の大トリはホワイトクロウ。東京12R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)に石橋騎乗で出走する。矢野調教師は「1週前追い切りは木曜日に行いましたが、当該週となる今週はレースが土曜日ということもありますし、水曜日に追い切りを行っています。これまで同様、坂路にて動かしてありますが、2頭併せで終いやや強めという内容ですけれども、いい意味で変わりなく、この馬らしい動きを見せてくれましたよ。調子をキープできていると思える動き、状態ですから、あとは相手関係そして展開かなと思います。心配していた天気は今のところ大丈夫そうですから、何とか今度こそは決めてほしいという思いを込めて送り出します」とのこと。東京のこの条件でしか走っていない馬で、これを終えると5月まで休みに入るはず。このクラスで賞金を稼いでくれたのでそろそろ勝ってこのクラスを卒業してほしい。
 2/18は2頭。まずは小倉6R【4歳以上1勝クラス】(2400mダート・混)にウインアラジンが菊沢騎乗で出走する。寺島調教師は「併せた馬が速いペースで引っ張る形になったので時計は予定よりも速くなりましたが、そのぶん良い負荷がかけられましたし、動きも良かったです。馬の気配は良い頃に戻りつつあると感じています。ただ、一方で以前より集中力が途切れやすくなっているとも感じるので、それがレースに影響しなければいいですね。前走は時計も速かったですが、道中ゆっくりと構え過ぎてしまいましたし、今回は好走した時のようにある程度早めの競馬をさせたいと考えています。そろそろ復調のきっかけがほしいですね」とのこと。このクラスはすぐに卒業できると思っていた馬だが、不調のどん底に陥ってしまった。ここでまだ不甲斐ない走りだと今後についての話が出てきそう。復活劇を期待する。今週最後はホワイトターフ東京6R【4歳上1勝クラス】(1800m芝・混)永野猛蔵騎乗で出走する。清水克調教師は「最終追い切りは3頭併せでおこなっています。もうほぼ出来上がっているので、サッと整える程度にしました。追われる相手に対してホワイトターフは馬ナリのままゴール。そのぶん若干遅れてしまいましたが、全体時計は優秀ですし、動きも良かったですよ。いい状態に仕上がったと思います。転厩馬なので以前との比較はできませんが、調教で掛かったりすることはありませんし、ゴールドシップ産駒なので今回は距離を延長してみることにしました。これまでも短距離やダートでまずまず走れていましたが、調教の動きからももう少しやれておかしくないだけに、この条件で新味が出てくれれば良いなと思っています。頑張ってほしいですね」とのこと。転厩して初戦となるが、新しい出発で新たな挑戦。ここで新味が出れば、今後の道がさらに広がる。頑張れ!

このように僕の一口馬主生活史上最多の出走となる。できれば昨年12月の1週3勝を上回ってほしいが、まだ今年勝利の無い身としては1勝してほしいと謙虚な気持ちでいる。

 

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星野、川村、中島、松山頑張れ!

2024-02-11 18:33:18 | Weblog

 まずはゴルフ。欧州男子ツアー《コマーシャルバンク カタールマスターズ》3日目。2位から出た星野陸也が5バーディ、2ボギーの「69」で通算10アンダーに伸ばし、3人が並ぶ首位タイに浮上した。最終日は、首位を並走するウーゴ・クサール(フランス)、ラスムス・ホイゴー(デンマーク)と最終組をプレー。青木功、松山英樹、久常涼に続く日本勢4人目の欧州ツアー制覇をかけ、最後の18ホールに臨む。23位スタートの川村昌弘も4バーディ、1ボギーの「69」と3つ伸ばし、通算6アンダーの12位に浮上。首位に4打差の好位置につけ、欧州ツアー初タイトルの可能性をつないだ。ツアールーキーの中島啓太は6位から3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」と伸び悩み、通算5アンダーの18位に後退。首位に5打差で最終日に入る。首位に1打差の通算9アンダー4位に、ニクラス・ノーゴー(デンマーク)、トム・マッキビン(北アイルランド)、イワン・ファーガソン(スコットランド)の3人が並んだ。星野はもちろんだが、川村も中島も爆発すれば優勝のチャンスはある。3選手とも頑張れ!

