人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

天皇賞はテーオーロイヤル

2024-04-28 18:12:46 | 競馬回顧

 まずはゴルフ。国内女子ツアー《パナソニックオープンレディース》最終日。天本ハルカがプロ7年目でツアー初優勝を飾った。天本は1998年生まれの“黄金世代”で、3月《アクサレディス》の臼井麗香に次ぐ、全世代で最多15人目のツアー優勝者になった。優勝スコアは、浜野GC開催となった2019年大会で勝みなみが出した12アンダーを更新する大会コースレコード。17アンダーの2位に、この日のベストスコア「65」で回った蛭田みな美、首位から出た尾関彩美悠、今季1勝の岩井千怜が並んだ。史上初の「ツアー初優勝から3週連続V」に挑んだ竹田麗央は14位から出てベストスコアタイ「65」で回り、16アンダー5位。前年大会優勝の穴井詩は10アンダー24位だった。後半は天本包囲網的な試合だったが、よくぞ我慢した。尾関は一歩届かず。次を期待したい。

 米国女子ツアー《JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ》3日目。上位の停滞が混戦を招き、通算7アンダーの首位に前年覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)、4打差リードの首位から「76」と崩れたグレース・キム(オーストラリア)の2人が並んだ。 通算6アンダーの3位に、コースレコードを1打更新する「63」をマークしたルーキーのイム・ジンヒ(韓国)、マジャ・スターク(スウェーデン)、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)の3人が続いた。カットライン上の61位で予選通過した畑岡奈紗は1イーグル7バーディ、2ボギーの「64」で回り、通算7アンダーの6位に急浮上。スタート時に14打あった首位との差を2打に詰め、逆転優勝を圏内にとらえて最終日に入る。45位スタートの古江彩佳も7バーディ、3ボギーの「67」と伸ばし、通算3アンダーの10位にジャンプアップ。日本勢最高位の31位で予選通過した西郷真央は2バーディ、1ボギーの「70」とし、通算1アンダーの21位。古江と同組でプレーした渋野日向子は45位から4ボギー、1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算7オーバーの77位に後退した。昨日の時点で“優勝は無理”と書いたが、十分チャンスがある状況になった。畑岡にとって当地は、2022年開催の《DIOインプラントLAオープン》で優勝した好相性のコースだけに、逆転が可能かもしれない。期待する!

 国内&欧州男子ツアー共催《ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!》 最終日。桂川有人が欧州ツアー(DPワールドツアー)で日本勢6人目の優勝を達成した。日本ツアー単独開催だった2022年大会以来の大会2勝目ともなった。首位と3打差から出て、ボギーなし7バーディ「63」をマーク。特にサンデーバックナインは終盤14番から3連続など5バーディを奪うラッシュを見せ、通算17アンダーと抜け出した。日本勢の欧州ツアー制覇は今年3月《ヒーローインディアンオープン》を制した中島啓太以来で、他に青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也が達成している。14アンダーの3打差2位はセバスティアン・セーデルベリ(スウェーデン)。日本勢は桂川に加えて3位の木下稜介、7位の川村昌弘、杉浦悠太と4人がトップ10入り。前述の中島啓太は、10アンダー11位に終わった。桂川は終わってみれば快勝だった。昨年はアメリカの下部ツアーでプレーしていた桂川にはこの優勝をきっかけにまた世界へ挑戦してほしい!

 

今日の重賞を振り返る。京都11Rで行われた【第169回天皇賞・春】は、菱田裕二騎乗の1番人気テーオーロイヤル(牡6歳・岡田稲男厩舎)が好位追走から直線で楽々と抜け出し後続に2馬身差をつけて圧勝。【ダイヤモンドS】、【阪神大賞典】に続く重賞3連勝で春の盾を奪取し、長距離界の〝帝王〟の座に輝いた。デビュー13年目の菱田裕二は30度目の挑戦で待望のJRA・GⅠ初制覇。タイムは3分14秒2。2馬身差の2着にはブローザホーン(5番人気)、さらに半馬身遅れた3着にディープボンド(6番人気)が入り、2番人気のドゥレッツァは15着に敗れた。
 勝ったテーオーロイヤルは強かった。正直レース前の発汗を見て厳しいかと思っていたが、全く問題なかった。鞍上の菱田も本当に良かった。岡田調教師ともに苦労人が実を結ぶのは観ていて嬉しい。大天晴れ!2着ブローザホーンは終いいい脚で追い上げてきた。もう少し前の位置を取っていたら、もっと際どかったかもしれない。菅原はそのうち大仕事するだろう。3着ディープボンドの走りには本当に頭が下がる。まだまだやれる馬だ。4着は僕がテーオーロイヤル、ドゥレッツァの次に面白いと思っていたスマートファントム。内が開いて直線いい脚で伸びてきた。初めてのオープンで、差のない4着。この馬強くなりそう。5着ワープスピードは年々いいステイヤーになってきている。このところずっと掲示板、立派な成績だ。7着タスティエーラはモレイラもってしてもこの結果。距離が長いのだろう。15着ドゥレッツァはどうしたのだろう。あんな馬ではないはず。ただ長距離の手腕はルメールと戸崎では差がある。特に関西圏の馬場では…。

 テーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は18戦8勝。重賞は2022・24年【ダイヤモンドS】、今年の【阪神大賞典】に次いで4勝目。岡田稲男調教師、菱田裕二ともにJRA・GIは初勝利となった。

 

 今日の一口馬。テキサスフィズが…新潟10R【邁進特別】(1000m芝)に亀田温心騎乗で出走し、16番人気12着だった。騎乗した亀田温心は「後出しでコースへ入って返し馬をゆったり行いましたが、気難しさは見せなかったですし、ゲート裏でもまずまず落ち着いていました。ゲートは少し躓き気味に出てしまいましたが、まずまず流れに乗ることが出来ましたし、揉まれない位置なら突っ張って止めることはありませんでした。ただ、目一杯力を出しているかと言うと、少し加減しているように思いますし、前進気勢があればもう少しやれていたように思います。前捌きに硬さはありますが、砂を被らない芝の方が良いかもしれません」とのこと。3番枠だったので好走は無理だと覚悟していたので、この結果は仕方ない。ただこれが何かのきっかけになってくれれば…。

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