今日【第98回全国高校野球選手権】の全出場校が決まった。神奈川大会は横浜が9-3で慶応を破り、3年ぶり16度目の夏甲子園出場を果たした。前日までにチーム本塁打12の大会新記録を樹立した強力打線は、この試合でも増田が2本塁打を放ち、今大会チーム本塁打「14」の金字塔を打ち立て昨年の東海大相模に続く、全国制覇に臨む。強豪が大阪からも甲子園に名乗りを挙げた。大阪大会では履正社が12-0で金光大阪を破り、6年ぶり3度目の夏の甲子園出場を決めた。ドラフト1位候補左腕・寺島が自己最速に並ぶ149㌔の直球を軸に3安打12奪三振で完封した。打線は15安打12得点と猛打を魅せた。さて【第98回全国高校野球選手権】の優勝予想だが、今週金曜日に書く予定。そして今年も僕は8/7~8と甲子園に・・・。
では競馬の回顧。新潟11Rで行われた【第16回アイビスサマーダッシュ】。勝ったのは、M・デムーロ騎乗の1番人気ベルカント(牝5歳・角田晃一厩舎)。ネロとの激しい叩き合いを制して連覇を決めた。タイムは54秒1。外ラチ沿いを逃げたネロ(2番人気)がアタマ差の2着。そこから1馬身1/4差の3着には僕が本命に推したプリンセスムーン(3番人気)が真ん中から馬群を割って伸び入線した。
勝ったベルカントだが、ネロをマークしたデムーロの好騎乗。最後は際どかったが、勝ちきるところがこの馬の強さと鞍上の手腕だろう。2着ネロは理想的なレース。これで負けたのだから、相手が強かったということだろう。3着は僕本命のプリンセスムーン。流れが1、2着馬のペースで苦しい展開だった。ただ上位2頭が強かった。
ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール(母父ボストンハーバー)という血統。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬で、ノースヒルズの所有馬。通算成績は19戦6勝。重賞は2013年【ファンタジーS】、2014年【フィリーズレビュー】、2015年【アイビスサマーダッシュ】、【北九州記念】に次いで5勝目。角田晃一調教師、M・デムーロは【アイビスサマーダッシュ】は昨年のベルカントに続いてともに2勝目となった。
札幌11Rで行われた【第64回クイーンS】は、4番手を進んだ四位洋文騎乗の9番人気マコトブリジャール(6歳・鮫島一歩厩舎)が、2番手から4コーナー過ぎに先頭に立っていた1番人気シャルールをゴール寸前にアタマ差で捕らえ、今年4月の【福島牝馬S】に次ぐ重賞連勝を飾った。タイムは1分47秒7。さらに2馬身1/2離れた3着に9番人気ダンツキャンサーが入った。
勝ったマコトブリジャールだが、ここまで強くなっているとは驚いた。ここまで馬が充実しているなら、今後も楽しみだ。2着シャルールはまたもやマコトプリジャールに敗れた。距離は1800mがいいのだろう。ただ完璧な競馬で負けたのは痛い。3着ダンツキャンサーの成長にもびっくりした。大人になっているのだろう。僕本命のナムランは6着。逃げられなかったのがすべて。それでも終いは来ていたが・・・。
マコトブリジャールは、父ストーミングホーム、母マコトコーラン、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道様似町・出口繁夫氏の生産馬で、(株)ディアマントの所有馬。JRA通算成績は28戦7勝。うち重賞は2勝。クイーンSは、鮫島一歩調教師、四位洋文騎手ともに初勝利。
今日の新馬戦で注目の良血馬が新馬勝ちした。札幌5R【2歳新馬】(1800m芝)は、C・ルメール騎乗の1番人気ソウルスターリング(牝・藤沢和雄厩舎)が中団から抜け出してデビュー勝ちを飾った。タイムは1分51秒4。フランケル産駒の日本での初勝利。勝ったソウルスターリングは、父フランケル、母スタセリタ(母父モンズン)という血統。父はGI・10勝を含む14戦全勝の欧州の“怪物”マイラー。母は2009年【仏オークス】などGIを6勝した名牝。尚、この勝利はフランケル産駒の日本初勝利だ。
今日の競馬はマイナス収支。昨日の勝ちがあったの週としてはプラス収支となった。珍しく2週連続のプラス、来週もこの流れで・・・。