一方、米国男子ツアー《WMフェニックスオープン》3日目。順延していた第2ラウンドと予選カットを経て、第3ラウンドがスタート。ただ競技は日没となり、73人全員がプレーを最終日に持ち越した。現状で、通算13アンダーの暫定首位に、6ホールを終えたニック・テイラー(カナダ)が立っている。通算12アンダーの暫定2位に、テイラーと同じ最終組を回るサヒス・ティーガラ。ジョーダン・スピースが9ホールを終えて通算10アンダーの暫定5位。大会3連覇がかかるスコッティ・シェフラーは7ホールを終えて、ジャスティン・トーマスらとともに通算8アンダーの暫定10位につける。23位から出た松山英樹は13ホールを消化して中断に。後半13番までに3バーディ、1ボギーと2つ伸ばし、通算7アンダーの暫定19位でプレーを終えた。14番グリーンで残した4mのバーディパットからラウンドを再開する。久常涼は前日にスタートできなかった第2ラウンドを「68」でプレーしたが、予選カットラインに1打届かない通算1アンダーで予選落ちだった。松山が優勝争いするにはちょっと届かない感じ。ただここ数試合ではまだパターが決まっている。是非トップ10を目指して欲しい。

 

 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第58回共同通信杯】は、戸崎圭太騎乗の4番人気ジャスティンミラノ(牡・友道康夫厩舎)がデビューから無傷2連勝。上位人気馬が折り合いを欠く中、スッと2番手の位置につけリズム良く追走すると、直線で鋭く抜け出し快勝。無敗の2歳王者を寄せ付けず、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。また、同馬を管理する友道康夫調教師は14年連続JRA重賞制覇となった。タイムは1分48秒0。1馬身半差の2着にはジャンタルマンタル(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に逃げたパワーホール(9番人気)が入った。
 勝ったジャスティンミラノだが、強い勝ち方だった。追ってからも反応は良かったし、鞍上の戸崎も“乗りやすかったので距離も問題ない”と言っていた。クラシックの有力候補と言えるだろう。2着ジャンタルマンタルは向こう正面で折り合いを欠いた。それでも2着に来るのだから力はある。さすがGⅠ馬だ。ただクラシックとなると…。3着パワーホールは展開がすべてであるが、あの粘りは褒めていい。この馬、今後面白そうな馬だ。

勝ったジャスティンミラノは、父キズナ、母マーゴットディド(母父Exceed And Excel)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。友道康夫調教師は【共同通信杯】初勝利、戸崎圭は2019年ダノンキングリーに次いで2勝目となった。

 京都11Rで行われた【第117回京都記念】は、池添謙一の3番人気プラダリア(牡5歳・池添学厩舎)が道中は中団で脚を溜めると、直線でしぶとい差し脚を発揮してV。3度目の重賞制覇を果たした。タイムは2分12秒1。1番人気の支持を集めたベラジオオペラは、中団から懸命に追い込んだものの勝ち馬との追い比べに敗れ3/4馬身差の2着まで。さらに2馬身差の3着には、2番手から直線で内ラチ沿いを抜け出したバビット(9番人気)が粘り込んだ。
 勝ったプラダリアは完勝だった。GⅡだとお本当に強い勝ち方をする。でも今日のような勝ち方ができるのであればGⅠでもそこそこやれそう。池添も【〇〇記念】は強い。2着 ベラジオオペラは抜け出したかと思ったが、勝ち馬の粘りが凄かった。次につながる競馬にはなった。3着バビットは団野の作戦勝ち。思い切って内を狙ったのが好判断だった。ただ馬も良くなっているのだろう、最後までよく粘っていた。またどこかで穴開けそう。

プラダリアは、父ディープインパクト、母シャッセロール(母父クロフネ)という血統。北海道新冠町・オリエント牧場の生産馬で、馬主は名古屋友豊(株)。通算成績は15戦4勝。重賞は22年【青葉賞】、23年【京都大賞典】に次いで3勝目。池添学調教師、池添謙一ともに【京都記念】は初制覇となった。

 

 今日のWIN5で、今年初めての億超えとなる2億5179万7070円のビッグ配当が飛び出した。的中は2票。1億円超えは9月24日の4億2878万33203円(的中1票)以来だった。発売票数は726万5736票で、対象1レース目の京都10R【北川S】はダート初挑戦だった11番人気のゴーゴーユタカが勝利を飾り、2レース目の東京10R【バレンタインS】は6番人気のレッドヴェイロンが勝利。3レース目の【北九州短距離S】で5番人気のヨシノイースターが勝ち、4レース目の京都11R【京都記念】は前述通り3番人気のプラダリアが制覇。そして最後の東京11R【共同通信杯】で4番人気のジャスティンミラノが2歳王者をねじ伏せた。なんと1番人気は一度も勝利を手にすることができなかった。
 《過去のWIN5高額配当ベスト5》
1位…5億5444万6060円(21年3月14日)
2位…4億8178万3190円(21年1月11日)
3位…4億7180万9030円(19年2月24日)
4位…4億3390万7040円(20年2月2日)
5位…4億28782万3320円(23年9月24日)

 当てたいなぁ!

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予想だけ

2024-02-10 20:56:10 | Weblog

 今日は今年初の東京競馬場。凄く楽しめたけど、凄く負けてしまった。買った馬がことごとく出遅れでガッカリ。まぁこんな日もあると自分に言い聞かせている今日この頃。

 で、心身共に疲れたので予想だけ。まずは東京メイン【共同通信杯】。本命は3番フォスターポンド。本格化はまだ先だが、馬券圏内なら…。相手は1,4,5,6,9番。京都メイン【京都記念】。人気だけど本命は5番ベラジオオペラ。これから日本競馬を背負っていく馬。相手h2,3,6,9,11番。小倉メイン【北九州距離S】は7番メイショウゲンセン。7歳牝馬だが、小倉なら最後まで持つ。相手は4,13,14,15番。

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明日は府中で勝負!

2024-02-09 20:37:06 | Weblog

 ツアー通算7勝の元賞金女王が、表舞台に帰ってくる。女子ゴルフの2013年日本ツアー賞金女王で、18年6月《ニチレイレディス》を最後に第一線を退いていた森田理香子(34)が、今季開幕戦《ダイキンオーキッドレディス》(2/29~3/3、沖縄・琉球GC)で5年8カ月ぶりにツアー復帰することがわかった。報道によると、森田は《ダイキンオーキッドレディス》、翌週の《明治安田レディスヨコハマタイヤ》(3/7~10、高知・土佐CC)、《ヤマハレディース葛城》(3/28~31、静岡・葛城GC山名C)の3試合に主催者推薦で出場。森田はプロ6年目の13年に《ダイキンオーキッドレディス》など4勝を挙げ、初の賞金女王に輝いた。だが、14年の1勝を最後に極度のスランプに陥り、16年に賞金ランキング69位でシードを失い、17年は同ランク89位に低迷した。18年は6試合の出場にとどまり、師匠だった岡本綾子に手紙で「しばらく休みます」と報告。翌年のツアー出場優先順位を決める同年10月の2次予選会(QT)も体調不良を理由に欠場し、事実上の引退となっていた。 その後はゴルフから離れていたが、ここ数年は自身のインスタグラムにラウンドしている様子を頻繁に投稿し、テレビ中継の解説も務めた。昨年10月には、ツアー外競技ながら、同い年の宮里美香とペアを組んで30歳以上の女子プロによる試合にも出場していた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のトーナメント規約では、ツアー競技5勝以上の選手はTP(トーナメントプレーヤー)特別登録者として、年間で最大8試合の主催者推薦出場が認められている。今回はそのカードを切っての出場となる。ただ産休や故障などを除き、長期休養から復帰した選手はほとんどおらず、前例のない挑戦となる。予選を通るのも大変だと思うが、女王の片鱗が少しでも観られたら嬉しい。森田頑張れ!

 JRAは2/6、24年度の新規騎手免許の合格者を発表した。3月1日付で騎手免許が交付される。JRA競馬学校騎手課程を卒業した7人、他1人の計8人が合格し、晴れてジョッキーの仲間入りを果たした。大江原比呂は大江原哲元調教師の孫。同騎手が合格したことで、JRA女性騎手が4年続けて誕生したことになる。これで現役のJRA女性ジョッキーは藤田菜七子、古川奈穂、永島まなみ、今村聖奈、河原田菜々、小林美駒を合わせて7人になった。石神深道の父はオジュウチョウサンの主戦を務めた石神深一(41)。吉村誠之助の父は地方・園田でジョッキーの吉村智洋(39)。競馬学校卒業生以外では、坂口智康が美浦・尾形厩舎の調教助手から障害専門騎手に転身する。  
◆新規騎手免許合格者は次の通り。
石神深道(18=美浦・和田正一郎)、大江原比呂(19=美浦・武市康男)、柴田裕一郎(18=栗東・中竹和也)、高杉吏麒(18=栗東・藤岡健一)、 長浜鴻緒(18=美浦・根本康広)、橋木太希(17=栗東・西園正都)、吉村誠之助(18=栗東・清水久詞)、坂口智康(美浦・尾形和幸)
 僕は個人的に吉村に大きな期待をしている。父は地方の雄で岩田望、鮫島克、良、坂井瑠を観ていたら期待しないではいられない。
 ターフに来る人もあれば、去る人も…。川島信二(41・フリー)が、今月29日を最後に引退するとJRAが発表した。川島は東京都出身で、01年にデビュー。03,04年の【クイーンS】を連覇し、04,05年の【エリザベス女王杯】で2着したオースミハルカなどの主戦を務めた。これまでに重賞は5勝を挙げており、JRA通算341勝。今年は3勝をマークしている。なお、引退後は栗東の庄野靖志厩舎の調教助手になる予定。多くの人にとってもそのように、僕にとっても川島といえばやっぱりオースミハルカ。ファインモーションを下した2003年【クイーンS】、ほとんど勝ったと思われたところをスイープトウショウの鬼脚で差されてしまった2005年【エリザベス女王杯】は今でもゴール前の風景を思い出す。

 

 明日の予想。まずは東京メイン【クイーンS】。本命は3番アルセナール。ナミュールの半妹。父がエピファネイアに替われば根幹距離で尚いいはず。前走は“負けた”と思ったとこらからの伸び。あの脚を見れば期待は膨らむ。相手は1,4,6,7,8,12,13番だが、馬券は3-4の馬連、ワイド。曽於市手3連複で3.4→1,6,12,13番。京都メイン【洛陽S】は10番リューベック。前走は直線で前が詰まってしまった惜しい敗戦。走り自体はマイルが合いそうでここは人気の盲点で面白い。鞍上はハンデ戦強い酒井。相手は2,4,5,11,13,15,17番。馬券は馬連、ワイドで10-11番。そして3連複で10.11→2,5,13,15番。小倉メイン【紫川特別】は12番タイセイウォリアー。前走は位置取りが後ろすぎただけ。ここにきて自在性が出てきたし、菱田も2度目なら…。相手は1,3,6,9,13,15番。馬券は馬連、ワイドで6-12番。そして3連複で6.12→1,3,10番。


 今週の一口馬は2頭。まずは新馬エルキュール。明日の京都4R【3歳新馬】(1200mダート・混)に岩田康騎乗で出走する。管理する天間調教師は「来週で3歳新馬戦が終了とあって今週末も混み合うことが予想されたので、水曜日の追い切りは京都へ遠征させることも視野に入れての内容。それに先週でも使える状態にありましたので、調子を整える程度に済ませています。当初予定していた東京ダ1400mは除外1の権利を所持していても抽選になりそうな登録状況。一方、京都のダ1200mは出走可能な登録頭数におさまりそうでしたので、鞍上に岩田康誠ジョッキーを確保してそちらへ向かうことにしました。テンション面を考慮すると除外でもう1週スライドになるより、関西圏へ輸送しても今週使った方が良さそうです。スタートがスムーズならスーッと出ていき、前々で粘り込む形がいいいのではないかと考えています」とのこと。僕がひそかに期待しているリオンディーズ産駒。先週のウインセレーネのように人気以上の好走を期待する。そしてパルメリータが明日の小倉7R【4歳上1勝クラス】(1700mダート・牝馬)に佐々木騎乗で出走する。管理する西園正調教師は「(7日)坂路で追い切りました。先週しっかりやってかなり速い時計を出していますので、お伝えしたとおり輸送のある今週はサラッと余裕残しです。それでも無理せず楽に52秒8-11秒9という時計が出るのですから、やはり1勝クラスなら力上位でしょう。この条件でもスムーズな競馬ができれば十分チャンスだと思います」とのこと。今年の初勝利を期待したい!
 明日は府中で勝負だ!

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柴田善の記録に花添えた!?

2024-02-04 17:56:03 | 競馬回顧

“史上最強”と言われていたチームが、まさかのベスト8敗退となった。昨夜行われた《アジアカップ》準々決勝。日本代表はイラン代表と対戦。28分に守田英正のゴールで先制したものの、55分に同点弾を献上。後半アディショナルタイムに板倉滉が与えたPKを決められ、1-2で敗れた。采配、決定力不足、球際の弱さなど敗因はいろいろあるだろうが、僕が思うに気持ちの持ち方が一番の問題ではないかと思った。イラク戦後そうだったが、イラン戦も負けた直後、悔しさを見せる選手が少なかった。今大会に対しての気持ちがどうも少なかったように思う。イランのエースであるセルダル・アズムンは試合後男泣きしていた。韓国代表の主将ソン・フンミンもラウンド16に勝った時に涙を見せていた。悔しさを見せることがすべてではないが、応援している身としてとても寂しい思いがした。残念!

《カーリング日本選手権》最終日。男子の決勝、コンサドーレが8―3で2連覇中のSC軽井沢クラブを下し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。1点ビハインドの第3エンドに有利な後攻で2点を奪い逆転すると、続く先攻の第4エンドに3点、第5エンドに1点を連続スチールし、リードを広げた。コンサドーレは2018年に発足した。19年から《日本選手権》3連覇後に、司令塔の松村雄太(TM軽井沢)ら3人が退団。創部メンバーの阿部晋也、清水徹郎を中心に一からチームを作り上げ、大学生の大内遥斗、敦賀爽太、そして98年《長野五輪》代表でスキップを務め、《日本選手権》を計9度制した敦賀信人コーチとともに頂点に返り咲いた。天晴れ!

 一方、女子決勝はSC軽井沢クが北海道銀行を5-4で下し、初優勝を飾った。《世界選手権》の代表に決定し、26年《ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪》の代表候補となった。試合はきっ抗した展開となった。北海道銀行が第4エンドに2点を奪うと、第5エンドに不利な先攻で1点をスチールし主導権を握ったが、SC軽井沢クは第6エンドに2点を奪って、3-3の同点に追いついた。3-4で迎えた最終エンドに優位な展開を作って、スキップの上野美優(22)が最終投でドローを決めて2点を奪い、逆転した。五輪2大会連続メダルの女王ロコ・ソラーレが2次リーグで敗退する大会で、新たな時代の常勝チームへ名乗りをあげた。若い選手が続々出てきて、チームの力も接近。全体的なレベルも上がっていくのではないか。SC軽井沢の《世界選手権》が楽しみだ。

 続いてゴルフ。米国男子《AT&Tベブルビーチプロアマ》3日目。23位から出たウィンダム・クラークが2イーグル9バーディ、1ボギーの「60」をマーク。自己ベストスコアで通算17アンダーの単独首位に浮上し、昨年6《全米オープン》以来となるタイトル獲得に前進した。「60」は2016年にカン・スン(韓国)がモントレーペニンシュラCCでマークした18ホールの大会最少ストロークに並び、ペブルビーチGLの大会ベストスコアを2打更新した。通算16アンダーの2位にルドビグ・アバーグ(スウェーデン)。通算15アンダーの3位に2週連続優勝がかかるマチュー・パボン(フランス)。通算14アンダーの4位にともにツアー未勝利のトーマス・デトリー(ベルギー)とマーク・ハバードが続く。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、2022年覇者のトム・ホジー、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ジャスティン・トーマスと同じ通算13アンダーの6位で最終日に入る。前年覇者のジャスティン・ローズ(イングランド)は通算11アンダーの11位。世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は通算2アンダーの66位。大会初出場の松山英樹は70位からスタート。4バーディ、2ボギーの「70」と2つ伸ばしたが、通算イーブンパーの71位と順位を落として最終日に入る。松山と好調の外国人選手とはまるで別のゴルフ場を回っている感じ。元々ジャストタッチのパターをする松山だが、弱気すぎると思うのは僕だけだろうか。もっと頑張れ!

 欧州男子ツアー《バーレーン選手権》3日。3人が並ぶ首位からスタートしたディラン・フリッテリ(南アフリカ)が5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、通算12アンダーの単独首位で最終日へ。2017年《アフラシアバンク・モーリシャスオープン》以来となるツアー通算3勝目に前進した。通算10アンダーの2位にオッキー・ストライダム(南アフリカ)。通算9アンダーの3位にイェスパー・スベンソン(スウェーデン)が続く。 日本勢でただひとり決勝ラウンドに進出した星野陸也は28位からスタート。3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算3アンダーの26位で最終日に入る。星野ベスト20目指して頑張れ!

 

 今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第74回東京新聞杯】は、レイチェル・キング騎乗の7番人気のサクラトゥジュール(牡7歳・堀宣行厩舎)が中団のイン追走から直線で内めに進路をとり末脚を伸ばすと、逃げたウインカーネリアンをきっちり捕らえて勝利。遅咲きの7歳馬が、キャリア24戦目にして初の重賞タイトルを奪取した。R・キングは1/21の【AJCC】(チャックネイト)に続きJRA重賞2勝目となった。タイムは1分32秒1。1馬身差の2着には逃げ粘った昨年の覇者ウインカーネリアン(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着に4歳馬ホウオウビスケッツ(8番人気)が入った。なお、1番人気のマスクトディーヴァはスタートで大きく出遅れ、直線で脚を伸ばしたものの6着までだった。
 勝ったサクラトゥジュールはここにきて力を付けてきた。また堀厩舎とキングの関係も好結果に結びついているように思う。馬の出来プラスキングの好騎乗が見事に花開いた結果。お見事!2着ウインカーネリアンはこの馬の力は出しきった。7歳馬で遠征帰りなのにこれだけ走るのだから“天晴れ”というしかない。三浦も好騎乗!3着ホウオウビスケッツはマイルのほうが良さそう。今日も岩田が内を突けば2着はあった。ただ力は通用するし、岩田が連続騎乗すれば大きいところ狙えるかもしれない。
 サクラトゥジュールは、父ネオユニヴァース、母サクラレーヌ(母父シンボリクリスエス)という血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬で、馬主は(株)さくらコマース。通算成績は24戦6勝。重賞は初勝利。堀宣行調教師、R・キングともに【東京新聞杯】は初勝利となった。
  京都11Rで行われた【きさらぎ賞】は、レネ・ピーヒュレク騎乗の1番人気ビザンチンドリーム(牡・坂口智康厩舎)が、ウォーターリヒト、シヴァースとの大接戦をハナ差制して重賞初勝利を決めた。R・ピーヒュレクはJRA重賞初勝利。タイムは1分46秒8。ハナ差の2着にはウォーターリヒト(10番人気)、さらにハナ差遅れた3着にシヴァース(8番人気)が続いた。レースは1番人気のビザンチンドリームが後方2番手からの競馬に。シヴァースはインから早めに2番手を追走し、勝負どころで先頭に立つ。後方を追走したウォーターリヒトは直線でインを突く。シヴァースとウォーターリヒトの追い比べに、外からビザンチンドリームが豪快に脚を伸ばし、3頭が鼻面を合わせたところがゴールだった。
 勝ったビザンチンドリームは強い勝利だった。正直、負けたと思って観ていたが、勝負根性も相当。この馬、相当強いかも…。2着ウォーターリヒトは惜しかった。大きな“ハナ差”ではあるが、幸の好騎乗が光ったレースだった。3着シヴァースは2戦目でこれだけ走るのだから立派。バテない馬で距離はまだ長くても持ちそう。

 ビザンチンドリームは、父エピファネイア、母ジャポニカーラ(母父ジャングルポケット)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は吉田和美氏。戦績は2戦2勝。重賞は初勝利となった。

 最後に競馬の話題をもう一つ。JRA現役最年長ジョッキーの柴田善臣(57・フリー)が2今日の東京12Rでニットウバジルに騎乗(1番人気・2着)し、史上3人目、現役3人目となるJRA通算2万2000回騎乗を達成した。G1・9勝を含む重賞96勝、通算2326勝を挙げている。実はこのレース、僕は1着馬タイセイシルバー(10番人気)と3着真カンパニョーラ(7番人気)の馬連、ワイド、そして2頭からの3連複の馬券を購入しており、ワイド5,780円、3連複23,510円が的中した。善臣さんを応援したわけではないが、結果的には大記録に花を添えた形となった!

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